渡り廊下の恋
火曜日の3限目の前と、金曜日の6限目の前、僕は必ず教室の窓の外に視線を向ける。
ーーー・・・移動教室のために渡り廊下を使って別館へ向かう、キラキラした彼の後ろ姿を見るために。
地味な小動物系男子が片想い中の美形な不良に振り回され、知らない間に振り回し、いつの間にかノンケだったはずの美形な不良に甘々に溺愛されていくお話です。
※見ているだけなのは一瞬です。
※地味な小動物系男子は素直で意外と図太いです。
※他サイトでも同時連載中です。
ーーー・・・移動教室のために渡り廊下を使って別館へ向かう、キラキラした彼の後ろ姿を見るために。
地味な小動物系男子が片想い中の美形な不良に振り回され、知らない間に振り回し、いつの間にかノンケだったはずの美形な不良に甘々に溺愛されていくお話です。
※見ているだけなのは一瞬です。
※地味な小動物系男子は素直で意外と図太いです。
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登場人物
プロローグ
誰よりも綺麗で美丈夫な不良さん
アニマルセラピー
夢のような日々
初めての外出デート
凄く甘くて少しだけほろ苦い
え、嫌ですけども
愛してる
番外編
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えー……なんで…………冷や汗ダラダラ
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みたいなところから始まる、嫌い合ってたはずなのに本当は……?!
という感じの割とよくあるBL話を、自分なりに書いてみたいと思います。
・いつも通りの世界のお話ではありますが、今度は一応血縁ではありません。
(だけど舞台はナウラティス。)
・相変わらず貴族とかそういう。(でも流石に王族ではない。)
・男女関係なく子供が産める魔法とかある異世界が舞台。
・R18描写があるお話にはタイトルの頭に*を付けます。
・頭に☆があるお話は残酷な描写、とまではいかずとも、たとえ多少であっても流血表現などがあります。
・言い訳というか解説というかは近況ボードの「突発短編2」のコメント欄からどうぞ。
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レノには母ほどの剣才はなかったが、その代わり俊敏さと魔法の才能があった。魔法剣士としてその日暮らし、自由気ままに人生を謳歌していた時、黒いローブの男に拘束される。愛を囁きながら調教する男はいったい何者なのか。そして、その男は、レノの本当の出自を知っていたのだ。
【令和4年3月13日改題しました】
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そう言われた瞬間、冗談だろう?と思った。
俺はどこからどう見ても男だ。そりゃ恋人も男で、俺が受け身で、ヤることやってたけど。いきなり両性具有でした、なんて言われても困る。どうすればいいんだ――。
※この話は2014年にpixivで連載、2015年に再録発行した二次小説をオリジナルとして少し改稿してリメイクしたものになります。
両性具有や生理、妊娠、中絶等、描写はないもののそういった表現がある地雷が多い話になってます。少し生々しいと感じるかもしれません。加えて私は医学を学んだわけではありませんので、独学で調べはしましたが、両性具有者についての正しい知識は無いに等しいと思います。完全フィクションと捉えて下さいますよう、お願いします。
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ランはいつもクールで落ち着いていて、どこか遠くを見ているような眼差しが印象的だった。レンとは対照的に、内向的で多くの人と打ち解けることが少なかった。しかし、レンだけは違った。ランはレンに対してだけ心を開き、笑顔を見せることが多かった。
教室に入ると、運命的にレンとランは隣同士の席になった。レンは心の中でガッツポーズをしながら、ランに話しかけた。
「ラン、おはよう!今年も一緒のクラスだね。」
ランは少し驚いた表情を見せたが、すぐに微笑み返した。「おはよう、レン。そうだね、今年もよろしく。」