堕ちる犬

四ノ瀬 了

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おかえり、クソビッチ。待ちわびたよ。

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「全然イケそうにないな、手伝ってやろうか?」

霧野が自慰行為を始めて20分以上たっていた。川名はその間ずっと彼を無視して業務提携先の会社とのメールを続けていたが、モニターのポップアップ通知で10分後の約束が通知されて、ようやく床に座らせていた男を見降ろして、そういったのだった。

「あと10分後に、業者と約束がある。お前も面識のある斎賀クリーニングの奴らだ。今のお前の姿を見たら、なんと言うかな。」

はぁはぁと息が漏れ出る音がしていた。川名はノアを側において仕事をしている時を思い出し、癒されたような気分になった。しかし、そこに座っている者は、上の人間の命を狙っていた背信の徒だ。

川名の目線の下で、悶えている男は死んだような目をしながら川名の方を見上げた。しかし奥底では何か燃えていた。

瞳の底の炎の揺らぎは、次々と色を変えていき、見る者を愉しませた。怒りの色、恥じる色、快楽をこらえる色。炎は本人の意志と関係なく溢れ、時に涙と共に零れた。

「『手伝ってください』とおねだりでもしてみろ。」

息遣いがふぅふぅと荒い物に変わったが、返事はない。

「本当にいいのか?もう来るぞ、人が。どうすんだ、斎賀のヤツらが盛り上がってお前を輪姦したいなどと言い始めたら。俺は止めないぞ。寧ろいい気分だ。お前は業者の奴らにも高圧的に接して料金交渉なんかしていたからな。良い餌だ。」

「……手伝ってください。」

霧野が絞り出すように言うと、川名は椅子に浅めに腰掛けなおし、そのまま背もたれにもたれかかった。

「じゃ、俺の股間に顔をうずめて続きをやっていいぞ。」

霧野が望んでいたことではなく、また息が詰まった。では、何を望んでいたのかと彼は自分に問うたが、何もない。無意識のうちに全ての欲望を心の底に沈めていた。しかし、それは彼の中に生まれ、男たちの手によって強制的に育まれ、神経を蝕み始めていた。

「こっちに来ないか。早くしろ。」

川名の足元に跪いて、股の間から顔を出し上を見上げた。

この景色は初めてだ。地下にいた時、後ろから突かれはした。宴会の時でいえば、彼からは直接何もされていないのだ。彼は自分の手をほとんど汚さずに霧野を汚した。それをずっと眺めていた。

急に何の指示もなくなったのが恐ろしかった。穴の中に突き落とされたかのようだ。手を彼の太ももに這わせ、そのままベルトの方へ向かおうとした。

「自慰したばかりの汚い手で俺に触るなよ。」

股間に鈍痛、衝撃が走り、声を上げた。革靴の先で勃起したペニスの中程を強く蹴りあげられたことを悟った。痛みに言葉が出せずに震えたまま、行き場所を失った手を椅子の座面に引っ掛けた。次は頬を強く叩かれ、睨み上げると彼も同じような顔をしてこちらを観ていた。

「椅子まで触って汚らしい。ふざけるな。」

頭の上でベルトが外される音がして、ベルトがだらんと垂れ、ファスナーの開いた裂け目から黒く軽い光沢のある下着が見えていた。勃起しているとは言えないが、膨らみが確認できた。川名はその状態でまた黙って霧野を見降ろすのだった。

今までこんなに指示待ち人間になり果てたことはなかった。何をやっても地雷が爆発する。どうすればいいかわからず、混乱すると身体はさらに熱を持って痛みに苛まれた。もう少なくとも3分はたっている。

「どうすれば……」
気が付くと、泣くような声が出ていた。川名はようやく霧野を見下げた。冷めた目だった。
「どうすれば?顔をここに持ってくればいいんだ。そんなこともわからないのか?」

急に冷めてきた。どいつもこいつも人に咥えさせ、どういうつもりなんだろう。
「ああ……舐めろってことですか。」

再度股間に、さっきよりもきつい鈍痛、後腹部に同じ鈍痛がほぼ同時にやってきた。
「おお゛……っ」
腹を抱えて蹲ると髪を掴まれ、顔を上げさせられた。すぐ近くに彼の顔があった。野生のライオンのような目で感情がなかった。ただ本能のまま眠り、狩り、殺し、ヤる野生動物の目に感情はいらない。

「何を言ってんだ。そんなことしたらお前はすぐに昂るだろ。お前は男のチンポしゃぶるだけで勃起するようになったんだよ。俺がそうしてやった。それがお前にとって屈辱的で死ぬより嫌な事だから。」

「昂る、……?」

「そうだろ。流石のお前でも言い返せまい。何せ自分の身体のことだ、お前が一番わかってるな。なんで俺がそんな気分でもないのに、マゾ警官のお前にご褒美やらないといけないんだ?犬らしく、臭いでも嗅いで興奮していろ。」

最後に顔面に唾を吐きかけられ、顔が離れていった。彼が話すたびに口の中が良く見えた。こちらに噛みついてきそうな口の中を見ていると、食事の場でのことがまた、フラッシュバックしてしまう。時間が経つと共に、逆に記憶が明瞭になってくる。

「あ、ああ……」

彼は躊躇いもせず自分を復讐と性に飢えた部下の中に放り出した。少しは容赦してくれるのではと期待した。途中で止めさせてくれるのではないかと何度も彼を見た。途中からいなくなり、戻ってきたと思えば薬を入れられ、めちゃくちゃになった。あそこで一度自分は死に、何かが壊れ、また蘇らさせられて、ここにいる。もう戻れない。

「わざわざ準備してやったんだ。はやくやれ。そのまま廊下に放り出されたいか。」

左手で軽く顔をぬぐってから、文字通り彼の股間に顔をうずめ、自慰未満の自慰を再開させた。布地と柔軟剤とその奥に彼の体臭と性の臭いがこもっていた。

呼吸が荒くなると臭いで脳が犯されるが、足りない。足りないと思って必死ににおいを嗅いで身体をいじくるともどかしさと羞恥がやってくる。

無限回繰り返しているとミリ単位で感覚がじわじわと高まっていき、何か、あふれ出すようなものが陰茎の付け根あたりについにやってきた。はあはあと息があがっていき、口内に涎が溜まっていく。自らの胸の突起を触っていた霧野の手が、だらんとしたに垂れ無意識のうちに、反り返る肉棒の方に伸びていった。

「駄目だ。」

強い叱責で手が止まる。殴られなかった。

「そんなに刺激が欲しいなら、自分の指で中をいじってみせろ。うまくできたら、前もいじらせてやっていいぞ。散々されて、できあがってんだろ。」

ペンを引き抜いて、自分の中指と薬指を、ぽっかりと空いた箇所に埋めていった。熱く滾りマグマの中に指をいれているようだ。あまりにも素直に自分の身体が動くので、「やめろ」と頭の中に響くのだが、止まらない。奥に指をねじ込み、折り込むと身体が跳ねるような刺激がはしり、もっと求めた。

肉襞が歓迎するように指にまとわりつき、まるで蜜の海のように濡れ、体液と混ざり合い薄まった誰かの雄の液が潤滑油となり零れ落ちた。

「くすぐったいな。そんなに夢中になっていると、また周りが見えなくなって、穴に落ちるぞ。深い、深い、二度と這いあがってこられない穴だ。永遠に同じことの繰り返し。自分で自分の尻尾を追い回す、根っからの犬だお前は。」

霧野の後頭部が川名の手によって強く抑え込まれ、顔全体が股間に埋められ、下着1枚向こうに、最初より、熱い昂まりがあるのを感じた。楔が熱を持って脈打ち頬に伝わってくる。同じリズムで自分の心臓が脈打った。

「どうした?俺の物を見つけて、正義の味方のつもりの癖に、殺人者に掘られたくて仕方がなくなってきたか。そんなの警官失格、否、人間失格じゃないか?」

目を閉じると、もっと何か凄まじい化け物がやってき、瞼の下で目がどんどん上の方を向いてい行った。ぜえぜえと荒れた息が止まらない。もういい。

「ん、んん……っ」

知らぬ間に、自分の物とは思えないいやらしい声を漏らしてしまった。その時、ノックの音が聞こえた。心臓が飛び上がり、我に返った。我に返っても脈拍が高まり、それは霧野の身体を昂らせ、厭な気分にさせるのだった。我になどかえりたくなかった。

『斎賀クリーニングの者が来ました。』

目の前で川名が立ち上がる素振りを見せたため、黙って身を引いた。

「ちょっと待て。」

川名はそう言ってから霧野を見降ろし、テーブルの下を指さした。一瞬ためらったが、テーブルの下は人二人程度なら余裕で入れるスペースがあり、もぐりむしかなかった。身体を抱え込むようにして座った。川名が片手をテーブルの上について、犬小屋を覗き込むような姿勢でこちらを観た。

「狭いだろ。脚を開いて座って続きをしてろ。」

動かないでいると、いつまでも彼はそうしていそうな雰囲気だった。ゆっくりと足を開き、机の板にもたれるようにして秘所を露わにさせた。両方の足の先が、机の下に作られた空間の壁に擦れた。屈辱で身体がまた滾り震え始めた。そうしても彼はまだそこにいて動かない。

「続きは?」

姿勢をそのままに、指を奥処に潜ませ、片手を身体に這わせ、始めた。

川名が視界から消え、クラシック音楽がかかり始めた。聴いたことがある、バッハだ。タイトルは……と途中まで考えていたが、徐々に呆けた欲望が全ての思考を甘く包み込み放棄させていった。

その音が、自慰をする際に漏れ出る音、呼吸、声を上書いてくれる。彼の部屋に入るとたまにクラシックのレコードがかけっぱなしになっていることがあった。彼の趣味なのだ。彼が戻ってきたかと思うと、霧野が畳んだ自らの服、靴が机の下に投げ入れられた。ちょうど開いた足の間に着地した。

「いいか、手は止めるなよ。いや、止められないか?出す時は今投げてやったゴミの上に出せ、俺の部屋の床をお前の生ゴミで汚すな。」

彼はそう言ってから再び椅子に座りなおし、ドアに向かって「入っていいぞ。」と言った。
ドアが開く音がし、数人の足音が部屋の中に入ってきた。



「マタイ受難曲ですか。」

久瀬は川名の部屋の隅でまわっているレコードを見ながら言った。それにしても今日は特に音が大きく、少し声を張る必要があった。

後ろに斎賀クリーニングの者3人を引き連れている。彼らは事務所内の清掃から死体の清掃までホワイトからブラックまでやってくれる便利屋だ。今まで使った業者の中でも一番腕が良く何より価格も良心的であった。元々業者を変えるべきではと言い出したのは霧野だった。

「高すぎる。ぼったくりじゃないか。何故誰も手をつけないんだ。」と会議中に細かいことを言い始めた。たとえ思ったとしても、ヤクザという商売柄言えない、金にうるさいなど「らしく」ないからだ。所詮雑務という関心の低さもあり、誰もそのようなみみっちいことを言いたがらないのだ。

ただ、川名や二条は経費を気にするため、そういった皆の嫌厭する仕事こそ意外にも小さな信用、評価の積み重ねになったりするのである。

霧野が選定してきた3社の中から、斎賀クリーニングに決定したのが久瀬だった。甲乙つけがたい良い会社であった。久瀬は、組の中では、陰気な顔つきさえしてきるが、まだ人当たりが悪くない方であるため、カタギとの業者の交渉事などの仕事もいくつか持っていた。

霧野も人当たりは悪くないのだが、業者からすると、まるで役所仕事のように、細かいことまで突っ込んでくる霧野よりも久瀬の方が緩く、幾分仕事がやりやすかった。

「いいですね。私も好きです。」

川名が書斎机の向こう側に座ったまま久瀬の方に視線を上げた。

「お前は毎回曲名を当ててくるな。演奏者までわかったりするのか。」
「名盤ならわかります。妻の影響ですね。」
川名は何か返事をしかけたが、視線が急に机の下の方に向き口を閉じた。何か別のことを思い出したかのようだ。
「要件を話せ。」
彼は視線を再び元に戻した。何事もなかったかのように。
「次の仕事の件ですが……」

斎賀の者と一緒に仕事の報告をしている間中、いつも以上に川名が上の空なので、何度か「聞いていますか」と言った。そういうと彼は「聞いているよ。」と言って、久瀬が話した内容を要約、さらに自分の意見を上乗せして普段通りに返してきた。

「では、これで」

川名が黙ったまま机の上で人差し指を下に向けた。机の下を観ろと言う意味だろうか。一度斎賀の者に廊下に出て待つように指示をし、彼らが出て行ってから、川名の後ろに回り込むようにして立ち、下を見た。何があるのかすぐに分かった。
川名が靴を片方脱いでいた。

久瀬は軽く屈みこんで、さらに下を覗き込んだ。川名の脚の伸びるを追っていくと、そこに居る者の股ぐらの上に、優しく微かに触れるように置かれていた。車の運転席で、運転手がフットレストに足を置くように。

そこにいる者と目があった。大きく股を開き、あの場で見たような淫靡な、しかし苦痛に塗れた顔をした男が自らの秘所に指を突き立て、喘いでいた。

目が合う直前まで、彼は完全に自分の世界にいたのか、脚の指先を蝶の触角のようにピンとさせ、一瞬薬が回り切った時とほとんど見分けのつかない顔を晒し、綺麗な三角をした舌を出し、目が合った瞬間にそれを止めた。

そのザマがあまりにも面白く笑ってやると、見られたことに気が付いた彼はますます顔を赤くした。

「おかえり、クソビッチ。待ちわびたよ。何変態ごっこしてんだ?」

「なかなかイケなくてしんどいようだから、お前の股間の臭いでも嗅がせてやれよ。しゃぶらせるなよ、そんなことをしたらすぐに昂まるからなコイツは。な、そうだろ霧野。」

川名は椅子をいっきにひいて立ち上がり、勃起したペニスを露出させた。
「俺と久瀬の前で続きだ。久瀬、レコードの音量を下げろ。」
久瀬はレコードの音量を下げて戻り、川名と同じように下を降ろし、自らの物を軽く扱いて勃たせ始めた。



霧野は机の下から這い出ると、スーツを床に投げ置き、膝立ちになった。左右からペニスを顔面にこすりつけられその状態のまま、自慰未満の自慰を続けた。

川名と久瀬の視線の下で、彼は息を荒げ、最悪な自慰行為を続け、恥じ入るように二人の視線を避けるように顔を下げていた。しかし、左右から突き付けられた眼前の肉棒は嫌でも目に入ってくる。目を閉じても物理的に顔や髪、輪郭をなぞり、性の臭いをむんむんと漂わせ、生々しい存在感を放っていた。時折顔を掴まれて無理やり上にあげさせられる。

久瀬の指とその指に嵌った指輪が霧野の輪郭をなぞっていた。

「しゃぶりつきたくて仕方がないという顔をしているな。でも駄目だぞ。おあずけだ。」

双方の亀頭や陰茎が頬や唇、鼻先を掠めていく。肉棒の熱、硬さが顔につたわった。
久瀬が霧野の下唇に亀頭をあてがいなぞる様にこすり付けた。

「何を……お前らが、むりやり、」

「説得力がないな。どうした?お前らしくないじゃないか。さっきから息が上がってるのは何だ?ペニスを触らせてももらえない恥ずかしい自慰行為させられ、こんなもの突きつけられて、はあはあして、まったく恥ずかしい野郎だ。」

「やりたくて、やってるわけじゃ……」

「この犬は、さっきお前が仕事の話をしている間中こうしていて、ついには俺の脚の臭いまで嗅ぎ始めて悦んでいたよ。」

霧野は、むりやり革靴から出した足を顔面に押し付け擦りつけてきた、じゃないか。と思いながらもそれで萎えず、一層昂る自分がいたため、黙っているしかなかった。川名は続けた。

「お前が自ら頼み込めば、口でもケツでも好きな方にいくらでも、好きなだけいれてやるぞ。ちょうど俺と久瀬ので2本ある。お前の得意な両方同時でもいい。」

「頼むわけが、ない。」

「ああ、そう。じゃあそのまま頑張れよ。」

柔襞の奥から切ない声が上がり、自らの指を輪ゴムの束のように締め付けて離さなくなった。
せめて、ペニスを触らせてくれればすぐにでもイケるのに。

そのまま長い間、顔中にイキリ滾った肉棒と濃い精の臭いを擦り付けられ、イケそうでイケ無い状態が続く。どんどん胸の突起や肉道の中が、自らの弱い刺激でいじりすぎたことで、無感覚に、しかし、羞恥や屈辱は薄れずに残っていた。

それを高めることで何とかイケそうであった。
だから……

その時、久瀬がいつもの嗜虐的な笑みで霧野に声をかけた。
「おい、クソ警官。お前は良いな。人が仕事してる間、気持ちよく自慰に浸ってればいいんだから。警官の仕事がこんなに楽とは、俺も警官を目指すんだったな。」
「……。」

自分の息が、強く濁り、荒くなり、ソレを強く感じるようになってきた。獣のような呼吸がまとわりついて離れない。

「何とか言えよ。」
「ああ、そうだな、……そのとおりだ、」

頭が回らない。挑発になっているかもわからないが、微笑んでしまった。久瀬が一瞬普段しないような紅潮した顔、そのあと引いたような顔をしてから、元の表情に戻った。

「その通り?」
「俺が羨ましくて、そんなこと言うんだろ」
「……何言ってんだお前。趣味の悪い煽りだ。」
「代わってほしいか‥…?俺は、……」

何故か「代わってほしい」と言えない。喉元まででてきているのに、川名に口内に見えない手を突っ込まれているかのようだ。狂いそうだ。
「……てほしい」
と小さな声で言うと同時に、くすぶっていたものがようやく強い波と一緒に吐き出され言った。75万円のスーツの上に精液がぶちまけられ穢れされた。ピンク色の小道が何度も切なげに扇動し、きゅうきゅうと指を濡らし締め付けた。

しかし、それはどちらかと言えば緩やかな小さなイキ方だった。足りない。こんなに惨めなことを言ったのに。

彼は口の中で「一生このままにして欲しい」と今の自分が最も屈辱に思うであることを言って自分をいじめたのだった。

「あぁ‥‥…」

霧野の口から悲痛と快楽に染まった声が漏れ出、そのままその場にへたり込んだ。出してしまうと急に頭が冷えてきて、自分がやらされた、否自らやっていた行為に対する嫌悪感がみるみる溢れ出、涙が止まらない。しかしそれさえも快楽の一部に取り込まれていった。

上から笑い声が降ってきた。誰のものかもわからない。身体の疼きが止まらず、何度かビクビクと身体が跳ねた。
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