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第二章
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「えぇ~? それなら、私でよくないですか?」
「申し訳ありませんがよくないです。兄上に万が一の事があったら、私が王になりますので、女王になってもおかしくない女性でなくては」
「私が女王になっても良いですよ?」
「お帰りになりますか?」
フリードリヒは冷たく微笑んだ。
「やだぁ! 冗談ですよ! めっちゃいい人を選ばせて頂きます! ところで、報酬なんですけど~?」
「いくらですか?」
「登録料は本来なら金貨10枚ですけど、フリッツ王子は特別に金貨3枚にさせて頂きます! それと、ご紹介料は身分によって異なりまして、平民なら金貨1枚、騎士家の方なら金貨2枚、男爵家なら3枚、伯爵家なら5枚~10枚、それ以上の方は家格によってご相談になります~。釣書の御令嬢の調査料は紹介料と同じ価格で謝礼を頂けますかぁ?」
「この釣書を全部調査して、他にも良い女性がいたら紹介して欲しいのですが、全部でいくらになりますか?」
エミリアは紙にペンで計算式を書いていく。
「この値段でいかがでしょうか?」
紙に価格を書き込む。
「まとめてお願いしますので、お安くしてくれますよね?」
「フリッツ王子ったら~やり手ですね~、え~っと、じゃ~、こちらの値段では?」
エミリアが価格を書き直す。
「もっと、安く出来ますよね?」
「えぇ~!? 無理ですよ~! 貴族の御令嬢を調査するには、屋敷に伺うときの衣装も、馬車のレンタルも、手土産も必要ですし、とぉ~っても、お金がかかるんですよ?」
「私は別の方に頼んでもいいのですよ?」
「ちょ、ちょっと! 今、お値下げしようとしてたところですから!」
エミリアは再び価格を書き直す。
「これでは?」
「衣装は2、3着を着まわせばいいでしょう? 馬車も期間契約すればいい」
「くっ...善良なフリして...根性が...」
「やだなぁ~! ぼったくろうとしてたのはエミリアさんでしょう?」
エミリアはまたもや価格を書き直す。
「持ってけ泥棒! これでどう!?」
「今の言葉は侮辱罪になりますが...まぁ、いいでしょう。ではお願いしますね」
契約書を交わし、早速、エミリアは仕事を開始する。
「これは譲れないっていう条件とか、好みのタイプとかありますか?」
「あれ? 私の好みを知りませんでした?」
「結婚披露宴でフリッツ王子が言ってたやつですかぁ?」
「そうですね」
「確か、お金持ちで、美女がいいんですっけ?」
「はい、それで権力があって、賢く、寛容な女性がいいです」
「はぁ、贅沢な奴...」
「何か言いましたか?」
「いえいえ、とんでもないです~! あ、釣書のこの女性なんていいじゃないですかぁ? マイヤー宰相様の孫娘で、美人で、賢く、お金持ちで、権力者の孫娘で、条件に合ってるんじゃない?」
「ですが、どれも1番じゃない」
「はい?」
_________
狸田真より
今日ってバレンタインらしいです。
チョコのかわりに【投票】【感想】をしてくれる、心優しい方はいないかな? 男女問いませんよ!
「申し訳ありませんがよくないです。兄上に万が一の事があったら、私が王になりますので、女王になってもおかしくない女性でなくては」
「私が女王になっても良いですよ?」
「お帰りになりますか?」
フリードリヒは冷たく微笑んだ。
「やだぁ! 冗談ですよ! めっちゃいい人を選ばせて頂きます! ところで、報酬なんですけど~?」
「いくらですか?」
「登録料は本来なら金貨10枚ですけど、フリッツ王子は特別に金貨3枚にさせて頂きます! それと、ご紹介料は身分によって異なりまして、平民なら金貨1枚、騎士家の方なら金貨2枚、男爵家なら3枚、伯爵家なら5枚~10枚、それ以上の方は家格によってご相談になります~。釣書の御令嬢の調査料は紹介料と同じ価格で謝礼を頂けますかぁ?」
「この釣書を全部調査して、他にも良い女性がいたら紹介して欲しいのですが、全部でいくらになりますか?」
エミリアは紙にペンで計算式を書いていく。
「この値段でいかがでしょうか?」
紙に価格を書き込む。
「まとめてお願いしますので、お安くしてくれますよね?」
「フリッツ王子ったら~やり手ですね~、え~っと、じゃ~、こちらの値段では?」
エミリアが価格を書き直す。
「もっと、安く出来ますよね?」
「えぇ~!? 無理ですよ~! 貴族の御令嬢を調査するには、屋敷に伺うときの衣装も、馬車のレンタルも、手土産も必要ですし、とぉ~っても、お金がかかるんですよ?」
「私は別の方に頼んでもいいのですよ?」
「ちょ、ちょっと! 今、お値下げしようとしてたところですから!」
エミリアは再び価格を書き直す。
「これでは?」
「衣装は2、3着を着まわせばいいでしょう? 馬車も期間契約すればいい」
「くっ...善良なフリして...根性が...」
「やだなぁ~! ぼったくろうとしてたのはエミリアさんでしょう?」
エミリアはまたもや価格を書き直す。
「持ってけ泥棒! これでどう!?」
「今の言葉は侮辱罪になりますが...まぁ、いいでしょう。ではお願いしますね」
契約書を交わし、早速、エミリアは仕事を開始する。
「これは譲れないっていう条件とか、好みのタイプとかありますか?」
「あれ? 私の好みを知りませんでした?」
「結婚披露宴でフリッツ王子が言ってたやつですかぁ?」
「そうですね」
「確か、お金持ちで、美女がいいんですっけ?」
「はい、それで権力があって、賢く、寛容な女性がいいです」
「はぁ、贅沢な奴...」
「何か言いましたか?」
「いえいえ、とんでもないです~! あ、釣書のこの女性なんていいじゃないですかぁ? マイヤー宰相様の孫娘で、美人で、賢く、お金持ちで、権力者の孫娘で、条件に合ってるんじゃない?」
「ですが、どれも1番じゃない」
「はい?」
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今日ってバレンタインらしいです。
チョコのかわりに【投票】【感想】をしてくれる、心優しい方はいないかな? 男女問いませんよ!
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