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エイト達が去っていくのを唖然と見ていると…
「良かったわね、肉とっても美味しかったわ」
ダレンが串焼き片手に悠々とエイト達の後を追おうとすると…
「ま、待ってください!」
おばさんがダレンを引き止める。
「あの子の連れの方ですよね?」
「まぁそうね」
ダレンが頷くと
「じゃあこれを…あの子に」
おばさんは小さな手のひらサイズの木の板を取り出すと何かを書き込んでダレンに渡す。
「あの子に渡して下さい!うちの店のものはいつ来ても無料だよって」
板には肉無料!と書かれおばさんのサインが入っている。
「いつでも食べに来て欲しいって!困ったことがあったら頼ってくれって言っておいて下さい!あと…あと、ありがとうって…」
「ちょっと…いくつ伝えさせる気よ…」
ダレンが仕方なさそうに板を受け取ると
「本当にありがとうって…」
板を渡しながらダレンの手を掴む。
「あの子はそこまでのことをしたとは思ってないかもよ」
「それでも、私は一生忘れません」
「まぁ伝えるだけ伝えるわ」
ダレンは、仕方なさそうに頷くとおばさんはいつまでもエイト達に頭を下げていた。
「あっ!ダレンさん遅いよ何してたの?」
少し先ではエイト達がダレンが来るのを止まって待っていた。
「ごめんなさい、あのおばちゃんに呼び止められてて」
ダレンがエイトに並ぶと
「はい、これ。あの串焼きのおばちゃんからよ」
ダレンはヒョイッとおばさんから渡された板をエイトに投げると
「ん?なぁに?」
エイトが板を受け取り見つめる。
「肉無料?」
「それを持って行けばあのお店のお肉無料になるらしいわよ」
「えっ!凄い!ラッキーだね!」
エイトが嬉しそうにニコニコと笑うと
「また来てねだって」
「うん!また絶対行きたいね!」
エイトが頷くと
「ジャックもまた食べたいよね!あの串焼き!」
「そうだな、なんなら今戻ってもらてくるか?」
「どれだけ気に入ってるの」
エイトがジャックを笑うと
「それにしてもよくあんなタレの事とかわかったわね?」
「え?だって全然味が違うよね?みんなもすぐわかったでしょ?」
エイトが首を傾げると…
「私はわからなかったわ、どこでそんな事習ったのよ?」
「え?ナナミが色々と教えてくれたからかなぁ?ナナミって料理が凄い上手なの!」
「ふーんナナミねぇ…女よね?私とどっちが綺麗?」
ダレンがエイトを見つめると
「ナナミとダレンさん?そうだなぁ綺麗なのはダレンさんかな?でも可愛いのはナナミ!」
「可愛い…ねぇ…」
「じいちゃんもよく言ってるし!」
「ぶっ!」
前を歩きながら話を聞いていたラルクが思わず吹き出す!
「カズキはそんな事エイトに言ってるのか?」
ラルクが苦笑すると
「うん!それに僕もそう思うよ。ナナミは優しくていい匂いがして、ポカポカの太陽みたいな人なの!」
エイトの言葉にダレンは面白くなさそうにふーんっと相槌をうった。
「良かったわね、肉とっても美味しかったわ」
ダレンが串焼き片手に悠々とエイト達の後を追おうとすると…
「ま、待ってください!」
おばさんがダレンを引き止める。
「あの子の連れの方ですよね?」
「まぁそうね」
ダレンが頷くと
「じゃあこれを…あの子に」
おばさんは小さな手のひらサイズの木の板を取り出すと何かを書き込んでダレンに渡す。
「あの子に渡して下さい!うちの店のものはいつ来ても無料だよって」
板には肉無料!と書かれおばさんのサインが入っている。
「いつでも食べに来て欲しいって!困ったことがあったら頼ってくれって言っておいて下さい!あと…あと、ありがとうって…」
「ちょっと…いくつ伝えさせる気よ…」
ダレンが仕方なさそうに板を受け取ると
「本当にありがとうって…」
板を渡しながらダレンの手を掴む。
「あの子はそこまでのことをしたとは思ってないかもよ」
「それでも、私は一生忘れません」
「まぁ伝えるだけ伝えるわ」
ダレンは、仕方なさそうに頷くとおばさんはいつまでもエイト達に頭を下げていた。
「あっ!ダレンさん遅いよ何してたの?」
少し先ではエイト達がダレンが来るのを止まって待っていた。
「ごめんなさい、あのおばちゃんに呼び止められてて」
ダレンがエイトに並ぶと
「はい、これ。あの串焼きのおばちゃんからよ」
ダレンはヒョイッとおばさんから渡された板をエイトに投げると
「ん?なぁに?」
エイトが板を受け取り見つめる。
「肉無料?」
「それを持って行けばあのお店のお肉無料になるらしいわよ」
「えっ!凄い!ラッキーだね!」
エイトが嬉しそうにニコニコと笑うと
「また来てねだって」
「うん!また絶対行きたいね!」
エイトが頷くと
「ジャックもまた食べたいよね!あの串焼き!」
「そうだな、なんなら今戻ってもらてくるか?」
「どれだけ気に入ってるの」
エイトがジャックを笑うと
「それにしてもよくあんなタレの事とかわかったわね?」
「え?だって全然味が違うよね?みんなもすぐわかったでしょ?」
エイトが首を傾げると…
「私はわからなかったわ、どこでそんな事習ったのよ?」
「え?ナナミが色々と教えてくれたからかなぁ?ナナミって料理が凄い上手なの!」
「ふーんナナミねぇ…女よね?私とどっちが綺麗?」
ダレンがエイトを見つめると
「ナナミとダレンさん?そうだなぁ綺麗なのはダレンさんかな?でも可愛いのはナナミ!」
「可愛い…ねぇ…」
「じいちゃんもよく言ってるし!」
「ぶっ!」
前を歩きながら話を聞いていたラルクが思わず吹き出す!
「カズキはそんな事エイトに言ってるのか?」
ラルクが苦笑すると
「うん!それに僕もそう思うよ。ナナミは優しくていい匂いがして、ポカポカの太陽みたいな人なの!」
エイトの言葉にダレンは面白くなさそうにふーんっと相槌をうった。
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