2回目チート人生、まじですか

ゆめ

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過去

魔王戦6

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 俺は後ろを振り返る。

 そこには顔を青くし、呆然と立ちすくしているクラスメイトがいた。

「チッ………………………出来るだけ纏まれ!!!!『幅かれ風』『幅かれ土』」

 俺は小さくなって纏まったクラスメイトの周りにまず土で囲うように壁を作りそして風を纏わせる。
  そこでタイムアップ。

「くっそ、」


 辺りに本日2度目の爆音が鳴り響いた。

『流石にほぼ生身で受けたお前のダメージはたでかいな。というか死にそうだな』
「ーーーーッ……ぁ…………」

 もはや腕を上げることすらできず地面から立ち上がれなかった。

 うーん…流石に身体能力強化しただけで防御魔法ほぼ無しはやばいな。
 痛いレベル越してるぞ。これ。

「ーーっ、」

 俺はのろのろとした動きでポケットから一つのネックレスを出す。
 そして握ろうとした瞬間、ネックレスが俺の手から飛ぶ。

 遅まきながらそれが魔王の攻撃により俺の手から飛ばされたと理解した。

『蒼く澄んだ宝石が使われたものか………なるほど…魔力石か。もう魔力も無いか』

 蒼く澄んだ宝石は魔力石と言われている。そこから魔力を使用者が取り込むことが出来る。魔力が無くなった魔導師やら冒険者やらがたまに使う。しかし基本そこまで魔力を使い切る前に勝つやら撤退するやらで使用頻度は少ない。

『確かに…あんだけ魔法を連用したらそうなるのは当然。人間にしては魔力を持っていたようだがな』
「うる、せ……」

 魔王は近づき壊そうと魔法を使用。

『…保護魔法が組み込まれてるのか…』
「へっ、」
『まぁそんなもの……………』

 そして魔王は魔法で壊せなかったため直接握りつぶそうとする。

「………ハハッ」
『な、に!?!?』

 右手で。
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