2回目チート人生、まじですか

ゆめ

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動き出した影と光

無視です。

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「でもこれは…」

 慌てるエリサティカ様に顔を向ける。

「大丈夫、こいつらは雑魚だ。すぐ終わる」

 それを聞いたのか魔獣は怒ったように咆哮する。

「図星をつかれて怒ったのか?」
「これ以上挑発するな、アホか」

 うわ、爺さんにアホって言われた。傷ついた。まあいいか。

 そして俺は数匹の魔獣と向かい合う。

 …や、そんな強敵じゃないのでシリアス空気出さずにさっさと終わらせちゃいますよ。

 先に動いたのは魔獣の方だった。
 一瞬で俺との距離を縮める。

「『幅かれ風』」

 そして俺が瞬時に展開した防御魔法に弾かれ、吹っ飛ぶ。

「『風を穿て』」

 奴らが吹っ飛び体勢を立て直そうとしているその隙を見計らい、攻撃する。やー、風って怖い怖い。調節して威力を増大させれば普通に狂気になっちゃうもんなー
 しかし勿論黙って風による攻撃を受けているおとなしーい奴ではない。
 俺たちに猛突進してくるので俺はさらに魔法を重ねる。

「『果てなき空』」

 そして自身にかかる異様な重力に耐えることが出来ず、魔獣達はどんどん血を流す。

「よし。じゃ、行くぞ」
「え、いい、のですか?」

 エリサティカ様はまだ生きている魔獣を無視して次に行っていいのか、と心配しているようだ。

  心配ご無用!俺がこの場から居なくなっても別に魔法が解けるわけじゃないしそもそももうすること無くあいつらが息絶えるのをここでじっと見てるのも暇だし、時間の無駄!

「大丈夫、どうせ動けやしないから」
「そ、そうですか…」

 そして俺達は走り出す。
 話は無駄な体力消費なので走ってる最中は最低限しか話さないがどうやら爺さんがどうしても気になることがあるようで俺に話しかけてくる。

「お主、さっきの魔法…あの規模の魔法でろくな詠唱をしておらんかったな。しかもあんなの見たことも聞いたこともなかったぞ」
「あー…」

 ま、そりゃ固有魔法オリジナルだしなぁ…

「まぁ………気にすんな」
「気になるから聞いておるんじゃ!」
「えー」

 だってオリジナルって言ったら言ったでどうやって作ったー!とか聞かれそうだし、時間ないしめんどくさいしめんどくさいし…

 よし。無視しましょう。

「無視するな!」

 無視です。

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