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第2部 第1章
登場人物紹介
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/主人公/
キア
女。身長160cm 23歳くらい。普段はおろしたままだが、仕事中は髪1つ結び。背中あたりまでの長さがある。黒髪からだんだん色が落ちて青緑がかってきている。
ナユタに保護されるまでの記憶がない。身の回りのことや生活には苦労がないので明るく過ごしているが、時たま雪の記憶が出てきて困惑する。キアと呼ばれることにまだ慣れていない。
宿屋が使う水汲みと、国境を越えて来た旅人を宿屋に案内する仕事をしている。
/森の主/
キハラ(雄)とキアラ(雌)は一匹の大蛇。雌雄同体。番が男ならキアラが現れ、女ならキハラが現れる。昔は一つの湖だったのに、木々の倒壊で真ん中から分断され道が出来てしまった。左右に分かれた湖の左側に生息している。右側は森に浸食されてしまったとされるが誰も確かめていない。湖と森の主。許可なく森に入ることを嫌うため、国境を越えて来た旅人は村の案内人無しでは森には入れない。
新月の日には、森には入れない。森を浄化するため、番が入り口から出口まで湖水を撒きながら歩く。その後にキハラが森の中を駆け回り、穢れを祓い、結界を貼る。自分を恐れないキアを不審に思うも、毎日会いに来てくれるのは嬉しく思っていた。
/宿の主人/
ナユタ
男。身長175cm 50歳。
森で倒れていたキアを見つけ、保護する。よく働く。気さくな性格。宿屋の立地が悪く、客足が伸びないのが悩み。素性のわからない客でも来るもの拒まず。宿の料理には定評がある。キアの前の番。
ナノハ
女。身長155cm 50歳。
ナユタの妻。夫婦で宿屋を切り盛りしている。おっとりした性格。体は小さいが力持ち。話し方もゆっくり。掃除に力を入れているので宿屋は常に清潔に保たれている。キアを我が子のように世話をする。
/旅人/
シャドウ
男。33歳。
雪を失ってからしばらく塞ぎ込むが、ある日を境に姿を消す。ディルとも連絡を取らずに行方不明に。
/村の子ども/
アーシャ
2歳の男の子。宿の近所に住む。両親が共働きのためにほとんど宿で過ごしている。甘えん坊。泣き虫。こわがり。虫が好きでよく捕まえては宿に放して怒られている。
/村人/
アンジェ
26歳。アーシャの母親。薬剤師。季節により出勤形態が変わる為、朝早くから夜遅くまでアーシャの面倒を引き受けてくれるキアにはとても感謝している。赤毛ゆるウェーブ。感情を表に出すのが苦手。
ムジ
56歳。中肉中背。無精髭に髪の毛ボサボサ。酒癖が悪い。宿屋の主人。宿屋協会の代表。色々な権限を持つため、皆逆らえない。
ヲリ
44歳。元芸妓。ムジの妻。艶めいた姿で色気を振りまいている。黒髪ロング。ぽっちゃり。
ムジとは反対に、宿屋の組合人とも仲が良い。
着飾るのが好きで、宿屋の仕度着のデザインをしている。ナノハと仲良し。
アドル
20歳。長身細身。両親の宿屋を継いだ若旦那。キアとは歳が近いので仲がいい。後ろ髪をひとつに結んでいる。金髪。口だけは達者なお調子者。
/旅人/
ロイ
?歳。灰狼の獣人。王城に収容された際に、何者かによる襲撃に遭い、仲間と離ればなれになる。仲間を探しに旅をしている。先天性獣人。
/主人公/
キア
女。身長160cm 23歳くらい。普段はおろしたままだが、仕事中は髪1つ結び。背中あたりまでの長さがある。黒髪からだんだん色が落ちて青緑がかってきている。
ナユタに保護されるまでの記憶がない。身の回りのことや生活には苦労がないので明るく過ごしているが、時たま雪の記憶が出てきて困惑する。キアと呼ばれることにまだ慣れていない。
宿屋が使う水汲みと、国境を越えて来た旅人を宿屋に案内する仕事をしている。
/森の主/
キハラ(雄)とキアラ(雌)は一匹の大蛇。雌雄同体。番が男ならキアラが現れ、女ならキハラが現れる。昔は一つの湖だったのに、木々の倒壊で真ん中から分断され道が出来てしまった。左右に分かれた湖の左側に生息している。右側は森に浸食されてしまったとされるが誰も確かめていない。湖と森の主。許可なく森に入ることを嫌うため、国境を越えて来た旅人は村の案内人無しでは森には入れない。
新月の日には、森には入れない。森を浄化するため、番が入り口から出口まで湖水を撒きながら歩く。その後にキハラが森の中を駆け回り、穢れを祓い、結界を貼る。自分を恐れないキアを不審に思うも、毎日会いに来てくれるのは嬉しく思っていた。
/宿の主人/
ナユタ
男。身長175cm 50歳。
森で倒れていたキアを見つけ、保護する。よく働く。気さくな性格。宿屋の立地が悪く、客足が伸びないのが悩み。素性のわからない客でも来るもの拒まず。宿の料理には定評がある。キアの前の番。
ナノハ
女。身長155cm 50歳。
ナユタの妻。夫婦で宿屋を切り盛りしている。おっとりした性格。体は小さいが力持ち。話し方もゆっくり。掃除に力を入れているので宿屋は常に清潔に保たれている。キアを我が子のように世話をする。
/旅人/
シャドウ
男。33歳。
雪を失ってからしばらく塞ぎ込むが、ある日を境に姿を消す。ディルとも連絡を取らずに行方不明に。
/村の子ども/
アーシャ
2歳の男の子。宿の近所に住む。両親が共働きのためにほとんど宿で過ごしている。甘えん坊。泣き虫。こわがり。虫が好きでよく捕まえては宿に放して怒られている。
/村人/
アンジェ
26歳。アーシャの母親。薬剤師。季節により出勤形態が変わる為、朝早くから夜遅くまでアーシャの面倒を引き受けてくれるキアにはとても感謝している。赤毛ゆるウェーブ。感情を表に出すのが苦手。
ムジ
56歳。中肉中背。無精髭に髪の毛ボサボサ。酒癖が悪い。宿屋の主人。宿屋協会の代表。色々な権限を持つため、皆逆らえない。
ヲリ
44歳。元芸妓。ムジの妻。艶めいた姿で色気を振りまいている。黒髪ロング。ぽっちゃり。
ムジとは反対に、宿屋の組合人とも仲が良い。
着飾るのが好きで、宿屋の仕度着のデザインをしている。ナノハと仲良し。
アドル
20歳。長身細身。両親の宿屋を継いだ若旦那。キアとは歳が近いので仲がいい。後ろ髪をひとつに結んでいる。金髪。口だけは達者なお調子者。
/旅人/
ロイ
?歳。灰狼の獣人。王城に収容された際に、何者かによる襲撃に遭い、仲間と離ればなれになる。仲間を探しに旅をしている。先天性獣人。
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