2回目チート人生、まじですか

ゆめ

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動き出した影と光

走りますよ

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 城内に入った俺達は足音を殺しながら走った。

(最短ルートで駆け上がるぞ)
(はい!)

 俺は探知魔法を展開する。そしてどこに奴らがいるか正確に把握する。
 しかし、これにより奴らに俺らの存在がバレることとなる。
 俺らの詳しい所在地がバレるのも時間の問題だ。

 そして次の瞬間、唐突に警報が鳴り響く。

「やっぱそうくるか」
「兵士達をまず動かすのですか…」
「あぁ、兵士ごときにやられる奴なんか戦いたいと思わねぇってことだろ」
「逆に兵士達を倒して自身の元へ着いたら強いと判断、戦いたいという訳じゃな」
「あぁ。力試しってやつか」

 もうバレたので余計な魔力を使う念話を解除する。

「いたぞ!!!!侵入者だ!!!!」
「3人だ!!かかれ!!!」

 うわぁ…大勢出来た…

「エリサティカ様、フードを深くかぶっとけ」
「は、はい」

 小声でそう伝えると俺は兵士達の中に突っ込んだ。
 足を止めてたら時間の無駄だ。
 
「ちょっと寝てろ」

 魔法は使わない。これくらいなら素手で終わる。
 俺はまず一番前にいるやつの鳩尾にストレートを入れる。意識を飛ばし、倒れる最中の兵士の背中を借りて後ろの奴の顔面に回し蹴り。壁を蹴ってさらに奥まで行き後ろにいたやつの背後に立つ。そして手刀を落とす。
 わずか数秒で片付けることに成功。
 全員が意識を失い、床に伏している。

「行くぞ!!」
「は、はい!!」

 流石に国の兵士がこうもあっさりやられたことにエリサティカ様は動揺してるだろう。
 気にしなくていいから、俺は慣れてるからこうなるだけで、ね。

 俺は階段を駆け上がる。
 その最中に遭遇した兵士達は全て寝てもらった。
 そして途中で止まる。

「ど、どうしたのじゃ」
「や…んー…やっぱくるか」

 角からのそりと出てきたのは数匹の魔獣。

「な!?」
「いや…兵士達をあらかた片したから次はこいつら来るとは思ってたんだよねー」
「ど、どうするのですか!?!?」
「あ?殺るに決まってる」
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