【完結】捕まった結婚詐欺師~化物の里で毎日甘く啼かされています

浅葱

文字の大きさ
上 下
33 / 35
完結後番外編「諦めが悪い男は淫乱天使に恋焦がれる」

15.淫乱天使はお嫁さんになる?

しおりを挟む
「ルー、いい子だ」
「あぁあああっ!」

 イアンのイチモツを入れられたまま身体を起こされて対面座位にされてしまった。よりイアンのイチモツが奥まで入ってしまい、俺は身もだえた。

「んんっ、あぁんっ、あっ、ふかっ、い、よぉおっ!」

 もっと奥までイチモツが入っているように思える。

「俺のイチモツが好きなんだろ?」
「んっ、しゅきぃっ……!」

 それは間違いないけどもう少し加減をしてほしいというか。って、鬼に加減を求めること自体が無理かもしれない。

「……ちょっとひどくないですか……」

 ロートイが傷だらけになって戻ってきた。

「いくら聖職者が頑丈だって言ったって、鬼ほどは頑丈なわけではないんですよ」
「てめえらは自分で魔法が使えるじゃねえか」
「だからって痛い思いをしたいわけじゃないんですけどねぇ。男爵はこちらにいてくださいねー」

 ロートイは布団から少しだけ離れた位置であぐらをかき、すぐ横にキーツを座らせた。その横に護衛が腰掛ける。なんかじっと見られながらえっちするってちょっと恥ずかしいかもしれないけど……気持ちよすぎて俺はそれどころじゃなかった。

「あっ、あっ、いっぱい、なのぉっ、あんっ、あんっ!」
「柔らけえな。ルー、中が吸い付いてきてるぞ?」
「や、らぁ……言っちゃ……あぁあああんっ!!」

 イアンがズンッズンッと下から何度も突き上げるから、奥を突きまくられて気持ちよくてしょうがない。俺はイアンに縋りつきながらイッてしまった。

「イッたのか? ここがイイんだな?」
「やぁあっ、そこっ、らめっ、ぁああんっ、やぁあっ!」

 だからっ、過ぎた快感はつらいんだってばぁ。涙も涎もこぼしてがくがく身を震わせながらイアンに抱かれることしかできない。イアンの穴にされちゃうの、すっごく気持ちいいよぉ。

「ルー、かわいいな。もっと感じてろよっ」
「やーっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 俺は背をのけ反らせながら奥を蹂躙され、また何度もイカされてしまった。
 対面座位で抱きしめ合いながらだから、イアンに密着してるのが嬉しくてたまらない。肌を合わせてると、イアンが俺のことをかわいいとか好きだって思ってくれている気持ちが流れ込んできて、その思いにもきゅんきゅんしてしまう。
 それはもちろん俺がイアンのことを受け入れてるからなんだけど……。
 イアンもドックスも俺のこと好きすぎると思う。

「ああ、ルーのおまんこは最高だっ!!」

 もっとごちゅごちゅごちゅごちゅ奥を抉られて、イアンのせーえきが奥にいっぱい出されてしまった。そのせーえきのおかげで頭に快感が伝わってまたイッてしまった。

「あっ、あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!?」
「精を注がれたらイッちまうってのもかわいくてしょうがねえよなぁ? しっかり味わえよ」
「んっ……あーっ、あーっ、あーっ……」

 感じすぎて涙が止まらない。イアンのせーえきは量が多いからなのか、感じてる時間が長くて困ってしまう。

「一番早くてどれぐらいで新たな天使は来るんだ?」

 イアンが俺を抱きしめたままキーツに聞いた。

「気が早い。ロートイ、連絡はしたのだろうな?」

 キーツは苦笑してロートイに尋ねた。

「ええ、今地下牢に二人ほど天使候補はいるみたいです。一人は他の鬼の村に連れて行かれることが決定していますが、もう一人はまだ決まっていませんね。その交渉も含めて明日にでも王城へ顔を出しますから……天使候補がいつ三十歳になるかじゃないですか?」
「天使じゃねえのか」
「天使さまも天使になってからここへお連れしたんですよ。天使にならなければ無理でしょう」
「まぁいい。その天使が来るまでてめえんとこの護衛をヤらせるとしよう」
「家族への話が済むまでは殺さないようにしてくれ」
「努力はしよう。全く、双子たちが大喜びだぜ」
「ええっ!?」

 さすがにそれは耳を疑った。

「イアン、双子って……」
「ああ? おまんこを拡張して魔物を入れてやったからな。いくらだってまんこが拡がるし感じることしかできなくなるんだ。うってつけだろ?」
「んっ……ぁあっ……」

 またむくむくとイアンのイチモツが復活してきたのがわかって、俺はびくびくと身を震わせた。

「二週間経てば今度は開きっぱなしにしかならねえから、いろいろ垂れ流しながら双子の奴隷でいるしかねーだろーな」
「そ、そう、なん、だ……あぁんっ……」
「交渉さえ済めば殺してしまってもかまわんが」
「使い道がなけりゃ殺す」

 俺はビクッとした。

「ルーは俺の嫁になるんだろ? 殺すわけねーだろーが」
「え……」

 独占したいみたいなことは聞かされていたけど、嫁なんて言われていただろうか。

「俺ぇ……イアンの嫁なの?」
「ああ、小屋にはもう連れていかなくていいからな。ルーは俺の嫁だ」

 なんだかとっても嬉しくなって、俺はぎゅうぎゅうイアンに抱きついた。

「よ、嫁って……何するんだ?」
「俺の性欲処理が主な務めだろ。あとは、俺が許可した奴にしかヤらせねえ」
「んっ、あっ、あっ……ぁんっ、キーツは、いい、の?」
「ああ、忌々しいが許してやる」
「ぁんっ……イアン、イアンッ」
「なんだ?」
「イアン、好きぃ……ああああっ!」
「全く、なんでこんなにかわいいんだよっ!」

 今度は正常位でごっちゅんごっちゅんおまんこをかわいがられてしまった。気持ちいいよぉおっ。

「私はー……? 私にも天使さまを抱かせていただけないですかねー……」

 ロートイがなんか呟いているのが聞こえたような気がしたが、イアンから与えらえる快感に翻弄されるのが忙しくてそんなことどうでもよくなってしまった。
 多分イアンがなんとかするんじゃない?
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人

こじらせた処女
BL
 幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。 しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。 「風邪をひくことは悪いこと」 社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。 とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。 それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

美しき父親の誘惑に、今宵も息子は抗えない

すいかちゃん
BL
大学生の数馬には、人には言えない秘密があった。それは、実の父親から身体の関係を強いられている事だ。次第に心まで父親に取り込まれそうになった数馬は、彼女を作り父親との関係にピリオドを打とうとする。だが、父の誘惑は止まる事はなかった。 実の親子による禁断の関係です。

クラスのボッチくんな僕が風邪をひいたら急激なモテ期が到来した件について。

とうふ
BL
題名そのままです。 クラスでボッチ陰キャな僕が風邪をひいた。友達もいないから、誰も心配してくれない。静かな部屋で落ち込んでいたが...モテ期の到来!?いつも無視してたクラスの人が、先生が、先輩が、部屋に押しかけてきた!あの、僕風邪なんですけど。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

ヤバい薬、飲んじゃいました。

はちのす
BL
変な薬を飲んだら、皆が俺に惚れてしまった?!迫る無数の手を回避しながら元に戻るまで奮闘する話********イケメン(複数)×平凡※性描写は予告なく入ります。 作者の頭がおかしい短編です。IQを2にしてお読み下さい。 ※色々すっ飛ばしてイチャイチャさせたかったが為の産物です。

悪役令息シャルル様はドSな家から脱出したい

椿
BL
ドSな両親から生まれ、使用人がほぼ全員ドMなせいで、本人に特殊な嗜好はないにも関わらずSの振る舞いが発作のように出てしまう(不本意)シャルル。 その悪癖を正しく自覚し、学園でも息を潜めるように過ごしていた彼だが、ひょんなことからみんなのアイドルことミシェル(ドM)に懐かれてしまい、ついつい出てしまう暴言に周囲からの勘違いは加速。婚約者である王子の二コラにも「甘えるな」と冷たく突き放され、「このままなら婚約を破棄する」と言われてしまって……。 婚約破棄は…それだけは困る!!王子との、ニコラとの結婚だけが、俺があのドSな実家から安全に抜け出すことができる唯一の希望なのに!! 婚約破棄、もとい安全な家出計画の破綻を回避するために、SとかMとかに囲まれてる悪役令息(勘違い)受けが頑張る話。 攻めズ ノーマルなクール王子 ドMぶりっ子 ドS従者 × Sムーブに悩むツッコミぼっち受け 作者はSMについて無知です。温かい目で見てください。

魔王に飼われる勇者

たみしげ
BL
BLすけべ小説です。 敵の屋敷に攻め込んだ勇者が逆に捕まって淫紋を刻まれて飼われる話です。

処理中です...