2回目チート人生、まじですか

ゆめ

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動き出した影と光

一時帰宅

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 となると大分この件は厄介だ。なぜ魔族が絡んでるのか、なぜこの村が狙われたのか。誰がこんなことをしたのか。誰がこの村を壊そうとしたのか。
 俺は怒りとともに拳を握る。

「とりあえず考えなければいけないことは山ほどあるので私達は一旦帰らせて頂きます」
「あ、は、はい」

 あまりの展開についてけてない長は呆然としながら首を縦に何回も降る。

「とりあえ畑の件は治しておきました。雨に関することですが少し時間をください。それまでは村の貯蔵タンクに真水を入れておきます。また、畑の近くに穴を掘り水を貯めておきますので暫くはそちらにての対処をお願いします。毎日水の補給補充に来ますので遠慮なく使ってください」
「あ、ありがとうございます!!」
「だ、団長…?そんな大量の水どうやって運ぶんだ?」
「あぁ、魔法でちょちょいのちょいだ」
「へ、へぇ…」

 おい、まて。なぜこいつは若干引いている。俺はそんなひかれるような事言ったか!?え、待って傷ついた!

 その後、俺は貯蔵タンクに魔法で作り出した真水を満タンにいれ、穴を掘り土が水を吸収しないように施したあと、水を大量に貯めた。

「団長ー…」
「あー?」
「あの村少し前から雨に悩まされてることは来てたんだよ」
「あー」

 そういや出かける前にそんなことを言ってたな。

「でもよ、ただの干ばつだと判断して特になんの処置も行わなかった」
「………」
「こんなに村のやつらが苦しんでんのに俺ら何もしてなかったんだぜ…?団長が団長じゃなかったら一生気づいてなかった………ほんと…情けねぇな」
「………」

 そもそもこれは騎士団の仕事ではない。騎士団とは王を守り、民を守り、国を守る。どちらかと言うと干ばつなどそちらの方は宰相たちの仕事だ。だがそちらでも同じように干ばつという判断だったのだろう。騎士団が動いていなくても不思議ではない。
 だがこいつは悔いている。何もしなかった自分に対して。

「今から助けてやろーぜ」
「団長…」
「犯人を見つけてボコって解決しよう。俺らが。な?」
「…ハハッ、そだな。それは俺の得意分野だ」
「お、なら任せたぞ!!顔をボコボコにしてやれ!イケメンだったら特に顔な!」
「イケメンに厳しいな団長は」
「当たり前だろ!?!?」

 イケメンは敵だ。それはこの世の真理だ。覆すことは不可能。分かったか。

「それじゃあとりあえず帰ってアナラスと会議だな」
「おう……………………ん?団長………………アナラスと会議?」
「あ、そうだけど?」

 アナラスは騎士団の中でもかなりの頭脳派だ。頼らない手はない。なのに何故だろう。何故こいつはこの世の終わりのような顔をしているのか。

「はーーーーーーーーー……アナラスに言うのか…」
「………………………あ」

 やばいわかってしまったこいつのこの表情の理由。嘘だろまじか。あぁそういうことかなるほど。

 今回内緒で仕事サボって来てたんだった。バレないように来てたんだった。

 確実に

「説教コースやん…」

 絶望な顔をした俺とセトルイスは転移魔法で帰って無事怒られた。
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