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本編・取り違えと運命の人
008 初めての夜 ③
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「あ……」
「ど、どうしたの?」
「その……」
やっぱり恥ずかしいので、自然、小声になる。
「安心して、力抜けたら、あそこ、一気に濡れて……」
「さわって、いい?」
「…………うん」
リカルドの指が、そっと秘所を探り、確かめると、ゆっくり指を差し入れていく。
「ほんとだ。もう三本入る」
秘所から指を抜くと、リカルドはとても嬉しそうに私を抱きしめてくれた。
「ごめんね。身体が高まれば大丈夫と思ってたけど、やっぱり気持ちが大事だったよね」
「……ううん。リカルド、私の気持ち、すごく、ちゃんと考えてくれてた」
だから。覚悟を決めて、耳元でささやく。
「もう、大丈夫」
リカルドの動きが止まった。しばらくして、ようやく口が開かれる。
「……いいの?」
なんだかかすれた声。ずっと私のことばかり気づかってくれていたけど、リカルド自身もきっと、緊張してるんだ。
「うん。リカルドなら、いいよ」
少しだけこわばった表情をしていたリカルドに、やわらかな笑顔が戻った。
ふーっ、と一息つくと、リカルドのまなざしが真剣なものになる。そのままもう一度キスを落とされて、なんだかとてもどきどきした。リカルドが自らを私の膣口に少しこすりつけてきた時、花芽も一緒に刺激されて、思わず声が出てしまう。高くて、甘くて、なんだか自分の声じゃないみたい。一瞬リカルドの動きが止まったけど、大丈夫と言って続けてもらう。自身が充分私の蜜にまみれたところで、リカルドが耳元にささやいた。
「ジュリエッタ。最初、痛いと思うけど、ごめんね」
「ううん。リカルドのせいじゃないから、大丈夫」
ふーっ、ともう一度息を吐いて、リカルドが少しずつ少しずつ入ってくる。指とは違う、圧倒的な質量。濡れているとはいえ、初めてだからやっぱり少し痛い。でも覚悟していたほどではなくて、充分我慢できる。
「ジュリエッタ、ごめん」
リカルドが私の顔を見て、すまなそうに謝ってくる。
「ううん……。リカルドが私の中にいるの、なんだか嬉しい」
そう言ってリカルドの背中に手を回したら、なんだかひどく安心した。
痛いより、嬉しい気持ちが勝るなんて、思ってなかったな。数時間前は、あまりにもテンション高くて引いてたくらいだったし。
「うん。俺も、ジュリエッタの中に入れてもらえて、すごく嬉しい」
奥まで辿りつくと、リカルドは動きを止めて、私を抱きしめた。
「…………ああ、今日会ったばかりなのに、俺、君のこと、大好きだなあ……」
リカルドが心からそう言ってくれてるのが伝わってきて、とても温かい気持ちになった。
「ど、どうしたの?」
「その……」
やっぱり恥ずかしいので、自然、小声になる。
「安心して、力抜けたら、あそこ、一気に濡れて……」
「さわって、いい?」
「…………うん」
リカルドの指が、そっと秘所を探り、確かめると、ゆっくり指を差し入れていく。
「ほんとだ。もう三本入る」
秘所から指を抜くと、リカルドはとても嬉しそうに私を抱きしめてくれた。
「ごめんね。身体が高まれば大丈夫と思ってたけど、やっぱり気持ちが大事だったよね」
「……ううん。リカルド、私の気持ち、すごく、ちゃんと考えてくれてた」
だから。覚悟を決めて、耳元でささやく。
「もう、大丈夫」
リカルドの動きが止まった。しばらくして、ようやく口が開かれる。
「……いいの?」
なんだかかすれた声。ずっと私のことばかり気づかってくれていたけど、リカルド自身もきっと、緊張してるんだ。
「うん。リカルドなら、いいよ」
少しだけこわばった表情をしていたリカルドに、やわらかな笑顔が戻った。
ふーっ、と一息つくと、リカルドのまなざしが真剣なものになる。そのままもう一度キスを落とされて、なんだかとてもどきどきした。リカルドが自らを私の膣口に少しこすりつけてきた時、花芽も一緒に刺激されて、思わず声が出てしまう。高くて、甘くて、なんだか自分の声じゃないみたい。一瞬リカルドの動きが止まったけど、大丈夫と言って続けてもらう。自身が充分私の蜜にまみれたところで、リカルドが耳元にささやいた。
「ジュリエッタ。最初、痛いと思うけど、ごめんね」
「ううん。リカルドのせいじゃないから、大丈夫」
ふーっ、ともう一度息を吐いて、リカルドが少しずつ少しずつ入ってくる。指とは違う、圧倒的な質量。濡れているとはいえ、初めてだからやっぱり少し痛い。でも覚悟していたほどではなくて、充分我慢できる。
「ジュリエッタ、ごめん」
リカルドが私の顔を見て、すまなそうに謝ってくる。
「ううん……。リカルドが私の中にいるの、なんだか嬉しい」
そう言ってリカルドの背中に手を回したら、なんだかひどく安心した。
痛いより、嬉しい気持ちが勝るなんて、思ってなかったな。数時間前は、あまりにもテンション高くて引いてたくらいだったし。
「うん。俺も、ジュリエッタの中に入れてもらえて、すごく嬉しい」
奥まで辿りつくと、リカルドは動きを止めて、私を抱きしめた。
「…………ああ、今日会ったばかりなのに、俺、君のこと、大好きだなあ……」
リカルドが心からそう言ってくれてるのが伝わってきて、とても温かい気持ちになった。
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