2回目チート人生、まじですか

ゆめ

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勇者たち

初めての魔法

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「それでは長々しい説明はこれ位にして実践といきましょうか」

 いよいよ、か。
 魔法という単語に心は踊るが使い方を間違えたら人をたやすく傷つけることが出来てしまうだろう。
 特に俺らは魔力が常人よりも高いらしい。
 攻撃魔法などは考えて使ってください、と説明もあった。

「では最初に簡単な初級魔法からいきましょうか。手を前に、手のひらを上に向け出してください」

 全員が指示通りに行なう。

「それでは私の後に続いて詠唱をお願いします。『我が命に応え、従え。大いなる炎よ』」
「「「『我が命に応え、従え。大いなる炎』」」」 

 その瞬間、身体から何か抜けるような感覚がした。そして手のひらにはバスケボール並の炎の球が浮かんでいる。

 これは流石に興奮を隠せない。
 たった一言。一言発するだけで炎が出現したのだ。
 科学が発達していた地球では考えようがない現実だ。

「す、すげぇ…まじででた…」
「えぇ、今のは火炎の初級魔法です。大きさは魔力量により多少変わりますが…大体皆様方よりも少し小さいくらいですね」
「これってどうやって消えるんだ?」

 クラスの男子が問う。

「あ、普通に握りつぶす感じで手を握っていただければ消えますよ」

 握りつぶすって言った。握りつぶすって言った。

 ってあ、きえた。

 そういえば、と気になってたことを口にする。

「同じ魔法でも詠唱って種類あるんですか?」
「基本は…そうですね、一つとされてます。が盗賊などではたまに別の詠唱を使用しているものもいるそうですが…噂の範疇に過ぎませんので一種類と覚えてくだされば結構です」
「ありがとうございます」

 ってことは詠唱でなんの魔法使うかバレんのか……まぁお互い様か…
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