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花岡美江
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美江と知り合ったのもSNSを通じてだ。
何かと気が合ってお互いの写真を交換し合い、直接会う事になった。
メッセージではよく喋る彼女も直接会うと人見知り全開で、最初は普通に会話するのも一苦労だったように思う。
そう言えば最初はお互いの事姫様悠様呼びだったんだよなぁ...。
元カノの事を思い出す度に思い出したくもない黒歴史まで蘇ってくるの本当なんなの...。
実際話してて楽しかったし、送られてきた写真も可愛いかったのもあって俺は彼女にこう言ったのだ。
「俺姫様の事良いなぁって思ってるんだけど。」
うん、今思えば本当に酷い。
でもそんな告白に彼女は嬉しそうに答えた。
「悠様が本気かどうかは分からんけど...私は悠様の事好きですよ。」
そこから、俺達は付き合う事になった。
実際、仲は良かったと思う。
別れるその日まで、喧嘩らしい喧嘩を一度だってした事がなかったぐらいには。
県境に住んでいた彼女と会う機会はそんなに頻繁な物ではなかったが、それだけにたまに会える日の喜びと、またしばらく会えなくなる時の寂しさを繰り返し味わってきた。
実際そんな条件の中でもお互いにお互いの地元に行き合い、お互いの家にも行って寝泊まりもし、旅行にも行き、ホテルではその……男女の行為もした。
お互い初めてで、ただ痛がる彼女に申し訳なさを感じるだけの時間だったように思う……。
家族や友達にも紹介し、日奈美にも紹介し、実際その甲斐あってか沢山の人に応援されていたし、漠然と俺はこのまま彼女と結ばれるんだろうと思っていた。
そんな想像に何の根拠も無いのに。
別れようと言う話をする前、最後のデートまで本当に楽しかった。
次のデートの約束だってした。
彼女の姿を見るのがこれで最後になるなんて夢にも思わなかった。
誕生日を目前に控え、その日は一緒にビアガーデンに行こうと言う話をしていた。
でもその日が近づく頃、身内の不幸で急な出費が重なり彼女が来れないと言って来たのだ。
思えばこの時、俺の方から彼女に会いに行っていれば。
もっと稼いでいて、俺が彼女を支える事が出来ていたら、多分状況はまた違う物になっていた筈だ。
でも俺は子供だった。
なら他と行くからと、たかだか数千円のキャンセル料を気にしてしまった。
結果初めて喧嘩になった。
喧嘩しないと言う事は、不満が無いと同義ではないと知った。
お互い口に出すのが下手なだけだったんだ。
だから一度決壊すると、もう止まらなかった。
結局俺は甘えていたんだ。
彼女なら大丈夫、なんて根拠も無いのに。
運命なんて、ある筈の無い物を信じて、彼女となら何があっても大丈夫と、信じて疑わなかったのだ。
結局喧嘩別れになった。
思えば結構酷い言葉も言った。
全てが終わった後に後悔しても、結局後の祭りで、気付いた時にはもう謝る機会さえ無くなっていた。
そしてその後もその後で大変だった。
沢山の人に話したが故に、別れた事を周りが知ると同情されたし、時にはそんなだから彼女にフラれるんだ、なんて心無い言葉を浴びせられる事もあった。
結局謝る事も出来ずに終わった彼女との関係は、今も後悔とトラウマとして俺の中に残っている。
こんな時すぐに会いに行けない事が悔しかった。
でも実際それだって言い訳だ。
直接拒絶される事が怖かったが故の。
その気になれば仕事終わりだろうと金欠だうと、何かしらの手段は取れた筈なのだ。
そうしなかったのは結局俺の弱さで、彼女と本気で向き合う勇気がその時に無かったからに他ならない。
彼女と知り合った経緯や、別れるまでの話を、四人は黙って聞いていた。
「なるほど……喧嘩別れ……ですか。」
話終えると、リオがそう言って口を開く。
「あぁ、バカみたいだろ?
今もたまに思うんだ。
あの時こうしていたら、とか。
これが出来ていたら、とか。」
間違い無く、今まで付き合った中で一番後悔した相手だったと言えるだろう。
それは単純に好きだったからだけでなく喧嘩別れと言う形で、お互いが納得出来ないまま終わったからと言うのが大きい。
勿論終わらずに済むのならそれが一番良かった。
でも終わってしまう。
それが分かると余裕が無くなって当たり散らして。
本当にそんな別れ方しか出来なかったのだろうかといまでも時々考えてしまう。
あんなにも幸せをもらったのに。
あんなにも大事にしてもらったのに。
せめて最後の最後くらい、幸せを願って背中を押してあげる事くらい出来ていたなら。
こんなにも後悔する事も無かった筈なのに。
…いや、こうして考えるのは彼女の為じゃない。
こんな風に考える事で彼女を傷付けたと言う事実から許されたいだけだ。
結局終わりからその後まで自分の事ばかり考えている。
「思えば宏美とあんな風に円満に別れようと話を進められたのだってアイツとの喧嘩があったからだと思う。
あの時の俺はちゃんとアイツの事を考えられてなかった。
自分の理想ばかりを押し付けて本当に大事な物を失ってしまった。
なのにさ、それを後悔して直そうとしたら次に付き合う相手はもっと自分の思ってる事を言って欲しかったなんて言うんだ。
そうしてれば今より良くなってたのかもって。
ならどうすれば良かったんだよ……。
フラれて、その度にどうすれば良かったか考えて。
でも結局こんな事ばかり繰り返して……。」
俺の話を聞いて何も言えずに黙り込む四人。
※ちなみに流石にホテルに行った話まではコイツらにしてない。
相手は異性だし学生相手にするような話でもないからだ。
「簡単だよ、悠兄。」
「ハッチー?いつの間に?」
「あぁ、ごめん悠兄。
たまたま近くを通ってたら話が聞こえてきたから。」
「な、なるほど。
それで簡単って……。」
自信有り気に微笑む美紀に、期待の眼差しを送る。
「何も異性にこだわらなくて良いんじゃない?
ほら、智兄とかどう?最高じゃない?」
うん、一瞬でも期待した俺が馬鹿だった、、
「二人が結ばれてくれたら悠兄も幸せだしそれに私もはかど……ゲフンゲフン!兎に角幸せだよ!」
ねぇハッチー?今本音が聞こえたよ?
「悠たん、なら悠たんもドMになれば!
あひん♡」
この人には最初から期待してない……。
「大変だったんですねぇ、悠さん。」
「千鶴さん。」
ついさっきマッチョ松崎のケツを引っぱたいた手で俺の頭を撫でてくる。
どうしよう……複雑……。
ちなみに今日はマッチョ松崎が馬になって千鶴さんを運ぶ形式らしい。
正直絵面的に酷すぎて解説したくなかったんだが、、、
「大丈夫ですよ。
私は悠さんがとぉっても魅力的だって知ってますからぁ。」
そんな事を言いながら可愛らしくウインクしてくる千鶴さん。
「千鶴さん……。」
危ない危ない、危うく惚れる所だった。
それはそうと撫でる手を変えてもらえませんかね、、
「悠にぃにはまりが居るよ!」
そう言って抱きついてくる茉里愛。
「あ、ずるい!私も!」
そう言って反対側から抱きつく日奈美。
「やれやれ……。」
肩をすくめるリオ。
と、ここで美紀が近付いてくる。
「ね、大丈夫でしょ?」
そんな事を耳元で呟いてくる。
本当に、基本は常識人なんだよなぁ……。
「悠兄には悠兄の魅力を分かってくれてる人が沢山いるよ。
だから気にせずに……グフフ……。」
本当、これがなければ、、
結局、問題は解決してない。
でもコイツらと過ごす日々に幸せを感じ始めている自分がいる。
「転生して良かったな。」
そんな事を、今だけは喜んで良いのだろうか。
何かと気が合ってお互いの写真を交換し合い、直接会う事になった。
メッセージではよく喋る彼女も直接会うと人見知り全開で、最初は普通に会話するのも一苦労だったように思う。
そう言えば最初はお互いの事姫様悠様呼びだったんだよなぁ...。
元カノの事を思い出す度に思い出したくもない黒歴史まで蘇ってくるの本当なんなの...。
実際話してて楽しかったし、送られてきた写真も可愛いかったのもあって俺は彼女にこう言ったのだ。
「俺姫様の事良いなぁって思ってるんだけど。」
うん、今思えば本当に酷い。
でもそんな告白に彼女は嬉しそうに答えた。
「悠様が本気かどうかは分からんけど...私は悠様の事好きですよ。」
そこから、俺達は付き合う事になった。
実際、仲は良かったと思う。
別れるその日まで、喧嘩らしい喧嘩を一度だってした事がなかったぐらいには。
県境に住んでいた彼女と会う機会はそんなに頻繁な物ではなかったが、それだけにたまに会える日の喜びと、またしばらく会えなくなる時の寂しさを繰り返し味わってきた。
実際そんな条件の中でもお互いにお互いの地元に行き合い、お互いの家にも行って寝泊まりもし、旅行にも行き、ホテルではその……男女の行為もした。
お互い初めてで、ただ痛がる彼女に申し訳なさを感じるだけの時間だったように思う……。
家族や友達にも紹介し、日奈美にも紹介し、実際その甲斐あってか沢山の人に応援されていたし、漠然と俺はこのまま彼女と結ばれるんだろうと思っていた。
そんな想像に何の根拠も無いのに。
別れようと言う話をする前、最後のデートまで本当に楽しかった。
次のデートの約束だってした。
彼女の姿を見るのがこれで最後になるなんて夢にも思わなかった。
誕生日を目前に控え、その日は一緒にビアガーデンに行こうと言う話をしていた。
でもその日が近づく頃、身内の不幸で急な出費が重なり彼女が来れないと言って来たのだ。
思えばこの時、俺の方から彼女に会いに行っていれば。
もっと稼いでいて、俺が彼女を支える事が出来ていたら、多分状況はまた違う物になっていた筈だ。
でも俺は子供だった。
なら他と行くからと、たかだか数千円のキャンセル料を気にしてしまった。
結果初めて喧嘩になった。
喧嘩しないと言う事は、不満が無いと同義ではないと知った。
お互い口に出すのが下手なだけだったんだ。
だから一度決壊すると、もう止まらなかった。
結局俺は甘えていたんだ。
彼女なら大丈夫、なんて根拠も無いのに。
運命なんて、ある筈の無い物を信じて、彼女となら何があっても大丈夫と、信じて疑わなかったのだ。
結局喧嘩別れになった。
思えば結構酷い言葉も言った。
全てが終わった後に後悔しても、結局後の祭りで、気付いた時にはもう謝る機会さえ無くなっていた。
そしてその後もその後で大変だった。
沢山の人に話したが故に、別れた事を周りが知ると同情されたし、時にはそんなだから彼女にフラれるんだ、なんて心無い言葉を浴びせられる事もあった。
結局謝る事も出来ずに終わった彼女との関係は、今も後悔とトラウマとして俺の中に残っている。
こんな時すぐに会いに行けない事が悔しかった。
でも実際それだって言い訳だ。
直接拒絶される事が怖かったが故の。
その気になれば仕事終わりだろうと金欠だうと、何かしらの手段は取れた筈なのだ。
そうしなかったのは結局俺の弱さで、彼女と本気で向き合う勇気がその時に無かったからに他ならない。
彼女と知り合った経緯や、別れるまでの話を、四人は黙って聞いていた。
「なるほど……喧嘩別れ……ですか。」
話終えると、リオがそう言って口を開く。
「あぁ、バカみたいだろ?
今もたまに思うんだ。
あの時こうしていたら、とか。
これが出来ていたら、とか。」
間違い無く、今まで付き合った中で一番後悔した相手だったと言えるだろう。
それは単純に好きだったからだけでなく喧嘩別れと言う形で、お互いが納得出来ないまま終わったからと言うのが大きい。
勿論終わらずに済むのならそれが一番良かった。
でも終わってしまう。
それが分かると余裕が無くなって当たり散らして。
本当にそんな別れ方しか出来なかったのだろうかといまでも時々考えてしまう。
あんなにも幸せをもらったのに。
あんなにも大事にしてもらったのに。
せめて最後の最後くらい、幸せを願って背中を押してあげる事くらい出来ていたなら。
こんなにも後悔する事も無かった筈なのに。
…いや、こうして考えるのは彼女の為じゃない。
こんな風に考える事で彼女を傷付けたと言う事実から許されたいだけだ。
結局終わりからその後まで自分の事ばかり考えている。
「思えば宏美とあんな風に円満に別れようと話を進められたのだってアイツとの喧嘩があったからだと思う。
あの時の俺はちゃんとアイツの事を考えられてなかった。
自分の理想ばかりを押し付けて本当に大事な物を失ってしまった。
なのにさ、それを後悔して直そうとしたら次に付き合う相手はもっと自分の思ってる事を言って欲しかったなんて言うんだ。
そうしてれば今より良くなってたのかもって。
ならどうすれば良かったんだよ……。
フラれて、その度にどうすれば良かったか考えて。
でも結局こんな事ばかり繰り返して……。」
俺の話を聞いて何も言えずに黙り込む四人。
※ちなみに流石にホテルに行った話まではコイツらにしてない。
相手は異性だし学生相手にするような話でもないからだ。
「簡単だよ、悠兄。」
「ハッチー?いつの間に?」
「あぁ、ごめん悠兄。
たまたま近くを通ってたら話が聞こえてきたから。」
「な、なるほど。
それで簡単って……。」
自信有り気に微笑む美紀に、期待の眼差しを送る。
「何も異性にこだわらなくて良いんじゃない?
ほら、智兄とかどう?最高じゃない?」
うん、一瞬でも期待した俺が馬鹿だった、、
「二人が結ばれてくれたら悠兄も幸せだしそれに私もはかど……ゲフンゲフン!兎に角幸せだよ!」
ねぇハッチー?今本音が聞こえたよ?
「悠たん、なら悠たんもドMになれば!
あひん♡」
この人には最初から期待してない……。
「大変だったんですねぇ、悠さん。」
「千鶴さん。」
ついさっきマッチョ松崎のケツを引っぱたいた手で俺の頭を撫でてくる。
どうしよう……複雑……。
ちなみに今日はマッチョ松崎が馬になって千鶴さんを運ぶ形式らしい。
正直絵面的に酷すぎて解説したくなかったんだが、、、
「大丈夫ですよ。
私は悠さんがとぉっても魅力的だって知ってますからぁ。」
そんな事を言いながら可愛らしくウインクしてくる千鶴さん。
「千鶴さん……。」
危ない危ない、危うく惚れる所だった。
それはそうと撫でる手を変えてもらえませんかね、、
「悠にぃにはまりが居るよ!」
そう言って抱きついてくる茉里愛。
「あ、ずるい!私も!」
そう言って反対側から抱きつく日奈美。
「やれやれ……。」
肩をすくめるリオ。
と、ここで美紀が近付いてくる。
「ね、大丈夫でしょ?」
そんな事を耳元で呟いてくる。
本当に、基本は常識人なんだよなぁ……。
「悠兄には悠兄の魅力を分かってくれてる人が沢山いるよ。
だから気にせずに……グフフ……。」
本当、これがなければ、、
結局、問題は解決してない。
でもコイツらと過ごす日々に幸せを感じ始めている自分がいる。
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