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Chapter7(女優編)
Chapter7-⑫【innuendo】後編
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アサヒの推理は違う気がした。
スクープ欲しさにやるにしては大胆過ぎる。
失敗した時のリスクを考えれば、常人ならしない筈だ。
狂人ならあるかもしれないが、三流週刊誌のカメラマンはやらないだろう。
『とすると金目的か?』
そう考えると気が楽になった。
『金で解決するなら安いもんだ。』
相手が連絡してくるのを持つしかない。
慟哭するアサヒを見ていると、再びペニスが活気付いてきた。
ネットに画像が出回ったのは翌々日だった。
金銭の連絡はないままに。
瞬く間に拡散していく。
男に掘られて喘いでいるアサヒの画像は世間を騒がせるのに充分だった。
不思議な事に背後に立つ男の顔はどの画像も切れている。
どうやらターゲットはアサヒだったらしい。
晴れ晴れした気分で山下の家へ向かう。
解決金の10万円は使用する事はなくなった。
沸々と沸き上がる衝動の捌け口にワタルを選んだのだ。
「また前回と同じコースで。」
ユウヤは財布を出し、先に金を払う。
「今日は二回目なので、少しレベルアップします。」
「レベルアップ?」
怪訝な視線をワタルに向ける。
「そうです。
普段の力をセーブするのです。
今日からトレーニングはこれを着用してもらいます。」
微笑んだトレーナーが手を伸ばした。
「マスクとリング?
これを使うんすか?」
「そうです。
締め付けられた拘束の中でトレーニングする事により、血流を制御し、乳酸濃度を高
める。
そして外した時、一気に流れた乳酸が成長ホルモンを爆発させる。
拘束が解かれた効果は二割は増します。」
トレーナーの言葉に頷く。
猛々しい股間が萎える事はない。
勇ましい股間はその理論を証明していた。
「なら先生も締め付けているんすか?」
キャップで視線を隠したまま聞く。
「勿論です。
暫く外してないですね。
今では外すのが怖いです。」
「怖い?」
「外した時のパワーが自分でも制御出来ないのです。」
トレーナーは笑って言うが、それが冗談でない事は分かった。
「見せてくれないっすか?」
恐る恐る聞いて見る。
「只ではないですよ。」
トレーナーがスパッツを下げた。
真っ赤に鬱血したペニスに幾重にも血管が浮かんでいた。
睾丸の根本に食い込むリングは全てを塞き止めている様だ。
「さ、触ってもいいっすか?」
「更にチャージされますよ。」
「ああ、二万円追加する。」
震える手を伸ばす。
触れた瞬間、手を引っ込める。
電気に触れた時の様に。
それは肉体の一部とは思えない固さだった。
鉄でもない、岩でもない、そう正に角だ。
雄が他の雄と戦う為の角だった。
二度目はゆっくりと掌で覆う。
弾力は全くない。
あるのは凛とした勇猛さだけだった。
ユウヤはこのトレーナーに付いて行こうと決心する。
『力をセーブするだけなら、リングだけで充分ではないか?
何故、マスクまで必要なのか?
まあ、いいか。』
リングとマスクがあれば、もう二度と失態を繰り返す事はないと思えた。
(完)
スクープ欲しさにやるにしては大胆過ぎる。
失敗した時のリスクを考えれば、常人ならしない筈だ。
狂人ならあるかもしれないが、三流週刊誌のカメラマンはやらないだろう。
『とすると金目的か?』
そう考えると気が楽になった。
『金で解決するなら安いもんだ。』
相手が連絡してくるのを持つしかない。
慟哭するアサヒを見ていると、再びペニスが活気付いてきた。
ネットに画像が出回ったのは翌々日だった。
金銭の連絡はないままに。
瞬く間に拡散していく。
男に掘られて喘いでいるアサヒの画像は世間を騒がせるのに充分だった。
不思議な事に背後に立つ男の顔はどの画像も切れている。
どうやらターゲットはアサヒだったらしい。
晴れ晴れした気分で山下の家へ向かう。
解決金の10万円は使用する事はなくなった。
沸々と沸き上がる衝動の捌け口にワタルを選んだのだ。
「また前回と同じコースで。」
ユウヤは財布を出し、先に金を払う。
「今日は二回目なので、少しレベルアップします。」
「レベルアップ?」
怪訝な視線をワタルに向ける。
「そうです。
普段の力をセーブするのです。
今日からトレーニングはこれを着用してもらいます。」
微笑んだトレーナーが手を伸ばした。
「マスクとリング?
これを使うんすか?」
「そうです。
締め付けられた拘束の中でトレーニングする事により、血流を制御し、乳酸濃度を高
める。
そして外した時、一気に流れた乳酸が成長ホルモンを爆発させる。
拘束が解かれた効果は二割は増します。」
トレーナーの言葉に頷く。
猛々しい股間が萎える事はない。
勇ましい股間はその理論を証明していた。
「なら先生も締め付けているんすか?」
キャップで視線を隠したまま聞く。
「勿論です。
暫く外してないですね。
今では外すのが怖いです。」
「怖い?」
「外した時のパワーが自分でも制御出来ないのです。」
トレーナーは笑って言うが、それが冗談でない事は分かった。
「見せてくれないっすか?」
恐る恐る聞いて見る。
「只ではないですよ。」
トレーナーがスパッツを下げた。
真っ赤に鬱血したペニスに幾重にも血管が浮かんでいた。
睾丸の根本に食い込むリングは全てを塞き止めている様だ。
「さ、触ってもいいっすか?」
「更にチャージされますよ。」
「ああ、二万円追加する。」
震える手を伸ばす。
触れた瞬間、手を引っ込める。
電気に触れた時の様に。
それは肉体の一部とは思えない固さだった。
鉄でもない、岩でもない、そう正に角だ。
雄が他の雄と戦う為の角だった。
二度目はゆっくりと掌で覆う。
弾力は全くない。
あるのは凛とした勇猛さだけだった。
ユウヤはこのトレーナーに付いて行こうと決心する。
『力をセーブするだけなら、リングだけで充分ではないか?
何故、マスクまで必要なのか?
まあ、いいか。』
リングとマスクがあれば、もう二度と失態を繰り返す事はないと思えた。
(完)
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