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tapestries. 命知らずと騎士の愛②
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治癒師団討伐追従部隊に所属し、ルーメン君が小隊長になる前から任務を共にしてきた。あのルックスで、あの物腰だ。隊に入った当初から、彼は男女の境なくかなりの人気を集めていた。
討伐先のごく近隣に領主の屋敷があった場合、その討伐完了の挨拶に足を運ぶことは稀にある。爵位持ちの屋敷へは役職持ちが挨拶に行くのが通例だが、いった先で関係のない子息や息女を紹介され辟易した顔で帰ってくるのを何度か目にした。式典の昼餐や晩餐に出席すると噂が立てば、老若男女を問わず色めき立つと笑いのネタになっているくらいだ。
それだけのモテを搭載していながら、当の本人に全くと言っていい程その気がない。湾曲でも直接的でも、数多あるアプローチのことごとくをするりするりと躱している。珍しく飲みに行った先の店で上役と会い、畏まるどころかグイグイと距離を詰めて話に夢中になっているルーメン君を眺めながらクオンさんが言ったことがある。
『フォルティスは人との恋愛よりも戦術考察に引き寄せられてしまう。せっかくのアプローチもそっちののけで騎士の武勇に夢中なんだ。いつまでもやんちゃで、困ったものだよ。』
そう言って、兄のような顔で笑っていた。
クオンさんの表現の優しさに惑わされずに言ってしまえば、ルーメン君はまさにバトルジャンキーだった。
けれど、それも無理はないと僕は思う。
第四騎士団に所属して、ランバードさん率いるあの部隊に身を置いて、彼らの強さに憧れないわけがない。一人一人が桁外れなのだ。
まして訓練すればするだけ、その技量をものにできるポテンシャルを持っていればなおの事。磨く楽しさにのめり込んでいってもおかしい話ではない。
だから、ルーメン君はずっとそのままでいると思っていた。
たとえ誰かといずれ結婚したとしても、頭の中身は変わらず残念なままかと思っていたのだ。
一体、だれが想像できたというだろう。
討伐と言えばにっこにこの笑顔で隊列に加わっていた青年が、一日でも早く王都に帰還するために連日連夜作戦を練り、通常3月と言われていた南への調査遠征を2月で遂行してみせたのだ。
あの討伐大好きっ子に王都へ帰りたいと思わせる。
恋とは、こんなにも人を変えるのかと。
全く、驚き過ぎて言葉も出ない。
ルーメン君を別人に変えてしまった恋の相手。
どんな人物なのか是が非でも見てみたいと、不純な動機からセレスを構いまくっていた僕ではあったが、彼を知れば知るほど面白半分でいじっていい子ではないと認識を改めることになった。
ローワン先生が引き連れて歩いていた時代から、その片鱗は我々の口を何度か閉ざすほどだった。
努力とひたむきさ。
やり始めたらとことんまでやってしまう魔術への向き合い方。
ある種異常なほどストイックにのめり込んでいるように見えるその姿勢。
見るものによっては『魔術師らしい魔術師』の姿として映ったとしても、15歳で到達してしまうにはあまりにも早いと僕は思う。
楽しそうにやっているからこそおじいちゃん達は黙って見守っているけれど、その自分自身への厳しさに、いつか彼自身も気付かぬうちに疲れ切ってしまうのではないかとネレは心配している。
それはおそらく、セレスが一見すると誰とでも上手くやれているように見えることも多分にある。
軋轢を極端に好まない平和主義。
それは礼儀正しさや教会の子らしい擦れていない純粋さの裏に見え隠れする。
あの波風立てない、立ち回りの自然さは異常だ。
幼い頃から狭い世界で集団生活を強いられ、中央のコルスとして国の威信を背負うことを意識し続け、その期待に応えるために身に付いたものだろうことは容易に想像がつく。
だからこそ、どれほど自分を殺してきたのだろうかと、僕は思ってしまうのだ。
子供らしい我儘。
すねたり、ふてくされたり。心から甘えて感情に身をゆだねる事。
そういう事のことごとくを、きっとしないまま育ってきている。
それは、恐れずに言うならば、とても哀しく、寂しいことだ。
僕やネレがこれほどまでに構い倒していても、まだ時折どこまで気を許していいのか測りかねている、という顔をする。
警戒心が強く、気を許して話しかける人が限られているセレス。
そのセレスが、人目もはばからずべったりと甘えることを自分自身に許しているという意味では、ルーメン君の並々ならぬ努力の賜物とも言えるだろう。
「僕って、ガリガリですか…?」
「はっ!? えぇっ!?」
突然の問いかけよりも、その言葉の持つパワーに驚いて、僕は素っ頓狂な声を上げた。
しょんぼりとしているセレスを促して、その身体を挟むように左右を陣取って食堂に向かう道々。
やっと口を開いてくれたのに、と。
ネレが責めるように僕を睨む。
「んー。そうねぇ。ガリガリって程ではないけれど、持久力に影響するっていう意味では、もう少し筋肉があった方が討伐隊には入りやすいわね。」
「でもまだ2年は入れないよ? え? もしかしてローワン先生に連れて行くって言われた?」
自制を知らないじーさん代表みたいな所があるからな、と一応聞いてみると、こっちを見てふるふると首を振る。
「ガリガリじゃフォルティス様も面白くないって言われて…」
「「 !!! 」」
「一緒に討伐に行けるように頑張って食べているんですけど…。なかなか太くならなくて…」
焦る必要なんてない、と僕らは口々に言う。
まだ15になったばかりじゃないか!そうよ。伸びしろなんていくらでもあるわよ!僕が15のときなんて先生の午後の講義で走らされていたよ!え!?よっぽどね!?ネレだって負荷袋担いでたじゃないか。あれは酷かったわ!あたしムキムキになりたくなかったのに!
心のざわつきを悟らせないようにするのが精いっぱいで、僕らは余計なことまで喋ってしまう。けれどその甲斐あってか、食堂につく頃には少しだけ笑顔が戻ってきていた。
食堂の入口に立つ黒の騎士。
その精悍な顔をゆるゆるにして、愛しい伴侶へ手を振っている。
そしてその騎士に向かって、小走りで駆け寄るルンルンの背中。
「言ったやつ、死ぬかな…」
「そうね…。知られれば…。確実に。」
温和な奴ほど、怒らせると怖いものだということを僕らは経験上知っている。そしてフォルティス・ルーメンは、類い稀な戦闘能力を持ち合わせているのだ。
その実力が行使されないことを、切に願うしかない。
何となく、流れでラブラブ夫夫とテーブルを共にする。
聞かされた内容への疑問が怒涛のように溢れてきて、本当なら根掘り葉ほり聞きだしたい気持ちを押さえながら食べる。機械的に口に運び、モヤモヤとする胸を抱えた昼食は、驚くほど味がしない。
「トリガラってなんですか? 食べ物?」
左隣に座るセレスの何気ない風な質問に、僕とネレは固まった。
トリガラ!? そこまで!? そこまでの悪意っ!?
僕とネレは、二人のやり取りをぎこちなく見守る。見守る以外にどんな選択肢があるって言うんだ!?
僕はセレスにそんなことを言って、僕らを恐怖の昼食に同席させた人物を呪ったし、相手のバックを考えない言動を心底バカだと思ったし、殺されることにちょっぴりだけ同情した。
ルーメン君は、ちょうどしゃぶっていたトリの手羽の骨を口から出してセレスに見せる。
「これ。トリの骨の事。」
「………。」
セレスは一瞬きょとんとし、ぼっと赤くなり、ドゴーーンと落ち込んだ。
それはもう、見るからに落ち込んでいる。
首が垂れ下がり、もう少しでジュレックに鼻が浸かりそうなほど。
「セレス!? どうした?」
「トリガラ……。僕が、トリガラ……」
無言でセレスを見ていたルーメン君の顔が、みるみると険しくなっていくのを黙って見守る。
その顔がギュインと僕とネレを捉え、僕らはぎこちなく目を逸らす。
冷静になって考えてみれば、見守る必要などなかったのだ。
何食わぬ顔で、食事を楽しんでいる振りを全力ですればよかったのだ。
たとえ全神経が二人に注がれていたとしてもだ。
僅かに見えたそのグレーの瞳は、あまりにも雄弁だった。
あれは、獲物を狩るハンターの目だ。
追い詰め、逃がさず、必ず仕留めるだろう。
僕が知る限り、騎士達の愛は、どれも重く暑苦しい。
僕は心ひそかに、顔も知らぬ相手に向かって、手を組み合わせたのだった。
討伐先のごく近隣に領主の屋敷があった場合、その討伐完了の挨拶に足を運ぶことは稀にある。爵位持ちの屋敷へは役職持ちが挨拶に行くのが通例だが、いった先で関係のない子息や息女を紹介され辟易した顔で帰ってくるのを何度か目にした。式典の昼餐や晩餐に出席すると噂が立てば、老若男女を問わず色めき立つと笑いのネタになっているくらいだ。
それだけのモテを搭載していながら、当の本人に全くと言っていい程その気がない。湾曲でも直接的でも、数多あるアプローチのことごとくをするりするりと躱している。珍しく飲みに行った先の店で上役と会い、畏まるどころかグイグイと距離を詰めて話に夢中になっているルーメン君を眺めながらクオンさんが言ったことがある。
『フォルティスは人との恋愛よりも戦術考察に引き寄せられてしまう。せっかくのアプローチもそっちののけで騎士の武勇に夢中なんだ。いつまでもやんちゃで、困ったものだよ。』
そう言って、兄のような顔で笑っていた。
クオンさんの表現の優しさに惑わされずに言ってしまえば、ルーメン君はまさにバトルジャンキーだった。
けれど、それも無理はないと僕は思う。
第四騎士団に所属して、ランバードさん率いるあの部隊に身を置いて、彼らの強さに憧れないわけがない。一人一人が桁外れなのだ。
まして訓練すればするだけ、その技量をものにできるポテンシャルを持っていればなおの事。磨く楽しさにのめり込んでいってもおかしい話ではない。
だから、ルーメン君はずっとそのままでいると思っていた。
たとえ誰かといずれ結婚したとしても、頭の中身は変わらず残念なままかと思っていたのだ。
一体、だれが想像できたというだろう。
討伐と言えばにっこにこの笑顔で隊列に加わっていた青年が、一日でも早く王都に帰還するために連日連夜作戦を練り、通常3月と言われていた南への調査遠征を2月で遂行してみせたのだ。
あの討伐大好きっ子に王都へ帰りたいと思わせる。
恋とは、こんなにも人を変えるのかと。
全く、驚き過ぎて言葉も出ない。
ルーメン君を別人に変えてしまった恋の相手。
どんな人物なのか是が非でも見てみたいと、不純な動機からセレスを構いまくっていた僕ではあったが、彼を知れば知るほど面白半分でいじっていい子ではないと認識を改めることになった。
ローワン先生が引き連れて歩いていた時代から、その片鱗は我々の口を何度か閉ざすほどだった。
努力とひたむきさ。
やり始めたらとことんまでやってしまう魔術への向き合い方。
ある種異常なほどストイックにのめり込んでいるように見えるその姿勢。
見るものによっては『魔術師らしい魔術師』の姿として映ったとしても、15歳で到達してしまうにはあまりにも早いと僕は思う。
楽しそうにやっているからこそおじいちゃん達は黙って見守っているけれど、その自分自身への厳しさに、いつか彼自身も気付かぬうちに疲れ切ってしまうのではないかとネレは心配している。
それはおそらく、セレスが一見すると誰とでも上手くやれているように見えることも多分にある。
軋轢を極端に好まない平和主義。
それは礼儀正しさや教会の子らしい擦れていない純粋さの裏に見え隠れする。
あの波風立てない、立ち回りの自然さは異常だ。
幼い頃から狭い世界で集団生活を強いられ、中央のコルスとして国の威信を背負うことを意識し続け、その期待に応えるために身に付いたものだろうことは容易に想像がつく。
だからこそ、どれほど自分を殺してきたのだろうかと、僕は思ってしまうのだ。
子供らしい我儘。
すねたり、ふてくされたり。心から甘えて感情に身をゆだねる事。
そういう事のことごとくを、きっとしないまま育ってきている。
それは、恐れずに言うならば、とても哀しく、寂しいことだ。
僕やネレがこれほどまでに構い倒していても、まだ時折どこまで気を許していいのか測りかねている、という顔をする。
警戒心が強く、気を許して話しかける人が限られているセレス。
そのセレスが、人目もはばからずべったりと甘えることを自分自身に許しているという意味では、ルーメン君の並々ならぬ努力の賜物とも言えるだろう。
「僕って、ガリガリですか…?」
「はっ!? えぇっ!?」
突然の問いかけよりも、その言葉の持つパワーに驚いて、僕は素っ頓狂な声を上げた。
しょんぼりとしているセレスを促して、その身体を挟むように左右を陣取って食堂に向かう道々。
やっと口を開いてくれたのに、と。
ネレが責めるように僕を睨む。
「んー。そうねぇ。ガリガリって程ではないけれど、持久力に影響するっていう意味では、もう少し筋肉があった方が討伐隊には入りやすいわね。」
「でもまだ2年は入れないよ? え? もしかしてローワン先生に連れて行くって言われた?」
自制を知らないじーさん代表みたいな所があるからな、と一応聞いてみると、こっちを見てふるふると首を振る。
「ガリガリじゃフォルティス様も面白くないって言われて…」
「「 !!! 」」
「一緒に討伐に行けるように頑張って食べているんですけど…。なかなか太くならなくて…」
焦る必要なんてない、と僕らは口々に言う。
まだ15になったばかりじゃないか!そうよ。伸びしろなんていくらでもあるわよ!僕が15のときなんて先生の午後の講義で走らされていたよ!え!?よっぽどね!?ネレだって負荷袋担いでたじゃないか。あれは酷かったわ!あたしムキムキになりたくなかったのに!
心のざわつきを悟らせないようにするのが精いっぱいで、僕らは余計なことまで喋ってしまう。けれどその甲斐あってか、食堂につく頃には少しだけ笑顔が戻ってきていた。
食堂の入口に立つ黒の騎士。
その精悍な顔をゆるゆるにして、愛しい伴侶へ手を振っている。
そしてその騎士に向かって、小走りで駆け寄るルンルンの背中。
「言ったやつ、死ぬかな…」
「そうね…。知られれば…。確実に。」
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「トリガラってなんですか? 食べ物?」
左隣に座るセレスの何気ない風な質問に、僕とネレは固まった。
トリガラ!? そこまで!? そこまでの悪意っ!?
僕とネレは、二人のやり取りをぎこちなく見守る。見守る以外にどんな選択肢があるって言うんだ!?
僕はセレスにそんなことを言って、僕らを恐怖の昼食に同席させた人物を呪ったし、相手のバックを考えない言動を心底バカだと思ったし、殺されることにちょっぴりだけ同情した。
ルーメン君は、ちょうどしゃぶっていたトリの手羽の骨を口から出してセレスに見せる。
「これ。トリの骨の事。」
「………。」
セレスは一瞬きょとんとし、ぼっと赤くなり、ドゴーーンと落ち込んだ。
それはもう、見るからに落ち込んでいる。
首が垂れ下がり、もう少しでジュレックに鼻が浸かりそうなほど。
「セレス!? どうした?」
「トリガラ……。僕が、トリガラ……」
無言でセレスを見ていたルーメン君の顔が、みるみると険しくなっていくのを黙って見守る。
その顔がギュインと僕とネレを捉え、僕らはぎこちなく目を逸らす。
冷静になって考えてみれば、見守る必要などなかったのだ。
何食わぬ顔で、食事を楽しんでいる振りを全力ですればよかったのだ。
たとえ全神経が二人に注がれていたとしてもだ。
僅かに見えたそのグレーの瞳は、あまりにも雄弁だった。
あれは、獲物を狩るハンターの目だ。
追い詰め、逃がさず、必ず仕留めるだろう。
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