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6話
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「はぁ~おいしかったぁ~。ごちそうさま!」
陽乃はスプーンを置き、両手をパチンと合わせた。
「ってか、倉井くんちゃんと食べた?私食べ過ぎちゃってない?大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。斉川さんのおかげで、やっと食べられて嬉しかった」
「えへへ、そっか。良かったぁ~」
彼の笑顔を見ると、なんだか心が温かくなったように感じた。
「ふふっ。なんかいいね、こういうの」
「え…?」
陽乃は少し言いにくそうに、空になったグラスに目線を落とした。
「実を言うとね?私も甘いものあんまり食べれないんだ」
「え!そ、そうなの?」
「うん。好きなんだけど、食べてる途中で疲れちゃうっていうか…。でも食べもの残すの嫌だから、いつも最後の方は『頼むんじゃなかった~!』って後悔しながら食べてて。でも今日は最後まで『おいしい』って思いながら食べられたから、すごく楽しかった」
陽乃はニカッと倉井に笑いかけた。
「半分こって丁度いいね!」
「!」
目を合わせた倉井は驚き、顔を赤くしながらも、『そうだね』と笑顔でうなずいてくれた。
陽乃はスプーンを置き、両手をパチンと合わせた。
「ってか、倉井くんちゃんと食べた?私食べ過ぎちゃってない?大丈夫?」
「うん、大丈夫だよ。斉川さんのおかげで、やっと食べられて嬉しかった」
「えへへ、そっか。良かったぁ~」
彼の笑顔を見ると、なんだか心が温かくなったように感じた。
「ふふっ。なんかいいね、こういうの」
「え…?」
陽乃は少し言いにくそうに、空になったグラスに目線を落とした。
「実を言うとね?私も甘いものあんまり食べれないんだ」
「え!そ、そうなの?」
「うん。好きなんだけど、食べてる途中で疲れちゃうっていうか…。でも食べもの残すの嫌だから、いつも最後の方は『頼むんじゃなかった~!』って後悔しながら食べてて。でも今日は最後まで『おいしい』って思いながら食べられたから、すごく楽しかった」
陽乃はニカッと倉井に笑いかけた。
「半分こって丁度いいね!」
「!」
目を合わせた倉井は驚き、顔を赤くしながらも、『そうだね』と笑顔でうなずいてくれた。
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