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第六章 赤
第96話 聖王国にて(後編)★フレッド視点
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フレッド視点です。
********
大神官を脅し……もとい、話し合いをした翌朝。
ワシは、大神官の案内で、ハルモニアの部屋を訪れた。
ハルモニアは、大神官の娘であり、現聖王マクシミリアンの妃だ。
『旋律の巫女』として力を使い続けた彼女は、人の言葉を聞くことも話すことも出来ない。
ワシが聖王だった頃から、神事の際を除いて城の中に幽閉され、外に出ることもままならない状態である。
――ワシは、深く後悔していた。
今も、自分に対して、どうしようもない怒りを抱えている。
ワシは当時ハルモニアの状況に気付いてやることが出来なかった。
聖王としての公務に追われ、甥っ子の問題も、ハルモニアの状態も、兄が裏で糸を引いていた問題も、一切耳に入ってくることはなかったのだ。
それだけではない。
娘のソフィアが抱えていた問題すら、ワシは気が付かなかったのだから。
ソフィアが遺した手紙を読んで、ワシはとにかく自分を責めた。
だが、いくら後悔したところで、過去を変えられる訳ではない。
聖王国に一切戻らず、問題と向き合わず、情報も集めずに呑気に暮らしていた――ワシは、そんな自分に怒りを抱いた。
だが今は、過去を嘆いている場合ではない。
セオやパステル嬢ちゃんのためにも、ソフィアの手紙に書いてあった問題を最優先で解決しなくてはならないのだ。
昨晩大神官から聞いた話を信じるなら、マクシミリアンの方は今のところ放っておいても問題ないだろう。
ハルモニアも、話せば分かってくれる可能性が高い。
問題は『調香の巫女』フローラだが……上手いこと交渉材料を見つけなくては。
二人が、『巫女』の問題に気付く前に、全てを終わらせるのが理想だ。
さもないと――セオとパステル嬢ちゃんを引き離す羽目になってしまう。
ハルモニアの部屋の扉を開くと、そこには先客がいた。
青色の髪を揺らし、彼女は優雅に振り返る。
「あら、フレデリック様、大神官様、ご機嫌よう」
「ん? メーア嬢、来ておったのか」
「ええ。聖王城に来てから毎日、ハルモニア様とお話させていただいておりますわ」
「ほう。仲良くなったようで、何よりじゃのう」
「ええ、お陰様で」
久しぶりに会ったハルモニアは、髪と同じ銀色の目を細めて、楽しそうに口元を緩めていた。
彼女が笑うのを初めて見たような気がする。
ふと隣を見ると、大神官も驚いた表情をして佇んでいた。
ハルモニアの傍らには、人語を話す高位の妖精、フェンリルが控えている。
ハルモニアは、妖精とは意思疎通が出来るらしく、フェンリルを通じて他者とコミュニケーションを取っているのだ。
マクシミリアンが不在の間も、神事は行われる。
『豊穣の祭壇』と呼ばれる場所で、女神姿をとった地の精霊レアと、眷属の精霊たちに祈りを捧げるのだ。
豊穣の精霊たちは、王族から受け取った魔力を元手に、聖王都の世界樹に魔力を流す。
世界樹は聖王都全体に魔力を巡らせ、魔鉱石の鉱山に恵みをもたらし、森や田畑を豊かにし、力の弱まった精霊たちや妖精たちに力を与える。
世界樹から力を受け取った精霊たちは、自らの棲む地域へと帰っていき、その地に恵みを与え、力が弱まればまた聖王都へとやって来るのだ。
「~♪ ~~♪」
ハルモニアが、人には聞き取れない言語で、不思議な旋律を口ずさむ。
歌の時もあるし、笛やハープを使う時もあるが、ハルモニアの奏でる音色は、妖精にとっては意味のある言葉として聞こえるらしい。
傍らに控えていたフェンリルが、すぐさま人の言葉に通訳する。
「大神官よ、ちょっと退出しててくれねえか? ハルがそう望んでる」
フェンリルは、白くて大きな、長い毛を持つ妖精だ。
犬のような愛らしい見た目に反して、言葉遣いが少し乱暴なのは、彼が光の精霊から人語を教わったからだろうか。それとも、元々の彼の性格によるものだろうか。
大神官は、ワシとメーアに頭を下げて、部屋から出て行った。
「よう、フレッド。久しぶりだな。と言っても、まともに話したことは数えるほどしかねえが」
「うむ、久しいのう。フェンリルもハルモニアも、変わりないようじゃな」
「変わらねえよ。変わりようがねえからな、この場所じゃ」
「……すまん」
「……全くだぜ」
「~♪ ~~♪?」
「クゥ、クゥーン」
ワシとフェンリルが気まずい空気になっているのを察したのか、ハルモニアは、妖精の言葉でフェンリルに何か質問し始めたようだった。
もう一人室内に残っている、メーアに目を向ける。
深海の色の瞳は、ワシの様子を訝しんでいるようだった。
目が合うと、メーアは口を開いた。
「フレデリック様、大丈夫ですか?」
「ん? 何がじゃ?」
「……いえ、沈んだ表情をしておられたので」
「はっはっは、さすが帝国の皇女の目は誤魔化せないのう」
「何かお力になれること、ございますか?」
「そうじゃのう。メーア嬢には話しておこうかのう」
「ええ、何なりと」
帝都から聖王都への旅の途中でメーア嬢から得た情報は、『氷の祝子』であるノエルタウン領主の身柄と引き換えになり得る氷の魔石が、帝都で用意できること。
そして、ハルモニアの母がエルフであり、ハルモニアとアルバートが共にエルフとしての生を望んでいること。
事前に聞いていたその情報と、記録水晶の内容を照らし合わせて、兄と大神官の行ってきた取引が浮かんできたのだ。
そしてもうひとつ――。
「ソフィアが遺した手紙があるんじゃ。――ここに」
ワシは懐から手紙を取り出すと、メーアに渡した。
ハルモニアも、何事かとこちらをみている。
音としての言葉は理解できないハルモニアだが、文字を読むことは可能だったはず。
「ハルモニア、お主も読んでいいぞ。ただし他言無用じゃ」
すぐさまフェンリルが通訳すると、ハルモニアはしっかり頷いて、メーアと共に手紙を読み始めたのだった。
ゆっくり時間をかけて手紙を読み終わった二人は、難しい顔をして黙り込んでいる。
ワシは、テーブルの上に置かれた手紙を折りたたみ、再び懐にしまいこんだ。
「……何をすべきか、わかったかのう?」
「……このことを、セオとパステルは知っているのですか?」
「いや、知らないはずじゃ。二人に気付かれる前に、この件を解決したいと思っとる」
「~♪ ~~♪」
「ハルは、協力するってよ。アルバートと一緒に帝都に行ってもいいそうだ」
「かたじけない」
「問題は、『調香の巫女』ですわね」
「うむ。せめて王国に伝手があればのう。それに、フローラを説得出来る材料があれば良いのじゃが」
「王国の伝手だが、カイとノラは使えねえのか?」
「そうじゃのう、カイとノラには火の精霊の件と並行して、次代の『調香の巫女』候補になり得る者を探してもらおうかのう。……だが、王国は精霊の加護を閉ざした土地。難しいじゃろうな」
「フレデリック様、私、当てがございますわ。どうやら最近、王都で不思議な力を持つ魔女が活躍しているという噂が出回っているそうです」
「……魔女? 詳しく聞かせてくれんか?」
「もちろんですわ。もし噂が真実だとしたら、『調香の巫女』の件、一気に片付く可能性があります。その魔女は――」
そうしてワシらは、時間をかけて情報の整理をした。
途中で屋敷に戻るというイーストウッド侯爵に手紙を預け、昼過ぎにししまるを通じてセオからの伝言を受け取り、人目を避けながら城の資料室で調べ物をする。
マクシミリアンが戻るまであと数日――ワシは可能な限りの情報を集め、その時に備えたのだった。
とはいえ、ワシが聖王の座に興味を示さず、国民にも自分の存在を公表しない方針を貫けば、マクシミリアンが仕掛けてくることはまずないだろう。
一度は奴と会わねばなるまいが、帝国からの賓客であるメーア嬢と共に行動していれば、下手なことにはならない。
可愛い孫に絶交されないためにも、無理は禁物だ。
メーア嬢は、セオによって帝都に送り届けられたししまるを通じて皇帝と情報共有。
氷の魔石を確保し、帝国の騎士に届けさせるように手配した。
黒猫の妖精ノラから、セオたちと接触したという連絡を受け、火の精霊の件と並行して魔女の捜索をするよう依頼。
マクシミリアンが聖王都に戻ってきたのは、ちょうどその時だった。
ワシは気を引き締めると、メーア嬢と共に、会談に臨んだのであった。
********
次回からパステル視点に戻ります。
********
大神官を脅し……もとい、話し合いをした翌朝。
ワシは、大神官の案内で、ハルモニアの部屋を訪れた。
ハルモニアは、大神官の娘であり、現聖王マクシミリアンの妃だ。
『旋律の巫女』として力を使い続けた彼女は、人の言葉を聞くことも話すことも出来ない。
ワシが聖王だった頃から、神事の際を除いて城の中に幽閉され、外に出ることもままならない状態である。
――ワシは、深く後悔していた。
今も、自分に対して、どうしようもない怒りを抱えている。
ワシは当時ハルモニアの状況に気付いてやることが出来なかった。
聖王としての公務に追われ、甥っ子の問題も、ハルモニアの状態も、兄が裏で糸を引いていた問題も、一切耳に入ってくることはなかったのだ。
それだけではない。
娘のソフィアが抱えていた問題すら、ワシは気が付かなかったのだから。
ソフィアが遺した手紙を読んで、ワシはとにかく自分を責めた。
だが、いくら後悔したところで、過去を変えられる訳ではない。
聖王国に一切戻らず、問題と向き合わず、情報も集めずに呑気に暮らしていた――ワシは、そんな自分に怒りを抱いた。
だが今は、過去を嘆いている場合ではない。
セオやパステル嬢ちゃんのためにも、ソフィアの手紙に書いてあった問題を最優先で解決しなくてはならないのだ。
昨晩大神官から聞いた話を信じるなら、マクシミリアンの方は今のところ放っておいても問題ないだろう。
ハルモニアも、話せば分かってくれる可能性が高い。
問題は『調香の巫女』フローラだが……上手いこと交渉材料を見つけなくては。
二人が、『巫女』の問題に気付く前に、全てを終わらせるのが理想だ。
さもないと――セオとパステル嬢ちゃんを引き離す羽目になってしまう。
ハルモニアの部屋の扉を開くと、そこには先客がいた。
青色の髪を揺らし、彼女は優雅に振り返る。
「あら、フレデリック様、大神官様、ご機嫌よう」
「ん? メーア嬢、来ておったのか」
「ええ。聖王城に来てから毎日、ハルモニア様とお話させていただいておりますわ」
「ほう。仲良くなったようで、何よりじゃのう」
「ええ、お陰様で」
久しぶりに会ったハルモニアは、髪と同じ銀色の目を細めて、楽しそうに口元を緩めていた。
彼女が笑うのを初めて見たような気がする。
ふと隣を見ると、大神官も驚いた表情をして佇んでいた。
ハルモニアの傍らには、人語を話す高位の妖精、フェンリルが控えている。
ハルモニアは、妖精とは意思疎通が出来るらしく、フェンリルを通じて他者とコミュニケーションを取っているのだ。
マクシミリアンが不在の間も、神事は行われる。
『豊穣の祭壇』と呼ばれる場所で、女神姿をとった地の精霊レアと、眷属の精霊たちに祈りを捧げるのだ。
豊穣の精霊たちは、王族から受け取った魔力を元手に、聖王都の世界樹に魔力を流す。
世界樹は聖王都全体に魔力を巡らせ、魔鉱石の鉱山に恵みをもたらし、森や田畑を豊かにし、力の弱まった精霊たちや妖精たちに力を与える。
世界樹から力を受け取った精霊たちは、自らの棲む地域へと帰っていき、その地に恵みを与え、力が弱まればまた聖王都へとやって来るのだ。
「~♪ ~~♪」
ハルモニアが、人には聞き取れない言語で、不思議な旋律を口ずさむ。
歌の時もあるし、笛やハープを使う時もあるが、ハルモニアの奏でる音色は、妖精にとっては意味のある言葉として聞こえるらしい。
傍らに控えていたフェンリルが、すぐさま人の言葉に通訳する。
「大神官よ、ちょっと退出しててくれねえか? ハルがそう望んでる」
フェンリルは、白くて大きな、長い毛を持つ妖精だ。
犬のような愛らしい見た目に反して、言葉遣いが少し乱暴なのは、彼が光の精霊から人語を教わったからだろうか。それとも、元々の彼の性格によるものだろうか。
大神官は、ワシとメーアに頭を下げて、部屋から出て行った。
「よう、フレッド。久しぶりだな。と言っても、まともに話したことは数えるほどしかねえが」
「うむ、久しいのう。フェンリルもハルモニアも、変わりないようじゃな」
「変わらねえよ。変わりようがねえからな、この場所じゃ」
「……すまん」
「……全くだぜ」
「~♪ ~~♪?」
「クゥ、クゥーン」
ワシとフェンリルが気まずい空気になっているのを察したのか、ハルモニアは、妖精の言葉でフェンリルに何か質問し始めたようだった。
もう一人室内に残っている、メーアに目を向ける。
深海の色の瞳は、ワシの様子を訝しんでいるようだった。
目が合うと、メーアは口を開いた。
「フレデリック様、大丈夫ですか?」
「ん? 何がじゃ?」
「……いえ、沈んだ表情をしておられたので」
「はっはっは、さすが帝国の皇女の目は誤魔化せないのう」
「何かお力になれること、ございますか?」
「そうじゃのう。メーア嬢には話しておこうかのう」
「ええ、何なりと」
帝都から聖王都への旅の途中でメーア嬢から得た情報は、『氷の祝子』であるノエルタウン領主の身柄と引き換えになり得る氷の魔石が、帝都で用意できること。
そして、ハルモニアの母がエルフであり、ハルモニアとアルバートが共にエルフとしての生を望んでいること。
事前に聞いていたその情報と、記録水晶の内容を照らし合わせて、兄と大神官の行ってきた取引が浮かんできたのだ。
そしてもうひとつ――。
「ソフィアが遺した手紙があるんじゃ。――ここに」
ワシは懐から手紙を取り出すと、メーアに渡した。
ハルモニアも、何事かとこちらをみている。
音としての言葉は理解できないハルモニアだが、文字を読むことは可能だったはず。
「ハルモニア、お主も読んでいいぞ。ただし他言無用じゃ」
すぐさまフェンリルが通訳すると、ハルモニアはしっかり頷いて、メーアと共に手紙を読み始めたのだった。
ゆっくり時間をかけて手紙を読み終わった二人は、難しい顔をして黙り込んでいる。
ワシは、テーブルの上に置かれた手紙を折りたたみ、再び懐にしまいこんだ。
「……何をすべきか、わかったかのう?」
「……このことを、セオとパステルは知っているのですか?」
「いや、知らないはずじゃ。二人に気付かれる前に、この件を解決したいと思っとる」
「~♪ ~~♪」
「ハルは、協力するってよ。アルバートと一緒に帝都に行ってもいいそうだ」
「かたじけない」
「問題は、『調香の巫女』ですわね」
「うむ。せめて王国に伝手があればのう。それに、フローラを説得出来る材料があれば良いのじゃが」
「王国の伝手だが、カイとノラは使えねえのか?」
「そうじゃのう、カイとノラには火の精霊の件と並行して、次代の『調香の巫女』候補になり得る者を探してもらおうかのう。……だが、王国は精霊の加護を閉ざした土地。難しいじゃろうな」
「フレデリック様、私、当てがございますわ。どうやら最近、王都で不思議な力を持つ魔女が活躍しているという噂が出回っているそうです」
「……魔女? 詳しく聞かせてくれんか?」
「もちろんですわ。もし噂が真実だとしたら、『調香の巫女』の件、一気に片付く可能性があります。その魔女は――」
そうしてワシらは、時間をかけて情報の整理をした。
途中で屋敷に戻るというイーストウッド侯爵に手紙を預け、昼過ぎにししまるを通じてセオからの伝言を受け取り、人目を避けながら城の資料室で調べ物をする。
マクシミリアンが戻るまであと数日――ワシは可能な限りの情報を集め、その時に備えたのだった。
とはいえ、ワシが聖王の座に興味を示さず、国民にも自分の存在を公表しない方針を貫けば、マクシミリアンが仕掛けてくることはまずないだろう。
一度は奴と会わねばなるまいが、帝国からの賓客であるメーア嬢と共に行動していれば、下手なことにはならない。
可愛い孫に絶交されないためにも、無理は禁物だ。
メーア嬢は、セオによって帝都に送り届けられたししまるを通じて皇帝と情報共有。
氷の魔石を確保し、帝国の騎士に届けさせるように手配した。
黒猫の妖精ノラから、セオたちと接触したという連絡を受け、火の精霊の件と並行して魔女の捜索をするよう依頼。
マクシミリアンが聖王都に戻ってきたのは、ちょうどその時だった。
ワシは気を引き締めると、メーア嬢と共に、会談に臨んだのであった。
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次回からパステル視点に戻ります。
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