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本編
6.もう少しいることにしたらしい
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「……やっぱり心配なので一週間ぐらい滞在することにします」
朝食後の食休みの際、聖職者がそんなことを言いだした。
「なんで?」
俺はイアンの腕の中で首を傾げた。聖職者から冷ややかな目を向けられる。だから、なんでだよ?
聖職者が大きなため息をついた。
「こちらの村に”天使”を連れてきたのは初めてなんですよ」
「うん、そうみたいだな」
だから? と思ってしまう。
「ですから、この村の鬼たちは”天使”の扱い方がわかっていないんです」
「うん」
どーせ俺、犯罪者だからヤられまくって死ぬんじゃねーの? 俺の予想では、昨日の時点で尻穴引き裂かれて生きながらバリバリ食われて死ぬのかなーって思ってたんだけど、夕飯もパンとか飲み物とか出てきたし、えっちめちゃくちゃ気持ちよかったからそれで満足した。だからもう”天使”がどんなことで死ぬのかとかわからなくていきなり死んでもしょうがないかなーと思っていたりする。
いやー、気持ちよすぎてつらいとか初めての経験だったよ。あんなでっかいので身体の奥まで貫かれたのにそれがめちゃくちゃ気持ちいいとかありえないだろ。しかも尻穴切れてねえし。朝からまたぐっちょんぐっちょんにヤられちまったし?
俺が首を傾げている間に、聖職者は注意事項的なことを鬼たちに話し始めた。自覚があんまりなくてすいませんねー。
「……食べ物なども生で食べていいのは果物やきちんと洗浄した野菜ぐらいです。肉を生で食べたりしたら普通の人間でも寄生虫などで死にますから。肉や魚には必ず火を通して天使さまに与えてくださいよ」
「わかった。おい、書き残しておけ」
ドックスが木の板のようなものを出して、それに書き始めた。けっこうな分厚さである。
「ここって紙とかねーの?」
「木が豊富にあるから必要ない」
腕力もありそうだし、木の板で十分のようだ。それはイアンが答えてくれた。
「ですから、貴方がたが生肉を食べるのはかまいませんが、天使さまに触れる前に必ず口を漱いだりしてください。わかりましたね?」
「……面倒だが……わかった」
「長様、口腔内に洗浄魔法をかけましょう」
「おう、頼むぞ」
「失礼します」
ドックスが長の腕に触れた。
「おう、口の中がすっきりするな」
「……歯ぐらい磨かれたらどうなんですか……」
聖職者が呆れたように言う。確かに歯は磨いた方がすっきりすると思う。でも口の中に洗浄魔法をかけたらどうなんだろうな。歯を磨くのと同じぐらいすっきりするんだろうか。俺はドックスの腕に触れた。
「ドックス、俺の口の中も頼むよ」
「わかりました」
ドックスは何故か自分に洗浄魔法をかけた。
「失礼します」
「んっ?」
そして俺に口づけた。
「んんっ……」
舌に魔法を乗っけたのか、その舌で歯や、舌、口腔内を舐められる。確かにすっきりしている気がするけど、気持ちよくもなってしまう。なんで長は腕に触れただけでキレイにできたみたいなのに、俺の場合は口づけるんだよぉ。
「んっ、はぁ……」
「どうですか?」
「……すっきりした、けど……なんかやだ」
確かに歯もすっきりはした。でもキレイにする為に口づけるって違う気がする。
「それは失礼しました」
聖職者は呆れたような顔をした。
「舌に魔法を乗せるなんて……もしかして巨人族との混血ですか? それにしてはあまり背は大きくありませんが……」
「背が高くなるとは限らない」
どうやらドックスは巨人族との混血らしい。そういえば巨人族って見かけによらず魔法使いも多い。魔力量も多いし、魔法の使い方も洗練されていると聞いたことがある。って、舌に魔法乗せるとかどんだけ高度な魔法の使い方をしてるんだよっ。
「そういうことなんですね。そろそろ食休みもいいでしょう。私はこちらの滞在期間を伸ばす為に話をして参りますから、どなたかに先に抱かせてあげてください。その後で私もさせていただきますから」
聖職者は勝手なことを言って席を立った。話をしてくるってことは馬車の中に通信用の魔道具とかがあるんだろうか。
「長様、よろしいですか?」
「ああ、いいぞ。次は昼過ぎにおまんこしてやるからな。お前はこのかわいいおまんこでいっぱいイチモツを咥え込んでおけ。おまんこ以外は弱いらしいからな。大事に扱えよ」
「あっ、ひぃいんっ?」
このかわいいおまんことか言いながら尻穴に指入れるなよぉ。しかもいきなり二本入れて抜き差しするなってばぁ。
ぐぷぐぷと濡れた音がする。それは尻穴の中には洗浄魔法をかけられていないからだった。おかげでいつまでも出された精液で感じてしまうのだからとても困る。
「はい、ありがとうございます」
ドックスは俺をイアンから受け取り、布団に運んだ。すごく興奮しているみたいなのに、俺を布団に下ろす動きは丁寧だった。もっと乱暴に押し倒されてもかまわないんだけどなぁ。
そして。
「天使さま、俺のイチモツ、受け入れてください……」
「あっ、あああっ……!」
いきなりイチモツを尻穴にねじ込まれた。俺は背をのけ反らせて、その衝撃と快感に啼いたのだった。
朝食後の食休みの際、聖職者がそんなことを言いだした。
「なんで?」
俺はイアンの腕の中で首を傾げた。聖職者から冷ややかな目を向けられる。だから、なんでだよ?
聖職者が大きなため息をついた。
「こちらの村に”天使”を連れてきたのは初めてなんですよ」
「うん、そうみたいだな」
だから? と思ってしまう。
「ですから、この村の鬼たちは”天使”の扱い方がわかっていないんです」
「うん」
どーせ俺、犯罪者だからヤられまくって死ぬんじゃねーの? 俺の予想では、昨日の時点で尻穴引き裂かれて生きながらバリバリ食われて死ぬのかなーって思ってたんだけど、夕飯もパンとか飲み物とか出てきたし、えっちめちゃくちゃ気持ちよかったからそれで満足した。だからもう”天使”がどんなことで死ぬのかとかわからなくていきなり死んでもしょうがないかなーと思っていたりする。
いやー、気持ちよすぎてつらいとか初めての経験だったよ。あんなでっかいので身体の奥まで貫かれたのにそれがめちゃくちゃ気持ちいいとかありえないだろ。しかも尻穴切れてねえし。朝からまたぐっちょんぐっちょんにヤられちまったし?
俺が首を傾げている間に、聖職者は注意事項的なことを鬼たちに話し始めた。自覚があんまりなくてすいませんねー。
「……食べ物なども生で食べていいのは果物やきちんと洗浄した野菜ぐらいです。肉を生で食べたりしたら普通の人間でも寄生虫などで死にますから。肉や魚には必ず火を通して天使さまに与えてくださいよ」
「わかった。おい、書き残しておけ」
ドックスが木の板のようなものを出して、それに書き始めた。けっこうな分厚さである。
「ここって紙とかねーの?」
「木が豊富にあるから必要ない」
腕力もありそうだし、木の板で十分のようだ。それはイアンが答えてくれた。
「ですから、貴方がたが生肉を食べるのはかまいませんが、天使さまに触れる前に必ず口を漱いだりしてください。わかりましたね?」
「……面倒だが……わかった」
「長様、口腔内に洗浄魔法をかけましょう」
「おう、頼むぞ」
「失礼します」
ドックスが長の腕に触れた。
「おう、口の中がすっきりするな」
「……歯ぐらい磨かれたらどうなんですか……」
聖職者が呆れたように言う。確かに歯は磨いた方がすっきりすると思う。でも口の中に洗浄魔法をかけたらどうなんだろうな。歯を磨くのと同じぐらいすっきりするんだろうか。俺はドックスの腕に触れた。
「ドックス、俺の口の中も頼むよ」
「わかりました」
ドックスは何故か自分に洗浄魔法をかけた。
「失礼します」
「んっ?」
そして俺に口づけた。
「んんっ……」
舌に魔法を乗っけたのか、その舌で歯や、舌、口腔内を舐められる。確かにすっきりしている気がするけど、気持ちよくもなってしまう。なんで長は腕に触れただけでキレイにできたみたいなのに、俺の場合は口づけるんだよぉ。
「んっ、はぁ……」
「どうですか?」
「……すっきりした、けど……なんかやだ」
確かに歯もすっきりはした。でもキレイにする為に口づけるって違う気がする。
「それは失礼しました」
聖職者は呆れたような顔をした。
「舌に魔法を乗せるなんて……もしかして巨人族との混血ですか? それにしてはあまり背は大きくありませんが……」
「背が高くなるとは限らない」
どうやらドックスは巨人族との混血らしい。そういえば巨人族って見かけによらず魔法使いも多い。魔力量も多いし、魔法の使い方も洗練されていると聞いたことがある。って、舌に魔法乗せるとかどんだけ高度な魔法の使い方をしてるんだよっ。
「そういうことなんですね。そろそろ食休みもいいでしょう。私はこちらの滞在期間を伸ばす為に話をして参りますから、どなたかに先に抱かせてあげてください。その後で私もさせていただきますから」
聖職者は勝手なことを言って席を立った。話をしてくるってことは馬車の中に通信用の魔道具とかがあるんだろうか。
「長様、よろしいですか?」
「ああ、いいぞ。次は昼過ぎにおまんこしてやるからな。お前はこのかわいいおまんこでいっぱいイチモツを咥え込んでおけ。おまんこ以外は弱いらしいからな。大事に扱えよ」
「あっ、ひぃいんっ?」
このかわいいおまんことか言いながら尻穴に指入れるなよぉ。しかもいきなり二本入れて抜き差しするなってばぁ。
ぐぷぐぷと濡れた音がする。それは尻穴の中には洗浄魔法をかけられていないからだった。おかげでいつまでも出された精液で感じてしまうのだからとても困る。
「はい、ありがとうございます」
ドックスは俺をイアンから受け取り、布団に運んだ。すごく興奮しているみたいなのに、俺を布団に下ろす動きは丁寧だった。もっと乱暴に押し倒されてもかまわないんだけどなぁ。
そして。
「天使さま、俺のイチモツ、受け入れてください……」
「あっ、あああっ……!」
いきなりイチモツを尻穴にねじ込まれた。俺は背をのけ反らせて、その衝撃と快感に啼いたのだった。
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