2回目チート人生、まじですか

ゆめ

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拡大する魔の手

割りと知識ある俺!!!

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 …………やばかった。
 ブァーザンとの戦いと同じくらいやばかった。

 俺の着替えをもろ見て、悲鳴をあげた少女はひとまず寝てもらってる。

 や、手荒なことはしてません!断じてしてません!!ただ魔法で寝てもらっただけっす。
 ほんとそれだけだから!

 流石にあのまま叫ばれ続けても色々困る。
 森の獣たちが寄ってきちゃうし。

 俺は寝てもらってる間に着替えを完了。
 そしてそのまま少女を置いていくのもあれなので近くで食事をしている。気になることもあるし…

15分近くたった頃

「ん…あれ……私…」
「あ、起きた?」
「へ………あぁぁぁ!!!!!!さっきの変態!!」
「あれ?初対面の人に心を抉られた!!!」

 変態じゃないのに……と少し落ち込む。
 そして俺はそれより、と口を開く。

「なんでこんな所にいんのか聞いてもいいか?あなたみたいな階級の人が」
「……何のことですか」
「誤魔化したって無駄。その紋章」

 俺は自分の首をトントンと叩く。
 少女はハッ、としたように手で髪に隠れがちな首を隠す。いや、鎧に描かれている紋章を隠した。

「その紋章はフラリートのそれも王家の紋章。それをつけることが出来る人間は限られている」

 フラリートとはヴァストークよりも南に位置する国の名前。

 俺は自分の言葉とともに指を一つづつ立てていく。

「一、王様。二、王妃。三、第一王子。四、第二王子。そして五、第一王女」

 少女は微かに顔色を変えた。

 確か第一王子は成人している筈、第二王子と第一王女はまだ2人とも14歳ほどで成人は迎えていない。

「しかもその中で紋章が入った鎧を身につけているのは現在王様と第一王子のみのはず……何故あなたがそれをしているのか。それも護衛の一人すらつけず」

「答えてもらっても?第一王女、エリサティカ様?」

 少女、いや、王女はその綺麗な顔を歪ませた。
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