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第2章 天界大会編
第108話 圧倒的
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「蒼天術・剣」
「黒天術・剣」
僕と曽伍はシヴァに斬りかかった。しかし、刃をあっさりと折られ、蹴り飛ばされた。
「クソ痛てぇ」
「曽伍、遠距離攻撃で攻めよう。近距離がダメなら遠距離しかないだろ?あいつは体術に優れすぎている。近距離はとてもじゃないけど無理だ」
「遠距離かありだな、黒天術・双」
「蒼天術・双ッ」
シヴァに向かって飛んでいった4本の光の矢をシヴァは拳で弾き返し、光の矢がこちらに飛んできた。
「わッ、危ねぇッ!!」
近距離もダメ、遠距離もダメとなったら、一体、どうしたらいいんだよ。こんな時に雷翔たちがいてくれたら・・・
「すまねぇ、待たせたなぁ、優牙。アイツは俺らに任せろッ!!」
「雷翔ッ!?」
タイミング良く後ろから雷翔たちが歩いてきた。
「さっき離れ離れになってから、3回程ワープホールを行き来して、やっとこの島に辿り着いたんだ。そこから優牙の霊気を辿ってここまで来た。で、状況は?」
「アイツはシヴァ神。曽伍と近距離攻撃、遠距離攻撃を試したがどちらもほぼ無意味に等しい。雷翔、来てくれたのはありがたいが、勝算はあるのか?」
「近距離も遠距離もダメ?それはねぇだろ、必ずどちらかは弱い。俺が思うに恐らくやつは近距離戦が強い。だから、遠距離攻撃で攻める・・・と言いたいところだが、俺もチャレンジャーだ。近距離戦で決める」
「バカなこと言うなよ、雷翔、ここで負けたら現世には帰れなくなるんだぞッ!!」
「・・・GEAに入ってから、いや、それ以前から俺は優牙に憧れていた。初めて会った時を覚えているか?化女沼で顔を合わせただけだが、その時からお前は強いと思っていた。お前のおかげでライバル心を持てた。結果、強くなろうと思えた。お前のように俺も強くなりたいんだ」
「雷翔・・・、絶対に戦闘不能になるなよ」
「おう、任せとけ!!」
ー天界大会終了まで残り2時間39分、残り人数90人ー
「黒天術・剣」
僕と曽伍はシヴァに斬りかかった。しかし、刃をあっさりと折られ、蹴り飛ばされた。
「クソ痛てぇ」
「曽伍、遠距離攻撃で攻めよう。近距離がダメなら遠距離しかないだろ?あいつは体術に優れすぎている。近距離はとてもじゃないけど無理だ」
「遠距離かありだな、黒天術・双」
「蒼天術・双ッ」
シヴァに向かって飛んでいった4本の光の矢をシヴァは拳で弾き返し、光の矢がこちらに飛んできた。
「わッ、危ねぇッ!!」
近距離もダメ、遠距離もダメとなったら、一体、どうしたらいいんだよ。こんな時に雷翔たちがいてくれたら・・・
「すまねぇ、待たせたなぁ、優牙。アイツは俺らに任せろッ!!」
「雷翔ッ!?」
タイミング良く後ろから雷翔たちが歩いてきた。
「さっき離れ離れになってから、3回程ワープホールを行き来して、やっとこの島に辿り着いたんだ。そこから優牙の霊気を辿ってここまで来た。で、状況は?」
「アイツはシヴァ神。曽伍と近距離攻撃、遠距離攻撃を試したがどちらもほぼ無意味に等しい。雷翔、来てくれたのはありがたいが、勝算はあるのか?」
「近距離も遠距離もダメ?それはねぇだろ、必ずどちらかは弱い。俺が思うに恐らくやつは近距離戦が強い。だから、遠距離攻撃で攻める・・・と言いたいところだが、俺もチャレンジャーだ。近距離戦で決める」
「バカなこと言うなよ、雷翔、ここで負けたら現世には帰れなくなるんだぞッ!!」
「・・・GEAに入ってから、いや、それ以前から俺は優牙に憧れていた。初めて会った時を覚えているか?化女沼で顔を合わせただけだが、その時からお前は強いと思っていた。お前のおかげでライバル心を持てた。結果、強くなろうと思えた。お前のように俺も強くなりたいんだ」
「雷翔・・・、絶対に戦闘不能になるなよ」
「おう、任せとけ!!」
ー天界大会終了まで残り2時間39分、残り人数90人ー
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