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8章
391.尋問2
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【じゃあシルバからね】
ミヅキはフライパンに玉ねぎと調味料を入れる
【シルバのは玉ねぎ少なめにしておくね】
【なぜだ?別に平気だが?】
【うーん…まぁ何となく?】
ミヅキは次にフライパンいっぱいに一口サイズに切ったカツを敷き詰めると上からは溶き卵を流し入れた。
その間に皿にご飯を盛る。
フライパンを見ると卵が半熟に固まっていた…火を止めてご飯の上に乗っけると…
【さぁ、出来た!これを食べれば犯人もあまりの美味しさに自供する事間違いなし!カツ丼です!】
【おお!美味そうだ!】
【熱いうちにシルバから食べててね】
ミヅキは次々にカツ丼を作っていくと…
【次はビーフソースカツ丼だよ~こっちはレア気味に揚げてあるからね】
ご飯にキャベツの千切りを乗せると…
揚げたてのビーフカツを甘めに作ったソースにジュッと付けた。
それを一口に切るとご飯の上に乗せる。
【はい!ビーフソースカツ丼も出来たよ~】
早速シルバが食いつくと
【美味い!美味い!さっきのも美味いがこっちも美味い!うーん…どっちも捨て難い…おかわりはどっちにしよう…】
シルバが悩んでいると
【コハクには大好物を使った油揚げ丼だよ!油揚げにネギを入れて卵でとじてあるからね】
【あぶらあげ!】
コハクが嬉しそうに尻尾をもふもふさせていた。
【なんだ?肉の代わりに油揚げが入っているのか?】
シルバがコハクの丼を覗き込むと…
【油揚げの中に鳥の挽肉を入れてみました!】
【うま、うま、うま!】
コハクがシルバの視線も気にせずに夢中で食べていると…
【なんか美味そうに食べるなぁ…ミヅキ…俺にも油揚げ丼をくれ!】
【えっ?シルバも?】
【ミヅキ!僕も】
【なら私も頼もうかな】
【クェ~】
【……】
【ムーも食べる?】
みんなの分も作り反応しなかったムーに聞いてみる。
ムーはどうしようかと迷っていると…
【あー作りすぎちゃった!ムーよかったら食べてくれる?】
ミヅキがムーに頼むと…
プルプル!
上下に頷いていた。
ムーのお皿にも油揚げ丼を入れてあげる。
シルバ達は綺麗にお皿を舐めて食べ終わると満足そうに横になった…
ミヅキは他の人の分も作ると収納にしまっておく。
「ベイカーさん達まだかな?」
ミヅキが森の中を気にしながら見ていると
「おーい!ミヅキ!例のものは出来たのか?」
ベイカーが匂いを頼りに歩いてきた。
「ベイカーさん!うん、出来てるよ。これを食べれば犯人もイチコロだよ!」
ミヅキがカツ丼を取り出すと…熱々の出来たての状態で保存されていた!
カツ丼の醤油と出汁の香りが広がると…
ぐうぅぅ~
「うう…美味そうだ…」
ベイカーが手を伸ばすと、ヒョイとミヅキがカツ丼をしまう。
「これは自供させる為に食べさせるんでしょ?ベイカーさんが今食べてどうするの?」
「そ、そうだが…たまらん…早く食いたい!」
「ちゃんとみんなの分作ったから持っててね」
ミヅキが四人分取り出すと…
「こっちがオーク肉のカツ丼でこっちがテラタウロスのソースカツ丼ね」
「二種類もあるのか!」
ベイカーのテンションがさらに上がる!
「その人も素直に話してくれるといいけどね…」
ミヅキが闇ギルドの事を考えて表情を曇らせた。
「まぁ…言わなかったらこの国のギルドに任せるさ…」
ベイカーはカツ丼を大事そうにしまう。
「あー、あとシンクを借りてもいいか?」
「シンク?」
【ん?僕?またご飯炊くのかな?】
シンクがパタパタとベイカーの頭に乗ると
「まぁちょっとな…じゃあシンクよろしくな」
ベイカーは話を終わらせるとデボット達とまた戻って行った…
ベイカー達が縛り付けた男の所に戻って来ると…
「じゃあシンクこいつの怪我を治してくれるか?」
ベイカーが縛られた男を指さすと…
【こいつを治すの?うーん…まぁいいか…】
シンクは男に回復薬魔法をかけた。
【ん?なんか腕と足が変だよ】
シンクが変に曲がっている腕と足を見ていると
「ああ、それは大丈夫だそのままで」
シンクの気にした様子にベイカーは大丈夫と頷いた。
「ありがとな!もう大丈夫だぞ、ミヅキの所に戻るか?」
シンクは頷くとミヅキの元に飛び立っていった。
「よし、じゃあこいつを起こして念願の飯を食うか!」
「いや…そこが目的じゃ無くて、羨ましいがらせる為に食べるんですよね?」
「ああ!そうそう!」
ベイカーが軽く答えると…
「じゃあ俺は向こうに行ってますね」
デボットはカツ丼を2人分受け取るとベイカー達と離れて行った。
デボットが見えなくなると
「おい!」
ベイカーは男を揺すって起こした!
男はハッ!と目覚めると体の痛みがだいぶ引いていた…
「夢…?」
確かに足と腕とがボロボロだったはずなのにどういう訳か何ともなく骨が折れているふうには見えなかった…
「俺は…確かに」
天狐にやられたはず…
その後に…何か恐ろしい目にあって…
訳がわからずにに混乱してしまっていた。
「さぁて、お待ちかねの飯といこうや!」
ベイカーは男に構わず適当な石の上に座るとミヅキお手製のカツ丼を出した…
まだホカホカと湯気が上がっている。
「美味そうだ…いただきます」
ベイカーは大口で一口ガブッと食べる。
「やばい…最高だ…」
箸が止まらずガツガツと丼をかき込む!その様子にレアルも喉を鳴らし…
「では私も…」
熱々のカツ丼を食べだした!
(あいつらは何を?)
男は初めて嗅ぐ香りにベイカー達が食べている丼を凝視する…
ぐうぅぅ…
たまらず腹がなると、チラッとレアルが男を見た…
(クソッ…なんでこんなに腹が減ってるんだ…しかし…あの香り…たまらん…)
口の中には唾が溜まり何度もゴクリと飲み干した。
ベイカーが1つ目を食べ終わると…もう一杯取り出した
(もうひとつ食うだと!)
男は目をそらすが臭いは止められずベイカー達が美味そうに食う音に歯を食いしばった。
「どうだ?なんか話せばやるぞ…」
ベイカーが試しに聞いてみるが、何も答えない。
「要らんてことか…こんなに美味いのに、なら俺が全部食っておこう」
男はバッ!と目を開けるとベイカーが最後の一口を食べ終える所だった…
「あぁ…」
思わず声が漏れると…
「私の分はまだ残ってますよ」
レアルさんが丼を手にして男に近づく…
匂いと視覚の攻撃が直に襲ってきた…
「な、なんだそれは…」
初めて見る料理だった…
「これはなぁ~オークの肉を一度衣に付けて揚げて、あっ衣ってのは小麦粉に付けて卵に潜らせパン粉をまぶす事なんだ!」
ベイカーがレアルの横から口を挟むと
「そんなに情報あげていいんですか?」
レアルが顔を顰めると
「まぁいいだろ、話せば食べれるし黙ってれば死ぬ」
ギクッ
いきなり現実に戻された気分だった。
「それでな、…」
ベイカーはそんな男の気持ちに気づいているのかいないのか関係なく話を続けた…
「その揚げたカツをここの醤油とか調味料で玉ねぎと軽く煮るだろ、その上から卵をかけて半熟の所で米の上に乗せたのがこのカツ丼だ」
「うっうぅ…」
聞いてるだけでヨダレがわいてきた
「どうだ?今話せばこの熱々のカツ丼を食わせてやろう、しかも今ならテラタウロスのソースカツ丼も食べられる!」
どこかの通販番組の様な抱き合わせを提供すると…
「それがこちらですね」
どこかの助手の様にレアルがテラタウロスのソースカツ丼を出す。
「こ、これがテラタウロス…」
市場にも出ない高級な名前に思わず丼を凝視する!
「そ、そんなもので話すわけないだろ…」
男は動揺しながら横を向いた。
「あぁ残念…今回これが最後の一つの丼だったのに…」
ベイカーが残念に眉を下げて言う。
「じゃあレアル食べてしまえ残すのは勿体ないからな!」
「そうですね、もうお腹はいっぱいですが…そうですね勿体ないですから」
レアルが見せつけたカツ丼をすべてたいらげた。
「ふー少し休憩しますか?」
「そうだな、休んでから拷問の…いや…尋問の始まりだな…」
ベイカー達が笑いながら満足そうにどこかに行ってしまった。
ミヅキはフライパンに玉ねぎと調味料を入れる
【シルバのは玉ねぎ少なめにしておくね】
【なぜだ?別に平気だが?】
【うーん…まぁ何となく?】
ミヅキは次にフライパンいっぱいに一口サイズに切ったカツを敷き詰めると上からは溶き卵を流し入れた。
その間に皿にご飯を盛る。
フライパンを見ると卵が半熟に固まっていた…火を止めてご飯の上に乗っけると…
【さぁ、出来た!これを食べれば犯人もあまりの美味しさに自供する事間違いなし!カツ丼です!】
【おお!美味そうだ!】
【熱いうちにシルバから食べててね】
ミヅキは次々にカツ丼を作っていくと…
【次はビーフソースカツ丼だよ~こっちはレア気味に揚げてあるからね】
ご飯にキャベツの千切りを乗せると…
揚げたてのビーフカツを甘めに作ったソースにジュッと付けた。
それを一口に切るとご飯の上に乗せる。
【はい!ビーフソースカツ丼も出来たよ~】
早速シルバが食いつくと
【美味い!美味い!さっきのも美味いがこっちも美味い!うーん…どっちも捨て難い…おかわりはどっちにしよう…】
シルバが悩んでいると
【コハクには大好物を使った油揚げ丼だよ!油揚げにネギを入れて卵でとじてあるからね】
【あぶらあげ!】
コハクが嬉しそうに尻尾をもふもふさせていた。
【なんだ?肉の代わりに油揚げが入っているのか?】
シルバがコハクの丼を覗き込むと…
【油揚げの中に鳥の挽肉を入れてみました!】
【うま、うま、うま!】
コハクがシルバの視線も気にせずに夢中で食べていると…
【なんか美味そうに食べるなぁ…ミヅキ…俺にも油揚げ丼をくれ!】
【えっ?シルバも?】
【ミヅキ!僕も】
【なら私も頼もうかな】
【クェ~】
【……】
【ムーも食べる?】
みんなの分も作り反応しなかったムーに聞いてみる。
ムーはどうしようかと迷っていると…
【あー作りすぎちゃった!ムーよかったら食べてくれる?】
ミヅキがムーに頼むと…
プルプル!
上下に頷いていた。
ムーのお皿にも油揚げ丼を入れてあげる。
シルバ達は綺麗にお皿を舐めて食べ終わると満足そうに横になった…
ミヅキは他の人の分も作ると収納にしまっておく。
「ベイカーさん達まだかな?」
ミヅキが森の中を気にしながら見ていると
「おーい!ミヅキ!例のものは出来たのか?」
ベイカーが匂いを頼りに歩いてきた。
「ベイカーさん!うん、出来てるよ。これを食べれば犯人もイチコロだよ!」
ミヅキがカツ丼を取り出すと…熱々の出来たての状態で保存されていた!
カツ丼の醤油と出汁の香りが広がると…
ぐうぅぅ~
「うう…美味そうだ…」
ベイカーが手を伸ばすと、ヒョイとミヅキがカツ丼をしまう。
「これは自供させる為に食べさせるんでしょ?ベイカーさんが今食べてどうするの?」
「そ、そうだが…たまらん…早く食いたい!」
「ちゃんとみんなの分作ったから持っててね」
ミヅキが四人分取り出すと…
「こっちがオーク肉のカツ丼でこっちがテラタウロスのソースカツ丼ね」
「二種類もあるのか!」
ベイカーのテンションがさらに上がる!
「その人も素直に話してくれるといいけどね…」
ミヅキが闇ギルドの事を考えて表情を曇らせた。
「まぁ…言わなかったらこの国のギルドに任せるさ…」
ベイカーはカツ丼を大事そうにしまう。
「あー、あとシンクを借りてもいいか?」
「シンク?」
【ん?僕?またご飯炊くのかな?】
シンクがパタパタとベイカーの頭に乗ると
「まぁちょっとな…じゃあシンクよろしくな」
ベイカーは話を終わらせるとデボット達とまた戻って行った…
ベイカー達が縛り付けた男の所に戻って来ると…
「じゃあシンクこいつの怪我を治してくれるか?」
ベイカーが縛られた男を指さすと…
【こいつを治すの?うーん…まぁいいか…】
シンクは男に回復薬魔法をかけた。
【ん?なんか腕と足が変だよ】
シンクが変に曲がっている腕と足を見ていると
「ああ、それは大丈夫だそのままで」
シンクの気にした様子にベイカーは大丈夫と頷いた。
「ありがとな!もう大丈夫だぞ、ミヅキの所に戻るか?」
シンクは頷くとミヅキの元に飛び立っていった。
「よし、じゃあこいつを起こして念願の飯を食うか!」
「いや…そこが目的じゃ無くて、羨ましいがらせる為に食べるんですよね?」
「ああ!そうそう!」
ベイカーが軽く答えると…
「じゃあ俺は向こうに行ってますね」
デボットはカツ丼を2人分受け取るとベイカー達と離れて行った。
デボットが見えなくなると
「おい!」
ベイカーは男を揺すって起こした!
男はハッ!と目覚めると体の痛みがだいぶ引いていた…
「夢…?」
確かに足と腕とがボロボロだったはずなのにどういう訳か何ともなく骨が折れているふうには見えなかった…
「俺は…確かに」
天狐にやられたはず…
その後に…何か恐ろしい目にあって…
訳がわからずにに混乱してしまっていた。
「さぁて、お待ちかねの飯といこうや!」
ベイカーは男に構わず適当な石の上に座るとミヅキお手製のカツ丼を出した…
まだホカホカと湯気が上がっている。
「美味そうだ…いただきます」
ベイカーは大口で一口ガブッと食べる。
「やばい…最高だ…」
箸が止まらずガツガツと丼をかき込む!その様子にレアルも喉を鳴らし…
「では私も…」
熱々のカツ丼を食べだした!
(あいつらは何を?)
男は初めて嗅ぐ香りにベイカー達が食べている丼を凝視する…
ぐうぅぅ…
たまらず腹がなると、チラッとレアルが男を見た…
(クソッ…なんでこんなに腹が減ってるんだ…しかし…あの香り…たまらん…)
口の中には唾が溜まり何度もゴクリと飲み干した。
ベイカーが1つ目を食べ終わると…もう一杯取り出した
(もうひとつ食うだと!)
男は目をそらすが臭いは止められずベイカー達が美味そうに食う音に歯を食いしばった。
「どうだ?なんか話せばやるぞ…」
ベイカーが試しに聞いてみるが、何も答えない。
「要らんてことか…こんなに美味いのに、なら俺が全部食っておこう」
男はバッ!と目を開けるとベイカーが最後の一口を食べ終える所だった…
「あぁ…」
思わず声が漏れると…
「私の分はまだ残ってますよ」
レアルさんが丼を手にして男に近づく…
匂いと視覚の攻撃が直に襲ってきた…
「な、なんだそれは…」
初めて見る料理だった…
「これはなぁ~オークの肉を一度衣に付けて揚げて、あっ衣ってのは小麦粉に付けて卵に潜らせパン粉をまぶす事なんだ!」
ベイカーがレアルの横から口を挟むと
「そんなに情報あげていいんですか?」
レアルが顔を顰めると
「まぁいいだろ、話せば食べれるし黙ってれば死ぬ」
ギクッ
いきなり現実に戻された気分だった。
「それでな、…」
ベイカーはそんな男の気持ちに気づいているのかいないのか関係なく話を続けた…
「その揚げたカツをここの醤油とか調味料で玉ねぎと軽く煮るだろ、その上から卵をかけて半熟の所で米の上に乗せたのがこのカツ丼だ」
「うっうぅ…」
聞いてるだけでヨダレがわいてきた
「どうだ?今話せばこの熱々のカツ丼を食わせてやろう、しかも今ならテラタウロスのソースカツ丼も食べられる!」
どこかの通販番組の様な抱き合わせを提供すると…
「それがこちらですね」
どこかの助手の様にレアルがテラタウロスのソースカツ丼を出す。
「こ、これがテラタウロス…」
市場にも出ない高級な名前に思わず丼を凝視する!
「そ、そんなもので話すわけないだろ…」
男は動揺しながら横を向いた。
「あぁ残念…今回これが最後の一つの丼だったのに…」
ベイカーが残念に眉を下げて言う。
「じゃあレアル食べてしまえ残すのは勿体ないからな!」
「そうですね、もうお腹はいっぱいですが…そうですね勿体ないですから」
レアルが見せつけたカツ丼をすべてたいらげた。
「ふー少し休憩しますか?」
「そうだな、休んでから拷問の…いや…尋問の始まりだな…」
ベイカー達が笑いながら満足そうにどこかに行ってしまった。
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