187 / 299
ディノル
35 ※BL?あり
しおりを挟む
狩りに行くと言うオルトシアたちに、欲しいものがあると光陰がついていくことになった。どうやら奏に何か買ってあげたいらしい。
ちまたで有名になったオルトシアたちはグループや組織に目を付けられ、襲われる頻度が高くなった。戦闘中、セイナが光陰を庇おうとした時だった。光陰の手に大きな柔らかい感触が触れる。
戦場に似合わない真っ青なドレス姿のセイナの、ドレスの内側に眠る二つの丸い男の欲望の魂。それに触れて、光陰は鼻血を吹き出しとどめを刺された。
帰って来たオルトシアたちは、光陰を寝袋の上に寝かせる。鼻血はティッシュで止められているようだ。奏が心配して近づくと、光陰は目を覚まし、彼女のために商人から買って来たピンク色のカチューシャを渡す。奏はピンク色のカチューシャを着けて大喜びする。いつも無口のカナタが似合っていると褒めた。その様子をみんなで眺めて微笑んだ。微笑む楽ドの傍に、共に狩りに出かけていた稲がやってきて拳を突きだしてきた。
「何?」
「君にあげる」
「ん?」
楽ドが拳の下に手を差し出すと、稲が手を開き、それは落ちてくる。
くまのキーホルダーだ。ここまで綺麗なものは珍しい。
稲の反対の手からも同じものが出てきた。
「お揃いと言うらしい。セイナが教えてくれた」
「あ、ああ。ありがと……」
お揃い……。
夕方になって、わいわい子供たちで騒いでいる時、公園の向かいの建物の裏でそれは起きた。光陰が稲を探し、稲が建物の裏にいることを確認してから言ったのだ。たまたま久しぶりに探索しようとして、そんな彼らに気が付く楽ド。
「稲。頼みがあるんだ」
「どうした光陰。珍しいな」
何だ、あいつ等が二人きりで話してるなんて珍しい。
「胸を揉ませてくれねえか」
光陰何言ってんだお前ッ!? 遂にお前もイカれちまったのか!?
「いいとも」
え、いいのッ!? え、稲さん!?
稲は上半身の服を脱ぎ、「好きにしたまえ」なんて言って奴を待っている。潔すぎるだろ。
「じゃあ」
友人の少し膨らんだ胸を揉み出した友人の姿を俺はどんな心境で眺めればいいのやら。ただ顎が外れ掛けてガクガク揺れている気がするが。
「んん。違うな。肌触りは断然いいけど。違う。ボリュームが足りない」
男にボリュームを求めるな。
「そうか。君の胸はどうだ?」
今度は稲が服の上から揉みしだく。何だあの触り方はやけに慣れてないか稲さん。
「ん、……くく、くすぐったいって」
ちくしょう楽しそうだなお前等。胸の揉み合いとかしたくねえけど楽しそうだなちくしょうお前等。
「ん~……生じゃないとわからないな。脱げ」
何が分かんねえんだよ。
「まあ別にいいけど」
だからなんでいいんだよ!?
光陰も上着を脱ぎ捨てる。痩せてるなぁ。
「綺麗だな。傷一つない」
「お前に言われると嫌味にしか聞こえないな。肌は白いしキメ細かさなんてお前の方がよっぽど綺麗だろ。俺は荒れてるしよ」
何でお前等は互いの裸を褒め合ってんだよ。たまに一緒に風呂に入るだろうが。
「触るぞ」
稲がまた、妙にいやらしい手つきで揉みしだき、光陰は甘ったるい鼻声を漏らす。他の奴に見られたらどうなることやら。
「綺麗だな光陰。特にここが……ピンク色で」
「い、いな、ちょ、待――!?」
稲の赤い唇から伸びた赤い舌が、ピンク色のそれを舐め上げる。
散りになり風に運ばれてしまいたい。
光陰は稲の胸を突き飛ばして胸を女の子みたいに抱き締めて隠す。やめんか。
「ああああああ阿保かお前は!」
お前もアホだろ。
「母乳で育てられたことがないんだ。これが乳を吸う時の感覚か」
「母乳で育たない子供がいてたまるか!」
「私はそうだったんだ」
稲は光陰の両手首を掴み、抵抗を未然に防ぎ、また光陰の胸に顔を近付けていく。光陰は真っ赤になって叫ぶ。
「ちょ、待ッ!?」
何故赤面する。いや気持ちは解るけど。
ちうちう赤子のように友人の乳を吸い始める友人を見て俺は今後奴等をどんな目で見ればいいのやら。
「らどおにいちゃん何してるの?」
後方から掛けられた可愛らしい声に、ビクッと身体が跳ね上がる。
「そそそそそそそ、奏ちゃん!? ど、どどどどどどうしたんだ?」
「らどおにいちゃん凄い汗。はい、はんかちどうぞ!」
はぁぁ~癒される~……ってそう言う問題じゃない、実の兄のおっぱいを吸いまくっているあいつを見せたら、おしまいだ。それを見ていた俺が。
『い、いな、はげし……』
光陰手前ええええええええ変な声上げてんじゃねえ妹聞いてんぞどちくしょおおおおおおおおおおッ!! 稲もいつまで男の乳首吸い続けてんだよ何も出ねえよ!!
「おにいちゃんの声だ、おにいちゃん探してたんだ。よかったぁ」
ニコニコした可愛い笑顔で犯行現場に向かおうとする奏の前に立ちはだかる。
「お、おにいちゃんはちょっと今稲さんと修行中だから俺と遊ぼうぜ奏ちゃん!」
「……おにいちゃんと遊びたい」
「うぐっ」
何このフラれたみたいな感じ。
「で、でもな、お、おにいちゃんは修行中で――」
『はっ、ん、ば、何処触って——』
稲テメエええええええええええ何処までいってんだちくしょう気になるテメエ俺のこと散々好きだの言ってぶっちゅぶっちゅしてきた癖に浮気してんじゃねえよバカタレが! 光陰テメエは次変な声上げたら乳首引き千切って川に投げ捨てるからなッ! 何でお前等は俺に苦労ばっかり掛けるんだ!
「おにいちゃん?」
「ああああああああああああッ!?」
後ろを気にし過ぎて前の警戒を疎かにしてしまった、奏がいつの間にか楽ドが先刻まで覗き込んでいた場所から、顔を出そうとしている。
「あああああああ奏! だめだ! 見ちゃだめだああああ!」
時既に遅し。奏は赤ちゃんになった稲に母乳を与える光陰を見てしまった。終わりだ。それを眺めてた俺が。
ちまたで有名になったオルトシアたちはグループや組織に目を付けられ、襲われる頻度が高くなった。戦闘中、セイナが光陰を庇おうとした時だった。光陰の手に大きな柔らかい感触が触れる。
戦場に似合わない真っ青なドレス姿のセイナの、ドレスの内側に眠る二つの丸い男の欲望の魂。それに触れて、光陰は鼻血を吹き出しとどめを刺された。
帰って来たオルトシアたちは、光陰を寝袋の上に寝かせる。鼻血はティッシュで止められているようだ。奏が心配して近づくと、光陰は目を覚まし、彼女のために商人から買って来たピンク色のカチューシャを渡す。奏はピンク色のカチューシャを着けて大喜びする。いつも無口のカナタが似合っていると褒めた。その様子をみんなで眺めて微笑んだ。微笑む楽ドの傍に、共に狩りに出かけていた稲がやってきて拳を突きだしてきた。
「何?」
「君にあげる」
「ん?」
楽ドが拳の下に手を差し出すと、稲が手を開き、それは落ちてくる。
くまのキーホルダーだ。ここまで綺麗なものは珍しい。
稲の反対の手からも同じものが出てきた。
「お揃いと言うらしい。セイナが教えてくれた」
「あ、ああ。ありがと……」
お揃い……。
夕方になって、わいわい子供たちで騒いでいる時、公園の向かいの建物の裏でそれは起きた。光陰が稲を探し、稲が建物の裏にいることを確認してから言ったのだ。たまたま久しぶりに探索しようとして、そんな彼らに気が付く楽ド。
「稲。頼みがあるんだ」
「どうした光陰。珍しいな」
何だ、あいつ等が二人きりで話してるなんて珍しい。
「胸を揉ませてくれねえか」
光陰何言ってんだお前ッ!? 遂にお前もイカれちまったのか!?
「いいとも」
え、いいのッ!? え、稲さん!?
稲は上半身の服を脱ぎ、「好きにしたまえ」なんて言って奴を待っている。潔すぎるだろ。
「じゃあ」
友人の少し膨らんだ胸を揉み出した友人の姿を俺はどんな心境で眺めればいいのやら。ただ顎が外れ掛けてガクガク揺れている気がするが。
「んん。違うな。肌触りは断然いいけど。違う。ボリュームが足りない」
男にボリュームを求めるな。
「そうか。君の胸はどうだ?」
今度は稲が服の上から揉みしだく。何だあの触り方はやけに慣れてないか稲さん。
「ん、……くく、くすぐったいって」
ちくしょう楽しそうだなお前等。胸の揉み合いとかしたくねえけど楽しそうだなちくしょうお前等。
「ん~……生じゃないとわからないな。脱げ」
何が分かんねえんだよ。
「まあ別にいいけど」
だからなんでいいんだよ!?
光陰も上着を脱ぎ捨てる。痩せてるなぁ。
「綺麗だな。傷一つない」
「お前に言われると嫌味にしか聞こえないな。肌は白いしキメ細かさなんてお前の方がよっぽど綺麗だろ。俺は荒れてるしよ」
何でお前等は互いの裸を褒め合ってんだよ。たまに一緒に風呂に入るだろうが。
「触るぞ」
稲がまた、妙にいやらしい手つきで揉みしだき、光陰は甘ったるい鼻声を漏らす。他の奴に見られたらどうなることやら。
「綺麗だな光陰。特にここが……ピンク色で」
「い、いな、ちょ、待――!?」
稲の赤い唇から伸びた赤い舌が、ピンク色のそれを舐め上げる。
散りになり風に運ばれてしまいたい。
光陰は稲の胸を突き飛ばして胸を女の子みたいに抱き締めて隠す。やめんか。
「ああああああ阿保かお前は!」
お前もアホだろ。
「母乳で育てられたことがないんだ。これが乳を吸う時の感覚か」
「母乳で育たない子供がいてたまるか!」
「私はそうだったんだ」
稲は光陰の両手首を掴み、抵抗を未然に防ぎ、また光陰の胸に顔を近付けていく。光陰は真っ赤になって叫ぶ。
「ちょ、待ッ!?」
何故赤面する。いや気持ちは解るけど。
ちうちう赤子のように友人の乳を吸い始める友人を見て俺は今後奴等をどんな目で見ればいいのやら。
「らどおにいちゃん何してるの?」
後方から掛けられた可愛らしい声に、ビクッと身体が跳ね上がる。
「そそそそそそそ、奏ちゃん!? ど、どどどどどどうしたんだ?」
「らどおにいちゃん凄い汗。はい、はんかちどうぞ!」
はぁぁ~癒される~……ってそう言う問題じゃない、実の兄のおっぱいを吸いまくっているあいつを見せたら、おしまいだ。それを見ていた俺が。
『い、いな、はげし……』
光陰手前ええええええええ変な声上げてんじゃねえ妹聞いてんぞどちくしょおおおおおおおおおおッ!! 稲もいつまで男の乳首吸い続けてんだよ何も出ねえよ!!
「おにいちゃんの声だ、おにいちゃん探してたんだ。よかったぁ」
ニコニコした可愛い笑顔で犯行現場に向かおうとする奏の前に立ちはだかる。
「お、おにいちゃんはちょっと今稲さんと修行中だから俺と遊ぼうぜ奏ちゃん!」
「……おにいちゃんと遊びたい」
「うぐっ」
何このフラれたみたいな感じ。
「で、でもな、お、おにいちゃんは修行中で――」
『はっ、ん、ば、何処触って——』
稲テメエええええええええええ何処までいってんだちくしょう気になるテメエ俺のこと散々好きだの言ってぶっちゅぶっちゅしてきた癖に浮気してんじゃねえよバカタレが! 光陰テメエは次変な声上げたら乳首引き千切って川に投げ捨てるからなッ! 何でお前等は俺に苦労ばっかり掛けるんだ!
「おにいちゃん?」
「ああああああああああああッ!?」
後ろを気にし過ぎて前の警戒を疎かにしてしまった、奏がいつの間にか楽ドが先刻まで覗き込んでいた場所から、顔を出そうとしている。
「あああああああ奏! だめだ! 見ちゃだめだああああ!」
時既に遅し。奏は赤ちゃんになった稲に母乳を与える光陰を見てしまった。終わりだ。それを眺めてた俺が。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
【短編】淫紋を付けられたただのモブです~なぜか魔王に溺愛されて~
双真満月
恋愛
不憫なメイドと、彼女を溺愛する魔王の話(短編)。
なんちゃってファンタジー、タイトルに反してシリアスです。
※小説家になろうでも掲載中。
※一万文字ちょっとの短編、メイド視点と魔王視点両方あり。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる