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51話 私はメルメちゃんの手紙を踏みつぶして踏みつぶしてぐちゃぐちゃにした。細かくなるまで、踏みちぎった。
しおりを挟む手紙には、メルメちゃんの思いが込められていた。
私は、メルメちゃんの手紙を踏みつぶして、踏みつぶして、ぐちゃぐちゃにした。
細かくなるまで、踏みちぎった。
「お前が死ね!」
私は、怒りをあらわに叫んだ。
「死者にいう言葉ではないぞ」
「何よ、人の心があるふりかしら」
私は、怒りから、興奮から、義徒に怒りを向けた。
「君は勘違いをしている」
「私には、人の心がある」
「へぇ、言うじゃないの」
「人の姿をしてるだけの猿人類が」
「人の言葉を喋れるサルかゴリラにご褒美のバナナでもあげた方がいいかしら」
「ごめんなさいね。私は今無一文だから、ご褒美のバナナはあげられないわ」
「人の心がなかったのは君の方じゃないか、月恵ちゃん」
「私は愛する存在がいる」
「私は愛する存在を殺さない」
「私は、友人がいるl
「私は、友人を殺さない」
「人でなくても人の心は持っているつもりだよ」
「人間は人間共なんて言わないのよ」
「あの時は、興奮していた」
「興奮している時の言動の方が、その者の本質なんじゃないかしら」
「サルやゴリラもね」
「精々、サルやゴリラが人のふりをしないでよ」
「サルやゴリラに、人の心はない」
「それと同じよ」
「×U×× ××u ×××e×」
「下劣だな」
「やはり、君は殺した方がいいのだろうか」
「君は人の心を持って生まれてこなかった」
「人の姿をした、空っぽのただの器だ」
「君にいくら言葉を重ねても」
「中身がない者には意味がない」
「君を殺したくないのは」
「もっと分かりやすい」
「殺人者達を従えた悪党の主である君を殺したからだ」
「同じ人間を2回も殺したくないだろう」
「あら、私を殺したのは水守卿なんじゃないのかしら」
「あ、ああ」
「あー!」
「はははは」
「人の心」
「ぷははは」
「よくいうわね」
「やっぱり、人のふりをしているのは貴方よ」
「よくできましたー」
「ぱちぱちぱちぱち」
「私は、愛する者を守る」
「私は、友を守る」
「家族は」
「家族は守らないのかしら」
「家族は殺してもいいのかしら」
「そうよねぇ」
「人のふりしてるだけのサルじゃその程度の生き方よねぇ」
「Shut up!」
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