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第十六章 翳りゆく部屋
4 面影と秘密 中
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4 面影と秘密 中
ジュンは、王妃と僕の父さんが「密通」をしていた場合、ケイトにとって色々と厄介だと言う。にわかにはついていけない僕に、ジュンは詳しく当時の状況を教えてくれた。
「ケイトの妊娠が分かって間もなく、王妃は病と称して王宮を辞し、侍女の家で極秘裏にケイトを産みました」
「もしかして、その侍女ってジュンのお母さん?」
「え、まあ、そうですが」
ケイトが市井で育てられたという話は知っていた。でも、乳母であるジュンのお母さんについて聞くのは初耳だった。
「わあ、そうなんだね」
「うちの母のことはどうでもいいのです」
あっさり流されてしまった。ジュンはお母さんのことはあまり話したくなさそうだった。僕は興味津々なのに。ジュンとケイトのお母さんがどんな人なのか、僕はとっても知りたかった。
「第一王子が亡くなるまで、十年もの間、ケイトの存在はごく一部の人間にしか知らされていませんでした」
ジュンは話の流れを戻してしまった。
「それがこの国の風習なんだよね?」
「ええ、ただ……この風習は、領内で血縁同士の争いが絶えなかった時代のもの。すでに安定した地位を築いたシブヤ王家が、この古い風習を守る必要はあまりないと言われています」
「そうなの?」
「シブヤ国王は、王と言っても諸侯と商人達の調整役に過ぎません。絶対君主制の隣国の皇帝のような暮らしとは無縁です。兄弟で殺し合ってまで王や皇太子になりたいとは思わないはずですよ……。所領の安堵さえしてもらえれば、王よりよほど自由に優雅に暮らせますから」
僕はぽかんとする。それならなんのために王妃は、可愛い子どもを他人に預けなくてはならなかったんだろう。ケイトは、本当の両親や兄弟を知らずに育てられなくてはならなかったのだろう……。
「一部のものは、こう邪推するわけです。ケイトの存在が伏せられていたのは風習のためではない。王妃の不義の子として捨てられたのだ。第一王子が夭折したためにやむを得ず呼び戻されただけなのではないか、と」
「え……」
意味が分かるまでに、ちょっと間が空いてしまった。
「待って、そんなの、あんまりだよ!」
あまりに悪意のある解釈に耐えかねて、僕は思わずジュンの腿を叩いてしまった。
「だから私の考えじゃないですって……」
「ご、ごめんなさい、つい……」
「ケイトの即位が面白くない輩には格好のネタなのでしょう」
「そんな人たちがいるの?」
「そりゃ、ここは魑魅魍魎の世界ですから」
僕はため息をついてしまった。宮廷について知れば知るほど、ケイトが逃げたくなるのも無理はない気がしてくる。
「ビョルン殿が王宮から姿を消したのがたまたま王妃の療養と同時期なので、このような噂がでっちあげられたのでしょう」
「困ったもんだねえ」
僕が呆れて首をふると、ジュンは苦笑した。
「でも、どうします? 万が一、領主様が血の繋がった兄だったら」
「えっ?」
そんなこと考えたこともなかったから、僕は腕を組んで、少し想像してみた。
「それはものすごく嬉しいと思う……」
「う……嬉しい?」
ジュンは自分で聞いたくせにすごく驚いた顔をした。
「だって、そうしたらずっとそばにいられるもの」
僕は目を閉じると、ケイトを兄さん……いや、王家だからお兄様?……兄上?……って呼ぶ妄想をしてみた。
兄上は僕をいろんなところに連れて行き、いろんなことを教えてくれるだろう。僕は頑張ってジュンみたいなバキバキの騎士になって、兄上の身辺をお守りする。
仕事のお手伝いだってするんだ。会議の資料作りだって、調査だってしてあげるし、風邪をひいたら看病するし、タルトだって、いくらでも作ってあげる。
そうだよ、もしも僕達が兄弟なら、結婚なんかしなくたってずっと一緒だ。あれこれ人目を気にして悩まなくて良くなる。
恋人みたいな可愛がりかたはしてもらえなくなるだろう。それでも、そばにいられるだけで僕は幸せ……。
「オト? 何をニヤニヤしてるんですか」
「はっ!」
ジュンに呼ばれて、僕は我に帰った。
「ごめん、僕、変な妄想してた……兄上のお父さんが、僕の父さんなはずないのにね」
「あ、あにうえ?」
僕は父さんの密通なんてちっとも信じていなかった。笑ってしまうくらいだ。
「ジュンのケイトセンサーは、なんて言ってる?」
「ケイトセンサー?」
「ジュンは、僕とケイトは血が繋がってると思う?」
ジュンは眉をひそめたまま、指で僕の顔をぐいと引き寄せた。
「……まあ、可能性は否めません」
「えっ?」
「あなたは、寝顔も後ろ姿も立ち姿も心根も、愛らしくて清らかで超絶美しいという点ではケイちゃんにそっくりです」
早口で言われてあんまり頭に入ってこなかった。でも、聞き返す必要はなさそうな気はした。
「ただ、ケイちゃんはあなた以上に、王である父君のお若い頃にそっくりですのでご心配なく」
「そ、そうなんだね」
それを先に言ってよ。正直、僕はほっとした。
「栗色の髪に大きな鳶色の瞳、陶器のような肌に凛々しい眉。あと意外になで肩なところも。書斎の壁に絵がありますから、あとで見てごらんなさい。正直どれがケイトでどれが先代か、私でも分からなくなります」
「……あ! あの絵、全部ケイトじゃないの?」
書斎の絵は、歴代のシブヤ領主の着任時の絵だとジュンは言った。
「近衛は領主を司令官とした部隊ですから」
背後から肖像画達の視線を感じるのが正直邪魔で、普段はカーテンをかけてるらしい。
「なあんだ、僕はてっきり……」
「まさか、私がケイトの絵をコレクションしているとでも思っていたのですか」
「うん」
流石にそれは怖いでしょう! とジュンは言った。僕は大笑いしてしまった。
「ジュンならやりかねないと思ったんだもの……」
「うーん、まあ、否定はできませんが」
「薄暗い部屋で見たから、全部ケイトに見えたんだね、きっと」
ジュンはなるほどと言って笑った。
「まあ、図らずも変態の濡れ衣が晴れてよかったですよ」
ひとしきり笑ったあと、ジュンは言った。僕も呼吸を整える。
「ところでさ、ニつ目の説は、どういうことだろう。王が父さんの結婚に嫉妬って」
「えっ、わかりませんか?」
「うん。だって、親友が結婚するって聞いたら、祝福するのが普通じゃないの」
ジュンは少し困ったような顔をして言った。
「なんでも王は、ビョルン殿に並々ならぬ執着をされていたとかで……」
「並々ならぬ執着?」
「それで察してほしいんですけど……」
どういうこと。王様には王妃様がいるわけだし、父さんの結婚を喜んでくれたっていいはずじゃないか。
「僕の母さんが、王様のお眼鏡に叶わなかったの?」
「あー、少し違います」
僕は考え込んだ。ジュンははあ、と大きくため息をついて言った。
「ですから……王と父上は、今の貴方と領主様のような関係だったといえば、お分かりですか」
ジュンと目が合った。僕は、鏡を見なくても自分の顔が真っ赤になっていくのが分かった。
「と……父さんと王様が?!」
僕の頭は、とりあえず思考を止めてしまった。
ジュンは、王妃と僕の父さんが「密通」をしていた場合、ケイトにとって色々と厄介だと言う。にわかにはついていけない僕に、ジュンは詳しく当時の状況を教えてくれた。
「ケイトの妊娠が分かって間もなく、王妃は病と称して王宮を辞し、侍女の家で極秘裏にケイトを産みました」
「もしかして、その侍女ってジュンのお母さん?」
「え、まあ、そうですが」
ケイトが市井で育てられたという話は知っていた。でも、乳母であるジュンのお母さんについて聞くのは初耳だった。
「わあ、そうなんだね」
「うちの母のことはどうでもいいのです」
あっさり流されてしまった。ジュンはお母さんのことはあまり話したくなさそうだった。僕は興味津々なのに。ジュンとケイトのお母さんがどんな人なのか、僕はとっても知りたかった。
「第一王子が亡くなるまで、十年もの間、ケイトの存在はごく一部の人間にしか知らされていませんでした」
ジュンは話の流れを戻してしまった。
「それがこの国の風習なんだよね?」
「ええ、ただ……この風習は、領内で血縁同士の争いが絶えなかった時代のもの。すでに安定した地位を築いたシブヤ王家が、この古い風習を守る必要はあまりないと言われています」
「そうなの?」
「シブヤ国王は、王と言っても諸侯と商人達の調整役に過ぎません。絶対君主制の隣国の皇帝のような暮らしとは無縁です。兄弟で殺し合ってまで王や皇太子になりたいとは思わないはずですよ……。所領の安堵さえしてもらえれば、王よりよほど自由に優雅に暮らせますから」
僕はぽかんとする。それならなんのために王妃は、可愛い子どもを他人に預けなくてはならなかったんだろう。ケイトは、本当の両親や兄弟を知らずに育てられなくてはならなかったのだろう……。
「一部のものは、こう邪推するわけです。ケイトの存在が伏せられていたのは風習のためではない。王妃の不義の子として捨てられたのだ。第一王子が夭折したためにやむを得ず呼び戻されただけなのではないか、と」
「え……」
意味が分かるまでに、ちょっと間が空いてしまった。
「待って、そんなの、あんまりだよ!」
あまりに悪意のある解釈に耐えかねて、僕は思わずジュンの腿を叩いてしまった。
「だから私の考えじゃないですって……」
「ご、ごめんなさい、つい……」
「ケイトの即位が面白くない輩には格好のネタなのでしょう」
「そんな人たちがいるの?」
「そりゃ、ここは魑魅魍魎の世界ですから」
僕はため息をついてしまった。宮廷について知れば知るほど、ケイトが逃げたくなるのも無理はない気がしてくる。
「ビョルン殿が王宮から姿を消したのがたまたま王妃の療養と同時期なので、このような噂がでっちあげられたのでしょう」
「困ったもんだねえ」
僕が呆れて首をふると、ジュンは苦笑した。
「でも、どうします? 万が一、領主様が血の繋がった兄だったら」
「えっ?」
そんなこと考えたこともなかったから、僕は腕を組んで、少し想像してみた。
「それはものすごく嬉しいと思う……」
「う……嬉しい?」
ジュンは自分で聞いたくせにすごく驚いた顔をした。
「だって、そうしたらずっとそばにいられるもの」
僕は目を閉じると、ケイトを兄さん……いや、王家だからお兄様?……兄上?……って呼ぶ妄想をしてみた。
兄上は僕をいろんなところに連れて行き、いろんなことを教えてくれるだろう。僕は頑張ってジュンみたいなバキバキの騎士になって、兄上の身辺をお守りする。
仕事のお手伝いだってするんだ。会議の資料作りだって、調査だってしてあげるし、風邪をひいたら看病するし、タルトだって、いくらでも作ってあげる。
そうだよ、もしも僕達が兄弟なら、結婚なんかしなくたってずっと一緒だ。あれこれ人目を気にして悩まなくて良くなる。
恋人みたいな可愛がりかたはしてもらえなくなるだろう。それでも、そばにいられるだけで僕は幸せ……。
「オト? 何をニヤニヤしてるんですか」
「はっ!」
ジュンに呼ばれて、僕は我に帰った。
「ごめん、僕、変な妄想してた……兄上のお父さんが、僕の父さんなはずないのにね」
「あ、あにうえ?」
僕は父さんの密通なんてちっとも信じていなかった。笑ってしまうくらいだ。
「ジュンのケイトセンサーは、なんて言ってる?」
「ケイトセンサー?」
「ジュンは、僕とケイトは血が繋がってると思う?」
ジュンは眉をひそめたまま、指で僕の顔をぐいと引き寄せた。
「……まあ、可能性は否めません」
「えっ?」
「あなたは、寝顔も後ろ姿も立ち姿も心根も、愛らしくて清らかで超絶美しいという点ではケイちゃんにそっくりです」
早口で言われてあんまり頭に入ってこなかった。でも、聞き返す必要はなさそうな気はした。
「ただ、ケイちゃんはあなた以上に、王である父君のお若い頃にそっくりですのでご心配なく」
「そ、そうなんだね」
それを先に言ってよ。正直、僕はほっとした。
「栗色の髪に大きな鳶色の瞳、陶器のような肌に凛々しい眉。あと意外になで肩なところも。書斎の壁に絵がありますから、あとで見てごらんなさい。正直どれがケイトでどれが先代か、私でも分からなくなります」
「……あ! あの絵、全部ケイトじゃないの?」
書斎の絵は、歴代のシブヤ領主の着任時の絵だとジュンは言った。
「近衛は領主を司令官とした部隊ですから」
背後から肖像画達の視線を感じるのが正直邪魔で、普段はカーテンをかけてるらしい。
「なあんだ、僕はてっきり……」
「まさか、私がケイトの絵をコレクションしているとでも思っていたのですか」
「うん」
流石にそれは怖いでしょう! とジュンは言った。僕は大笑いしてしまった。
「ジュンならやりかねないと思ったんだもの……」
「うーん、まあ、否定はできませんが」
「薄暗い部屋で見たから、全部ケイトに見えたんだね、きっと」
ジュンはなるほどと言って笑った。
「まあ、図らずも変態の濡れ衣が晴れてよかったですよ」
ひとしきり笑ったあと、ジュンは言った。僕も呼吸を整える。
「ところでさ、ニつ目の説は、どういうことだろう。王が父さんの結婚に嫉妬って」
「えっ、わかりませんか?」
「うん。だって、親友が結婚するって聞いたら、祝福するのが普通じゃないの」
ジュンは少し困ったような顔をして言った。
「なんでも王は、ビョルン殿に並々ならぬ執着をされていたとかで……」
「並々ならぬ執着?」
「それで察してほしいんですけど……」
どういうこと。王様には王妃様がいるわけだし、父さんの結婚を喜んでくれたっていいはずじゃないか。
「僕の母さんが、王様のお眼鏡に叶わなかったの?」
「あー、少し違います」
僕は考え込んだ。ジュンははあ、と大きくため息をついて言った。
「ですから……王と父上は、今の貴方と領主様のような関係だったといえば、お分かりですか」
ジュンと目が合った。僕は、鏡を見なくても自分の顔が真っ赤になっていくのが分かった。
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