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第3章 ゴースト・キング編
第211話 烽霊会
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「烽霊会はGEAの情報なら大半を知っている」
「それはさっきも聞いた。何で、そんなことが可能なんだ?」
「色々とあるんだよ、俺たちなりの動きが」
「何だよ、それ」
「それより、青山 優牙の方には雷 飛龍という人物が向かっている。青山 優牙、生きているといいな」
「強いのか、雷 飛龍」
「雷は朱雀の能力の使い手。序列で言えば4人中3番目に強い」
「3番目ならそんなに強くないんじゃ・・・」
「ナメるなよ?烽霊会はもとがかなり強いんだ。3番目とは言えど、かなりの強者だぞ?」
この時、マッカは何かを躊躇っているような様子だった。
「どうした?何を躊躇っているんだ?」
「・・・、いや、雷は現在の序列では2番目に強い奴なんだ」
「現在の序列?」
「四神の白虎の能力はこの世からは既に消えている」
「そうなのか?」
「まぁ、烽霊会内で色々とあってな。また、話すよ」
「ふーん。それなら、とりあえず、優牙さんを助けに行かないと」
「俺にも負けかけたお前が行ってどうなる?」
「じゃあ、お前も着いてきてくれよ!!」
「はぁ?」
「だって、結果的には、俺、お前に勝ってるし」
「でも、今だって、手を縛ってるのは、GEAに俺を裏切り者として突き出すためだろ?」
「あ~、そうしようかな~って思ったけど、お前が俺に協力してくれるならなしにする。どうせ、お前だって、まだ、死にたくないだろ?」
「どこまでお人好しなんだよ・・・」
「お人好しなんじゃない。優牙さんなら、きっとこうするからこうしただけだ」
「青山 優牙は敵にも優しいんだな」
「きちんと分かり合える相手には優しいんだよ、あの人は」
「仕方がない。お前に負けたし、その指示に従うよ」
「さっきから思っていたけど、お前ってやけに素直だよな」
「俺はそういう教育を受けて育ったんだよ」
「ふーん、裏切ったら、次は倒すからな?」
「裏切らねぇよ」
俺はマッカの手を縛っているロープを解き、マッカと共に歩き出した。
「それはさっきも聞いた。何で、そんなことが可能なんだ?」
「色々とあるんだよ、俺たちなりの動きが」
「何だよ、それ」
「それより、青山 優牙の方には雷 飛龍という人物が向かっている。青山 優牙、生きているといいな」
「強いのか、雷 飛龍」
「雷は朱雀の能力の使い手。序列で言えば4人中3番目に強い」
「3番目ならそんなに強くないんじゃ・・・」
「ナメるなよ?烽霊会はもとがかなり強いんだ。3番目とは言えど、かなりの強者だぞ?」
この時、マッカは何かを躊躇っているような様子だった。
「どうした?何を躊躇っているんだ?」
「・・・、いや、雷は現在の序列では2番目に強い奴なんだ」
「現在の序列?」
「四神の白虎の能力はこの世からは既に消えている」
「そうなのか?」
「まぁ、烽霊会内で色々とあってな。また、話すよ」
「ふーん。それなら、とりあえず、優牙さんを助けに行かないと」
「俺にも負けかけたお前が行ってどうなる?」
「じゃあ、お前も着いてきてくれよ!!」
「はぁ?」
「だって、結果的には、俺、お前に勝ってるし」
「でも、今だって、手を縛ってるのは、GEAに俺を裏切り者として突き出すためだろ?」
「あ~、そうしようかな~って思ったけど、お前が俺に協力してくれるならなしにする。どうせ、お前だって、まだ、死にたくないだろ?」
「どこまでお人好しなんだよ・・・」
「お人好しなんじゃない。優牙さんなら、きっとこうするからこうしただけだ」
「青山 優牙は敵にも優しいんだな」
「きちんと分かり合える相手には優しいんだよ、あの人は」
「仕方がない。お前に負けたし、その指示に従うよ」
「さっきから思っていたけど、お前ってやけに素直だよな」
「俺はそういう教育を受けて育ったんだよ」
「ふーん、裏切ったら、次は倒すからな?」
「裏切らねぇよ」
俺はマッカの手を縛っているロープを解き、マッカと共に歩き出した。
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