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2章 クリスタル族の虹色研究
22話 覚醒:スキル【前編】
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行き場を失っていた身体が、暖かい腕に包まれている――と思いきや。触れる直前で腕が浮いていた。
暖かさを感じたのは気のせいか。
「あのー、ドラグ様?」
昨日崖から飛び去った彼が、なぜ今こんなところにいるのかは当然気になるとして。それ以上に、この浮いた腕が気になって仕方がない。
「この腕は……」
「ご、ごめん!」
遠慮がちすぎるハグを指摘する前に、ドラグの手が高速で引っ込んだ。
「また勝手に触ってごめん……君は僕がいるって気づいてなかったのに、名前を呼んでくれたから嬉しくて……でもこれは契約違反――」
必死になって言い繕うドラグの腕を掴み、その中に滑り込んでいった。今度こそ寸止めではない。先ほどよりずっと深く甘い、安心できる匂いがする。
「……会いたかった」
エメルレッテとしてではなく、「匡花」の言葉。それがふとこぼれ出たことなど、今はどうでも良い――ただこの世界の中で、安心できる場所が欲しかった。
「うん……僕も」
何度も宙をさまよったドラグの腕が、ようやく背中にそっと回った。電柱をうっかり折ったと思えないほど、触れる手が優しい。
「実はあの後、君1人じゃ帰れないって気づいてすぐに戻ったんだ……でも君が博士と仲良くなれそうだったから、ずっと様子を見てたんだけど」
「えっ! よく凍えませんでしたね」
春とはいえ、山の頂上は寒い。夜ならば尚更だ。
「竜の姿なら別に寒さを感じないから……この奥の誰も来なさそうな穴で休ませてもらってたんだ」
私1人でも大丈夫と判断できたのなら、屋敷まで帰っても良かったのに―― ずっと見守ってくれていたのか。
「ドラグ様……その、先ほどの言葉を改めてお伝えしても?」
名残惜しくも一度身体を離し、少し緊張した様子のドラグを見上げた。そして2度目の「ごめんなさい」を、正面から伝える。
「失言をしてしまって……ドラグ様が5年間引きこもっていたことは本当だとしても、それを私が責めるのはお門違いだったかと」
「……君のそういう正直なところ、嫌いじゃないよ」
ドラグは苦笑いを浮かべつつも、「こちらこそごめん」と頭を下げた。
「君に『焦って見える』って指摘されてから、もっとそうなってた。君の役に立たないと、欠陥品の僕の価値が本当になくなっちゃいそうで……」
また欠陥品――その言葉を聞いたのは、たしか初めてドラグの部屋を訪れた時だったか。結局彼はその事について、いまだ口を開いていない。
「その聞き捨てならない自己評価は、いったいどこから?」
誤魔化すような視線の先へ回り込み、曇った金色の瞳と視線を合わせると。彼は観念したように青緑の炎を吐き出した。
「言葉の通りだよ。僕は欠けている……竜に欠かせない『勇気』が。ゲルダもロードンも、みんな僕に『強い領主像』を求めたんだ。でも臆病なこの性格はもう変えられないって分かって……みんなに愛想を尽かされた」
『子どもの頃は気弱ではなかったのじゃ』――グロウサリア家で長年執事を務めるアレスターはそう言っていた。妙に暗くなったのも、屋敷近くの遺跡で起こった事故のせい、とも。しかしドラグが根っこから優しい気質であることは、一緒に暮らしてよく知っている。それが周囲からの過度な期待に応えられず、さらに自信をなくしていったということか――期待が他人の負担になることもあると、元の世界でもよく学んだ。
「僕はずっと、自分はもうダメだと思ってた……領主としても、夫としても否定され続けて」
「でも」、とこちらを向いた瞳から、薄闇のベールが溶けていった。推しのドラグ様にも似た――いや、今の彼と他者を比べるなどしてはいけない。彼はこの瞬間、間違いなく1番強い輝きを瞳に宿していた。
「君は……エメルレッテさんは違う。領地のために必死で動いてくれている。それに何より、僕を否定しないで受け入れてくれるから」
最後の方は声が揺れ、込み上げるものを堪えるようにドラグは言葉を切った。
「そんなこと、夫婦なのですから……」
当たり前、と言葉にしかけて口を閉じた。
私は契約婚の相手として、それ以前に人として、彼と良好な関係を築こうとしていたはずだ。それ以上でもそれ以下でもない。
最初は彼のことを「推しモドキ」と認識していたから、無意識に割り切れていたが。
「そう……契約上の関係でいないと」
私は一生、心の底から彼の最愛にはなれない――この身体はエメルレッテであって、匡花ではないのだから。
「エメルレッテさん……?」
「と、とにかく! このブローチに誓って、私はドラグ様の名誉回復とシオンの再興を成し遂げてみせますわ」
それだけは、決して揺るがない私自身――かすかに熱をもつ極光石を、すがるように握りしめていると。
「あのさ……」
「は、はい! 何でしょう」
最初とは違う、迷いのない手が両肩に触れた――と思ったが、必死に震えを抑えているようだ。元通り視線を泳がせるドラグに、再び「何でしょう?」と先を促すと。
「キス……したい」
「はぁぁぁぁぁあ!?」
しまった。つい完全なる素が表に出てきてしまった。それもこれも、ドラグの突拍子もない発言のせいだ。
「えっと……そんなに嫌?」
「イ、イヤもなにも私たちの関係は……あっ、そうだ! 最初の約束を思い出してくださいませ」
夫婦のスキンシップはとらないと明言していた上に、ドラグもその約束は身に染みていたはずだ。
「何となく、だけど。嫌われてないのかなって思ったから。君のことを表面上の妻じゃなくて、ふつうに愛したい……」
「あっ、愛……」
たしかに嫌ってはいない。だが、やはり駄目だ。さっそく揺らぎそうになる意識を何とか保とうと、改めて夫を見上げると――自制に効果抜群の顔の良さだ。態度と陰鬱オーラで普段はかすんでいるが、こうして客観視すると、やはり好みにハマりすぎている。
「だめ……いけません! 直視できないので不可能です」
「えっ、見るに堪えない顔……ってこと?」
「違います!」
盛大な誤解が生まれてしまう前に、何とか取り消さなければ。
『安心なさい。「国宝級の顔面」――このように彼女は考えています』
鼓膜にピリッと響くような、落ち着いた女性の高音――洞窟を反響する声の出どころを探していると、ドラグの頬を照らしていた七色の輝きが増していった。
暖かさを感じたのは気のせいか。
「あのー、ドラグ様?」
昨日崖から飛び去った彼が、なぜ今こんなところにいるのかは当然気になるとして。それ以上に、この浮いた腕が気になって仕方がない。
「この腕は……」
「ご、ごめん!」
遠慮がちすぎるハグを指摘する前に、ドラグの手が高速で引っ込んだ。
「また勝手に触ってごめん……君は僕がいるって気づいてなかったのに、名前を呼んでくれたから嬉しくて……でもこれは契約違反――」
必死になって言い繕うドラグの腕を掴み、その中に滑り込んでいった。今度こそ寸止めではない。先ほどよりずっと深く甘い、安心できる匂いがする。
「……会いたかった」
エメルレッテとしてではなく、「匡花」の言葉。それがふとこぼれ出たことなど、今はどうでも良い――ただこの世界の中で、安心できる場所が欲しかった。
「うん……僕も」
何度も宙をさまよったドラグの腕が、ようやく背中にそっと回った。電柱をうっかり折ったと思えないほど、触れる手が優しい。
「実はあの後、君1人じゃ帰れないって気づいてすぐに戻ったんだ……でも君が博士と仲良くなれそうだったから、ずっと様子を見てたんだけど」
「えっ! よく凍えませんでしたね」
春とはいえ、山の頂上は寒い。夜ならば尚更だ。
「竜の姿なら別に寒さを感じないから……この奥の誰も来なさそうな穴で休ませてもらってたんだ」
私1人でも大丈夫と判断できたのなら、屋敷まで帰っても良かったのに―― ずっと見守ってくれていたのか。
「ドラグ様……その、先ほどの言葉を改めてお伝えしても?」
名残惜しくも一度身体を離し、少し緊張した様子のドラグを見上げた。そして2度目の「ごめんなさい」を、正面から伝える。
「失言をしてしまって……ドラグ様が5年間引きこもっていたことは本当だとしても、それを私が責めるのはお門違いだったかと」
「……君のそういう正直なところ、嫌いじゃないよ」
ドラグは苦笑いを浮かべつつも、「こちらこそごめん」と頭を下げた。
「君に『焦って見える』って指摘されてから、もっとそうなってた。君の役に立たないと、欠陥品の僕の価値が本当になくなっちゃいそうで……」
また欠陥品――その言葉を聞いたのは、たしか初めてドラグの部屋を訪れた時だったか。結局彼はその事について、いまだ口を開いていない。
「その聞き捨てならない自己評価は、いったいどこから?」
誤魔化すような視線の先へ回り込み、曇った金色の瞳と視線を合わせると。彼は観念したように青緑の炎を吐き出した。
「言葉の通りだよ。僕は欠けている……竜に欠かせない『勇気』が。ゲルダもロードンも、みんな僕に『強い領主像』を求めたんだ。でも臆病なこの性格はもう変えられないって分かって……みんなに愛想を尽かされた」
『子どもの頃は気弱ではなかったのじゃ』――グロウサリア家で長年執事を務めるアレスターはそう言っていた。妙に暗くなったのも、屋敷近くの遺跡で起こった事故のせい、とも。しかしドラグが根っこから優しい気質であることは、一緒に暮らしてよく知っている。それが周囲からの過度な期待に応えられず、さらに自信をなくしていったということか――期待が他人の負担になることもあると、元の世界でもよく学んだ。
「僕はずっと、自分はもうダメだと思ってた……領主としても、夫としても否定され続けて」
「でも」、とこちらを向いた瞳から、薄闇のベールが溶けていった。推しのドラグ様にも似た――いや、今の彼と他者を比べるなどしてはいけない。彼はこの瞬間、間違いなく1番強い輝きを瞳に宿していた。
「君は……エメルレッテさんは違う。領地のために必死で動いてくれている。それに何より、僕を否定しないで受け入れてくれるから」
最後の方は声が揺れ、込み上げるものを堪えるようにドラグは言葉を切った。
「そんなこと、夫婦なのですから……」
当たり前、と言葉にしかけて口を閉じた。
私は契約婚の相手として、それ以前に人として、彼と良好な関係を築こうとしていたはずだ。それ以上でもそれ以下でもない。
最初は彼のことを「推しモドキ」と認識していたから、無意識に割り切れていたが。
「そう……契約上の関係でいないと」
私は一生、心の底から彼の最愛にはなれない――この身体はエメルレッテであって、匡花ではないのだから。
「エメルレッテさん……?」
「と、とにかく! このブローチに誓って、私はドラグ様の名誉回復とシオンの再興を成し遂げてみせますわ」
それだけは、決して揺るがない私自身――かすかに熱をもつ極光石を、すがるように握りしめていると。
「あのさ……」
「は、はい! 何でしょう」
最初とは違う、迷いのない手が両肩に触れた――と思ったが、必死に震えを抑えているようだ。元通り視線を泳がせるドラグに、再び「何でしょう?」と先を促すと。
「キス……したい」
「はぁぁぁぁぁあ!?」
しまった。つい完全なる素が表に出てきてしまった。それもこれも、ドラグの突拍子もない発言のせいだ。
「えっと……そんなに嫌?」
「イ、イヤもなにも私たちの関係は……あっ、そうだ! 最初の約束を思い出してくださいませ」
夫婦のスキンシップはとらないと明言していた上に、ドラグもその約束は身に染みていたはずだ。
「何となく、だけど。嫌われてないのかなって思ったから。君のことを表面上の妻じゃなくて、ふつうに愛したい……」
「あっ、愛……」
たしかに嫌ってはいない。だが、やはり駄目だ。さっそく揺らぎそうになる意識を何とか保とうと、改めて夫を見上げると――自制に効果抜群の顔の良さだ。態度と陰鬱オーラで普段はかすんでいるが、こうして客観視すると、やはり好みにハマりすぎている。
「だめ……いけません! 直視できないので不可能です」
「えっ、見るに堪えない顔……ってこと?」
「違います!」
盛大な誤解が生まれてしまう前に、何とか取り消さなければ。
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