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――【温泉旅館・かごや亭】。
山の中にポツンと佇む温泉宿。外観はそれほど大きな規模ではないものの、木造でレトロな雰囲気を持ち、それでいてどこか上品さと郷愁を感じさせる。
周囲は自然に囲まれていて、源泉があるのか硫黄の匂いが僅かに漂ってくる。
「久しぶりだなぁ」
修一郎が宿構えを見ながら、懐かし気に目を細めている。それに同調するように、「そうですね」とユキナが応じている。
聞けば前に来たのは、まだナクルが小さい時だという。ナクルは残念ながら覚えていない様子。
「蔦絵さんは、来たことあるんですか?」
沖長が尋ねると、蔦絵は初めてだという。修一郎が勧めるので一度は行ってみたかったとのこと。ならば今回は良い機会に恵まれたというわけだ。
玄関の前まで行き、珍しい両開きの扉を開いて中に入る。そこは土間になっていて、修一郎が立ち止まったまま「すみませーん」と声を上げた。
すると少し遠くから返事が聞こえ、しばらくすると着物を着用した女性が姿を見せる。
「これはこれは、ようこそおいでくださいました修一郎さん。お待ちしておりましたよ」
丁寧に一礼をして出迎えてくれた女性は、ユキナと比べても遜色ないほどの若さと美しさを兼ね備えていた。いや、それにしてもちょっと似過ぎているような気もする。
ユキナも普段着物を身に着けているから、そう錯覚しているだけだろうか。
「あら、トキナ。私には挨拶はないのですか?」
ユキナにしては珍しく、若干ではあるがからかう感じの声音。
するとトキナと呼ばれた女性は、嬉しそうに笑みを浮かべ、
「ふふ、ごめんなさい、姉さん。もちろん歓迎しますよ」
少し驚き、そして同時に納得できる言葉を発した。
(姉さん……つーことは、この人はユキナさんの妹?)
先ほど感じた顔立ちが似ているという疑問の答えが早々に解決した。
「ナクル、蔦絵さん、沖長さん、紹介しますわね。この【かごや亭】の女将をしている籠屋《かごや》トキナ。これでも私の不肖の妹です」
「もう姉さん、これでもなんて酷いじゃないですか。これでも籠屋家当主なのに……」
少し不機嫌そうに眉をひそめて言うが、本当に怒っているわけではなさそうだ。修一郎も呆れている感じなので、恐らくこういったやり取りは慣れた一幕なのだろう。
「ナクルさんも久しぶりですね。まあ、会ったのはもっと小さい頃だったから覚えてないかもしれませんけど」
「うっ……ご、ごめんなさいッス! 覚えてないッス!」
本当にナクルは素直だ。別にナクルは悪くないというのに、こういうところもナクルの良いところだろう。
「気にしないでくださいね。こうしてまた顔を見せに来てくれたことが嬉しいですから」
くしゃりと笑うトキナを見て、この人はユキナと違い表情が豊かであることを知る。雰囲気もユキナよりも柔らかく喋り安い感じだろうか。ユキナはどこか冷たい印象を受けるし、美人姉妹で顔立ちが似通っていても、やはり性格までは重ならないようだ。
「それよりもトキナ、私たちはいつまでここにいれば良いのでしょうか?」
「あ、ごめんなさい。どうぞこちらへお越しくださいませ」
そうしてトキナに先導してもらい中へと入っていく。聞けば今は他の客はいないそう。貸し切りしているようで気分が良い。
それにしても外観もそうだったが、内装も和を重んじる造形であり、何となく落ち着くような癒しを感じさせる。
ホテルのようなオシャレな造りも良いが、どちらかというとこういったレトロな方が沖長にとって温泉宿というイメージが強い。何というか温かみを感じるといえばいいのか、こちらの方が好みではある。
(そうだ、温泉をいつでも堪能できるように回収しとかないとな)
そうすれば家でも温泉を楽しみことができる。これは良いアイデアだと、さっそく採用することにした。
他に珍しいものがあれば手に入れておこうと思う。
そうしてトキナに案内された先は二つの部屋。せっかくだからと、トキナが夫婦で過ごせる一部屋と、子供たちの部屋を用意してくれたらしい。
(俺は一人部屋が良かったけど、こればっかりは贅沢言えないしなぁ)
ナクルはともかく、大人の女性である蔦絵と一緒なのはやはりドキドキものだ。綺麗なお姉さんと同じ部屋で過ごすなど、これまでなかったことだから。
それぞれの部屋に行き荷物を整理していると、トキナが顔を見せにきた。
簡単に宿内の間取りに関する説明や、食事の時間などの話を聞かされたのだ。こういった旅館の食事は美味だという印象が強いのでとても楽しみだ。隙を見て回収できれば回収するつもりである。
ちなみに室内は完全な和室で、寝る時は布団を敷くタイプ。壁には誰が書いたか分からない掛け軸があり、小さなテレビや冷蔵庫に金庫もある。
それよりも感動したのは、窓の外から見ることのできる荘厳な庭園だ。とても広く手入れが隅々まで行き届いている。池もあるようで、そこには高級そうな錦鯉も気持ち良さそうに泳いでいた。
これだけの規模なら、子供たちが走り回って十分に楽しめることだろう。
庭園に出るのも客の自由であり、よく散歩をしたり写生をする人もいるとのこと。
そんな感じで一通りの説明を終えたあと、トキナの視線が蔦絵へと向く。
「そういえばあなたが七宮家の……でしたね?」
「はい。改めて、七宮蔦絵と申します」
互いに正座をしながら対面している。口を挟み込むような隙がない。
(何だ、どっかピリピリしてる感じ?)
別にいがみ合っているというようなことではない。何となくお互いを値踏みしているような感じと言えばいいだろうか。
「……ふふ、ごめんなさい。あの七宮の子だから少し驚いて」
「いえ、当然のことかと。お気になさらないでください」
「そう言ってくれると嬉しいです。ここにいる間は、何も気にせずに楽しんでください。こちらも精一杯おもてなしをさせて頂きますから。では……」
何か一悶着があったらどうしようと思ったが、意外にも何も起きることなくトキナは去って行った。
蔦絵も少しピリついた様子だったが、今は普段の彼女と同じ穏やかだ。
(確か女将さんは籠屋家当主って言ってたよな。女将ってのは分かるけど、当主って……何さ?)
普通旅館のトップを当主なんて言わないと……思う。大将とかなら分かるが、当主というのは一体どういうことか……。
(あ、そういや女将さんって一人……なのか?)
ここに来る前までに従業員らしき人はいなかった。規模は小さいといっても、さすがに一人ということはないはず。
料理も提供しないといけないし、接客や事務などの仕事を一人でこなせるとは思えない。
あとで修一郎にでも聞いてみようと思っていると……。
「オキくん! 探検行くッスよ!」
「……元気だね、ナクルは」
ナクルはトキナやこの旅館について違和感を持っていないようだ。まあ、ナクルは感覚派だから、理論派な沖長とは真逆なのである。
「ほらほら、行くッスよー!」
「あーはいはい。分かったから腕を引っ張らないで。えーと、いいですか、蔦絵さん?」
「ええ、ナクル一人なら危なっかしいけれど、あなたが傍にいるなら問題ないわ」
許可を得ると、沖長はナクルと一緒に部屋の外へと出た。
山の中にポツンと佇む温泉宿。外観はそれほど大きな規模ではないものの、木造でレトロな雰囲気を持ち、それでいてどこか上品さと郷愁を感じさせる。
周囲は自然に囲まれていて、源泉があるのか硫黄の匂いが僅かに漂ってくる。
「久しぶりだなぁ」
修一郎が宿構えを見ながら、懐かし気に目を細めている。それに同調するように、「そうですね」とユキナが応じている。
聞けば前に来たのは、まだナクルが小さい時だという。ナクルは残念ながら覚えていない様子。
「蔦絵さんは、来たことあるんですか?」
沖長が尋ねると、蔦絵は初めてだという。修一郎が勧めるので一度は行ってみたかったとのこと。ならば今回は良い機会に恵まれたというわけだ。
玄関の前まで行き、珍しい両開きの扉を開いて中に入る。そこは土間になっていて、修一郎が立ち止まったまま「すみませーん」と声を上げた。
すると少し遠くから返事が聞こえ、しばらくすると着物を着用した女性が姿を見せる。
「これはこれは、ようこそおいでくださいました修一郎さん。お待ちしておりましたよ」
丁寧に一礼をして出迎えてくれた女性は、ユキナと比べても遜色ないほどの若さと美しさを兼ね備えていた。いや、それにしてもちょっと似過ぎているような気もする。
ユキナも普段着物を身に着けているから、そう錯覚しているだけだろうか。
「あら、トキナ。私には挨拶はないのですか?」
ユキナにしては珍しく、若干ではあるがからかう感じの声音。
するとトキナと呼ばれた女性は、嬉しそうに笑みを浮かべ、
「ふふ、ごめんなさい、姉さん。もちろん歓迎しますよ」
少し驚き、そして同時に納得できる言葉を発した。
(姉さん……つーことは、この人はユキナさんの妹?)
先ほど感じた顔立ちが似ているという疑問の答えが早々に解決した。
「ナクル、蔦絵さん、沖長さん、紹介しますわね。この【かごや亭】の女将をしている籠屋《かごや》トキナ。これでも私の不肖の妹です」
「もう姉さん、これでもなんて酷いじゃないですか。これでも籠屋家当主なのに……」
少し不機嫌そうに眉をひそめて言うが、本当に怒っているわけではなさそうだ。修一郎も呆れている感じなので、恐らくこういったやり取りは慣れた一幕なのだろう。
「ナクルさんも久しぶりですね。まあ、会ったのはもっと小さい頃だったから覚えてないかもしれませんけど」
「うっ……ご、ごめんなさいッス! 覚えてないッス!」
本当にナクルは素直だ。別にナクルは悪くないというのに、こういうところもナクルの良いところだろう。
「気にしないでくださいね。こうしてまた顔を見せに来てくれたことが嬉しいですから」
くしゃりと笑うトキナを見て、この人はユキナと違い表情が豊かであることを知る。雰囲気もユキナよりも柔らかく喋り安い感じだろうか。ユキナはどこか冷たい印象を受けるし、美人姉妹で顔立ちが似通っていても、やはり性格までは重ならないようだ。
「それよりもトキナ、私たちはいつまでここにいれば良いのでしょうか?」
「あ、ごめんなさい。どうぞこちらへお越しくださいませ」
そうしてトキナに先導してもらい中へと入っていく。聞けば今は他の客はいないそう。貸し切りしているようで気分が良い。
それにしても外観もそうだったが、内装も和を重んじる造形であり、何となく落ち着くような癒しを感じさせる。
ホテルのようなオシャレな造りも良いが、どちらかというとこういったレトロな方が沖長にとって温泉宿というイメージが強い。何というか温かみを感じるといえばいいのか、こちらの方が好みではある。
(そうだ、温泉をいつでも堪能できるように回収しとかないとな)
そうすれば家でも温泉を楽しみことができる。これは良いアイデアだと、さっそく採用することにした。
他に珍しいものがあれば手に入れておこうと思う。
そうしてトキナに案内された先は二つの部屋。せっかくだからと、トキナが夫婦で過ごせる一部屋と、子供たちの部屋を用意してくれたらしい。
(俺は一人部屋が良かったけど、こればっかりは贅沢言えないしなぁ)
ナクルはともかく、大人の女性である蔦絵と一緒なのはやはりドキドキものだ。綺麗なお姉さんと同じ部屋で過ごすなど、これまでなかったことだから。
それぞれの部屋に行き荷物を整理していると、トキナが顔を見せにきた。
簡単に宿内の間取りに関する説明や、食事の時間などの話を聞かされたのだ。こういった旅館の食事は美味だという印象が強いのでとても楽しみだ。隙を見て回収できれば回収するつもりである。
ちなみに室内は完全な和室で、寝る時は布団を敷くタイプ。壁には誰が書いたか分からない掛け軸があり、小さなテレビや冷蔵庫に金庫もある。
それよりも感動したのは、窓の外から見ることのできる荘厳な庭園だ。とても広く手入れが隅々まで行き届いている。池もあるようで、そこには高級そうな錦鯉も気持ち良さそうに泳いでいた。
これだけの規模なら、子供たちが走り回って十分に楽しめることだろう。
庭園に出るのも客の自由であり、よく散歩をしたり写生をする人もいるとのこと。
そんな感じで一通りの説明を終えたあと、トキナの視線が蔦絵へと向く。
「そういえばあなたが七宮家の……でしたね?」
「はい。改めて、七宮蔦絵と申します」
互いに正座をしながら対面している。口を挟み込むような隙がない。
(何だ、どっかピリピリしてる感じ?)
別にいがみ合っているというようなことではない。何となくお互いを値踏みしているような感じと言えばいいだろうか。
「……ふふ、ごめんなさい。あの七宮の子だから少し驚いて」
「いえ、当然のことかと。お気になさらないでください」
「そう言ってくれると嬉しいです。ここにいる間は、何も気にせずに楽しんでください。こちらも精一杯おもてなしをさせて頂きますから。では……」
何か一悶着があったらどうしようと思ったが、意外にも何も起きることなくトキナは去って行った。
蔦絵も少しピリついた様子だったが、今は普段の彼女と同じ穏やかだ。
(確か女将さんは籠屋家当主って言ってたよな。女将ってのは分かるけど、当主って……何さ?)
普通旅館のトップを当主なんて言わないと……思う。大将とかなら分かるが、当主というのは一体どういうことか……。
(あ、そういや女将さんって一人……なのか?)
ここに来る前までに従業員らしき人はいなかった。規模は小さいといっても、さすがに一人ということはないはず。
料理も提供しないといけないし、接客や事務などの仕事を一人でこなせるとは思えない。
あとで修一郎にでも聞いてみようと思っていると……。
「オキくん! 探検行くッスよ!」
「……元気だね、ナクルは」
ナクルはトキナやこの旅館について違和感を持っていないようだ。まあ、ナクルは感覚派だから、理論派な沖長とは真逆なのである。
「ほらほら、行くッスよー!」
「あーはいはい。分かったから腕を引っ張らないで。えーと、いいですか、蔦絵さん?」
「ええ、ナクル一人なら危なっかしいけれど、あなたが傍にいるなら問題ないわ」
許可を得ると、沖長はナクルと一緒に部屋の外へと出た。
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