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第3章 迷宮道中膝栗毛!!
第117話 トラップ、悪用!
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「姐さん、なんとか全員縛り上げたったわ。」
「うむ。ご苦労。」
賊の一味を一通り拘束した。此奴らから、色々聞き出さねば。いずこかへと飛ばされたロアたちに対しての落とし前をつけさせねばなるまい。
「貴様ら、立場はわかっておろうな?洗いざらい、知っていることを白状してもらうぞ。」
「な、なにも知らない!俺たちはただ人生をエンジョイしたかっただけだあ!」
塵芥の分際で生意気なことをぬかしおる。人生という物を一片すら理解しておらぬくせに。さあどうしてやろうか?
「じゃあ、急所を潰されていない人は順番に潰していくからね。」
「姉ェちゃん、アンタ、エグいな。ワシでもそんなこと、ようせえへんわ。」
「全身を永久脱毛するコースもあるぞよ。」
「アカン、アカン、姐さんまで悪ノリしとるがな。さすがに拷問はあきまへんで。」
「ちぇっ、つまらんのう!」
せっかく、とっ捕まえてから楽しんでやろうと思うておったのに。まあ、よい。情報だけでも引き出すとするか。
「ちょいと、顔を貸せい!」
「ひいい!」
適当なヤツの頭から記憶を読み取ることにした。普通にこうすれば、すぐに終わるのだ。でも、だからこそつまらんのだ。すぐに試験の解答を見てしまうようなもの。じつにあっけなく終わる。
「ふむ、此奴ら、こちらの予測通り、あの邪竜に悪知恵を吹き込まれたようじゃな。」
「ドラゴンズ・ヘブン!やっぱり関係あったんだ!」
「さよか。コイツらもタチの悪いヤツらとつるんでもうたわけやな。」
「へ?!なんで?何も言ってないのに!」
「貴様の頭の中は正直じゃのう。ちょいと魔女の色香に誘われて、こんな大それたことをやらかしたんじゃろう?」
「ひえええ!なんで、わかんの!」
ふむ。あの魔女は此奴らに魅了の魔術をかけ、操っておったのは間違いない。妾たちを罠にはめ、倒せないことを見越した上で、油断させ、あのような奇策を用いて、見事に分断しおった。口惜しい。
「そこら中に散らばっておる宝箱を悪用して悪事を働いておったようじゃ。」
「こいつらが気配を悟られずに、しかも大人数でここに待ち伏出来た理由は……、」
魔物にも襲われることなく、妾たちに気付かれることなく、大人数で迷宮内に突如現れたトリックの仕組みは……、
「宝箱をワープの移動先として利用しおったんじゃ!“転移制御”のマジックアイテムを此奴らに持たせた上でな!しかもエサで豚共を階段付近におびき寄せる事前工作も行っておったようじゃ。」
掛かった者を無作為に転送する罠とはいえ、基本的には原理は転移魔法と同じだ。違う空間へ移動させる為の“ゲート”を発生させるという効果は同様だ。
「コイツらが魔法を使えんかったとしても転移魔法が使えるようになるっちゅうことでっか?」
「そういうことじゃ。そんなマジックアイテムは余程高度な技術を使わねば作れんがのう。……まあ、邪竜ほど桁違いの魔力・知識・技術を持っておれば不可能ではないはずじゃ。」
場所指定の制御さえ出来れば転移の魔法と同じ効果が得られる。そんな手の込んだものを此奴らに惜しげも無く手渡すとは。
しかし、宝箱を設置した奴は何者だ?賊でも、魔王でもなく誰が何のために設置したのか?謎は深まるばかりだ。
「貴様ら、聞いておったであろう?転移用のアイテムは全て没収させてもらうぞ!」
「うむ。ご苦労。」
賊の一味を一通り拘束した。此奴らから、色々聞き出さねば。いずこかへと飛ばされたロアたちに対しての落とし前をつけさせねばなるまい。
「貴様ら、立場はわかっておろうな?洗いざらい、知っていることを白状してもらうぞ。」
「な、なにも知らない!俺たちはただ人生をエンジョイしたかっただけだあ!」
塵芥の分際で生意気なことをぬかしおる。人生という物を一片すら理解しておらぬくせに。さあどうしてやろうか?
「じゃあ、急所を潰されていない人は順番に潰していくからね。」
「姉ェちゃん、アンタ、エグいな。ワシでもそんなこと、ようせえへんわ。」
「全身を永久脱毛するコースもあるぞよ。」
「アカン、アカン、姐さんまで悪ノリしとるがな。さすがに拷問はあきまへんで。」
「ちぇっ、つまらんのう!」
せっかく、とっ捕まえてから楽しんでやろうと思うておったのに。まあ、よい。情報だけでも引き出すとするか。
「ちょいと、顔を貸せい!」
「ひいい!」
適当なヤツの頭から記憶を読み取ることにした。普通にこうすれば、すぐに終わるのだ。でも、だからこそつまらんのだ。すぐに試験の解答を見てしまうようなもの。じつにあっけなく終わる。
「ふむ、此奴ら、こちらの予測通り、あの邪竜に悪知恵を吹き込まれたようじゃな。」
「ドラゴンズ・ヘブン!やっぱり関係あったんだ!」
「さよか。コイツらもタチの悪いヤツらとつるんでもうたわけやな。」
「へ?!なんで?何も言ってないのに!」
「貴様の頭の中は正直じゃのう。ちょいと魔女の色香に誘われて、こんな大それたことをやらかしたんじゃろう?」
「ひえええ!なんで、わかんの!」
ふむ。あの魔女は此奴らに魅了の魔術をかけ、操っておったのは間違いない。妾たちを罠にはめ、倒せないことを見越した上で、油断させ、あのような奇策を用いて、見事に分断しおった。口惜しい。
「そこら中に散らばっておる宝箱を悪用して悪事を働いておったようじゃ。」
「こいつらが気配を悟られずに、しかも大人数でここに待ち伏出来た理由は……、」
魔物にも襲われることなく、妾たちに気付かれることなく、大人数で迷宮内に突如現れたトリックの仕組みは……、
「宝箱をワープの移動先として利用しおったんじゃ!“転移制御”のマジックアイテムを此奴らに持たせた上でな!しかもエサで豚共を階段付近におびき寄せる事前工作も行っておったようじゃ。」
掛かった者を無作為に転送する罠とはいえ、基本的には原理は転移魔法と同じだ。違う空間へ移動させる為の“ゲート”を発生させるという効果は同様だ。
「コイツらが魔法を使えんかったとしても転移魔法が使えるようになるっちゅうことでっか?」
「そういうことじゃ。そんなマジックアイテムは余程高度な技術を使わねば作れんがのう。……まあ、邪竜ほど桁違いの魔力・知識・技術を持っておれば不可能ではないはずじゃ。」
場所指定の制御さえ出来れば転移の魔法と同じ効果が得られる。そんな手の込んだものを此奴らに惜しげも無く手渡すとは。
しかし、宝箱を設置した奴は何者だ?賊でも、魔王でもなく誰が何のために設置したのか?謎は深まるばかりだ。
「貴様ら、聞いておったであろう?転移用のアイテムは全て没収させてもらうぞ!」
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