クラス転移で召喚された虐められている私。新しい仲間とざまぁしちゃうかも?

チレム

文字の大きさ
42 / 111
依頼ならば、仕事でも守る物の為にやります。

??な王子sibe

しおりを挟む
私はこの国の第2王子。歳は15。

 今日、異界から勇者様達が召喚された。しかも私と同じ歳らしい。

 どういう人達なのか分からないが、今日の晩餐で対面するので、ワクワクしている。

 私は、公務の息抜きに裏庭を散歩していると、何やら物音がする。

 影からこっそり除くと、そこには髪を一つにまとめた黒髪の女の子が居た。

黒髪……という事は勇者様なのだろうか……勇者様は、黒髪黒目らしい……

その子は何やら運動服を来ているようで、足やら体型やら思いっきり見えている。


その子は近くの木を揺さぶり葉を落とす。

??何をしているのだろうか?

((꜆꜄ ˙-˙ )꜆꜄꜆シュッシュッシュシュシュシュシュッ

落ちてきた葉を全てキャッチしている。

素早い。

 そしてなんと言うか……体を動かしているので……その……胸部が揺れているのだ……////
 
その子は軽やかに葉を全てキャッチすると、その気に向かいお辞儀をしている。

……何をしているのだろうか?

……急にその子は木を軽やかに踊るような感じでくるんっと回し蹴りをすると、


ドッガァ        バキバキバキバキィィ

「へ?」


折れた。

 
物凄い音を立てながら折れた。

……え?強い……流石勇者様ということなのだろうか。

「あわ、わ、わ、わ」

 その子は慌てて折れた木を空間魔法に閉まっている。

珍しい空間魔法の使い手なのか……

あ!?木も生やしている。

緑魔法も……

 あの力に、珍しい空間魔法と緑魔法……そしてあの美貌……


私は、はっきり言って一目惚れをしていた。

「ごめんなさい!」

 そしてあの優しさだ……倒れてしまった木に対しての謝罪だろう……

強さ、美貌、優しさ……なんて人だ……

 呆然としていると、またあの子は、近くの小石を遠くの木に投げ、落ちてきた葉をまた小石で撃つ……

 
ダァン

フサフサフサ


ヒュッヒュッ

パァァン     パァァン

「あたっ、ちゃった……」


どうやら、あの子も驚いているようだ。洞察力も持つということか……

 
 そこから女の子は、石を上に投げ、軽々と軽やかに動き訓練をしている。


ヒュッ  パァァン   ザッザッ

  
一息着いたところで私は、声をかける。

「凄いね。勇者様。今のトレーニング、うちの王族騎士団よりも強いよ。」

「え?……え?えっと……」

 今のを見られていた事に恥ずかしいのか顔が真っ赤だ。

熟れた桃のようで可愛らしい……

「えっと、はい……勇者に、なりました。お褒め頂き光栄?です……」

「なるほどね~君、僕の妃にならないかい?そこまで美人で、いい体で勇者様だと、僕一目惚れしちゃったよ。」

「え、えっとお断り、します……」

「理由は?」

「明日、分かります……」

「何で明日なんだい?」

「それは……言えません。」

「そうか……でも諦めないよ。僕は諦めが悪い方なんだ。」

「えっと、望まない所ですね」

「そこは、望んで欲しいね。(ケラケラ)」

「で、では、もう行かないと行けないので……」

「あ、ああ。絶対に振り向かせて見せるよ?」

「やめてくださると、嬉しいです。」

「ノーコメントで。」

「それは残念です。」

 女の子は、ペコリ   としてどこかに行ってしまった。

あぁぁぁぁぁ!!!何で私は、あんなふうに言ってしまったんだ!考えていた事と、違う事をペラペラと……





 それから時が経ち……(と言ってもそんなに掛かってない)

 私達(王族)は、晩餐と勇者様達との顔見せという事で食堂に行くと、勇者様達はもう食べ始めていたようだ。

「な?!何故我らが来る前に先に食事をしているのだ!」

父上が叫ぶ。

 いや、父上。異界の者にこちらのルールなどわかるわけないじゃないですか。

 すると、勇者様達の中の1人が答えた。

「宰相さんから聞いてませんか?」 

宰相?何かあったのか?

「ぬ?あ、あれか!先程宰相から聞いた。いや、あれは無効だ!我らが居ない時にそんなもの勝手にやられてもダメだ!!」

「ですが、宰相は、自分から契約書を書いて渡してきたのだから、こちらの責任では無い!」

「ちっ!往生際が悪い。まぁ、それは、食べ終わってからにしよう。おい、我らの分を……」

 いや、だからなんの話しをしているのでしょうか?

そして持ってきてもらったものは、何やら勇者様達が食しているものとは違うようだ。

どういう事だ?

あの嗅いだことの無いとてつもなくいい匂いを放っている食べ物を食べたいのに……

「何故勇者様方と違う料理なんだ?!」

父上の問に先程の勇者様が答える。

「僕達は、この世界の料理があまり美味しく感じないんです。なので僕らの中から料理をして皆に振舞ってくれてるんです。」

な?!

 この国の一番上手いとされているコックの料理が上手くない……だと?

「な、では、我らにも同じものを!」

「あ~……それは、聞いてみないと分かりませんね。如月さん!後3人分同じの出せる?」

キサラギ?料理を作った人だろうか?

「ムリ、だよ……魔力、ほとんどなくなっちゃったから、今回復中、また使うなんてムリ……」

「何で料理するのに魔力使うんだい?」

「材料を、魔力で出してるから……この世界に、日本と同じもの少ないの。だから、全部私が用意、した。」

この声……まさか、さっきの女の子だろうか?!

「なるほど……そういう事ですのでムリですね。」

「な、我の命令に逆らう気か?」

「そもそも、その気なら僕達この世界救わなくても別に良いんですよ?はっきり言って。だけど、助けを求めるから仕方なくって感じなのに……ねえ?皆!」

「「「「「コク」」」」」

「キサラギ……」(ボソッ)

呟いてしまうと、キサラギさんと目があった。

 とても驚いている……見ていて楽しいな。

……というか、あの美貌や、体型を何故隠しているのだろうか?

前髪や、服装であの美しい女の子の面影が少ない……

「くっ、仕方ない……まぁ、取り敢えずは、この話明日にさせて頂こう。」

「分かりました。」

 そうして話は、終わり私達は、出された食事を食べる。


その日の夜は、何か嫌な胸騒ぎがした。

何だろうか……この感じは……

 そして私は、あの時どうして外を見なかったのかと後悔することになるが、それはまた、別の話。
しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】

田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。 俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。 「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」 そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。 「あの...相手の人の名前は?」 「...汐崎真凛様...という方ですね」 その名前には心当たりがあった。 天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。 こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!

ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。 退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた! 私を陥れようとする兄から逃れ、 不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。 逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋? 異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。 この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?

至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件

こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

護国の聖女、婚約破棄の上、国外追放される。〜もう護らなくていいんですね〜

ココちゃん
恋愛
平民出身と蔑まれつつも、聖女として10年間一人で護国の大結界を維持してきたジルヴァラは、学園の卒業式で、冤罪を理由に第一王子に婚約を破棄され、国外追放されてしまう。 護国の大結界は、聖女が結界の外に出た瞬間、消滅してしまうけれど、王子の新しい婚約者さんが次の聖女だっていうし大丈夫だよね。 がんばれ。 …テンプレ聖女モノです。

処理中です...