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第1章 日本旋廻 三段壁及び旧犬鳴トンネル編
第49話 三段壁及び旧犬鳴トンネル
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10月10日 三段壁及び旧犬鳴トンネルに改造霊が出現。三段壁には紅葉 葵と紅葉 那由他が向かい、旧犬鳴トンネルには呉 礎咲が向かった。
「遅かったなぁ、人間。ん、双子か?名はなんという?」
「俺は紅葉 那由他だ。お前、改造霊か?」
「俺は紅葉 葵だ。主霊はどうした?」
「私の名はマダミス。そうだ、その通りだ、私は改造霊だ。しかし、ここの主霊に関しては私もまだ確認していないな」
「ヒャッハアアアァァァァァ、死ねぇぇぇっ!!」
「ぐはッ!!」
そう聞こえた次の瞬間、兄貴の胸を何者かの拳が貫いた。そして、兄貴が倒れた。
「兄貴、兄貴、しっかりしてくれよ!!」
兄貴はもう息をしていなかった。
「ヒャッハ、やっぱりいいね~。やっぱり、人の死はとても良い。だが、もう少し苦しそうに死んで欲しかったなぁ。まぁ、即死級の拳だったから仕方ないか」
兄貴を殺した奴はニヤニヤしながらそう言った。俺はマダミスを放っておいて、手持ちの刀で兄貴を殺した奴に斬りかかった。
「よくも兄貴をッ!!紅葉術・木の葉の地ッ!!」
術を使って確実にそいつを斬ったはずだったがそいつには傷一つすらついていなかった。
「ヒャッハ、弱い弱い。後ろの霊も、お前もまとめて死ぬがいいッ!!喑条死死拳!!」
連撃の拳が俺とマダミスを吹っ飛ばした。そして、吹っ飛ばしたマダミスの方へ近づいていき、マダミスを吸収した。
「オェェェェ、何だ、この不味い霊は!?普通の霊とは違う味がしやがる」
「一体なんなんだよ、お前は?」
「俺はここの主霊・崩夭仙、死を好み、生ける者を狩る者だぁ。さぁさぁ、お前の命もここにおいて行くがいい」
「遅かったなぁ、人間。ん、双子か?名はなんという?」
「俺は紅葉 那由他だ。お前、改造霊か?」
「俺は紅葉 葵だ。主霊はどうした?」
「私の名はマダミス。そうだ、その通りだ、私は改造霊だ。しかし、ここの主霊に関しては私もまだ確認していないな」
「ヒャッハアアアァァァァァ、死ねぇぇぇっ!!」
「ぐはッ!!」
そう聞こえた次の瞬間、兄貴の胸を何者かの拳が貫いた。そして、兄貴が倒れた。
「兄貴、兄貴、しっかりしてくれよ!!」
兄貴はもう息をしていなかった。
「ヒャッハ、やっぱりいいね~。やっぱり、人の死はとても良い。だが、もう少し苦しそうに死んで欲しかったなぁ。まぁ、即死級の拳だったから仕方ないか」
兄貴を殺した奴はニヤニヤしながらそう言った。俺はマダミスを放っておいて、手持ちの刀で兄貴を殺した奴に斬りかかった。
「よくも兄貴をッ!!紅葉術・木の葉の地ッ!!」
術を使って確実にそいつを斬ったはずだったがそいつには傷一つすらついていなかった。
「ヒャッハ、弱い弱い。後ろの霊も、お前もまとめて死ぬがいいッ!!喑条死死拳!!」
連撃の拳が俺とマダミスを吹っ飛ばした。そして、吹っ飛ばしたマダミスの方へ近づいていき、マダミスを吸収した。
「オェェェェ、何だ、この不味い霊は!?普通の霊とは違う味がしやがる」
「一体なんなんだよ、お前は?」
「俺はここの主霊・崩夭仙、死を好み、生ける者を狩る者だぁ。さぁさぁ、お前の命もここにおいて行くがいい」
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