クラス転移で召喚された虐められている私。新しい仲間とざまぁしちゃうかも？

依頼ならば、仕事でも守る物の為にやります。

双子sibe

双子sibe


はぁ、はぁ、はぁ、逃げないと……

私達は、必死に逃げた。
 奴隷の首輪を嵌められ、仮主登録される寸前に逃げた。
 追ってに見つかったら、逃がしてくれた村のお姉ちゃん達にもどうなるか分からない。

 三日三晩ずっと走り続けたけど、もう体力の限界だった。

 私達は、森の中で倒れ気が付いた時は見知らぬ場所で見知らぬ人に介抱されていた。

しかも横には知らない綺麗な女の子が寝ている。

怪我は、治っていて首輪が無い……

「ここは何処？」

「分からない……お姉ちゃん怖いよ！」
 
そんな事を私達は、話していると隣の女の子は、起きたみたい。


「おはよう。」

 女の子は、私達に微笑みながら挨拶をする。

「あの、貴方は誰？」

「あの、ここ何処？」

 喋り方が変になっちゃってる。でも、怖いからこうなってしまう。

女の子は、ご飯を用意してくれるみたい……

 ？！急に綺麗な女の人が出てきた……

……神様？！

え？！……どうすればいいの……？

 って思っていたら、ヨーグルト？って言う白いドロっとしたものに果実が入ったものをくれた……

男の人のあれじゃないよね？

なんて悩みは杞憂で、とっても美味しかった。

 それに青……と言うか黒？な鳥型の魔獣が喋っている。



「さて、さっき、の質問に、答えるね。」 


その言葉で私達は、女の子の方へ向く。


「私は、ナナハ。ナナハ・キサラギ。」

どうやら、この女の人はナナハって言うらしい。

 私達も名前を言うと双子なのか聞かれた。

やっぱり分かるのかな？

自分達ではよく分からないのだけれどね。

 ナナハは、黒髪が、胸より下ぐらいまで伸ばしたサラサラしている。……っと言うか綺麗。くっきりとした顔立ちにすらっとした足。

 胸はとっても大きくて、私達の胸とつい2度見してしまった。

 見たことの無い服装に、綺麗な肌と髪。そして黒い目をしている。

 「貴方達親は？それか、帰る場所。」

 どうやら倒れていた私達を拾って看病してくれていたらしい。

 私達は、どうして逃げているか今まで何があったのかを説明した。

「2人共私と、一緒に来ない？」

……？何を言っているのだろう？

「私、家族や友達ここに居ないんだよね……。ずっと1人でたえてきた。唯一私の家族であり友達になってくれたのはこの子とさっき会った女の人の様な人達だけ……

 私、勇者として、ベンナイト王国に召喚されたんだけどでも、命を狙われているのかな？？……だからベンナイト王国から逃亡？するんだよ。だけど、2人共放っておけないし……。」

 ナナハは、何と勇者様だったみたい。しかも国に追われている……

「いいの？」

「約立たずだよ？」

「……言い方変えるね。私の家族になって？」

 家族……？私達は、ぶわぁっと涙が出た。誰も頼れない。周りの人達は、どんどん壊れていく。頼れるのは、私達姉妹しか居なかったのに……

「「ふつつかな者、ですがよろしく……お願いします。」」

私達は、嬉しくて泣いてしまった。