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11章
432.投げナイフ
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「あれ?なんでだろ?」
ミヅキが手元を見て首を傾げると…
「ベイカーさんが近くにいるからだよーもっと離れていれば危なくないよ…きっと…」
「まっすぐ飛ばないやつはナイフを投げるな!」
ベイカーがミヅキからナイフを取り上げようとすると
「まって!あと一回だけ!ね!」
ミヅキがお願いと手を合わせる。
「本当にあと一回だけだからな!俺は…ちょっと怖いから向こうに行ってるからな!」
ベイカーはミヅキから離れてオークが逃げないように囲うように外に向かうと…
「よし!じゃあ行くよ!」
ミヅキがナイフを構える!
「さすがにこんだけ離れてれば届かないだろう…」
ベイカーがオーク越しにミヅキがナイフを投げるのを見ていると…
ズン!
ベイカーの目の前にいたオークが突然倒れた…
「えっ…」
「あっ…」
思わずベイカーとミヅキの目が合う…。
「お前!やっぱりわざと狙ってるんだろ!」
ベイカーがオークに突き刺さったナイフを抜くと
「いや…なんでだろ?狙ったのはあっちのオークなんだけど…」
おかしいなとミヅキが頭をかくと
「ミヅキは投げナイフは禁止だ!いいか!みんなも絶対にミヅキに渡すなよ!」
ベイカーがみんなに注意すると
「「「はーい」」」
くすくす笑いながらリュカ達が返事をした。
【なんでミヅキはベイカーを狙ったんだ?】
シルバが不思議そうに聞くと
【狙ってないよ!なんでかわからないけどベイカーさんの方に向かっていっちゃった…】
おかしいなぁ~と手をプルプルと振ってみる。
【ベイカーにやつけたい魔物の前に立ってもらって投げればいいんじゃないか?】
プルシアが提案すると
【あっ!それいいね!】
「ベイカーさん!…」
ミヅキがベイカーに声をかけると…
「絶対やだ!」
話も聞かずにベイカーが断る。
「まだ何も言ってないじゃん…」
「どうせミヅキの事だ、投げたいオークの前にいてくれとか言う気だろ!」
ベイカーがミヅキを睨むと
「凄い!ベイカーさんよくわかったね!」
ミヅキがパチパチと拍手する。
「よくわかったね!じゃねぇよ!オークが避けたら俺に刺さるじゃねぇか!」
「えーベイカーさんなら避けられるでしょ?」
「…、ミヅキからのナイフはよけれる気がしない」
「なにそれ!?」
ミヅキが納得行かないとナイフを探す…
「あっ!」
ミヅキは神木でミニナイフを作ると…
「ベイカーさん!この小さいのなら大丈夫でしょ!行くよー」
ミヅキが構える!
「ま、待て!それ神木だろ!小さくても攻撃力高いだろうが!」
ベイカーが待てと手て制止するが…
「えいっ!」
ミヅキがベイカーの前にいるオークにナイフを投げると、思った通りに飛んでいった!
「行った!」
【おお!凄いじゃないか!】
シルバが関心している。
ミヅキのナイフは見事オークに突き刺さると…そのまま突き抜けベイカーに向かっていった…
「ぎゃー!」
ベイカーは既でミヅキのナイフを避ける…すると…ハラッ…と髪が数本落ちた…。
「ベイカーさーん!ナイフ行った?」
ミヅキが声をかける。
「あ、ああ…見事にきて俺に刺さりそうになったぞ…」
「えっ?なんでベイカーさんに?」
「神木のナイフの切れ味が良すぎてオークを貫通したんだよ!そのまま俺に刺さりそうになったんだ!だから言ったんだ、絶対禁止だって!」
ミヅキはベイカーに怒られるとナイフを全て取り上げられた…。
「もう、少しくらいいいじゃんねー」
ミヅキがシルバ達に文句を言っていると…
【まぁ、機嫌を直せ。ほらオークももうほとんど討伐完了だ】
シルバが鼻先をリュカ達に向けると、ミヅキが一緒にそちらをみる。
リュカ達は息を切らしながらもオーク達を見事に倒していた。
「最後の一体だ!」
「行くぞ!」
リュカがオークの手を切り落とすとリクが腹部に一突きでオークの息の根を止めた。
「終わったー!」
「もうダメだー」
「う、動けない…」
リュカ達がどかっと地面に座り込む。
「おつかれ、よく動けていたな」
コジローが笑いながらリュカ達を労う。
「これだけできればC級の依頼でも大丈夫そうだな」
ベイカーが言うと
「本当に!」
「やった!」
リュカ達が喜ぶが…
「だが、経験をもう少し積んでたからだな」
「まぁそうだよね、魔物よりも…人間の方が難がありそうだし…」
カイが言うと
「そうだな、そこも含めて色々と経験をしていけ。何かあればコジローでも俺でも頼ればいいからな」
「はい!ありがとうございます!」
リュカがベイカー達にお礼を言う。
「お前らは素直で可愛いなぁ!」
ベイカーがガシガシとリュカ達の頭を撫でると…
「それって…私は素直じゃないって言ってる?」
ミヅキがジロっとベイカーを睨んだ!
「別にミヅキの事なんて言ってないだろ?」
ベイカーがニヤッと笑うと
「ふーん…どうせベイカーさんの言うこと聞かない悪い子ですよ!」
「わかってるなら大人しくしてるんだな!」
文句を言いながら残りのオークを全て回収すると
「よし!全部入れたね、じゃあテオ達の所に戻ろうか」
ミヅキ達は村へと戻るが入口にテオ達の姿がない…
「あれ?テオ達にここに居るように言っておいたんだけど…」
ミヅキがキョロキョロと周りを見るがテオ達の姿は見えない。
「村に入っているのかも知れないぞ」
ベイカーも周りを確認しながらミヅキを見ると
「じゃあ私達だけで依頼完了の報告とテオ達を迎えに行ってくるね」
「大丈夫か?」
「俺も行こうか?」
ベイカーとコジローが心配するが
「もう報告だけだし大丈夫でしょ!それにタケノコも貰ってこないとだしなぁ~」
「まぁ気をつけろよ、シルバは行けないがシンクとコハクはミヅキに付いて行けよ」
【わかってるよ】
【はーい】
シンクとコハクはミヅキの両肩に乗った。
ミヅキ達は村に入ると
「すみません!僕らの仲間がお邪魔してますか?」
リュカが声をかける、すると村長が顔を強ばらせながら家から出てきた!
「おい!どうなってる!あいつらはオークが来ると太刀打ちできないと逃げていったぞ!」
村長がリュカ達に文句を言い出した!
「えっ?テオ達が?逃げた?」
リュカが意味がわからず聞き返す。
「テオ達が逃げる訳ありませんよオーク如きに…現に俺達ちゃんとオークを討伐しましたし」
リュカがオークの頭を取り出すと
「おお!凄いオーク達をみんなやつけてくれたのか?」
聞きつけた村の人達が出てきてオークを見つめる。
「しかし契約違反じゃないのか?護衛を放り出して逃げるのは?」
村長がリュカ達を睨むと…
「どうする?この事をギルドに報告させて貰おうか?」
「村長!それは酷くないか?彼らはよくやってくれたと思うぞ!オークから逃げる事だってしょうがないだろ!自分の命が優先なんだから」
「違うな!冒険者になったからには依頼を全うする事を優先すべきだろ!これは問題だ!」
村長と村人が言い争っていると
「あの、すみませんがそもそもテオ達が逃げるなんて有り得ません」
ミヅキが口を挟む
「なに?今なんて言ったんだ」
村長がミヅキを見ると
「テオ達が依頼をほっぽってどっか行くなんて有り得ないって言いました」
「なら私が嘘をついているとでも?」
「まぁそうですね…私はテオ達を信じてますから」
「なら、彼らが逃げていたらどうする!どう責任を取る気だ?」
「依頼料をお返しします。それで問題ないでしょ?」
「いや…それだけじゃ納得行かん!そうだな…」
村長はニヤッと笑うとミヅキをじっと見つめた…。
ミヅキが手元を見て首を傾げると…
「ベイカーさんが近くにいるからだよーもっと離れていれば危なくないよ…きっと…」
「まっすぐ飛ばないやつはナイフを投げるな!」
ベイカーがミヅキからナイフを取り上げようとすると
「まって!あと一回だけ!ね!」
ミヅキがお願いと手を合わせる。
「本当にあと一回だけだからな!俺は…ちょっと怖いから向こうに行ってるからな!」
ベイカーはミヅキから離れてオークが逃げないように囲うように外に向かうと…
「よし!じゃあ行くよ!」
ミヅキがナイフを構える!
「さすがにこんだけ離れてれば届かないだろう…」
ベイカーがオーク越しにミヅキがナイフを投げるのを見ていると…
ズン!
ベイカーの目の前にいたオークが突然倒れた…
「えっ…」
「あっ…」
思わずベイカーとミヅキの目が合う…。
「お前!やっぱりわざと狙ってるんだろ!」
ベイカーがオークに突き刺さったナイフを抜くと
「いや…なんでだろ?狙ったのはあっちのオークなんだけど…」
おかしいなとミヅキが頭をかくと
「ミヅキは投げナイフは禁止だ!いいか!みんなも絶対にミヅキに渡すなよ!」
ベイカーがみんなに注意すると
「「「はーい」」」
くすくす笑いながらリュカ達が返事をした。
【なんでミヅキはベイカーを狙ったんだ?】
シルバが不思議そうに聞くと
【狙ってないよ!なんでかわからないけどベイカーさんの方に向かっていっちゃった…】
おかしいなぁ~と手をプルプルと振ってみる。
【ベイカーにやつけたい魔物の前に立ってもらって投げればいいんじゃないか?】
プルシアが提案すると
【あっ!それいいね!】
「ベイカーさん!…」
ミヅキがベイカーに声をかけると…
「絶対やだ!」
話も聞かずにベイカーが断る。
「まだ何も言ってないじゃん…」
「どうせミヅキの事だ、投げたいオークの前にいてくれとか言う気だろ!」
ベイカーがミヅキを睨むと
「凄い!ベイカーさんよくわかったね!」
ミヅキがパチパチと拍手する。
「よくわかったね!じゃねぇよ!オークが避けたら俺に刺さるじゃねぇか!」
「えーベイカーさんなら避けられるでしょ?」
「…、ミヅキからのナイフはよけれる気がしない」
「なにそれ!?」
ミヅキが納得行かないとナイフを探す…
「あっ!」
ミヅキは神木でミニナイフを作ると…
「ベイカーさん!この小さいのなら大丈夫でしょ!行くよー」
ミヅキが構える!
「ま、待て!それ神木だろ!小さくても攻撃力高いだろうが!」
ベイカーが待てと手て制止するが…
「えいっ!」
ミヅキがベイカーの前にいるオークにナイフを投げると、思った通りに飛んでいった!
「行った!」
【おお!凄いじゃないか!】
シルバが関心している。
ミヅキのナイフは見事オークに突き刺さると…そのまま突き抜けベイカーに向かっていった…
「ぎゃー!」
ベイカーは既でミヅキのナイフを避ける…すると…ハラッ…と髪が数本落ちた…。
「ベイカーさーん!ナイフ行った?」
ミヅキが声をかける。
「あ、ああ…見事にきて俺に刺さりそうになったぞ…」
「えっ?なんでベイカーさんに?」
「神木のナイフの切れ味が良すぎてオークを貫通したんだよ!そのまま俺に刺さりそうになったんだ!だから言ったんだ、絶対禁止だって!」
ミヅキはベイカーに怒られるとナイフを全て取り上げられた…。
「もう、少しくらいいいじゃんねー」
ミヅキがシルバ達に文句を言っていると…
【まぁ、機嫌を直せ。ほらオークももうほとんど討伐完了だ】
シルバが鼻先をリュカ達に向けると、ミヅキが一緒にそちらをみる。
リュカ達は息を切らしながらもオーク達を見事に倒していた。
「最後の一体だ!」
「行くぞ!」
リュカがオークの手を切り落とすとリクが腹部に一突きでオークの息の根を止めた。
「終わったー!」
「もうダメだー」
「う、動けない…」
リュカ達がどかっと地面に座り込む。
「おつかれ、よく動けていたな」
コジローが笑いながらリュカ達を労う。
「これだけできればC級の依頼でも大丈夫そうだな」
ベイカーが言うと
「本当に!」
「やった!」
リュカ達が喜ぶが…
「だが、経験をもう少し積んでたからだな」
「まぁそうだよね、魔物よりも…人間の方が難がありそうだし…」
カイが言うと
「そうだな、そこも含めて色々と経験をしていけ。何かあればコジローでも俺でも頼ればいいからな」
「はい!ありがとうございます!」
リュカがベイカー達にお礼を言う。
「お前らは素直で可愛いなぁ!」
ベイカーがガシガシとリュカ達の頭を撫でると…
「それって…私は素直じゃないって言ってる?」
ミヅキがジロっとベイカーを睨んだ!
「別にミヅキの事なんて言ってないだろ?」
ベイカーがニヤッと笑うと
「ふーん…どうせベイカーさんの言うこと聞かない悪い子ですよ!」
「わかってるなら大人しくしてるんだな!」
文句を言いながら残りのオークを全て回収すると
「よし!全部入れたね、じゃあテオ達の所に戻ろうか」
ミヅキ達は村へと戻るが入口にテオ達の姿がない…
「あれ?テオ達にここに居るように言っておいたんだけど…」
ミヅキがキョロキョロと周りを見るがテオ達の姿は見えない。
「村に入っているのかも知れないぞ」
ベイカーも周りを確認しながらミヅキを見ると
「じゃあ私達だけで依頼完了の報告とテオ達を迎えに行ってくるね」
「大丈夫か?」
「俺も行こうか?」
ベイカーとコジローが心配するが
「もう報告だけだし大丈夫でしょ!それにタケノコも貰ってこないとだしなぁ~」
「まぁ気をつけろよ、シルバは行けないがシンクとコハクはミヅキに付いて行けよ」
【わかってるよ】
【はーい】
シンクとコハクはミヅキの両肩に乗った。
ミヅキ達は村に入ると
「すみません!僕らの仲間がお邪魔してますか?」
リュカが声をかける、すると村長が顔を強ばらせながら家から出てきた!
「おい!どうなってる!あいつらはオークが来ると太刀打ちできないと逃げていったぞ!」
村長がリュカ達に文句を言い出した!
「えっ?テオ達が?逃げた?」
リュカが意味がわからず聞き返す。
「テオ達が逃げる訳ありませんよオーク如きに…現に俺達ちゃんとオークを討伐しましたし」
リュカがオークの頭を取り出すと
「おお!凄いオーク達をみんなやつけてくれたのか?」
聞きつけた村の人達が出てきてオークを見つめる。
「しかし契約違反じゃないのか?護衛を放り出して逃げるのは?」
村長がリュカ達を睨むと…
「どうする?この事をギルドに報告させて貰おうか?」
「村長!それは酷くないか?彼らはよくやってくれたと思うぞ!オークから逃げる事だってしょうがないだろ!自分の命が優先なんだから」
「違うな!冒険者になったからには依頼を全うする事を優先すべきだろ!これは問題だ!」
村長と村人が言い争っていると
「あの、すみませんがそもそもテオ達が逃げるなんて有り得ません」
ミヅキが口を挟む
「なに?今なんて言ったんだ」
村長がミヅキを見ると
「テオ達が依頼をほっぽってどっか行くなんて有り得ないって言いました」
「なら私が嘘をついているとでも?」
「まぁそうですね…私はテオ達を信じてますから」
「なら、彼らが逃げていたらどうする!どう責任を取る気だ?」
「依頼料をお返しします。それで問題ないでしょ?」
「いや…それだけじゃ納得行かん!そうだな…」
村長はニヤッと笑うとミヅキをじっと見つめた…。
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