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壁越しの秘密基地 4
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「ほー、つまりそんな理由で水野が飯当番になったわけか」
先生は一人ビールを飲みながら山ほどのキャベツの千切りと一緒に生姜焼きを食べていた。俺には薬を飲むのだからビール禁止にされている。
明日まで我慢。
問題なければまた楽しい晩酌ライフだーと命の水を求めてしまうのは仕方がない!だって夏だしね!そんな言い訳を心の中でしながら
「朝は俺が作るんで各自温めて食べるようには言ってます」
「まぁ、遅く起きるなら自分の事は自分でやるは当然だな」
言いながらもがつがつとご飯を漬物だけで一杯食べる食欲に我が家の五合炊きの電気炊飯器は既に底が見えだしていた。後で二合ほど焚いておけば夜食としておにぎりにして食べてたり先生なんかはお茶づけにして食べていたりする。水野の家の実家が米農家と言う事でお米だけはいつも持参してくれるので帰りに魚を持ってってもらう様にしている。ちゃんと今回も発泡スチロール持参で来る辺りそう言う事だ。
「とりあえず綾人、一週間で陸斗はどれぐらいになった?」
「呑み込み早いですよ。何とか中学生レベルにはなったので来週から合流してくる奴らと足並みは合わせれます」
「おふっ、俺も覚えがあるけど陸斗頑張ったな」
植田がそうやって誉めれば少し照れくさそうに野沢菜を摘まむ仕種を可愛いと見守ってしまう。
「植田もゲームやりたかったらちゃんと勉強する。そうしたら職にもつけて課金のし放題だ」
「綾人さんが言うこのセリフに信頼はありませんね」
「何を言う、俺はちゃんと三件の電子新聞を購読して常に世間の動きに目を光らせているぞ」
「地元の新聞と日経かな?後どこを?」
植田のそんなにもと言う意外な声に
「英字新聞。英語の勉強にもなるしお薦めだぞ」
「日本に住んでるのだから日本語の新聞で十分じゃないっすか」
水野が信じられないと箸の先を加えて顔を引き攣らせていた。
「俺の場合そう言うわけにもいかないんだよ。
それよりもせんせー、こいつらに小屋の話ししてないんですか?」
「ん?説明何て実際見せてからの方が早いだろう」
そうかもしれないけどと思うも山ほどの生姜焼きを食べながら先生の話を聞く。
「なんかよくわからんうちに綾人が納屋を直すとか言い出してフランスシェフに丸め込まれて乗っ取られてかけているんだが、屋根がの茅が腐ってるからな。これを機に茅をやめてガルバリウム鋼板とかいうのに変えるって事になってな。この村唯一の茅の屋根の家の終わりだから手伝うよな?社会勉強だしこれも経験で二度とできない体験になるぞ」
「遠まわしに労働力の頭数にされてる!」
「作業用の服なんて持ってきてないし!」
呻く水野と植田に先生は冷静に買出しに行く時に取りに行こうかと残酷にも告げ、二人はガクリと項垂れるのだった。
「せんせーこの夏のイベント盛り過ぎじゃない?」
「第二種電気工事士だっけ?役に立つの?」
モリモリとご飯を掻きこんで味噌汁と共に呑み込み
「お前らの付加価値になるだろう。履歴書にも書ける立派な国家資格で先生も四年前に綾人達に付き合って資格を取ったぞ。ちなみに今の家に引っ越して来た時に持って来たエアコンを設置できたし、古い家だからな。配線方法が直結タイプだったからひっかけタイプに変えて新しい照明器具に変えたりで実費だけで済んで節約できたな」
「手伝った俺達へのお礼がアイスだけって理不尽さを感じたけどな」
「別にいいだろ?雪が酷過ぎて帰れない日はうちに泊まらせてあげたんだし」
「その節はお世話になりました」
「綾人さんの家バス停から歩くと一時間かかるからねぇ」
「遭難しそうっすね」
もっもっ、とご飯を食べながら生姜焼きを麺類のように食べる高校生にお前らなら生きていけるなとみそ汁を飲んだ後に言ってしまうも一人だと難しいっすねと冷静に寂しくて泣きそうと言うのだから可愛いよな。実際は寂しくて泣きそうになるレベルじゃないぞと大皿にキャベツと一緒に盛られた生姜焼きを食べやすいように向きを変えてやる。
「所でこの後の予定はどうなってる?」
「俺達は風呂に入ってから十時ぐらいまでもうひと踏ん張りするつもりです」
「でた!綾人さんのスパルタ合宿!」
「水野、植田、お前達にはちゃんと課題を用意しておいたぞ。
第二種電気工事士の問題を拾っておいたから今夜中に一通り目を通しておけ。
明日の朝から傾向と対策を練るぞ」
「ぐふっ、拙者今宵戦いに行かねば……」
「植田安心しろ。サブに連絡してあるから居なくても大丈夫だって言質とったぞ」
「綾人さん酷い……」
「酷いって言うのはな、ここに来て何の成果を得ずに帰る奴らに使う言葉だ。まさかそんな人間に成り果てるわけじゃないよなぁ水野も?」
「当然っす!俺は確実にこの田舎を出たいので大学が駄目でも専門学校でもいいので綾人さんの命令には従いますよ」
もし家を出るとするなら就職ではなく勉強をしに家を出る事が条件だと親と約束した水野は可愛らしい事に健気に約束を守ろうとしている。高卒が何も悪いわけじゃない。大卒だから良いと言うわけじゃない。水野の親と話す機会があった折りに中卒の父親は学生を辞めたら勉強する機会はめっきり減る。生きる事に精一杯になって気が付いたらかみさんと子供がいて生意気な事を言うようになったとぼやき、勉強できる時に少しでも人生の選択が広がる様に導いてやりたいんだと煙草をふかしながら遠い目をしていた水野父の思いをくみ取って上手くあいつを誘導している。
ただし、何がやりたいか明確な目的を今もってなくこの春宮下と一緒に映像の編集を手伝わしてみたが、さすが今時の子。宮下の言う事をサクサクと理解して編集にこだわったり字幕を付けたり宮下とは違う路線だが器用にこなして見せた。意外と言うか植田同様パソコンのモニターを苦にもせずに教えた作業はこなしてくれているのでエクセルの初歩を教え込んではある。
本音を言えば水野と植田を一纏めにして専門学校に放り込みたいのだけど、さすがに俺の理想で二人の進路を決めるわけにはいかなく、先生と上手くその気にならないかと一学期末の三者面談で勧めた作戦は親子そろって考え出してくれている。
無理に大学に行かなくても手に職を付けるのも考えてみたらと言うのが俺の意見だ。
先生は一人ビールを飲みながら山ほどのキャベツの千切りと一緒に生姜焼きを食べていた。俺には薬を飲むのだからビール禁止にされている。
明日まで我慢。
問題なければまた楽しい晩酌ライフだーと命の水を求めてしまうのは仕方がない!だって夏だしね!そんな言い訳を心の中でしながら
「朝は俺が作るんで各自温めて食べるようには言ってます」
「まぁ、遅く起きるなら自分の事は自分でやるは当然だな」
言いながらもがつがつとご飯を漬物だけで一杯食べる食欲に我が家の五合炊きの電気炊飯器は既に底が見えだしていた。後で二合ほど焚いておけば夜食としておにぎりにして食べてたり先生なんかはお茶づけにして食べていたりする。水野の家の実家が米農家と言う事でお米だけはいつも持参してくれるので帰りに魚を持ってってもらう様にしている。ちゃんと今回も発泡スチロール持参で来る辺りそう言う事だ。
「とりあえず綾人、一週間で陸斗はどれぐらいになった?」
「呑み込み早いですよ。何とか中学生レベルにはなったので来週から合流してくる奴らと足並みは合わせれます」
「おふっ、俺も覚えがあるけど陸斗頑張ったな」
植田がそうやって誉めれば少し照れくさそうに野沢菜を摘まむ仕種を可愛いと見守ってしまう。
「植田もゲームやりたかったらちゃんと勉強する。そうしたら職にもつけて課金のし放題だ」
「綾人さんが言うこのセリフに信頼はありませんね」
「何を言う、俺はちゃんと三件の電子新聞を購読して常に世間の動きに目を光らせているぞ」
「地元の新聞と日経かな?後どこを?」
植田のそんなにもと言う意外な声に
「英字新聞。英語の勉強にもなるしお薦めだぞ」
「日本に住んでるのだから日本語の新聞で十分じゃないっすか」
水野が信じられないと箸の先を加えて顔を引き攣らせていた。
「俺の場合そう言うわけにもいかないんだよ。
それよりもせんせー、こいつらに小屋の話ししてないんですか?」
「ん?説明何て実際見せてからの方が早いだろう」
そうかもしれないけどと思うも山ほどの生姜焼きを食べながら先生の話を聞く。
「なんかよくわからんうちに綾人が納屋を直すとか言い出してフランスシェフに丸め込まれて乗っ取られてかけているんだが、屋根がの茅が腐ってるからな。これを機に茅をやめてガルバリウム鋼板とかいうのに変えるって事になってな。この村唯一の茅の屋根の家の終わりだから手伝うよな?社会勉強だしこれも経験で二度とできない体験になるぞ」
「遠まわしに労働力の頭数にされてる!」
「作業用の服なんて持ってきてないし!」
呻く水野と植田に先生は冷静に買出しに行く時に取りに行こうかと残酷にも告げ、二人はガクリと項垂れるのだった。
「せんせーこの夏のイベント盛り過ぎじゃない?」
「第二種電気工事士だっけ?役に立つの?」
モリモリとご飯を掻きこんで味噌汁と共に呑み込み
「お前らの付加価値になるだろう。履歴書にも書ける立派な国家資格で先生も四年前に綾人達に付き合って資格を取ったぞ。ちなみに今の家に引っ越して来た時に持って来たエアコンを設置できたし、古い家だからな。配線方法が直結タイプだったからひっかけタイプに変えて新しい照明器具に変えたりで実費だけで済んで節約できたな」
「手伝った俺達へのお礼がアイスだけって理不尽さを感じたけどな」
「別にいいだろ?雪が酷過ぎて帰れない日はうちに泊まらせてあげたんだし」
「その節はお世話になりました」
「綾人さんの家バス停から歩くと一時間かかるからねぇ」
「遭難しそうっすね」
もっもっ、とご飯を食べながら生姜焼きを麺類のように食べる高校生にお前らなら生きていけるなとみそ汁を飲んだ後に言ってしまうも一人だと難しいっすねと冷静に寂しくて泣きそうと言うのだから可愛いよな。実際は寂しくて泣きそうになるレベルじゃないぞと大皿にキャベツと一緒に盛られた生姜焼きを食べやすいように向きを変えてやる。
「所でこの後の予定はどうなってる?」
「俺達は風呂に入ってから十時ぐらいまでもうひと踏ん張りするつもりです」
「でた!綾人さんのスパルタ合宿!」
「水野、植田、お前達にはちゃんと課題を用意しておいたぞ。
第二種電気工事士の問題を拾っておいたから今夜中に一通り目を通しておけ。
明日の朝から傾向と対策を練るぞ」
「ぐふっ、拙者今宵戦いに行かねば……」
「植田安心しろ。サブに連絡してあるから居なくても大丈夫だって言質とったぞ」
「綾人さん酷い……」
「酷いって言うのはな、ここに来て何の成果を得ずに帰る奴らに使う言葉だ。まさかそんな人間に成り果てるわけじゃないよなぁ水野も?」
「当然っす!俺は確実にこの田舎を出たいので大学が駄目でも専門学校でもいいので綾人さんの命令には従いますよ」
もし家を出るとするなら就職ではなく勉強をしに家を出る事が条件だと親と約束した水野は可愛らしい事に健気に約束を守ろうとしている。高卒が何も悪いわけじゃない。大卒だから良いと言うわけじゃない。水野の親と話す機会があった折りに中卒の父親は学生を辞めたら勉強する機会はめっきり減る。生きる事に精一杯になって気が付いたらかみさんと子供がいて生意気な事を言うようになったとぼやき、勉強できる時に少しでも人生の選択が広がる様に導いてやりたいんだと煙草をふかしながら遠い目をしていた水野父の思いをくみ取って上手くあいつを誘導している。
ただし、何がやりたいか明確な目的を今もってなくこの春宮下と一緒に映像の編集を手伝わしてみたが、さすが今時の子。宮下の言う事をサクサクと理解して編集にこだわったり字幕を付けたり宮下とは違う路線だが器用にこなして見せた。意外と言うか植田同様パソコンのモニターを苦にもせずに教えた作業はこなしてくれているのでエクセルの初歩を教え込んではある。
本音を言えば水野と植田を一纏めにして専門学校に放り込みたいのだけど、さすがに俺の理想で二人の進路を決めるわけにはいかなく、先生と上手くその気にならないかと一学期末の三者面談で勧めた作戦は親子そろって考え出してくれている。
無理に大学に行かなくても手に職を付けるのも考えてみたらと言うのが俺の意見だ。
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