332 / 1,738
330.転売屋は画家に出会う
しおりを挟む
「ワフ。」
「どうしたルフ。」
いつものように散歩をしていると、畑の北側を見つめながらルフが立ち止まった。
あそこは休耕地にしているので今はカニバフラワーしかないはずなんだが・・・。
変な魔物でも仕留めたんだろうか。
向こうを見つめながら動こうとしない。
「何かあるんだな?」
ブンブン。
「わかった、見に行こう。」
ルフが何かあるというんだから何かあるんだろう。
魔物が引っかかっている分には養分になるので問題ないが、何も知らない一般人が引っかかっているのは寝覚めが悪い。
今のところ食われそうになった妖精は助けたが、人がかかったことはない・・・はずだ。
俺が知らないだけで犠牲者が出ているかもしれないが、まぁそれはそれ。
知らない事に関して悔やむのは変な話だよな。
畑を北上しカニバフラワーのところへ向かう。
遠めに見る限り何かを捕食しているという感じではないが・・・。
ん?
いつもよりも大きく体?を動かしているようで左右に大きく揺れている。
あれは何をしているんだ?
威嚇か?
「ワフ!」
ルフが大きく吼えるとカニバフラワーがいっせいにこちらを向いた。
目があるわけじゃないのに視線を感じる。
俺だと認識するとまた外側を向いて体を動かし始めた。
「誰か居るな。」
ブンブン。
よく見るとカニバフラワーの正面に誰かが居る。
あれは座っているのか?
でも正面に何かを置いているようだし・・・。
えぇいめんどくさい。
近づけばわかる。
一旦畑の外に出て小走りで北側へと向かう。
「おい、アンタなにやってるんだ?」
「見ての通りさ。」
「見ての通りって・・・。」
そこに居たのはカンバスを広げて絵を描いている男性。
いや、絵を描いているのはわかるんだけど何でそんなところで描いているのかって聞きたいんだが・・・。
「魔獣を連れた青年・・・もしかしてここは君の畑なのかな?」
「その通りだ。別に描くなとは言わないが、あまり近づくなよ。食われるぞ。」
「ご忠告感謝するよ。もっとも、一度食べられかけたけどね。」
そういいながら男が腕を上げると、袖の先の方がビリビリに破れていた。
おそらく、というか間違いなくカニバフラワーに齧られたんだろう。
「中身は無事か?」
「あぁ、おかげでこうして絵が描ける。珍しい花があるなと思っていたが・・・まさか花に食われかけるとは思わなかったよ。」
「元々はダンジョンにいる魔物だからな、珍しいのはわかるが気をつけたほうがいいぞ。」
「なるほど、通りで見たことないはず、オリンピアの言うとおりだね。」
「ん?」
聞き覚えのある名前に思わず反応してしまった。
そういえば、魔獣を連れた青年とかも言っていたな。
俺の事を誰かに聞いてきたって感じだ。
「オリンピア様の知り合いなのか?」
「ん~、知り合いというかお抱えというか表現が難しいね。」
「お抱え・・・ってことは王家に出入りしている画家か何かか。」
「そうそうそんな感じ、知り合いでもあるし向こうは雇用主でもある。中々表現が難しいんだけど、よくわかったね。」
ちょうどマリーからその手の話を聞いていたから気づいただけで、普段はまったくわからなかっただろう。
ちょうどいい、オリンピアの知り合いなら話を聞いてくれるかもしれない。
「まぁ、仕事柄いろいろな人に会うからな。見てもかまわないか?」
「本当は出来上がるまで見せないんだけど、この花の持ち主なら仕方ないね。」
「悪いな、無茶言って。」
「たまにはそういうのも乙なものさ。」
中々話のわかる人のようだ。
ゆっくりと後ろへ回ると・・・。
「おぉ。」
「いいねぇ、その反応。描いた甲斐があるよ。」
思わず感嘆の声が漏れた。
絵心はないし、普段から絵画を見るような趣味のない俺だがこの絵がすごいことだけはわかる。
ただ書き写しているんじゃない。
カニバフラワーの持つ力強さ、そういったものまでしっかりと描かれているように感じた。
すごい。
その一言に尽きる。
「素人がこう言うと怒られるかもしれないが、素晴らしいな。」
「そうかい?」
「あぁ、ただ描かれているだけじゃなく、この花の持つ力強さみたいなものを感じる。これはいい絵だ。」
「あはは、べた褒めだねぇ。」
「それぐらい凄いってことだ。」
「おべっかも気遣いも一切ない気持ちのいい評価をありがとう。」
「無茶を承知で聞くが、これは買えるのか?」
「ん~・・・。」
「いや、変なことを聞いたな。気にしないでくれ。」
いくら花の持ち主とはいえいきなり売ってくれは失礼だな。
今のが俺が悪かった。
すぐに謝ったが、その男は何とも言えない顔をして俺を見てくる。
怒っているわけでも喜んでいるわけでもない。
複雑な顔だ。
「ここまで気持ち良く褒めてくれたんだ、あげてもいいんだけど。」
「だけど?」
「これは完成してないんだ。ほら、ここ。」
そういいながら男が指さしたのはカンバスのど真ん中。
カニバフラワーの血のように赤い色が、描かれていなかった。
「赤がないのか?」
「もちろんあるさ、でもね持っている赤じゃこの赤は表現できない。もっと深くそして鮮やかな赤。どれだけの血を吸ってきたらこんな色になるんだろうねぇ。」
「気にしたこともなかった。」
そういえば植えた最初はここまでの色じゃなかったと思う。
血を吸うことでどんどん鮮やかになってきたのか。
言われるまで全然感じなかった。
やはり画家という生き物は不思議な感性で生きているんだな。
「もしこの絵が出来上がったら、その時は君にあげるよ。でも今は無理だ、ごめんね。」
「いや無理を言ったのは俺のほうだ、気にしないでくれ。」
「オリンピアから話は聞いていたけれど、なかなかに気持ちがいい人だね君は。」
「なんて聞いているんだ?」
「僕好みの変人がいるって聞いたよ。」
「・・・好みかはともかく変人は余計だと思うが?」
「僕みたいなのに臆することなく話しかけてくる時点で変人だよ。」
確かに見た目は若干変わっているが、臆するほどだろうか。
なんていうか、今まで会ってきた人が独特だから感じなくなっているのかもしれない。
「まぁ変人なのはともかく、オリンピア様の知り合いを置いていくわけにはいかないな。良かったら一杯奢らせてくれ。いい絵を見せてもらったお礼がしたい。」
「昼間からのお酒、最高だね。」
「わかってるじゃないか。」
「彼女も一緒に行くのかい?」
「ルフは中まで入れないんだ。首輪、つけてないだろ?」
「隷属の首輪なしでこんなに懐くものなんだねぇ。」
「懐くというか、慕ってくれているというか。どうなんだろうな。」
ブンブン。
何か言いたげに俺たちを交互に見るルフ。
いやな顔はしていないので怒っているわけではなさそうだ。
ルフと別れ二人で三日月亭へと向かう。
昼間にもかかわらず中は賑わっており、何とか奥のテーブルを確保できた。
「こんな時間に珍しいな、客か?」
「オリンピア様付きの画家さんなんだと。」
「そりゃまた凄い人が来たな。」
「あはは、そんなに凄くありませんよ。彼と同じく変人です。」
「なるほど類は友を呼ぶのか。」
「おい。」
「良い酒を用意しよう、もちろんこいつの奢りだ。」
ったく好き勝手言いやがって。
誰が変人かっての。
暫くしてマスターが高そうな琥珀色の液体を入れたグラスを持って戻ってきた。
「珍しいお酒だね。」
「普通の酒は飲み飽きているだろうからな。せっかく来てもらったんだし、とっておきを用意させてもらった。」
「ちなみに一杯いくらだ?」
「そうだな、銀貨3枚ってところか。」
「はぁ!?」
いや、一杯銀貨3枚て。
いくらなんでも高すぎだろ。
それが二杯だぞってもう一杯飲み干してるし!
「いい飲みっぷりだねぇ。」
「これはいいお酒だ、香りもいいし何より強い。こうガツンと来るのが最高だね。」
「わかってるじゃないか、ほらもう一杯だ。」
「勝手に酒盛り始めるなよな。」
「払えるとわかってると安心していい酒を勧められる。」
「最低だな。」
「っと、そうだ。さっきルティエが探していたぞ。」
「ルティエが?」
「なんでも顔料がどうのとか言っていたな。」
「あ~、数が貯まってきたのか。まいったな、とりあえず倉庫に入れるしかないか。」
ガーネットの原石はルティエ達が協力して作ることになった。
随分と話し合ったそうだが、収入があればそれだけ安定した暮らしができる。
そこに尽きるそうだ。
なのでさっそくガーネットを加工してもらっているわけだけど、やはりクズ石と呼ばれる加工に適さないものが多く砕いて顔料に変えることになったのだ。
数が多いので工房の邪魔になってきたんだろう。
「顔料?」
「あぁ、色々あってガーネットが大量に手に入ったんでな。顔料に加工してもらっているんだ。」
「・・・見せてもらえるかい?」
「もちろん構わないぞ。」
そういえばマリーさんを通じてオリンピアに連絡を取ってもらったんだっけか。
皆お抱えの画材屋がいるから難しいって話だったんだよな。
で、別件で色々調べてもらっているんだけども。
もしかしてここに来たのもその件でだろうか。
それにしては話がうまくかみ合わないが・・・。
まぁいいか、とりあえず見てもらうだけ見てもらうとしよう。
その時の俺はまだ気付いていなかった。
この提案が、後々大変なことになることを。
「どうしたルフ。」
いつものように散歩をしていると、畑の北側を見つめながらルフが立ち止まった。
あそこは休耕地にしているので今はカニバフラワーしかないはずなんだが・・・。
変な魔物でも仕留めたんだろうか。
向こうを見つめながら動こうとしない。
「何かあるんだな?」
ブンブン。
「わかった、見に行こう。」
ルフが何かあるというんだから何かあるんだろう。
魔物が引っかかっている分には養分になるので問題ないが、何も知らない一般人が引っかかっているのは寝覚めが悪い。
今のところ食われそうになった妖精は助けたが、人がかかったことはない・・・はずだ。
俺が知らないだけで犠牲者が出ているかもしれないが、まぁそれはそれ。
知らない事に関して悔やむのは変な話だよな。
畑を北上しカニバフラワーのところへ向かう。
遠めに見る限り何かを捕食しているという感じではないが・・・。
ん?
いつもよりも大きく体?を動かしているようで左右に大きく揺れている。
あれは何をしているんだ?
威嚇か?
「ワフ!」
ルフが大きく吼えるとカニバフラワーがいっせいにこちらを向いた。
目があるわけじゃないのに視線を感じる。
俺だと認識するとまた外側を向いて体を動かし始めた。
「誰か居るな。」
ブンブン。
よく見るとカニバフラワーの正面に誰かが居る。
あれは座っているのか?
でも正面に何かを置いているようだし・・・。
えぇいめんどくさい。
近づけばわかる。
一旦畑の外に出て小走りで北側へと向かう。
「おい、アンタなにやってるんだ?」
「見ての通りさ。」
「見ての通りって・・・。」
そこに居たのはカンバスを広げて絵を描いている男性。
いや、絵を描いているのはわかるんだけど何でそんなところで描いているのかって聞きたいんだが・・・。
「魔獣を連れた青年・・・もしかしてここは君の畑なのかな?」
「その通りだ。別に描くなとは言わないが、あまり近づくなよ。食われるぞ。」
「ご忠告感謝するよ。もっとも、一度食べられかけたけどね。」
そういいながら男が腕を上げると、袖の先の方がビリビリに破れていた。
おそらく、というか間違いなくカニバフラワーに齧られたんだろう。
「中身は無事か?」
「あぁ、おかげでこうして絵が描ける。珍しい花があるなと思っていたが・・・まさか花に食われかけるとは思わなかったよ。」
「元々はダンジョンにいる魔物だからな、珍しいのはわかるが気をつけたほうがいいぞ。」
「なるほど、通りで見たことないはず、オリンピアの言うとおりだね。」
「ん?」
聞き覚えのある名前に思わず反応してしまった。
そういえば、魔獣を連れた青年とかも言っていたな。
俺の事を誰かに聞いてきたって感じだ。
「オリンピア様の知り合いなのか?」
「ん~、知り合いというかお抱えというか表現が難しいね。」
「お抱え・・・ってことは王家に出入りしている画家か何かか。」
「そうそうそんな感じ、知り合いでもあるし向こうは雇用主でもある。中々表現が難しいんだけど、よくわかったね。」
ちょうどマリーからその手の話を聞いていたから気づいただけで、普段はまったくわからなかっただろう。
ちょうどいい、オリンピアの知り合いなら話を聞いてくれるかもしれない。
「まぁ、仕事柄いろいろな人に会うからな。見てもかまわないか?」
「本当は出来上がるまで見せないんだけど、この花の持ち主なら仕方ないね。」
「悪いな、無茶言って。」
「たまにはそういうのも乙なものさ。」
中々話のわかる人のようだ。
ゆっくりと後ろへ回ると・・・。
「おぉ。」
「いいねぇ、その反応。描いた甲斐があるよ。」
思わず感嘆の声が漏れた。
絵心はないし、普段から絵画を見るような趣味のない俺だがこの絵がすごいことだけはわかる。
ただ書き写しているんじゃない。
カニバフラワーの持つ力強さ、そういったものまでしっかりと描かれているように感じた。
すごい。
その一言に尽きる。
「素人がこう言うと怒られるかもしれないが、素晴らしいな。」
「そうかい?」
「あぁ、ただ描かれているだけじゃなく、この花の持つ力強さみたいなものを感じる。これはいい絵だ。」
「あはは、べた褒めだねぇ。」
「それぐらい凄いってことだ。」
「おべっかも気遣いも一切ない気持ちのいい評価をありがとう。」
「無茶を承知で聞くが、これは買えるのか?」
「ん~・・・。」
「いや、変なことを聞いたな。気にしないでくれ。」
いくら花の持ち主とはいえいきなり売ってくれは失礼だな。
今のが俺が悪かった。
すぐに謝ったが、その男は何とも言えない顔をして俺を見てくる。
怒っているわけでも喜んでいるわけでもない。
複雑な顔だ。
「ここまで気持ち良く褒めてくれたんだ、あげてもいいんだけど。」
「だけど?」
「これは完成してないんだ。ほら、ここ。」
そういいながら男が指さしたのはカンバスのど真ん中。
カニバフラワーの血のように赤い色が、描かれていなかった。
「赤がないのか?」
「もちろんあるさ、でもね持っている赤じゃこの赤は表現できない。もっと深くそして鮮やかな赤。どれだけの血を吸ってきたらこんな色になるんだろうねぇ。」
「気にしたこともなかった。」
そういえば植えた最初はここまでの色じゃなかったと思う。
血を吸うことでどんどん鮮やかになってきたのか。
言われるまで全然感じなかった。
やはり画家という生き物は不思議な感性で生きているんだな。
「もしこの絵が出来上がったら、その時は君にあげるよ。でも今は無理だ、ごめんね。」
「いや無理を言ったのは俺のほうだ、気にしないでくれ。」
「オリンピアから話は聞いていたけれど、なかなかに気持ちがいい人だね君は。」
「なんて聞いているんだ?」
「僕好みの変人がいるって聞いたよ。」
「・・・好みかはともかく変人は余計だと思うが?」
「僕みたいなのに臆することなく話しかけてくる時点で変人だよ。」
確かに見た目は若干変わっているが、臆するほどだろうか。
なんていうか、今まで会ってきた人が独特だから感じなくなっているのかもしれない。
「まぁ変人なのはともかく、オリンピア様の知り合いを置いていくわけにはいかないな。良かったら一杯奢らせてくれ。いい絵を見せてもらったお礼がしたい。」
「昼間からのお酒、最高だね。」
「わかってるじゃないか。」
「彼女も一緒に行くのかい?」
「ルフは中まで入れないんだ。首輪、つけてないだろ?」
「隷属の首輪なしでこんなに懐くものなんだねぇ。」
「懐くというか、慕ってくれているというか。どうなんだろうな。」
ブンブン。
何か言いたげに俺たちを交互に見るルフ。
いやな顔はしていないので怒っているわけではなさそうだ。
ルフと別れ二人で三日月亭へと向かう。
昼間にもかかわらず中は賑わっており、何とか奥のテーブルを確保できた。
「こんな時間に珍しいな、客か?」
「オリンピア様付きの画家さんなんだと。」
「そりゃまた凄い人が来たな。」
「あはは、そんなに凄くありませんよ。彼と同じく変人です。」
「なるほど類は友を呼ぶのか。」
「おい。」
「良い酒を用意しよう、もちろんこいつの奢りだ。」
ったく好き勝手言いやがって。
誰が変人かっての。
暫くしてマスターが高そうな琥珀色の液体を入れたグラスを持って戻ってきた。
「珍しいお酒だね。」
「普通の酒は飲み飽きているだろうからな。せっかく来てもらったんだし、とっておきを用意させてもらった。」
「ちなみに一杯いくらだ?」
「そうだな、銀貨3枚ってところか。」
「はぁ!?」
いや、一杯銀貨3枚て。
いくらなんでも高すぎだろ。
それが二杯だぞってもう一杯飲み干してるし!
「いい飲みっぷりだねぇ。」
「これはいいお酒だ、香りもいいし何より強い。こうガツンと来るのが最高だね。」
「わかってるじゃないか、ほらもう一杯だ。」
「勝手に酒盛り始めるなよな。」
「払えるとわかってると安心していい酒を勧められる。」
「最低だな。」
「っと、そうだ。さっきルティエが探していたぞ。」
「ルティエが?」
「なんでも顔料がどうのとか言っていたな。」
「あ~、数が貯まってきたのか。まいったな、とりあえず倉庫に入れるしかないか。」
ガーネットの原石はルティエ達が協力して作ることになった。
随分と話し合ったそうだが、収入があればそれだけ安定した暮らしができる。
そこに尽きるそうだ。
なのでさっそくガーネットを加工してもらっているわけだけど、やはりクズ石と呼ばれる加工に適さないものが多く砕いて顔料に変えることになったのだ。
数が多いので工房の邪魔になってきたんだろう。
「顔料?」
「あぁ、色々あってガーネットが大量に手に入ったんでな。顔料に加工してもらっているんだ。」
「・・・見せてもらえるかい?」
「もちろん構わないぞ。」
そういえばマリーさんを通じてオリンピアに連絡を取ってもらったんだっけか。
皆お抱えの画材屋がいるから難しいって話だったんだよな。
で、別件で色々調べてもらっているんだけども。
もしかしてここに来たのもその件でだろうか。
それにしては話がうまくかみ合わないが・・・。
まぁいいか、とりあえず見てもらうだけ見てもらうとしよう。
その時の俺はまだ気付いていなかった。
この提案が、後々大変なことになることを。
26
あなたにおすすめの小説
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
祝・定年退職!? 10歳からの異世界生活
空の雲
ファンタジー
中田 祐一郎(なかたゆういちろう)60歳。長年勤めた会社を退職。
最後の勤めを終え、通い慣れた電車で帰宅途中、突然の衝撃をうける。
――気付けば、幼い子供の姿で見覚えのない森の中に……
どうすればいいのか困惑する中、冒険者バルトジャンと出会う。
顔はいかついが気のいいバルトジャンは、行き場のない子供――中田祐一郎(ユーチ)の保護を申し出る。
魔法や魔物の存在する、この世界の知識がないユーチは、迷いながらもその言葉に甘えることにした。
こうして始まったユーチの異世界生活は、愛用の腕時計から、なぜか地球の道具が取り出せたり、彼の使う魔法が他人とちょっと違っていたりと、出会った人たちを驚かせつつ、ゆっくり動き出す――
※2月25日、書籍部分がレンタルになりました。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
世の中は意外と魔術で何とかなる
ものまねの実
ファンタジー
新しい人生が唐突に始まった男が一人。目覚めた場所は人のいない森の中の廃村。生きるのに精一杯で、大層な目標もない。しかしある日の出会いから物語は動き出す。
神様の土下座・謝罪もない、スキル特典もレベル制もない、転生トラックもそれほど走ってない。突然の転生に戸惑うも、前世での経験があるおかげで図太く生きられる。生きるのに『隠してたけど実は最強』も『パーティから追放されたから復讐する』とかの設定も必要ない。人はただ明日を目指して歩くだけで十分なんだ。
『王道とは歩むものではなく、その隣にある少しずれた道を歩くためのガイドにするくらいが丁度いい』
平凡な生き方をしているつもりが、結局騒ぎを起こしてしまう男の冒険譚。困ったときの魔術頼み!大丈夫、俺上手に魔術使えますから。※主人公は結構ズルをします。正々堂々がお好きな方はご注意ください。
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる