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第四章の話
レンさん
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「レンさん。」
「ウッ。悪りぃ。避けたと思ったが毒がかすったみたいだ。大丈夫だ。少し休んだら戻ろう。」
「でも…」
んー。
私が村までレンさんを運ぶのは難しい。
かと言って村まで歩く体力は今レンさんはないだろう。
もう夕方になるし、ここは今夜は野営をするしかない、看病して一晩過ごして明日村に戻ろう。
私は野営準備を始める。
まずはテントを張って、魔除け香。
この島は魔物が少ないらしくでても下級レベルらしい。
今回のスコルピオンは特別だったみたい。
そして焚き火を起こして、簡易キッチンを作った。釜戸の火を起こしてる間に、レンさんにもう一度お水を飲ませた。
「レンさん。今夜はここで野営します。レンさんはテントまで歩けますか?肩をかします。」
「あぁ、悪りぃな。」
レンさんをゆっくり休ませないといけない。
レンさんを、寝かせてその間に続きをしよう。
「レンさん、私は食事とか支度するのでゆっくり休んでいてください。」
「あぁ、すまない。」
さっとごはんの支度をする。
鶏肉と野菜たっぷりのお粥、スープを作った。
あとは調合で特製の毒消し薬を作る。
解熱剤と栄養剤はある。
「レンさん。」
テントに入るとレンさんは寝ていた。
きっと身体も弱っているはずだ。
大丈夫かな。
ひんやりと冷たいタオルを額に当てた。
「ん。」
あっ、冷たかったかな。
「すみません。タオル変えました。」
「あっ。あぁ。大丈夫だ。」
「お粥とスープ作ったんですが座れますか?」
「あぁ。ありがとう。」
レンさんが座ってくれたのでお粥を少しずつスプーンですくってもっていった。
ゆっくりレンさんは食べてくれる。
「うん、美味いよ。ありがとうな。」
「いえ、ごはん食べたらまた薬飲みましょう。」
「あぁ、ありがとう。」
レンさんはごはんを完食して薬を飲んだ。
そしてまた眠りについた。
そばに薬と水分たさもすぐ取れるようにお水もセットしておいた。
私も残りのご飯でさっと済ませた。
焚き火のそばでお茶を飲む。
「私がもっとレベルの高い毒消し薬を作れたら。まだまだ修行が必要だな。とりあえず、明日少しマシになっているなら村に戻ろ。村には病院があるらしいし、宿もある。そっちの方がゆっくり回復できるだろうし。」
私は見張りをしながら夜を過ごすことにした。
翌朝、なんとかウトウトしながらだけど朝を迎えた。
よし、ご飯作ろう。
今朝も消化にいいものを。
卵粥と昨日の残りのスープ、あとはフルーツをカットした。
テントに入り、レンさんを見るとちょうど目覚めるところだった。
「レンさん。おはようございます。」
「あぁ、おはよ。」
レンさんは昨日より顔色がいいみたい。
「レンさん体調どうですか?」
「あぁ、だいぶいいよ。」
「よかったです!朝ごはん食べれますか?」
「あぁ、腹が減っている。」
「フフッ。どうぞ。卵粥とスープとフルーツ。食べたらまた薬飲みましょ。」
「あぁ、いただくよ。」
レンさんは完食してくれて、薬も飲んだ。
「レンさん帰れますか?村に戻って病院に行った方がいいので。」
「あぁ、準備したら出発しよう。モエ迷惑かけて悪りぃな。」
「いえ、私こそ。私のせいで毒が。ごめんなさい。」
「モエのせいじゃねぇ、俺がかわしきれてなかっただけだ。それに看病もしてくれた。助かったよ、モエ。」
「私もレンさんの役に立てるようもっとしっかりします。」
「モエは充分すぎるほどだ。気にするな。」
「レンさんは優しすぎるんですよ。」
「好きな女には優しくなる。」
「!!」
レンさんから好きと聞くと意識してしまう。
ストレートすぎてうまく返答できない。
「さっ飯食って出発するぞ。」
野営の片付けを済ませて、村へ戻ることにした。
「ウッ。悪りぃ。避けたと思ったが毒がかすったみたいだ。大丈夫だ。少し休んだら戻ろう。」
「でも…」
んー。
私が村までレンさんを運ぶのは難しい。
かと言って村まで歩く体力は今レンさんはないだろう。
もう夕方になるし、ここは今夜は野営をするしかない、看病して一晩過ごして明日村に戻ろう。
私は野営準備を始める。
まずはテントを張って、魔除け香。
この島は魔物が少ないらしくでても下級レベルらしい。
今回のスコルピオンは特別だったみたい。
そして焚き火を起こして、簡易キッチンを作った。釜戸の火を起こしてる間に、レンさんにもう一度お水を飲ませた。
「レンさん。今夜はここで野営します。レンさんはテントまで歩けますか?肩をかします。」
「あぁ、悪りぃな。」
レンさんをゆっくり休ませないといけない。
レンさんを、寝かせてその間に続きをしよう。
「レンさん、私は食事とか支度するのでゆっくり休んでいてください。」
「あぁ、すまない。」
さっとごはんの支度をする。
鶏肉と野菜たっぷりのお粥、スープを作った。
あとは調合で特製の毒消し薬を作る。
解熱剤と栄養剤はある。
「レンさん。」
テントに入るとレンさんは寝ていた。
きっと身体も弱っているはずだ。
大丈夫かな。
ひんやりと冷たいタオルを額に当てた。
「ん。」
あっ、冷たかったかな。
「すみません。タオル変えました。」
「あっ。あぁ。大丈夫だ。」
「お粥とスープ作ったんですが座れますか?」
「あぁ。ありがとう。」
レンさんが座ってくれたのでお粥を少しずつスプーンですくってもっていった。
ゆっくりレンさんは食べてくれる。
「うん、美味いよ。ありがとうな。」
「いえ、ごはん食べたらまた薬飲みましょう。」
「あぁ、ありがとう。」
レンさんはごはんを完食して薬を飲んだ。
そしてまた眠りについた。
そばに薬と水分たさもすぐ取れるようにお水もセットしておいた。
私も残りのご飯でさっと済ませた。
焚き火のそばでお茶を飲む。
「私がもっとレベルの高い毒消し薬を作れたら。まだまだ修行が必要だな。とりあえず、明日少しマシになっているなら村に戻ろ。村には病院があるらしいし、宿もある。そっちの方がゆっくり回復できるだろうし。」
私は見張りをしながら夜を過ごすことにした。
翌朝、なんとかウトウトしながらだけど朝を迎えた。
よし、ご飯作ろう。
今朝も消化にいいものを。
卵粥と昨日の残りのスープ、あとはフルーツをカットした。
テントに入り、レンさんを見るとちょうど目覚めるところだった。
「レンさん。おはようございます。」
「あぁ、おはよ。」
レンさんは昨日より顔色がいいみたい。
「レンさん体調どうですか?」
「あぁ、だいぶいいよ。」
「よかったです!朝ごはん食べれますか?」
「あぁ、腹が減っている。」
「フフッ。どうぞ。卵粥とスープとフルーツ。食べたらまた薬飲みましょ。」
「あぁ、いただくよ。」
レンさんは完食してくれて、薬も飲んだ。
「レンさん帰れますか?村に戻って病院に行った方がいいので。」
「あぁ、準備したら出発しよう。モエ迷惑かけて悪りぃな。」
「いえ、私こそ。私のせいで毒が。ごめんなさい。」
「モエのせいじゃねぇ、俺がかわしきれてなかっただけだ。それに看病もしてくれた。助かったよ、モエ。」
「私もレンさんの役に立てるようもっとしっかりします。」
「モエは充分すぎるほどだ。気にするな。」
「レンさんは優しすぎるんですよ。」
「好きな女には優しくなる。」
「!!」
レンさんから好きと聞くと意識してしまう。
ストレートすぎてうまく返答できない。
「さっ飯食って出発するぞ。」
野営の片付けを済ませて、村へ戻ることにした。
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