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575.転売屋は卵を見つける
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例の貝はそれなりの数が売れている。
やはり一文字しか記録できないのがネックだが、エリザが仕込んだような使い方をする人が多いようだ。
特にいつ死ぬかわからない冒険者と付き合っているような人は、お守り代わりに音を入れてもらうらしい。
うぅむ、まさかこういう使い方をされるとは思わなかった。
もちろん俺も人数分吹き込んださ。
最初は絶対にイヤだと断っていたのだが、女たちの圧力が強くなり更には金額がつりあがっていくのに正直びびったってのもある。
銀貨1枚から始まりいつの間にかそれが50枚を超え、金貨1枚のコールが聞こえた瞬間に抵抗を諦めた。
金がもらえるのは嬉しいが、こういう稼ぎ方はちょっとなぁ。
人数分の音入れをして、手に入れた報酬は全て全員の飲み代に消えた。
こういうのは手元に残しておかないほうが良い。
そう思ったからだ。
「ん、何だあれ。」
そんなこともありながらも春の日はドンドンと過ぎていく。
気づけばもうすぐ四月も終わる。
一ヶ月ってのはあっという間だなぁ・・・。
なんて考えながら畑付近を散歩していると、カニバフラワーの前で不思議なものを見つけた。
白くて丸い物体が、血に染まった地面に転がっている。
血はしみこんでいるのでそれなりに時間はたっているだろう。
魔物は食べても卵は食べないんだな。
カカカカと挨拶をしてくる花達に声をかけながら地面に転がる卵に近づいた。
大きさはソフトボールほど。
そう考えるとかなり大きい。
ダチョウの卵とかがこんな大きさだっただろうか。
つまりそんな魔物がここまできていた?
そう考えるのが普通かもしれないが、卵だけってのも気になる。
流石に転がってはこないだろうけど、食い殺されるときに卵を産むのか?
わからん。
「何の卵だ?」
後ろを振り返り花達に聞いてみるもカカカカと歯を鳴らすだけで答えはわからない。
ま、当然だけど。
仕方がないので鑑定してみよう。
片手で持つとそれなりの重さがあり、ほのかに温かかった。
『ロックバードの卵。主に岩場に生息する魔物で他の魔物の死肉をあさることが多いが、手に入らない場合は果物を食べたりする。卵は非常に美味である。有精卵。最近の平均取引価格は銀貨3枚、最安値銀貨1枚最高値銀貨7枚。最終取引日は14日前と記録されています。』
何で岩場に生息する魔物の卵がこんな草原地帯に転がっているんだろうか。
しかも有精卵って。
ほのかに温かいのはそのせいなんだろうか。
てっきり太陽の熱であたためられたかとばかり思ったんだけど・・・。
うぅむ、ますます謎だ。
誰かが暖めてここまで持ってきた?
そんなバカな。
確かに飼育できる魔物もいるので可能性はなくはないけど、それなら何でこんな所に?
まさかあいつらが食べたのは人間?
それはちょっと考えたくないなぁ。
「シロウ、何やってるの?」
「これ、なんだと思う?」
「卵でしょ?食べるの?」
「いや、食べないけど・・・。」
「食べないんだ、残念。」
見てすぐ食べるが選択肢に入るんだな、お前は。
育てるとかそもそも何なのかを考えないんだろう。
「ロックバードって知ってるか?」
「岩場にいる死体漁りでしょ?でも卵は美味しいのよね。」
「食べたことあるのか?」
「何度か取りに行く依頼を受けたことあるから、その時にね。」
そうか、美味いのか。
それを聞くと食べたくなるんだよなぁ。
でも有精卵と聞くとなんとなく食べたらいけない気がしてくる。
殻を割ったら雛が入っていましたってのは、あまり想像したくはない。
「どういう魔物なんだ?」
「空は飛べないんだけど動きがすばしっこいの。岩場をぴょんぴょん飛び回る姿は結構可愛いわ。」
「ふむ。」
「何でそんなこと聞くの?」
「こいつ、有精卵なんだってよ。」
「え!?」
「つまり上手くいけば孵化するわけだ。飛ばないなら逃げないだろうし、死体漁りならこいつらと一緒だろ?上手くいけば卵が手に入るんじゃないかって思ったわけだよ。」
もちろん産まれてくるのが雄である可能性もある。
その場合は肉の方をおいしくいただくことになるが、逆の場合もあるわけで。
でもなぁ、飼えるかどうかがわからないんだよなぁ。
「飼えるの?」
「わからんから聞いてみる、キキは?」
「今ダンジョンの中、夕方には戻るんじゃない?」
「それまで様子を見るか。えーっと、どうやってあっためるかなぁ。」
普通は親が抱いて温めるんだろうけど、ここに親はいない。
ってことはだ、親代わりの誰かがその代役を努めればいい。
エリザと別れた後俺は倉庫へと向かう。
「ってことでルフ、こいつを頼めるか?」
ブンブンブン。
「嫌か?」
「いきなり卵を抱けってのは無理がありませんか?」
「行けると思ったんだがなぁ・・・。嫌なら仕方がない。」
まず思いついたのがルフなのだが、どうやらお気に召さないようだ。
レイは論外。
あまりにも激しく動き回るので卵の方が危なくなる。
それにだ、夜の見回りもあるしその間誰が温めるんだよって話もある。
うぅむ・・・。
「私が温めましょうか?」
「アグリが?」
「もちろん夜だけですが。日中は今日の様に暖かいのであれば布でくるんで日向に置いておけば良いでしょう。子供たちのいい教育になります。」
「確かに生き物を育てるのはいいかもしれん。」
「ルフとレイもいますが、どちらかというと家族という認識ですからね。」
「情操教育にも良いわけか・・・なるほどなぁ。ちなみに生まれてくるのが雄だった場合はどうする?」
「目の前で処理して頂きましょう。」
食べましょうではなく目の前で処理して食べましょうと来たか。
ま、それもまたいい勉強だな。
俺も見たことがある。
首を押さえて鉈で切り落とすと、首から上がないのに勝手に走るんだよな。
血をまき散らしながら。
で、しばらく走って倒れる。
後はつるして血抜きをしながら毛をむしればおなじみの肉が出来上がる。
子供ながらにえぐいと思いながらも、そうだったのかという興味も満たされたものだ。
トラウマになった奴もいるけど、鶏肉は食べられているわけだしダメージは少ないと見える。
「心意気はわかった。とはいえ、こいつが飼えるかどうかも未知数だしそっちは調べておく。」
「飼えますよ?」
「そうなのか?」
「ちなみに種類は?」
「ロックバードだ。」
「であれば問題ないでしょう。一般的にはアングリーバードが主流ですが気性が荒く一匹一匹を隔離しないといけません。しかしながらロックバードであれば大人しい性格ですので放牧するような形で飼育できます。餌さえ与えれば逃げる心配もありませんしね。」
「聞けばいいことずくめだが、主流にならない理由はなんだ?」
今の話だけ聞けばロックバードの方が主流になるだろう。
気性が荒いと喧嘩をしてケガをしたり死んでしまったりする。
そのリスクを取ってでもアングリーバードが飼育されている理由。
そこが大切だ。
「卵を産む量が圧倒的に違います。アングリーバードが毎日産むのに対してロックバードは栄養を蓄えた後にしか産みません。味は確かに申し分ありませんがやはり数が手に入らないと・・・。それに飼育するのには産まれた時から人にならす必要があります。そこがアングリーバードとの違いですね。」
「つまり刷り込みがないとダメなのか。」
「そういう事です。ちなみにこの卵はどちらで?ダンジョンではありませんよね?」
「カニバフラワーの下に転がってた。」
「えぇぇ・・・。」
まぁそういう反応になるよなぁ。
俺だってあんな場所に転がっているとは思いもしなかったんだ。
っていうか未だにその理由すらわからん。
「何故かは考えるなよ。」
「そうします。」
無言でうなずき合い卵をアグリに託す。
本当に孵化するのであれば万々歳、孵化しなければ食べるだけ。
どちらに転んでも損はない。
が、もし孵化してさらに雌だった場合は・・・。
「ちなみに飼育されたロックバードを手に入れる方法はあるか?」
「値段は張りますが可能です。」
「いた方がいいと思うか?」
「産まれてくるのが雌であればそのほうがよろしいでしょう。幸い土地はありますし、番犬もいますから襲われる心配はありません。それに、ロックバードは強いので。」
「そうなのか?」
「はい。死体漁りと言われていますが、弱った魔物であれば襲い掛かることもあります。カニバフラワーと相性はいいかもしれませんね。」
あの花も中々に強いからなぁ。
知らずに近づいた魔物なんてぺろりと平らげてしまう。
人間だってその餌食にならないとも限らない。
実際妖精は食いかけたしな。
まさかこんな物を見つけるとは思わなかったが、楽しみが増えたと思えばいいだろう。
出会いの春。
まさかこんな出会い方をするとは思わなかったが・・・。
ま、そんな日もあるさ。
やはり一文字しか記録できないのがネックだが、エリザが仕込んだような使い方をする人が多いようだ。
特にいつ死ぬかわからない冒険者と付き合っているような人は、お守り代わりに音を入れてもらうらしい。
うぅむ、まさかこういう使い方をされるとは思わなかった。
もちろん俺も人数分吹き込んださ。
最初は絶対にイヤだと断っていたのだが、女たちの圧力が強くなり更には金額がつりあがっていくのに正直びびったってのもある。
銀貨1枚から始まりいつの間にかそれが50枚を超え、金貨1枚のコールが聞こえた瞬間に抵抗を諦めた。
金がもらえるのは嬉しいが、こういう稼ぎ方はちょっとなぁ。
人数分の音入れをして、手に入れた報酬は全て全員の飲み代に消えた。
こういうのは手元に残しておかないほうが良い。
そう思ったからだ。
「ん、何だあれ。」
そんなこともありながらも春の日はドンドンと過ぎていく。
気づけばもうすぐ四月も終わる。
一ヶ月ってのはあっという間だなぁ・・・。
なんて考えながら畑付近を散歩していると、カニバフラワーの前で不思議なものを見つけた。
白くて丸い物体が、血に染まった地面に転がっている。
血はしみこんでいるのでそれなりに時間はたっているだろう。
魔物は食べても卵は食べないんだな。
カカカカと挨拶をしてくる花達に声をかけながら地面に転がる卵に近づいた。
大きさはソフトボールほど。
そう考えるとかなり大きい。
ダチョウの卵とかがこんな大きさだっただろうか。
つまりそんな魔物がここまできていた?
そう考えるのが普通かもしれないが、卵だけってのも気になる。
流石に転がってはこないだろうけど、食い殺されるときに卵を産むのか?
わからん。
「何の卵だ?」
後ろを振り返り花達に聞いてみるもカカカカと歯を鳴らすだけで答えはわからない。
ま、当然だけど。
仕方がないので鑑定してみよう。
片手で持つとそれなりの重さがあり、ほのかに温かかった。
『ロックバードの卵。主に岩場に生息する魔物で他の魔物の死肉をあさることが多いが、手に入らない場合は果物を食べたりする。卵は非常に美味である。有精卵。最近の平均取引価格は銀貨3枚、最安値銀貨1枚最高値銀貨7枚。最終取引日は14日前と記録されています。』
何で岩場に生息する魔物の卵がこんな草原地帯に転がっているんだろうか。
しかも有精卵って。
ほのかに温かいのはそのせいなんだろうか。
てっきり太陽の熱であたためられたかとばかり思ったんだけど・・・。
うぅむ、ますます謎だ。
誰かが暖めてここまで持ってきた?
そんなバカな。
確かに飼育できる魔物もいるので可能性はなくはないけど、それなら何でこんな所に?
まさかあいつらが食べたのは人間?
それはちょっと考えたくないなぁ。
「シロウ、何やってるの?」
「これ、なんだと思う?」
「卵でしょ?食べるの?」
「いや、食べないけど・・・。」
「食べないんだ、残念。」
見てすぐ食べるが選択肢に入るんだな、お前は。
育てるとかそもそも何なのかを考えないんだろう。
「ロックバードって知ってるか?」
「岩場にいる死体漁りでしょ?でも卵は美味しいのよね。」
「食べたことあるのか?」
「何度か取りに行く依頼を受けたことあるから、その時にね。」
そうか、美味いのか。
それを聞くと食べたくなるんだよなぁ。
でも有精卵と聞くとなんとなく食べたらいけない気がしてくる。
殻を割ったら雛が入っていましたってのは、あまり想像したくはない。
「どういう魔物なんだ?」
「空は飛べないんだけど動きがすばしっこいの。岩場をぴょんぴょん飛び回る姿は結構可愛いわ。」
「ふむ。」
「何でそんなこと聞くの?」
「こいつ、有精卵なんだってよ。」
「え!?」
「つまり上手くいけば孵化するわけだ。飛ばないなら逃げないだろうし、死体漁りならこいつらと一緒だろ?上手くいけば卵が手に入るんじゃないかって思ったわけだよ。」
もちろん産まれてくるのが雄である可能性もある。
その場合は肉の方をおいしくいただくことになるが、逆の場合もあるわけで。
でもなぁ、飼えるかどうかがわからないんだよなぁ。
「飼えるの?」
「わからんから聞いてみる、キキは?」
「今ダンジョンの中、夕方には戻るんじゃない?」
「それまで様子を見るか。えーっと、どうやってあっためるかなぁ。」
普通は親が抱いて温めるんだろうけど、ここに親はいない。
ってことはだ、親代わりの誰かがその代役を努めればいい。
エリザと別れた後俺は倉庫へと向かう。
「ってことでルフ、こいつを頼めるか?」
ブンブンブン。
「嫌か?」
「いきなり卵を抱けってのは無理がありませんか?」
「行けると思ったんだがなぁ・・・。嫌なら仕方がない。」
まず思いついたのがルフなのだが、どうやらお気に召さないようだ。
レイは論外。
あまりにも激しく動き回るので卵の方が危なくなる。
それにだ、夜の見回りもあるしその間誰が温めるんだよって話もある。
うぅむ・・・。
「私が温めましょうか?」
「アグリが?」
「もちろん夜だけですが。日中は今日の様に暖かいのであれば布でくるんで日向に置いておけば良いでしょう。子供たちのいい教育になります。」
「確かに生き物を育てるのはいいかもしれん。」
「ルフとレイもいますが、どちらかというと家族という認識ですからね。」
「情操教育にも良いわけか・・・なるほどなぁ。ちなみに生まれてくるのが雄だった場合はどうする?」
「目の前で処理して頂きましょう。」
食べましょうではなく目の前で処理して食べましょうと来たか。
ま、それもまたいい勉強だな。
俺も見たことがある。
首を押さえて鉈で切り落とすと、首から上がないのに勝手に走るんだよな。
血をまき散らしながら。
で、しばらく走って倒れる。
後はつるして血抜きをしながら毛をむしればおなじみの肉が出来上がる。
子供ながらにえぐいと思いながらも、そうだったのかという興味も満たされたものだ。
トラウマになった奴もいるけど、鶏肉は食べられているわけだしダメージは少ないと見える。
「心意気はわかった。とはいえ、こいつが飼えるかどうかも未知数だしそっちは調べておく。」
「飼えますよ?」
「そうなのか?」
「ちなみに種類は?」
「ロックバードだ。」
「であれば問題ないでしょう。一般的にはアングリーバードが主流ですが気性が荒く一匹一匹を隔離しないといけません。しかしながらロックバードであれば大人しい性格ですので放牧するような形で飼育できます。餌さえ与えれば逃げる心配もありませんしね。」
「聞けばいいことずくめだが、主流にならない理由はなんだ?」
今の話だけ聞けばロックバードの方が主流になるだろう。
気性が荒いと喧嘩をしてケガをしたり死んでしまったりする。
そのリスクを取ってでもアングリーバードが飼育されている理由。
そこが大切だ。
「卵を産む量が圧倒的に違います。アングリーバードが毎日産むのに対してロックバードは栄養を蓄えた後にしか産みません。味は確かに申し分ありませんがやはり数が手に入らないと・・・。それに飼育するのには産まれた時から人にならす必要があります。そこがアングリーバードとの違いですね。」
「つまり刷り込みがないとダメなのか。」
「そういう事です。ちなみにこの卵はどちらで?ダンジョンではありませんよね?」
「カニバフラワーの下に転がってた。」
「えぇぇ・・・。」
まぁそういう反応になるよなぁ。
俺だってあんな場所に転がっているとは思いもしなかったんだ。
っていうか未だにその理由すらわからん。
「何故かは考えるなよ。」
「そうします。」
無言でうなずき合い卵をアグリに託す。
本当に孵化するのであれば万々歳、孵化しなければ食べるだけ。
どちらに転んでも損はない。
が、もし孵化してさらに雌だった場合は・・・。
「ちなみに飼育されたロックバードを手に入れる方法はあるか?」
「値段は張りますが可能です。」
「いた方がいいと思うか?」
「産まれてくるのが雌であればそのほうがよろしいでしょう。幸い土地はありますし、番犬もいますから襲われる心配はありません。それに、ロックバードは強いので。」
「そうなのか?」
「はい。死体漁りと言われていますが、弱った魔物であれば襲い掛かることもあります。カニバフラワーと相性はいいかもしれませんね。」
あの花も中々に強いからなぁ。
知らずに近づいた魔物なんてぺろりと平らげてしまう。
人間だってその餌食にならないとも限らない。
実際妖精は食いかけたしな。
まさかこんな物を見つけるとは思わなかったが、楽しみが増えたと思えばいいだろう。
出会いの春。
まさかこんな出会い方をするとは思わなかったが・・・。
ま、そんな日もあるさ。
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