前世の記憶を持った公爵令嬢は知らないうちに傲慢になってました。

白雪エリカ

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別室に連れてこられた私は両親が来るまで閉じ込められていた。
どういうことなの?あのヒロインも転生者で良い様に嘘をついているのね!?
許さない!あんな女に私負けないから!!

これは私に課せられた試練なのね!騙された王子を救い出してハッピーエンドなる為の!そう思って決意を固めた時扉が開いた。
入ってきたのは第二王子のアクセルだった。

「アクセル様!貴方はあの女に騙されているのです!目を覚ましてください!」

そう言って抱きついて涙目にでもなれば男なんてイチコロだわ!なんたって私は絶世の美女なのよ!

「離れろ」ドンっ

「いたっ!なにするのよ!」

「なぁ、あんたここが「恋の花が咲き誇る」の乙女ゲームと勘違いしてないか?」

は?この王子なにいってるの?

「ここは乙女ゲームじゃない俺が主人公のギャルゲーなんだよ。ベースは乙女ゲームと同じでも主人公はチート設定が常識だから平民の母親は一時期平民に助けられた公爵令嬢になった」

知らないそんなゲームのこと

「これ、ギャルゲーのチュートリアルだから俺の婚約者に楯突いて断罪されるってやつ。こんな風になりたくなかったら手ェだすんじゃねーぞ、ってな?」

ここは私の知ってる世界じゃなかった?
なら今まで私は一体何をしてきたの??
もう何もわからなくなってきた

「それに前世の記憶持ちが公爵令嬢になって権力手に入れてだいぶ傲慢になったんじゃないか?上流層になって下のもの見下して?あなた自身になんの価値あんのかよ?」

「なによ!私の価値は美しい美貌と生まれ持った爵位よ!上に立つ人間なの!舐められたら困るわ!」

昔とは違う!この学園で私は女子生徒の頂点に立つ人間だったのに!!
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