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忍び寄る影
訓練
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「止まらない止まらない足を動かして」
「体勢崩されてもすぐに立て直して。敵はその隙を見逃さないぞー」
「お互いの動きをちゃんとよく見て動けー」
徹と本田。とりあえず2人の力量を見せてもらおうと思い俺と打ち合っている。2人がかりで。
流石に城で訓練を詰んできただけあってそれなりに動けている。だがこれでは魔族、魔人、そして魔王と戦うにはまだ足りない。
所々で指示しながら打ち合う。
だが基礎体力が劣っているのだろう。
2人は段々と息を切らし始めた。
そして体力が少なくなり動きが鈍くなってきた所で中断した。
「はーい、終わりー」
「………ハァ、ハァ…………ハァ………」
「ハァ…………ハァ………」
「うーん、いいと思うけど基礎体力が少し足りないなー……」
「いや……………2時間以上も打ち続けて………息切らしてない………お前が異常だって……………」
「いやいや君たちにもこれくらいは軽々やってもらわなきゃ困るよ」
それに実戦では殺気や焦り、恐怖緊張などが混じり精神的にもより負荷がかかる。訓練なんかよりもよっぽど体力を消耗するのだ。だから訓練で長く動けても実際にはもっと早い段階で体力気力も尽きてしまう。
「でも2人とも凄いと思うがねぇ…1年ちょいでこれだけってもっと鍛えれば凄いことになるんじゃね?」
「いやいや……………お前に言われても…」
「え、?」
俺に言われても…?何かな?ん??
「とりあえず基礎体力を上げなきゃなぁ…あと2人ともだいぶ魔力高いみたいだから魔法と剣、同時に上手く使えるようになりたいね」
「同時………………………」
まあ同時に使いこなせるようになるのは割と大変だけど頑張ればなんとかなるさ。
とりあえず今日のメニューを頭の中で考える。
いや、やはりとにかく走るしかないか。
「んじゃ、まずは走りますか」
走り込みが終わったら体を少し休めて打ち込み。
戦うということを身体に染み付けなければいけない。
そしてこういった訓練をサボると結果的に自分や、周りに死をもたらす。
この道を選んだからには生きるために死ぬ気で特訓するしかないのだ。
悲しいかな。
本当なら日本という平和な国で高校生として勉強して、遊び行って、進路に悩んで…そんな当たり前の日々を過ごしていたのに世界を守るために戦って、命の危機に晒されて。
自分で選んだからといっても元の世界に戻るためには戦うしかない。
運命とはなんで残酷なんだろう。
「本田!無駄な動きが多い!」
「うる……ハァ……せぇ……………おりゃ!!」
頼ってきてくれたからにはしっかりやろうと思う。
死なないくらいに力をつけてやりたいと思う。
「徹!立て直しが遅い!」
生き残るには鍛えるしかない。
「おつ…………かれ………さま…………でした………………」
「ほいお疲れ様」
あれから数時間後。
床に転がる2人に水を持ってきてやる。
余程喉が渇いてたのか一瞬でグラスの中の水が無くなってしまったので魔法で飲水を生成してやる。
「ありがと…………」
「おう」
俺も床に腰を下ろす。
しばらく沈黙が続き、本田が便所、と言い部屋から出ていく。
2人になって徹が口を開いた。
「本田が言い出したんだ」
「ん?」
「訓練をつけてもらおうって」
「へぇ……」
あいつが言い出したのか。
「なんでかわかんないけどもっと強くならなきゃいけないっ、て。いつだか祭りの日の朝どこか行ってたんだろうね、本田と佐々田さんが2人で帰ってきたんだよ」
あぁ、あの日か。
「2人ともなんか凄い深刻な顔しててさぁ……何があったんだーって聞いてもはぐらかされるし」
「ほー」
「夜いつもみんなで色々話し合うんだけどそこで本田が言い出したんだよ、急に」
「唐突だったんだな」
「ほんと唐突」
苦笑いしながら思い出すように目をつぶる。
「蒼涼気になったら?佐々田さんが居ないことに」
「あぁ」
「その時にさ、佐々田さんがパーティー抜けるって言ったんだよ」
あぁ、やはり抜けていたのか。
「私には戦えない、って…………後方支援に回るって」
「……………へぇ…」
驚いた。戦いから逃げたと思っていたが違う方法で戦うことを選んでいたのか。確かに前線で戦うのはそれなりに覚悟がいる。それに怯えた者はもう戦うことは出来ない。
そして前線が、戦う者が居るというのは裏でサポートしてくれている人々も居るということ。
彼女はサポートをする方に回ったのだ。自分では戦えないと判断して。
それも一種の戦いだ。
後方支援がなければ結局前線でも戦うことは出来ない。
「今は一旦城に戻って色々してくれてるみたい」
「………そうだったのか」
「彼女も彼女なりに色々考えたんだろうね。なんか少しスッキリした顔してた」
それならいい。
「きっと蒼涼お陰なんだろーなって」
「なんで俺が出てきたんだよ」
「勘」
「根拠ねぇな~」
俺の勘は当たるの、と2人で笑い合う。
久々に2人で笑い合う。
日本にいた頃はいつも笑いあっていた。くだらないことをして、くだらないこと話して…
俺があの日、こいつと、こいつらと道を別れて進んでからこんな日はもう来ないと心の底で思っていた。だがこうして昔みたいに過ごせている。
泣きたくなるほど嬉しい事だった。
「あ、本田が帰ってきた」
「ほんとだ……………そういやお前達どこで泊まってんの?」
「ん?あぁ、ここのすぐ近くの………あぁ、あそこあそこ」
窓に近づき指さした方向を見る。
確かにそちらの方面に割といい感じの宿屋があった気がする。
「あれ?でも勇者なら王様が城に泊めるとか言わなかった?」
「言われたなー…断ったけど」
「え、なんで?」
「え、……だって気使うじゃん」
俺そういうの苦手、と心底嫌そうな顔した徹に再び笑いが込み上げてくる。
「なるほど、」
「じゃ、とりあえず今日は帰るわ」
「おう、また明日」
「何時くらいならいい?」
「あー…別にいつでもいいよ。でも朝早い方がいっぱい訓練出来るからいいかもな」
「分かった」
「おう、じゃあな」
「また明日」
「体勢崩されてもすぐに立て直して。敵はその隙を見逃さないぞー」
「お互いの動きをちゃんとよく見て動けー」
徹と本田。とりあえず2人の力量を見せてもらおうと思い俺と打ち合っている。2人がかりで。
流石に城で訓練を詰んできただけあってそれなりに動けている。だがこれでは魔族、魔人、そして魔王と戦うにはまだ足りない。
所々で指示しながら打ち合う。
だが基礎体力が劣っているのだろう。
2人は段々と息を切らし始めた。
そして体力が少なくなり動きが鈍くなってきた所で中断した。
「はーい、終わりー」
「………ハァ、ハァ…………ハァ………」
「ハァ…………ハァ………」
「うーん、いいと思うけど基礎体力が少し足りないなー……」
「いや……………2時間以上も打ち続けて………息切らしてない………お前が異常だって……………」
「いやいや君たちにもこれくらいは軽々やってもらわなきゃ困るよ」
それに実戦では殺気や焦り、恐怖緊張などが混じり精神的にもより負荷がかかる。訓練なんかよりもよっぽど体力を消耗するのだ。だから訓練で長く動けても実際にはもっと早い段階で体力気力も尽きてしまう。
「でも2人とも凄いと思うがねぇ…1年ちょいでこれだけってもっと鍛えれば凄いことになるんじゃね?」
「いやいや……………お前に言われても…」
「え、?」
俺に言われても…?何かな?ん??
「とりあえず基礎体力を上げなきゃなぁ…あと2人ともだいぶ魔力高いみたいだから魔法と剣、同時に上手く使えるようになりたいね」
「同時………………………」
まあ同時に使いこなせるようになるのは割と大変だけど頑張ればなんとかなるさ。
とりあえず今日のメニューを頭の中で考える。
いや、やはりとにかく走るしかないか。
「んじゃ、まずは走りますか」
走り込みが終わったら体を少し休めて打ち込み。
戦うということを身体に染み付けなければいけない。
そしてこういった訓練をサボると結果的に自分や、周りに死をもたらす。
この道を選んだからには生きるために死ぬ気で特訓するしかないのだ。
悲しいかな。
本当なら日本という平和な国で高校生として勉強して、遊び行って、進路に悩んで…そんな当たり前の日々を過ごしていたのに世界を守るために戦って、命の危機に晒されて。
自分で選んだからといっても元の世界に戻るためには戦うしかない。
運命とはなんで残酷なんだろう。
「本田!無駄な動きが多い!」
「うる……ハァ……せぇ……………おりゃ!!」
頼ってきてくれたからにはしっかりやろうと思う。
死なないくらいに力をつけてやりたいと思う。
「徹!立て直しが遅い!」
生き残るには鍛えるしかない。
「おつ…………かれ………さま…………でした………………」
「ほいお疲れ様」
あれから数時間後。
床に転がる2人に水を持ってきてやる。
余程喉が渇いてたのか一瞬でグラスの中の水が無くなってしまったので魔法で飲水を生成してやる。
「ありがと…………」
「おう」
俺も床に腰を下ろす。
しばらく沈黙が続き、本田が便所、と言い部屋から出ていく。
2人になって徹が口を開いた。
「本田が言い出したんだ」
「ん?」
「訓練をつけてもらおうって」
「へぇ……」
あいつが言い出したのか。
「なんでかわかんないけどもっと強くならなきゃいけないっ、て。いつだか祭りの日の朝どこか行ってたんだろうね、本田と佐々田さんが2人で帰ってきたんだよ」
あぁ、あの日か。
「2人ともなんか凄い深刻な顔しててさぁ……何があったんだーって聞いてもはぐらかされるし」
「ほー」
「夜いつもみんなで色々話し合うんだけどそこで本田が言い出したんだよ、急に」
「唐突だったんだな」
「ほんと唐突」
苦笑いしながら思い出すように目をつぶる。
「蒼涼気になったら?佐々田さんが居ないことに」
「あぁ」
「その時にさ、佐々田さんがパーティー抜けるって言ったんだよ」
あぁ、やはり抜けていたのか。
「私には戦えない、って…………後方支援に回るって」
「……………へぇ…」
驚いた。戦いから逃げたと思っていたが違う方法で戦うことを選んでいたのか。確かに前線で戦うのはそれなりに覚悟がいる。それに怯えた者はもう戦うことは出来ない。
そして前線が、戦う者が居るというのは裏でサポートしてくれている人々も居るということ。
彼女はサポートをする方に回ったのだ。自分では戦えないと判断して。
それも一種の戦いだ。
後方支援がなければ結局前線でも戦うことは出来ない。
「今は一旦城に戻って色々してくれてるみたい」
「………そうだったのか」
「彼女も彼女なりに色々考えたんだろうね。なんか少しスッキリした顔してた」
それならいい。
「きっと蒼涼お陰なんだろーなって」
「なんで俺が出てきたんだよ」
「勘」
「根拠ねぇな~」
俺の勘は当たるの、と2人で笑い合う。
久々に2人で笑い合う。
日本にいた頃はいつも笑いあっていた。くだらないことをして、くだらないこと話して…
俺があの日、こいつと、こいつらと道を別れて進んでからこんな日はもう来ないと心の底で思っていた。だがこうして昔みたいに過ごせている。
泣きたくなるほど嬉しい事だった。
「あ、本田が帰ってきた」
「ほんとだ……………そういやお前達どこで泊まってんの?」
「ん?あぁ、ここのすぐ近くの………あぁ、あそこあそこ」
窓に近づき指さした方向を見る。
確かにそちらの方面に割といい感じの宿屋があった気がする。
「あれ?でも勇者なら王様が城に泊めるとか言わなかった?」
「言われたなー…断ったけど」
「え、なんで?」
「え、……だって気使うじゃん」
俺そういうの苦手、と心底嫌そうな顔した徹に再び笑いが込み上げてくる。
「なるほど、」
「じゃ、とりあえず今日は帰るわ」
「おう、また明日」
「何時くらいならいい?」
「あー…別にいつでもいいよ。でも朝早い方がいっぱい訓練出来るからいいかもな」
「分かった」
「おう、じゃあな」
「また明日」
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