フォギーシティ

淺木 朝咲

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八章 希望と叡智の街

破壊

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 「回帰リュトゥール」は「輪廻サムサラ」の派生で僕にしか扱えない異能だ。僕が絶望し現実を拒んだ時に自死することで発動し、僕の運命が変わるその時まで遡る。感覚的には戻されると言ってもいい。戻された後、「回帰」が失敗していなければ僕は前回の記憶を持って再びリーエイとの生活を始めることになる。
 前回、なのだ。僕から見れば僕が死んだ世界はどれもことなのだ。しかし、もしかしたらその世界は僕の死後も続いているかもしれない。考えたくはないが、僕が死んだ世界たちは全て別世界なのではないか。単に同じ世界の時間軸を巻き戻して同じ世界の中で過ごしているとは考えにくい。というのも、サージュを倒してから数日経っているのが今で、その間に見た夢の中でサージュと最期まで仲間であり続けたことがあったからだ。僕の行動次第で変わることとはいえ、同じ世界の同じ時間軸を戻して何度も繰り返しているだけなら、ここまでの変化は起きない、もしくは起こそうとすれば何かしらの不具合が生じるはずだ。とするならば、今生きて、こうして考えている僕はの僕なのだろう。全く同じ魂を持っているのに、どこか違う他人の過去を見ているように僕は僕の過去ゆめを見る時がある。それは感覚的なものではなく、本当にそうだからなのでは、と思ってしまう。もし本当にそうだったとしても今の僕にそれをどうにかする術もないので、どうにも出来ない。
「………どうして」
 僕が生きて敵対する奴らを倒せるのは全部死んだ僕から得た情報だ。それはきっと過去の僕らも変わらない。だとしたら、一回目の僕はどこでどう死んだのだろう。今の僕は情報量や「回帰リュトゥール」の条件をはっきり知っていることから、少なくとも五回目以降のはずだ。
「……………」
 もしかすると、僕らが見たがらないだけでそれぞれの僕らが死んだ後の世界も見ることが出来るのかもしれない。それをしないのはきっと僕を喪ったリーエイたちを見たくないからだ。リーエイ、ごめん。今の君が知らないだけで君は何回も僕を目の前で喪っているのに。僕が特性のせいで何回も同じ見た目で中身だけを繰り返しているから、君は否応なしに僕が死んでいくのを見るしか出来ない。
 その後数日間、過去の僕らの死後の世界を見ようとしたが、見ることは出来なかった。何か、無理矢理世界が途切れたような気もした。実際そうだったのかもしれない。新しい僕に相応しい世界を再構築する為に、過去の世界たちは自動的に崩壊したのかもしれない。だとすれば、その世界に残っていた人々はどんな思いで最期を迎えたのだろう。それは考えたくない。ある世界では巨大隕石の直撃によって生活が困難、不可能になったかもしれない。別の世界では大災害が各地で同時に頻発して海が世界全体を呑んだかもしれない。それもこれも全て僕のせいだとすれば? ──耐えられない。僕一人の生命のせいで何億もの生命が殺されるのは、嫌だ。
「怖いな……」
 大気中に溢れている生命の力を異武装に宿し、また生命の力を無に還すことで僕は「地球」に近付いていると思っていた。もしかしたら、そんな日は来ないのかもしれない。僕が僕として何度も命を繰り返すのは、あることをすればその世界を繰り返すことが出来る、そんな世界に生きているからかもしれない。サージュは規則違反者を残虐な話を書いた本の中に閉じ込めて、何度も読むことによって閉じ込められた人々に苦痛を与えることが出来ると言っていた。──あまり考えたくはないが、この世界も同じように、誰かによって作られた物語の中で、結末のその先には行けないのではないか。僕が同じ僕──けれども毎回違う行動をして様々な死に方で散った──の記憶をいくつも持って生き続けているのは、誰かが物語に手直しを加えに加え、その度に僕らは少しずつ行動を書き換えられているからなのではないか。そう考えると、不思議と辻褄が合うような気もする。きっとある程度の設定は決まっていて、結末だけが上手くいかないのか、そもそも結末に向かうためのシナリオが上手く書けないのかだ。これからの未来に期待はしない。だが、ここを本の世界と仮定して、本だからこそ出来ることを考えて動いてみればこの考えの真偽もわかるはずだ。
「──逃げるな」
「っ!?」
 誰もいない。今は家に僕一人のはずだ。リールは図書館、リーエイは時計屋に仕事のはずだ。それに、今耳元で囁かれた声は二人に似ていない。誰が僕の耳元で囁けるまで近付けたのだろう。
「警告だけしに来た」
 低い声に似合わない幼い口調。声の主は真後ろに立っていた。体まで幼い。
「後天性異形「警固ヴァクター」とでも名乗っておく。この世界はお前に何回も壊されている」
「僕、が………?」
 人間時代のリーエイが着ていたような服を着て、灰色の目と髪を持った背の低い異形──警固ヴァクターは淡々と話を続ける。
「お前の異能は単に時を戻すだけでもなく世界を塗り替える訳でもない。世界を壊し、一から作り直している」
「もしそうだとしてどうして初対面の君がそれを知ってるわけ?」
 僕が訊くと、ヴァクターは言葉に詰まるどころか当然だと言わんばかりに流暢に答えた。
「僕は全てを記憶する主に仕えている」
「は?」
 なんだそれ。聞き覚えしかない奴だ。個人的にその候補として挙がるのは約一名しか居ない。
「主はお前の家族になっているのだから、従者の僕がこうして主の家族に顔を出すのは何ら問題ないだろう?」
「は、え………いや……頭追いつかないんだけど」
 はあ、とヴァクターは溜息を深く吐く。僕はそんなに怒らせるような何かをしただろうか。
「まあいい。そのうち話すことになるだろうし主からは話したがらないだろうから、今僕が話しておく。僕はお前と違って後天性なんだ。つまり元人間。人間時代の僕は主──リールのだった」
「え」
 リールはそんなこと一度も話していない。人間時代に結婚していたことさえ僕は知らなかった。
「僕は主──父さんの後を追うようにこの街に入った。戦後の父さんは後悔で毎日が真っ暗。僕はそんな父さんをどうにかしてあげたかった。戦争の暗い記憶から救い出してあげたかった。それで、二度とその記憶が父さんを虐めないように守りたかった。でも、駄目だった。父さんはある日突然消えた。僕のせいだと思った。母さんは戦争が終わる少し前に僕を庇って敵の銃弾にやられたからその時にはもう居なかった。戦争が全部変えたんだ。でも、僕が守られたことに甘えてしまってたのもあるかも……」
「自分を責めないでよ」
 きっとこの子は本当に幼かったのだと思った。父を気遣う気持ちは、血の繋がりこそないけれどよくわかる。
「だから父さんはロクに人の形を保ってない。父さんは全てを忘れないように、世界を網羅できる地球儀の頭になった。僕は……どうしてかな、一番人間の頃の名残が出やすい頭には色変わりした以外変わってなくて。もしかしたら脚が悪いからかな。歩くのが下手くそだったんだ、関節に異常があって。だから、今でもあまり歩きたくない。立つことは出来るけど、それだけ」
「……リールはヴァクターもこっちに来たって知ってる?」
「勿論。初めて地球儀頭の父さんを見たときはもうびっくりしたけど。でも、親子だからさ。それでもわかるんだよ。父さんは逃げようとしたから「待ってよ父さん」って叫んだんだ。僕の脚が悪いのは当然知ってたから、父さんは立ち止まって僕が近くまで来るのを待っててくれた。「お前だけはあのままきちんと生きて幸せにならないと俺が命をかけた意味が無いだろ」って怒られたけどさ。父さん以外のことなんてどうでもよかったよ。ああ、でももう父さん譲りの色の目でこの世界を見ることが叶わないのだけが残念」
 ペラペラとヴァクターは自分とその父・リールの過去について話し続ける。知らない間に椅子に座っていたことから、異形になってからも脚の悪さは治っていないことがわかる。
「でも良かった。お前のおかげで最近の父さんは本当に楽しそう。やっぱり父親なんだって安心した」
 そう言ってヴァクターは微笑む。顔つきも体つきも幼いまま、脚の悪さもそのままで、彼はなんだかんだ全身に人間の名残を残している。
「父さんはさ。何も言わないだけでお前がしてきたこと全部覚えてるんだよ。お前がリーエイおじさんに庇われたことも、それで絶望して世界を壊して作り直してることも全部。お前のせいで父さんだけが沢山のを記憶してる。当の本人はおじさんに拾われるところからやり直すだけでいいのに。狡い。お前は狡い。辛いところ全部スキップして記憶だけ持ってきて、次こそはって父さんの気も知らずに意気込んでる」
「…………」
 そんなことを言われては、何も言い返せない。彼らは僕が憧れる外の世界──地球で生まれ、育ってきた人々だった。尚更その夢は馬鹿らしく思えるかもしれない。そんなことに巻き込まないで欲しい、と彼は言いたいのだろう。
「……目の前で家族が死ぬ光景を覚え続けてることについては触れないんだ」
 リーエイは過去に僕を庇って数回死んでいるし、リールはそんなリーエイを庇って死んでいった。これまでの僕が知らなかっただけで、そこにはこの子もいたかもしれない。
「僕の異能は「葬送フュネライユ」。死んだ魂を新しい世界へ無事安全に送り届けるんだ。お前の異能で壊された世界そのものもその対象だ。お前のせいで僕の仕事は減らないんだ」
 やれやれといった表情でヴァクターは話す。僕が壊した世界にいた人々の命や世界そのものを、彼は新しい世界へ送り届けているらしい。
「だから今もこうやって大気中に生命が漂ってる。お前は「ラッキー。力が溢れてる」ってよくここから生命を取り込んでるけどそれは僕の仕事漏れ。お前のせいで仕事の量が際限なく増え続けるから、死んだ命が逃げるんだよ。で、今の大気中に大量の命が漂ってるわけ」
「その割にリーエイとかリールは何回やり直してもちゃんと居てくれてるね」
「親とその友人は最優先で葬送してる。当然だろ」
 馬鹿かお前、と幼い顔つき、口調で怒られてしまった。幼いくせに、と僕が睨むとヴァクターはフッと鼻で笑った。
「そんなに地球に行きたいか」
「うん」
「やめとけ」
「なんで」
「汚い人間がうじゃうじゃいる」
「そんなのこの街も変わらない」
「でもこの街はあんな大戦起きてない」
 ヴァクターはどこか辛そうだった。そういえば、脚の悪い彼がどうやって戦争を生き延びたのだろう。
「僕の国は強かったから良かったものの……別の国じゃ有り得ない破壊力の爆弾が二回も落とされてる。僕はその国のこと好きでも嫌いでもないけど、そんなものを落とされたら僕みたいな子供は絶対に生きられない。そんなことが起きた星に戻りたいとは………思えないよ」
 ヴァクターたちが知っている地球は残酷で汚いらしい。ただ、それは全部僕の目で確認した訳でなく、百年以上前の地球の話だ。今がどうなっているかが肝心だと言うのに、彼らは今を知らない。だからこそ僕は地球に憧れ、この街を出たいと思うのに。
「百年以上経ってるならそれも変わってるって僕は思う。だからこの街を出たいんだよ」
「……出るならせめてお前一人で出ろよ」
「なんで」
「父さんたちを巻き込むのはこの街の中だけにしろって言ってる」
 巻き込む? 何を言っているのだろう。そもそも協力すると言い出したのは二人の方だ。
「そういうお前はたちの考えを聞いたのか?」
「……」
「リーエイの性格からしてお前を知っていたらすぐに僕に紹介したがるはずなんだけど……お前の存在を認知したのは今回が初めてだし、リーエイは一回も僕にお前のことを教えなかった。お前リーエイには何も教えてないな?」
 ヴァクターは黙り込む。
「……沈黙は肯定ととるけど?」
「……………」
 本当に何も言わない。どうやらリーエイは彼のことを知らないようだ。だったら、多分リールが既婚者だったことも知らないはずだ。
「──父さんが本当に好きなのは母さんじゃなかったから」
「え?」
「…………父さんの家は決して低い家柄じゃなかったんだ」
 それが何だと言うのか。僕は彼が何を言いたいのかいまいち理解出来なかった。
「つまり──」
 だが、その後に話されたことで、どういうことなのかを理解するのはとても容易で、意外だった。
「…………そう、なんだ」
「お前は父さんを軽蔑しないんだな」
「いや、なんとなくそういう感じの部分は見えてたし」
 驚いたのは最初だけで、それもショックとかではない。人なのだから、よくあることだと思う。
「そうか。……何の為にお前は地球に行くんだ?」
「霧だらけの景色以外の風景を眺めたいし、僕の異能で今度こそ君たちに平穏な人生を送らせてあげたい」
「!」
「僕は君たちがどんな思いでここに来たのか、ここで過ごしてきたのか全然知らないけど人間だったのなら、せめて人間で終わらせてあげたいって思うんだ。……送り手としてもそうは思わない?」
「それは、まぁ……」
 否定はしない。出来ない。暗い顔をした父と過ごした日数の方が短いはずなのに、僕の記憶はそればっかりだからだ。本当はもっと遊んで欲しかったし、学校で良い成績を取って父さんに褒めて欲しかったし、とにかく父さんを喜ばせたかった。それなのに、帰ってきてからの父さんはひとつも笑ってくれないし、生きること自体を辛そうにしていた。僕一人で何か出来る訳でもないと悟って泣きたくなった。けれども、泣いたらあんな父さんにまた変な心配をかけてしまうからと泣くに泣けなかった。そうやって八歳の僕は知らないうちに大人になっていった。
「そんなこと出来るのか?」
「世界を壊す僕だよ?」
「…………そうだった」
 文句を言いに来たつもりが、いつの間にか目的をすり替えられているように思う。
「「輪廻」は終わりを始まりにする異能だから。この街が消えたら異形としての命は終わる。だからそれを僕が人間としての命が始まることに繋げる。やったことないし最初で最後の使い方だけど……出来るって思わないと出来なくなるからね、信じてくれる?」
「……ああ」
 信じたい。信じるしかない。父さんが今度こそ笑って人生を送ってくれるかもしれないというなら。
「ありがとう。……ヴァクター」
「?」
「この街を消すの、手伝う気になった?」
 この街が消えたら汚い人間が蔓延るあの星に帰される。だが、それは確かにもう百年以上前の話だ。いつの間にかそんなに経っていたのだ。いつまでも霧の中で人を捨てたままでいるより、人間に戻って父さんの笑顔を見たいのは確かだ。
「……手伝うにも僕の異能はそんなに役に立たないよ」
「そう?」
「…………「封呪ロイツォ」なら」
 「封呪ロイツォ」──ヴァクターの異能。悪を封じ、二度とこの世に現れないようにする異能だ。攻撃に向かないが、「葬送フュネライユ」とは別物。
「僕は護りにおけるほぼ全ての異能を扱える。それを攻撃に転じて使えと言うなら……工夫はする」
「「破邪フリスタ」の異能持ちが敵にいて物凄く厄介だったから、君が居ればまだ勝機はある。だから有難いよ」
 「破邪フリスタ」──全ての悪から身を護る結界を持つ異能。そのため全ての攻撃が基本的に通らない。時間を操作しても意味はなかったし、僕の「輪廻」で消せるわけでもなかった。だが、悪を弾く異能に対して悪を封じる異能を持つ彼なら、少しは攻撃が通る可能性を見出せるかもしれない。
「ちゃんと三人とも人間に戻してあげるから安心してよ」
「……その言葉、信じるからな」
 これは取引だ。人間としての自分を取り戻すことと、街を消し去り地球へ辿り着く為の重要な、裏切ることなど許されない取引。ヴァクターと握手を交わす。すべては目的の為に。
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