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第2章 再臨編
第169話 渡米へ向けて
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「これは、これは、アメリカGEA総会長のデリック・ワグナー氏。そんなに慌てた様子でどうされましたか?」
「まだ、こちらには伝わっていなかったんですね。昨日、1000年前の幽霊が目を覚ましました」
「1000年前の幽霊と言うと、あの?」
「名はゴースト・キング。1000年前、世界中の祓い師が力を合わせて封印した幽霊です。幽霊階級は真。まさに神に近い幽霊です」
「前に鍵蔵さんに聞いたことがあります」
隣で柊が呟いた。
「どんなやつなんだ?」
「その昔、日本の東にある大陸に超巨大な幽霊が現れ、世界中の祓い師が力を合わせ、核を取り除き、封印したらしいですよ」
「核?」
「核はゴースト・キングの心臓のようなものです。核は現在、アメリカGEAの本部の地下に封印されています」
デリック・ワグナー氏が言った。
「デリック氏、ゴースト・キングは今、どこに?」
「モンタナ州の上空です。昨日、出現してから、そこに止まって、動いていません。ゴースト・キングの目的が核を回収することなのであれば、すぐにアメリカGEA本部がある、ワシントンD.C.を目指すはずなんですが・・・」
「デリック氏、他国への応援要請は?」
「日本を含める6ヶ国に要請しています。イギリス、ドイツ、中国、エジプト、ロシア、そして日本の6ヶ国です」
「なるほど・・・。では、1週間以内に日本から5名の祓い師をアメリカに向かわせます。それまで、待っていただけますか?」
「もちろんです。ありがとうございます」
そう言って、デリック氏は帰っていった。
「柊、雷翔、なんだか新しいことが始まりそうだな」
「そうですね、優牙さん。まぁ、俺たちの手にかかれば」
「どんな問題も解決だな」
「そうだよな、これからも3人で頑張ろう」
こうして、凪澤の復活に関する一連の戦いは終わった。また、新しい物語が始まりそうだ。
「まだ、こちらには伝わっていなかったんですね。昨日、1000年前の幽霊が目を覚ましました」
「1000年前の幽霊と言うと、あの?」
「名はゴースト・キング。1000年前、世界中の祓い師が力を合わせて封印した幽霊です。幽霊階級は真。まさに神に近い幽霊です」
「前に鍵蔵さんに聞いたことがあります」
隣で柊が呟いた。
「どんなやつなんだ?」
「その昔、日本の東にある大陸に超巨大な幽霊が現れ、世界中の祓い師が力を合わせ、核を取り除き、封印したらしいですよ」
「核?」
「核はゴースト・キングの心臓のようなものです。核は現在、アメリカGEAの本部の地下に封印されています」
デリック・ワグナー氏が言った。
「デリック氏、ゴースト・キングは今、どこに?」
「モンタナ州の上空です。昨日、出現してから、そこに止まって、動いていません。ゴースト・キングの目的が核を回収することなのであれば、すぐにアメリカGEA本部がある、ワシントンD.C.を目指すはずなんですが・・・」
「デリック氏、他国への応援要請は?」
「日本を含める6ヶ国に要請しています。イギリス、ドイツ、中国、エジプト、ロシア、そして日本の6ヶ国です」
「なるほど・・・。では、1週間以内に日本から5名の祓い師をアメリカに向かわせます。それまで、待っていただけますか?」
「もちろんです。ありがとうございます」
そう言って、デリック氏は帰っていった。
「柊、雷翔、なんだか新しいことが始まりそうだな」
「そうですね、優牙さん。まぁ、俺たちの手にかかれば」
「どんな問題も解決だな」
「そうだよな、これからも3人で頑張ろう」
こうして、凪澤の復活に関する一連の戦いは終わった。また、新しい物語が始まりそうだ。
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