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8章
447.世話焼き
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「じゃあまずはギルバート王からかな…」
セシルさんの部屋を出ると通路を通って王宮へと入る、警備をしてた兵士に声をかけると…
「ギルバート王の所に行きたいんですけど…」
「あっミヅキちゃん!ベイカーさん達もこんにちは!皆さんならそのままお通り下さい」
兵士達が道を開けると
「えっ…いいんですか?」
「はい大丈夫です。陛下からも問題無いと言われてますから!」
「あ、ありがとうございます…シルバ達はどうする?」
ミヅキが聞くと
【つまらなそうだから俺は庭で寝てる】
【私もシルバに同意だな】
【じゃあ僕は行く!】
【ぼくは…まってる!】
コハクがポンッとシルバの身体に乗っかるとムーもおずおずとシルバの上に乗っかった。
【じゃあシンクとレムは一緒に行こうか】
シンクはミヅキの肩に乗り、レムを抱き上げるとミヅキ達は顔パスで王の間に向かった…。
扉の前の兵士に声をかけると先程と同じように扉を開けてくれる。
「ギルバート王!ラーメンの出前ですよー」
ミヅキが部屋に入るなり声をかけると…
「ラーメン!」
ギルバート王が椅子から立ち上がる!
「ラーメンてのは部隊兵達が噂して食べ物の事だな!」
「そうですよー里に食べに来れなかった皆さんの為に持ってきました!ここに出してもいいですか?それとも食事室に行きます?」
「ここで!」
ギルバートは急いで魔法でテーブルを出す!
「ここだ!ここでいいぞ!」
ギルバートは椅子を出してすわると
「はい!これが醤油ラーメンでこっちが味噌ラーメンです」
ギルバート王の前に二種類のラーメンを出すと王の近衛兵達が近づいて覗き込む…
「ギルバート王…私が先に味見…いや毒味しましょうか…」
ゴクッと喉を鳴らす
「いや!それなら私が!是非やらせて下さい!」
「狡いぞ!いつもならそんな事しないだろ!」
「お前こそ!」
「そこ!喧嘩など見苦しいぞ!陛下…ここは私が…」
大臣が近衛兵に叱咤するとそそくさと席に座る。
「結構だ!ミヅキの飯に毒味なんてのは要らないからな!」
ギルバートは構わずに箸に手を伸ばすと…
「「「あ、ああ…」」」
羨ましそうな声が漏れる…
「皆さんの分もありますよ、お仕事終わったら食べて下さいね」
「「「「「ありがとうございます!」」」」」
「あっ…毒味って言ったお前の分はないからな!」
ベイカーが近衛兵を指さすと…
「えっ!」
「まぁそうだな、ミヅキの料理に失礼にあたる!」
「そうですね!私もそれは思いました!」
大臣達が頷くと…
「あっ…た、大変失礼しました!」
近衛兵がミヅキに土下座する!
「いいですよー王のご飯の前に毒味は普通の事だよね?」
確認するようにみんなを見るが顔をそらされる…
「ちょ、ちょっと!ギルバート王!なんか言ってください!」
「ん?…いや、知らん相手ならしょうがないがミヅキのこの美味いラーメンを食べたいが為にあんな失礼な嘘はいかんな!」
「でも…いつも毒味してるのに今回だけしないとか良くないと思いますよ」
ミヅキが兵士が可哀想になりフォローすると
「元々毒味なんて必要ないんだよ!少しの毒なんか効きやしないんだから…」
ギルバートは気にした様子もなくラーメンをあっという間に平らげる!
「これがラーメンか…いや美味いなぁ…」
ふーっと一息つくと
「えっと…毒味だっけ?さすがに失礼な発言だな、お前は…今回のラーメンは没収だ!午後の私の分で取っておいてくれ」
ギルバートが指示を出すと…
「は、はい…」
近衛兵はガックリと項垂れて下がって行った…あまりにも可哀想な後ろ姿に…
「ギルバート王…これさっきの人に今度渡してあげて下さい」
ミヅキはチャーシュー丼を出すと
「ラーメンじゃないからいいよね」
「こ、これは?」
「醤油ラーメンに乗ってたチャーシューを丼にしたんですよ」
ゴクッとチャーシュー丼を見つめて動かないでいると…
「ギルバート王?」
ミヅキが声をかける。
「あっ…わ、わかった…渡しておこう…」
ギルバートは自分の収納にチャーシュー丼をしまった…。
「じゃあ失礼します…この後ジェフさんの所にも行こうと思っていますので…」
ミヅキが頭を下げると
「う、うむ…いつもすまないな…あっ…ミヅキ」
ギルバートが声をかけると
「この、ラーメンだがドラゴン亭に行けば食べられるのか?」
「いや…これは売り物で出てないので…また食べたいんですか?」
「う、うむ…」
「なら、ジェフさんに作り方教えておきますから王宮料理で出してもらって下さいね!」
「わかった…」
ギルバートは満足そうに微笑んだ。
その後王宮では二週間ラーメンメニューが続いたらしい…
ジェフさん達にもラーメンをご馳走して作り方を教えると部隊兵達が訓練をしている練習場に向かう…
そこではお目当てのアラン隊長と他の部隊長や部隊兵達が訓練をしていた。
「あっミヅキちゃん!」
ミシェル隊長がミヅキに気がつくと…兵士達に訓練を続けるように指示を出して駆け寄ってきた!
「どうしたの?アラン隊長に用かしら」
「えっと…それもあるけどこの前ご飯作ったの知ってますか?」
「あー部隊兵達が騒いでたやつね。私は仕事で行けなかったのよね~残念だったわ」
ミシェル隊長が整った眉毛を下げて残念そうにすると…
「そのラーメン持ってきたのでよかったらみんなお昼にどうかなぁ~と思って…」
『やったー!』
聞き耳を立てていた兵士達がミヅキの言葉に飛び上がって喜んだ!
「全く…あいつらは…」
ミシェル隊長がもう訓練どころではない兵士達を困ったように睨むと…
「午後の訓練は厳しくしようかしら…」
ボソッと呟いた…ミヅキがミシェル隊長を見上げるとその目は笑っていなかった…
訓練を早めに切り上げてお昼にするとミヅキがラーメンを用意する。
「すみません、あんまり数が無いので醤油ラーメンか味噌ラーメンか選んで下さいね」
ミヅキが説明すると…
「まずなぁこの醤油ラーメンは味噌よりさっぱりしてるがスープの出汁が感じられて美味い!上に乗ってるこのメンマとチャーシューが相性バッチリだ!あとこの味噌!こっちはこっちでこってりしてて野菜とのバランスがいい!このスープで飯が食える!」
どっちも食べたアラン隊長が説明すると…
「俺は今日は醤油だな」
そう言って醤油ラーメンを取ろうとすると…
「ちょっと待って下さい!アラン隊長はもう一回食ってるんですよね?」
「それがどうした?」
「なら今回は自粛するべきでは?」
「そうだ!そうだ!その分違う人が食べれるだろ!」
「そうだ!あんた食いすぎなんだよ!」
部隊兵達から野次が飛ぶ!
アラン隊長は気にした様子も無く
「だが今日は初めて食べるからな!嫌なら俺を倒して食え!」
「「「はぁ!?」」」
平気な顔をしてラーメンを取ろうとするアラン隊長にミヅキがそっと手を重ねると
「アラン隊長、みんなはまだ食べてないんだから取るのは最後にしようね!さぁ皆さんからどうぞ!」
ミヅキが声をかけると
「さすがミヅキちゃん!」
「ありがとうございます!俺醤油!」
「ミヅキちゃんご馳走になります!味噌で!」
「はい、熱いから気をつけて食べて下さいね~ミシェル隊長はどうしますか?」
「私は…じゃあアラン隊長オススメの醤油で」
「はい、どうぞ!」
「あ、ああ…」
どんどんと数が減っていくラーメンのどんぶりを心配そうにアラン隊長が見ていると…
「アラン隊長、記憶無くしてた時の事覚えてるの?」
ミヅキが何気なく聞くと
「ん?あー…まぁな」
気持ちがラーメンに行きながらアランが答える。
「へー!じゃあセシルさんの態度とかも覚えてるんだ!」
「いや、あんまり意識してなかったから良くは覚えてないがなんか元気が無かったのは覚えてる。あいつどんだけ俺が好きなんだか…」
困るよなとアランが笑うと
「でも、アラン隊長だってセシルさんいないと困るでしょ?なんだってあんなに世話かけるの?」
「いや、最初はそんなに世話して無かったんだけどな…なんでもやってくれるからどこまでなら嫌だって言うのかと思って色々と試したらきりがなくなって、俺も楽でついな」
(セシルさん…セシルさんも世話やき過ぎなんだなぁ…まぁいいコンビなのかな?)
ミヅキは苦笑しながら心配そうにラーメンを見つめるアラン隊長を見ていた。
セシルさんの部屋を出ると通路を通って王宮へと入る、警備をしてた兵士に声をかけると…
「ギルバート王の所に行きたいんですけど…」
「あっミヅキちゃん!ベイカーさん達もこんにちは!皆さんならそのままお通り下さい」
兵士達が道を開けると
「えっ…いいんですか?」
「はい大丈夫です。陛下からも問題無いと言われてますから!」
「あ、ありがとうございます…シルバ達はどうする?」
ミヅキが聞くと
【つまらなそうだから俺は庭で寝てる】
【私もシルバに同意だな】
【じゃあ僕は行く!】
【ぼくは…まってる!】
コハクがポンッとシルバの身体に乗っかるとムーもおずおずとシルバの上に乗っかった。
【じゃあシンクとレムは一緒に行こうか】
シンクはミヅキの肩に乗り、レムを抱き上げるとミヅキ達は顔パスで王の間に向かった…。
扉の前の兵士に声をかけると先程と同じように扉を開けてくれる。
「ギルバート王!ラーメンの出前ですよー」
ミヅキが部屋に入るなり声をかけると…
「ラーメン!」
ギルバート王が椅子から立ち上がる!
「ラーメンてのは部隊兵達が噂して食べ物の事だな!」
「そうですよー里に食べに来れなかった皆さんの為に持ってきました!ここに出してもいいですか?それとも食事室に行きます?」
「ここで!」
ギルバートは急いで魔法でテーブルを出す!
「ここだ!ここでいいぞ!」
ギルバートは椅子を出してすわると
「はい!これが醤油ラーメンでこっちが味噌ラーメンです」
ギルバート王の前に二種類のラーメンを出すと王の近衛兵達が近づいて覗き込む…
「ギルバート王…私が先に味見…いや毒味しましょうか…」
ゴクッと喉を鳴らす
「いや!それなら私が!是非やらせて下さい!」
「狡いぞ!いつもならそんな事しないだろ!」
「お前こそ!」
「そこ!喧嘩など見苦しいぞ!陛下…ここは私が…」
大臣が近衛兵に叱咤するとそそくさと席に座る。
「結構だ!ミヅキの飯に毒味なんてのは要らないからな!」
ギルバートは構わずに箸に手を伸ばすと…
「「「あ、ああ…」」」
羨ましそうな声が漏れる…
「皆さんの分もありますよ、お仕事終わったら食べて下さいね」
「「「「「ありがとうございます!」」」」」
「あっ…毒味って言ったお前の分はないからな!」
ベイカーが近衛兵を指さすと…
「えっ!」
「まぁそうだな、ミヅキの料理に失礼にあたる!」
「そうですね!私もそれは思いました!」
大臣達が頷くと…
「あっ…た、大変失礼しました!」
近衛兵がミヅキに土下座する!
「いいですよー王のご飯の前に毒味は普通の事だよね?」
確認するようにみんなを見るが顔をそらされる…
「ちょ、ちょっと!ギルバート王!なんか言ってください!」
「ん?…いや、知らん相手ならしょうがないがミヅキのこの美味いラーメンを食べたいが為にあんな失礼な嘘はいかんな!」
「でも…いつも毒味してるのに今回だけしないとか良くないと思いますよ」
ミヅキが兵士が可哀想になりフォローすると
「元々毒味なんて必要ないんだよ!少しの毒なんか効きやしないんだから…」
ギルバートは気にした様子もなくラーメンをあっという間に平らげる!
「これがラーメンか…いや美味いなぁ…」
ふーっと一息つくと
「えっと…毒味だっけ?さすがに失礼な発言だな、お前は…今回のラーメンは没収だ!午後の私の分で取っておいてくれ」
ギルバートが指示を出すと…
「は、はい…」
近衛兵はガックリと項垂れて下がって行った…あまりにも可哀想な後ろ姿に…
「ギルバート王…これさっきの人に今度渡してあげて下さい」
ミヅキはチャーシュー丼を出すと
「ラーメンじゃないからいいよね」
「こ、これは?」
「醤油ラーメンに乗ってたチャーシューを丼にしたんですよ」
ゴクッとチャーシュー丼を見つめて動かないでいると…
「ギルバート王?」
ミヅキが声をかける。
「あっ…わ、わかった…渡しておこう…」
ギルバートは自分の収納にチャーシュー丼をしまった…。
「じゃあ失礼します…この後ジェフさんの所にも行こうと思っていますので…」
ミヅキが頭を下げると
「う、うむ…いつもすまないな…あっ…ミヅキ」
ギルバートが声をかけると
「この、ラーメンだがドラゴン亭に行けば食べられるのか?」
「いや…これは売り物で出てないので…また食べたいんですか?」
「う、うむ…」
「なら、ジェフさんに作り方教えておきますから王宮料理で出してもらって下さいね!」
「わかった…」
ギルバートは満足そうに微笑んだ。
その後王宮では二週間ラーメンメニューが続いたらしい…
ジェフさん達にもラーメンをご馳走して作り方を教えると部隊兵達が訓練をしている練習場に向かう…
そこではお目当てのアラン隊長と他の部隊長や部隊兵達が訓練をしていた。
「あっミヅキちゃん!」
ミシェル隊長がミヅキに気がつくと…兵士達に訓練を続けるように指示を出して駆け寄ってきた!
「どうしたの?アラン隊長に用かしら」
「えっと…それもあるけどこの前ご飯作ったの知ってますか?」
「あー部隊兵達が騒いでたやつね。私は仕事で行けなかったのよね~残念だったわ」
ミシェル隊長が整った眉毛を下げて残念そうにすると…
「そのラーメン持ってきたのでよかったらみんなお昼にどうかなぁ~と思って…」
『やったー!』
聞き耳を立てていた兵士達がミヅキの言葉に飛び上がって喜んだ!
「全く…あいつらは…」
ミシェル隊長がもう訓練どころではない兵士達を困ったように睨むと…
「午後の訓練は厳しくしようかしら…」
ボソッと呟いた…ミヅキがミシェル隊長を見上げるとその目は笑っていなかった…
訓練を早めに切り上げてお昼にするとミヅキがラーメンを用意する。
「すみません、あんまり数が無いので醤油ラーメンか味噌ラーメンか選んで下さいね」
ミヅキが説明すると…
「まずなぁこの醤油ラーメンは味噌よりさっぱりしてるがスープの出汁が感じられて美味い!上に乗ってるこのメンマとチャーシューが相性バッチリだ!あとこの味噌!こっちはこっちでこってりしてて野菜とのバランスがいい!このスープで飯が食える!」
どっちも食べたアラン隊長が説明すると…
「俺は今日は醤油だな」
そう言って醤油ラーメンを取ろうとすると…
「ちょっと待って下さい!アラン隊長はもう一回食ってるんですよね?」
「それがどうした?」
「なら今回は自粛するべきでは?」
「そうだ!そうだ!その分違う人が食べれるだろ!」
「そうだ!あんた食いすぎなんだよ!」
部隊兵達から野次が飛ぶ!
アラン隊長は気にした様子も無く
「だが今日は初めて食べるからな!嫌なら俺を倒して食え!」
「「「はぁ!?」」」
平気な顔をしてラーメンを取ろうとするアラン隊長にミヅキがそっと手を重ねると
「アラン隊長、みんなはまだ食べてないんだから取るのは最後にしようね!さぁ皆さんからどうぞ!」
ミヅキが声をかけると
「さすがミヅキちゃん!」
「ありがとうございます!俺醤油!」
「ミヅキちゃんご馳走になります!味噌で!」
「はい、熱いから気をつけて食べて下さいね~ミシェル隊長はどうしますか?」
「私は…じゃあアラン隊長オススメの醤油で」
「はい、どうぞ!」
「あ、ああ…」
どんどんと数が減っていくラーメンのどんぶりを心配そうにアラン隊長が見ていると…
「アラン隊長、記憶無くしてた時の事覚えてるの?」
ミヅキが何気なく聞くと
「ん?あー…まぁな」
気持ちがラーメンに行きながらアランが答える。
「へー!じゃあセシルさんの態度とかも覚えてるんだ!」
「いや、あんまり意識してなかったから良くは覚えてないがなんか元気が無かったのは覚えてる。あいつどんだけ俺が好きなんだか…」
困るよなとアランが笑うと
「でも、アラン隊長だってセシルさんいないと困るでしょ?なんだってあんなに世話かけるの?」
「いや、最初はそんなに世話して無かったんだけどな…なんでもやってくれるからどこまでなら嫌だって言うのかと思って色々と試したらきりがなくなって、俺も楽でついな」
(セシルさん…セシルさんも世話やき過ぎなんだなぁ…まぁいいコンビなのかな?)
ミヅキは苦笑しながら心配そうにラーメンを見つめるアラン隊長を見ていた。
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