550 / 675
14章
663.瞳
しおりを挟む
「な、なんでしょうか?」
私は綺麗なヴィーラ様に睨まれて縮こまる…
後ろでは付いてきたコジローさんが心配そうに私に近づこうとすると…ヴィーラ様がガバッと私を抱き上げた!
「やっぱり可愛い~!見た時から気になってたのよね~」
ぬいぐるみを抱くようにぎゅっと締め付けられる。
胸が…大きくて苦しい…リリアンさんといい勝負かもしれない…
幸せな気持ちで気が遠くなってくると…
「ヴィーラ!やりすぎだ!」
アトラス様が慌てて止めてくれた…
「ミヅキ!大丈夫か?」
ヴィーラ様からやっと引き離して取り上げてくれたアトラス様の心配そうな顔が見えた。
「う、うん…幸せで死ぬかと思った…」
ふーっと息を吐くと
「す、すまない…ヴィーラはその…馬鹿力で…」
言いにくそうに答えると
「あなた酷い!私の事そんな風に思ってたのね!」
ヴィーラ様がプクッと頬を膨らませる。
綺麗な顔をしているがその可愛らしい表情にキュンとしてしまう。
「ヴィーラ様…可愛い」
「あら!ミヅキちゃんも凄く可愛いわよ!バイオレッドやアルフレッドといい勝負ね」
「ありがとうございます」
でも二人には敵わない…なんたってあの素晴らしい耳と尻尾がついてるからね!
息も落ち着いて来るとアトラス様が下ろしてくれた。
「ごめんなさいね、ついあの人にするみたいに抱きついちゃって…今度は気をつけるから、もう一回いい?」
ヴィーラ様が手をさし出した。
「もちろんです!」
私は嬉しいとヴィーラ様に抱きついた!
「あーモチモチ!可愛い~食べちゃいたいわ」
ヴィーラ様がニコニコと笑うとその白い綺麗な耳と尻尾がピコピコと動く…
ヴィーラ様の綺麗な顔を間近で見つめる、すると瞳を見て左右の色が違うことに気がついた。
オッドアイだ!
「ヴィーラ様の瞳、綺麗ですね…」
うっとりと見つめていると獣人達がヒュッと姿勢を正した気がした。
「あら…ミヅキちゃん気がついた?」
ヴィーラ様がスっと瞳を細くする。
「うん!オッドアイですね!凄く綺麗…ヴィーラ様に似合ってます」
「オッドアイ…?」
ヴィーラ様がなんの事だと目を見開く。
「左右の目の色が違うことですよ。白猫によく見られるって言ってたかなぁ…神秘的で幸運を運ぶって言われてます」
「幸運…」
「いいなぁ~」
羨ましくてその瞳を見つめていると…
「ふふ…」
ヴィーラ様の瞳が嬉しそうに細まる。
ん?
「どうしました?」
なんか変な事言ったのかな?
首を傾げると
「普通はこの瞳を見ると気味悪がるんだけどね…」
「えー!こんなに綺麗なのに?…嫉妬ですかね?」
真剣な顔で聞き返すとヴィーラ様の顔がクシャと嬉しそうに笑った。
「プッ…ミヅキちゃんて本当に面白いわ…この瞳を褒めてくれたのは家族以外で初めてよ…そっか…幸運か…」
ヴィーラ様がそっと自分の瞳を瞼の上から触った。
「アトラス様はそのおかげで王様になれたのかも知れませんね!」
「そうだな…」
話を聞いていたアトラス様も嬉しそうに頷くとそっとヴィーラ様を抱き寄せた。
「君と出会えた事が俺にとってまさに幸運だよ」
「あなた…」
おお…なんか目の前でラブラブしておりますなぁ…
なかなかない機会なのでじっくりと二人を眺めていると…ヴィーラ様の尻尾が嬉しそうにピコピコと動き出す。
ついその動きを追ってしまった。
「ふふふ…これが気になるのね。あの人のも嬉しそうに触っていたものね~」
私の様子に気がついて目の前でその尻尾をユラユラと揺らす。
私は招かれるように尻尾に合わせて体を揺らすと…尻尾が首元をサッと撫でた。
「きゃあ~」
あまりの触り心地の良さに悲鳴のような声をあげる。
「いくらでも触っていいのよ」
「ほ、本当ですか!」
「ええ」
ヴィーラ様が聖母のような微笑みを返す。
そっと壊さないように優しくその白く輝く尻尾を両手で包み込む。
ほのかな温かさが気持ちいい、妖艶に動く尻尾に魅了されていると…
「お母様…いいなぁ」
バイオレッド様が羨ましそうに見ている。
「あっ!すみません!バイオレッド様も触りたいですよね」
慌てて尻尾を離した。
自分のお母さんが人の子に取られたらいい気はしないよね…少し残念だが…
眉を下げ、名残惜しげに尻尾を離す。
「あら、もういいの?耳もいいのに~」
「い、いえ!」
そんな失礼はさすがに…とブンブンと首を振る。
「ならミヅキ、私の触ってみる?」
バイオレッド様が自分の頭を差し出した。
「え?いいんですか?」
「もちろん!お父様もお母様も気持ちよさそうに触られてるんだもの…私も触って欲しいわ!」
「そ、それなら…」
ヴィーラ様に抱っこされながらバイオレッド様の綺麗な父親似の赤毛を撫でる。
見ればバイオレッド様の瞳はヴィーラ様の右目と同じ色だった。
頭から耳までにかけてそっと撫でてみる…耳に触れるとピクっと反応したのがわかった。
「あっ、すみません!痛かったですか?」
「う、ううん…もっと撫でて…」
「は、はい」
今度はもう少し強く何度か撫でてみると…
「気持ちいい…」
バイオレッド様の顔がトロンととろけた。
今にもゴロゴロと喉を鳴らしそうだ…
「ミヅキの手って不思議だわ…なんでも許してしまいそうになる…アルフレッドも撫でて貰えば?」
「えっ!ぼ、僕も?」
アルフレッドが驚いて自分を指さした。
「あなたも是非とも撫でて貰いなさいよ!病みつきになるわよ」
バイオレッド様が恥ずかしがるアルフレッド様を引っ張ってくる。
「バイオレッド様無理やりは良くないですよ」
私が苦笑すると
「そうよ、バイオレッド、アルフレッドに謝りなさい…でも、アルフレッド…本当に気持ちいいわよ」
ヴィーラ様が優しく微笑みアルフレッド様の髪を撫でた。
アルフレッド様が少し考えると…
「じゃあ…お願いしてもいいかな?」
そっと頭を差し出してきた…
耳を少し下げて伺う感じに庇護欲がわく!
「か、かわいい…んん!では失礼します」
ヴィーラ様に似た毛並みは高級感ある質感で何度でも触りたくなる心地だった。
はぁ…この恥ずかしそうな顔も凄くいい!
大満足でアルフレッド様の頭を撫でさせてもらった!
私は綺麗なヴィーラ様に睨まれて縮こまる…
後ろでは付いてきたコジローさんが心配そうに私に近づこうとすると…ヴィーラ様がガバッと私を抱き上げた!
「やっぱり可愛い~!見た時から気になってたのよね~」
ぬいぐるみを抱くようにぎゅっと締め付けられる。
胸が…大きくて苦しい…リリアンさんといい勝負かもしれない…
幸せな気持ちで気が遠くなってくると…
「ヴィーラ!やりすぎだ!」
アトラス様が慌てて止めてくれた…
「ミヅキ!大丈夫か?」
ヴィーラ様からやっと引き離して取り上げてくれたアトラス様の心配そうな顔が見えた。
「う、うん…幸せで死ぬかと思った…」
ふーっと息を吐くと
「す、すまない…ヴィーラはその…馬鹿力で…」
言いにくそうに答えると
「あなた酷い!私の事そんな風に思ってたのね!」
ヴィーラ様がプクッと頬を膨らませる。
綺麗な顔をしているがその可愛らしい表情にキュンとしてしまう。
「ヴィーラ様…可愛い」
「あら!ミヅキちゃんも凄く可愛いわよ!バイオレッドやアルフレッドといい勝負ね」
「ありがとうございます」
でも二人には敵わない…なんたってあの素晴らしい耳と尻尾がついてるからね!
息も落ち着いて来るとアトラス様が下ろしてくれた。
「ごめんなさいね、ついあの人にするみたいに抱きついちゃって…今度は気をつけるから、もう一回いい?」
ヴィーラ様が手をさし出した。
「もちろんです!」
私は嬉しいとヴィーラ様に抱きついた!
「あーモチモチ!可愛い~食べちゃいたいわ」
ヴィーラ様がニコニコと笑うとその白い綺麗な耳と尻尾がピコピコと動く…
ヴィーラ様の綺麗な顔を間近で見つめる、すると瞳を見て左右の色が違うことに気がついた。
オッドアイだ!
「ヴィーラ様の瞳、綺麗ですね…」
うっとりと見つめていると獣人達がヒュッと姿勢を正した気がした。
「あら…ミヅキちゃん気がついた?」
ヴィーラ様がスっと瞳を細くする。
「うん!オッドアイですね!凄く綺麗…ヴィーラ様に似合ってます」
「オッドアイ…?」
ヴィーラ様がなんの事だと目を見開く。
「左右の目の色が違うことですよ。白猫によく見られるって言ってたかなぁ…神秘的で幸運を運ぶって言われてます」
「幸運…」
「いいなぁ~」
羨ましくてその瞳を見つめていると…
「ふふ…」
ヴィーラ様の瞳が嬉しそうに細まる。
ん?
「どうしました?」
なんか変な事言ったのかな?
首を傾げると
「普通はこの瞳を見ると気味悪がるんだけどね…」
「えー!こんなに綺麗なのに?…嫉妬ですかね?」
真剣な顔で聞き返すとヴィーラ様の顔がクシャと嬉しそうに笑った。
「プッ…ミヅキちゃんて本当に面白いわ…この瞳を褒めてくれたのは家族以外で初めてよ…そっか…幸運か…」
ヴィーラ様がそっと自分の瞳を瞼の上から触った。
「アトラス様はそのおかげで王様になれたのかも知れませんね!」
「そうだな…」
話を聞いていたアトラス様も嬉しそうに頷くとそっとヴィーラ様を抱き寄せた。
「君と出会えた事が俺にとってまさに幸運だよ」
「あなた…」
おお…なんか目の前でラブラブしておりますなぁ…
なかなかない機会なのでじっくりと二人を眺めていると…ヴィーラ様の尻尾が嬉しそうにピコピコと動き出す。
ついその動きを追ってしまった。
「ふふふ…これが気になるのね。あの人のも嬉しそうに触っていたものね~」
私の様子に気がついて目の前でその尻尾をユラユラと揺らす。
私は招かれるように尻尾に合わせて体を揺らすと…尻尾が首元をサッと撫でた。
「きゃあ~」
あまりの触り心地の良さに悲鳴のような声をあげる。
「いくらでも触っていいのよ」
「ほ、本当ですか!」
「ええ」
ヴィーラ様が聖母のような微笑みを返す。
そっと壊さないように優しくその白く輝く尻尾を両手で包み込む。
ほのかな温かさが気持ちいい、妖艶に動く尻尾に魅了されていると…
「お母様…いいなぁ」
バイオレッド様が羨ましそうに見ている。
「あっ!すみません!バイオレッド様も触りたいですよね」
慌てて尻尾を離した。
自分のお母さんが人の子に取られたらいい気はしないよね…少し残念だが…
眉を下げ、名残惜しげに尻尾を離す。
「あら、もういいの?耳もいいのに~」
「い、いえ!」
そんな失礼はさすがに…とブンブンと首を振る。
「ならミヅキ、私の触ってみる?」
バイオレッド様が自分の頭を差し出した。
「え?いいんですか?」
「もちろん!お父様もお母様も気持ちよさそうに触られてるんだもの…私も触って欲しいわ!」
「そ、それなら…」
ヴィーラ様に抱っこされながらバイオレッド様の綺麗な父親似の赤毛を撫でる。
見ればバイオレッド様の瞳はヴィーラ様の右目と同じ色だった。
頭から耳までにかけてそっと撫でてみる…耳に触れるとピクっと反応したのがわかった。
「あっ、すみません!痛かったですか?」
「う、ううん…もっと撫でて…」
「は、はい」
今度はもう少し強く何度か撫でてみると…
「気持ちいい…」
バイオレッド様の顔がトロンととろけた。
今にもゴロゴロと喉を鳴らしそうだ…
「ミヅキの手って不思議だわ…なんでも許してしまいそうになる…アルフレッドも撫でて貰えば?」
「えっ!ぼ、僕も?」
アルフレッドが驚いて自分を指さした。
「あなたも是非とも撫でて貰いなさいよ!病みつきになるわよ」
バイオレッド様が恥ずかしがるアルフレッド様を引っ張ってくる。
「バイオレッド様無理やりは良くないですよ」
私が苦笑すると
「そうよ、バイオレッド、アルフレッドに謝りなさい…でも、アルフレッド…本当に気持ちいいわよ」
ヴィーラ様が優しく微笑みアルフレッド様の髪を撫でた。
アルフレッド様が少し考えると…
「じゃあ…お願いしてもいいかな?」
そっと頭を差し出してきた…
耳を少し下げて伺う感じに庇護欲がわく!
「か、かわいい…んん!では失礼します」
ヴィーラ様に似た毛並みは高級感ある質感で何度でも触りたくなる心地だった。
はぁ…この恥ずかしそうな顔も凄くいい!
大満足でアルフレッド様の頭を撫でさせてもらった!
286
あなたにおすすめの小説
転生したら幼女でした!? 神様~、聞いてないよ~!
饕餮
ファンタジー
書籍化決定!
2024/08/中旬ごろの出荷となります!
Web版と書籍版では一部の設定を追加しました!
今井 優希(いまい ゆき)、享年三十五歳。暴走車から母子をかばって轢かれ、あえなく死亡。
救った母親は数年後に人類にとってとても役立つ発明をし、その子がさらにそれを発展させる、人類にとって宝になる人物たちだった。彼らを助けた功績で生き返らせるか異世界に転生させてくれるという女神。
一旦このまま成仏したいと願うものの女神から誘いを受け、その女神が管理する異世界へ転生することに。
そして女神からその世界で生き残るための魔法をもらい、その世界に降り立つ。
だが。
「ようじらなんて、きいてにゃいでしゅよーーー!」
森の中に虚しく響く優希の声に、誰も答える者はいない。
ステラと名前を変え、女神から遣わされた魔物であるティーガー(虎)に気に入られて護られ、冒険者に気に入られ、辿り着いた村の人々に見守られながらもいろいろとやらかす話である。
★主人公は口が悪いです。
★不定期更新です。
★ツギクル、カクヨムでも投稿を始めました。
転生幼女はお願いしたい~100万年に1人と言われた力で自由気ままな異世界ライフ~
土偶の友
ファンタジー
サクヤは目が覚めると森の中にいた。
しかも隣にはもふもふで真っ白な小さい虎。
虎……? と思ってなでていると、懐かれて一緒に行動をすることに。
歩いていると、新しいもふもふのフェンリルが現れ、フェンリルも助けることになった。
それからは困っている人を助けたり、もふもふしたりのんびりと生きる。
9/28~10/6 までHOTランキング1位!
5/22に2巻が発売します!
それに伴い、24章まで取り下げになるので、よろしく願いします。
私の家族はハイスペックです! 落ちこぼれ転生末姫ですが溺愛されつつ世界救っちゃいます!
りーさん
ファンタジー
ある日、突然生まれ変わっていた。理由はわからないけど、私は末っ子のお姫さまになったらしい。
でも、このお姫さま、なんか放置気味!?と思っていたら、お兄さんやお姉さん、お父さんやお母さんのスペックが高すぎるのが原因みたい。
こうなったら、こうなったでがんばる!放置されてるんなら、なにしてもいいよね!
のんびりマイペースをモットーに、私は好きに生きようと思ったんだけど、実は私は、重要な使命で転生していて、それを遂行するために神器までもらってしまいました!でも、私は私で楽しく暮らしたいと思います!
収容所生まれの転生幼女は、囚人達と楽しく暮らしたい
三園 七詩
ファンタジー
旧題:収容所生まれの転生幼女は囚人達に溺愛されてますので幸せです
無実の罪で幽閉されたメアリーから生まれた子供は不幸な生い立ちにも関わらず囚人達に溺愛されて幸せに過ごしていた…そんなある時ふとした拍子に前世の記憶を思い出す!
無実の罪で不幸な最後を迎えた母の為!優しくしてくれた囚人達の為に自分頑張ります!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
無名の三流テイマーは王都のはずれでのんびり暮らす~でも、国家の要職に就く弟子たちがなぜか頼ってきます~
鈴木竜一
ファンタジー
※本作の書籍化が決定いたしました!
詳細は近況ボードに載せていきます!
「もうおまえたちに教えることは何もない――いや、マジで!」
特にこれといった功績を挙げず、ダラダラと冒険者生活を続けてきた無名冒険者兼テイマーのバーツ。今日も危険とは無縁の安全な採集クエストをこなして飯代を稼げたことを喜ぶ彼の前に、自分を「師匠」と呼ぶ若い女性・ノエリ―が現れる。弟子をとった記憶のないバーツだったが、十年ほど前に当時惚れていた女性にいいところを見せようと、彼女が運営する施設の子どもたちにテイマーとしての心得を説いたことを思い出す。ノエリ―はその時にいた子どものひとりだったのだ。彼女曰く、師匠であるバーツの教えを守って修行を続けた結果、あの時の弟子たちはみんな国にとって欠かせない重要な役職に就いて繁栄に貢献しているという。すべては師匠であるバーツのおかげだと信じるノエリ―は、彼に王都へと移り住んでもらい、その教えを広めてほしいとお願いに来たのだ。
しかし、自身をただのしがない無名の三流冒険者だと思っているバーツは、そんな指導力はないと語る――が、そう思っているのは本人のみで、実はバーツはテイマーとしてだけでなく、【育成者】としてもとんでもない資質を持っていた。
バーツはノエリ―に押し切られる形で王都へと出向くことになるのだが、そこで立派に成長した弟子たちと再会。さらに、かつてテイムしていたが、諸事情で契約を解除した魔獣たちも、いつかバーツに再会することを夢見て自主的に鍛錬を続けており、気がつけばSランクを越える神獣へと進化していて――
こうして、無名のテイマー・バーツは慕ってくれる可愛い弟子や懐いている神獣たちとともにさまざまな国家絡みのトラブルを解決していき、気づけば国家の重要ポストの候補にまで名を連ねるが、当人は「勘弁してくれ」と困惑気味。そんなバーツは今日も王都のはずれにある運河のほとりに建てられた小屋を拠点に畑をしたり釣りをしたり、今日ものんびり暮らしつつ、弟子たちからの依頼をこなすのだった。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。