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77.好きだけど、まだないしょ
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……すごかった。
朝からすごかった。
ジャンはイチモツからも魔力を流しやがった。おかげで中がありえないほど感じてしまってたいへんだった。そう、まるで精液をずっと出されているような快感に襲われて、涙も涎も止まらなくて身体ががくがく痙攣してジャンにしがみついていることしかできなかった。
「ああんっ、あんっ、あんっ、あんっ、らめっ、らめらめっ、あああんっ、らめえええ~~~っっ!!」
「ふむ、これもありだな」
ジャンは意味深なことを言いながら容赦なく俺の尻穴を犯しまくった。やっぱり鬼だと思った。
死んじゃう。
「……あれ、やだ……」
朝から意識を飛ばして再び目覚めてから、俺は涙目でジャンに訴えた。
「そうか? ものすごくかわいかったぞ」
「……つらいから、だめ」
ジャンの胸に抱きしめられたまま、頭を擦り寄せる。好きだけどあんなのだめだと思う。
「……カイトは本当にかわいいな。……たまんねぇ」
耳元でそんな風に言われたらびくびくしてしまう。まだ身体に快感の熾火が残っているようだった。
まだ朝なのになんでこんなに甘いんだろう。
「ジャン、俺昨日いっぱいされすぎちゃったから……」
「そういえばそうだったな」
ちゅ、と口づけられてどきどきしてしまった。
「触手族のアレはどうだった?」
……やっぱりジャンはジャンだった。俺はカーッと全身に熱が上がるのを感じた。
「ど、どうって……」
そんなの答えられるはずないじゃないか。
「よかっただろう?」
「やだやだっ!」
俺はジャンの口を両手で塞いだ。だってすごく恥ずかしかったのだ。自分でやっといてなんだこの乙女な反応。ジャンがニヤリとする。簡単に手を外されてそのまままた押し倒されてしまった。
「カイトは僕たちを煽るのがうまい」
「煽ってなんかっ……!」
俺、涙目である。
このまままた抱かれてしまうのだろうかと危機感を覚えた時、寝室の扉が開いた。
「ジャン、そろそろ朝食にするぞ」
ジャックだった。
「残念だな」
「残念じゃないっ!」
俺はほうほうの体でジャンの腕の中から逃れたのだった。
とはいえ逃れた先はジャックの腕の中で、服は着せてもらったものの微妙ではある。ジャックの膝の上で朝ごはんをもきゅもきゅと食べていると視線を感じた。ジャックとジャンの視線はいつものことだが、ビットと竜族の視線は相変わらず慣れない。こっち見んなって思う。
それにしても朝から思いっきり感じさせられてしまった。魔力注がれるとかすごい。全身溶けるかと思った。ああだめだだめだ思い出しちゃ。身体の奥がきゅんきゅんしてしまう。
俺は自分でも挙動不審だなと思いながらもどうにか朝ごはんを食べ終えた。でも食休みのお茶を啜り始めたらやっぱり思い出して困ってしまった。
「なぁ、ジャック」
「なんだ?」
「その……家の中から俺は出ちゃいけないんだよな?」
「ああ、守り切れる自信はないからな」
「そっか……」
やはりせいぜいベランダに出るぐらいのことしかできないようである。
なんかもう最近はごはんとHと睡眠しかない。Hの時間が超長くて、身体はどんどん敏感になるしでたいへんだ。
「ベランダ、出ちゃだめか?」
「いいぞ。ジャン、お茶の準備を」
「はい、兄さん」
外に出るとほっとする。俺はまだ外の世界に出てもいいんだって。でもそれはジャンとジャックの腕の中だから許されることだ。
「……俺みたいな面倒なの、攫おうとするヤツなんかいるのかよ?」
「……長生きしなくてもいいからな。攫おうとなんざするヤツはまともな者じゃない」
「……そーゆーことか」
さすがに恐ろしくなって身震いした。無意識で腹に回されているジャックの腕をぎゅうぎゅう抱きしめた。
「……カイト、あまりかわいいことをするなと言ってるだろう……」
「……してない」
ムッとした。ジャンもジャックも絶対目が節穴なんだと思う。そりゃあ二人に比べたら小さいかもしれないけど、俺だってそれなりに……つっても無駄か。うん、きっとうちの二人は目が悪いんだ。そうだそうに違いない。
とりあえずそういうことにしといた。
「大丈夫だ。カイトのことは命に代えても守るから」
「……そこまでしなくていい」
縁起でもない。
風が爽やかだった。気持ちいいなぁとぼーっとする。こんな穏やかな時間だけならいいのにと思ってしまう。二人に抱かれるのは嫌いじゃないけどちょっと抱かれすぎだ。
「なぁ、ジャック」
「なんだ?」
「その、さ……昨日みたいなのは、もう……」
うまく言えないけど、さすがに一日に三回も二輪挿しはやめてほしい。
「ああ、すまん。……抱かせてもいいとは思ったんだが、嫉妬が抑えきれなかった……」
ぎゅうっと抱きしめられた。ちょっと苦しいけどなんか安心する。もう俺は二人の腕の中でしかだめなのだろう。
「やだからな……」
「ああ、すまなかった」
しゅんとなってるジャックがかわいい。なんかでっかい犬みたいだ。さすがに獣姦は勘弁だけど。
このまま流してもいいのだが、さすがにそれではいけないだろうとジャックへのお仕置きを考えることにした。
朝からすごかった。
ジャンはイチモツからも魔力を流しやがった。おかげで中がありえないほど感じてしまってたいへんだった。そう、まるで精液をずっと出されているような快感に襲われて、涙も涎も止まらなくて身体ががくがく痙攣してジャンにしがみついていることしかできなかった。
「ああんっ、あんっ、あんっ、あんっ、らめっ、らめらめっ、あああんっ、らめえええ~~~っっ!!」
「ふむ、これもありだな」
ジャンは意味深なことを言いながら容赦なく俺の尻穴を犯しまくった。やっぱり鬼だと思った。
死んじゃう。
「……あれ、やだ……」
朝から意識を飛ばして再び目覚めてから、俺は涙目でジャンに訴えた。
「そうか? ものすごくかわいかったぞ」
「……つらいから、だめ」
ジャンの胸に抱きしめられたまま、頭を擦り寄せる。好きだけどあんなのだめだと思う。
「……カイトは本当にかわいいな。……たまんねぇ」
耳元でそんな風に言われたらびくびくしてしまう。まだ身体に快感の熾火が残っているようだった。
まだ朝なのになんでこんなに甘いんだろう。
「ジャン、俺昨日いっぱいされすぎちゃったから……」
「そういえばそうだったな」
ちゅ、と口づけられてどきどきしてしまった。
「触手族のアレはどうだった?」
……やっぱりジャンはジャンだった。俺はカーッと全身に熱が上がるのを感じた。
「ど、どうって……」
そんなの答えられるはずないじゃないか。
「よかっただろう?」
「やだやだっ!」
俺はジャンの口を両手で塞いだ。だってすごく恥ずかしかったのだ。自分でやっといてなんだこの乙女な反応。ジャンがニヤリとする。簡単に手を外されてそのまままた押し倒されてしまった。
「カイトは僕たちを煽るのがうまい」
「煽ってなんかっ……!」
俺、涙目である。
このまままた抱かれてしまうのだろうかと危機感を覚えた時、寝室の扉が開いた。
「ジャン、そろそろ朝食にするぞ」
ジャックだった。
「残念だな」
「残念じゃないっ!」
俺はほうほうの体でジャンの腕の中から逃れたのだった。
とはいえ逃れた先はジャックの腕の中で、服は着せてもらったものの微妙ではある。ジャックの膝の上で朝ごはんをもきゅもきゅと食べていると視線を感じた。ジャックとジャンの視線はいつものことだが、ビットと竜族の視線は相変わらず慣れない。こっち見んなって思う。
それにしても朝から思いっきり感じさせられてしまった。魔力注がれるとかすごい。全身溶けるかと思った。ああだめだだめだ思い出しちゃ。身体の奥がきゅんきゅんしてしまう。
俺は自分でも挙動不審だなと思いながらもどうにか朝ごはんを食べ終えた。でも食休みのお茶を啜り始めたらやっぱり思い出して困ってしまった。
「なぁ、ジャック」
「なんだ?」
「その……家の中から俺は出ちゃいけないんだよな?」
「ああ、守り切れる自信はないからな」
「そっか……」
やはりせいぜいベランダに出るぐらいのことしかできないようである。
なんかもう最近はごはんとHと睡眠しかない。Hの時間が超長くて、身体はどんどん敏感になるしでたいへんだ。
「ベランダ、出ちゃだめか?」
「いいぞ。ジャン、お茶の準備を」
「はい、兄さん」
外に出るとほっとする。俺はまだ外の世界に出てもいいんだって。でもそれはジャンとジャックの腕の中だから許されることだ。
「……俺みたいな面倒なの、攫おうとするヤツなんかいるのかよ?」
「……長生きしなくてもいいからな。攫おうとなんざするヤツはまともな者じゃない」
「……そーゆーことか」
さすがに恐ろしくなって身震いした。無意識で腹に回されているジャックの腕をぎゅうぎゅう抱きしめた。
「……カイト、あまりかわいいことをするなと言ってるだろう……」
「……してない」
ムッとした。ジャンもジャックも絶対目が節穴なんだと思う。そりゃあ二人に比べたら小さいかもしれないけど、俺だってそれなりに……つっても無駄か。うん、きっとうちの二人は目が悪いんだ。そうだそうに違いない。
とりあえずそういうことにしといた。
「大丈夫だ。カイトのことは命に代えても守るから」
「……そこまでしなくていい」
縁起でもない。
風が爽やかだった。気持ちいいなぁとぼーっとする。こんな穏やかな時間だけならいいのにと思ってしまう。二人に抱かれるのは嫌いじゃないけどちょっと抱かれすぎだ。
「なぁ、ジャック」
「なんだ?」
「その、さ……昨日みたいなのは、もう……」
うまく言えないけど、さすがに一日に三回も二輪挿しはやめてほしい。
「ああ、すまん。……抱かせてもいいとは思ったんだが、嫉妬が抑えきれなかった……」
ぎゅうっと抱きしめられた。ちょっと苦しいけどなんか安心する。もう俺は二人の腕の中でしかだめなのだろう。
「やだからな……」
「ああ、すまなかった」
しゅんとなってるジャックがかわいい。なんかでっかい犬みたいだ。さすがに獣姦は勘弁だけど。
このまま流してもいいのだが、さすがにそれではいけないだろうとジャックへのお仕置きを考えることにした。
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