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Chapter4(下坂編)
Chapter4-⑧【太陽にLOVE MOTION!】前編
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立派な男根が小さなビキニを突き破りそうだ。
タクの口は開き放しだ。
「きゃー、きゃー!」
隣の女性はしっかりとぺニスを掴んで離さない。
スタッフが現れ、女性を引き離す。
「先輩は入れないっすか?」
リョウマが舌を出し、淫らに踊る。
「なら僕が入れる!」
タクはチップを握った手を股間へ滑り込ませる。
たった一枚なのに中々手を出さない。
先程のスタッフが動くのが見えた。
「じゃ、先輩はまた後で。」
リョウマが動くと、次のブロックから落雷の様な歓声が聞こえてきた。
「リョウマって凄い人気だね。
あのデカマラなら頷ける。
この指が回らなかったんだ。」
タクが親指と人差し指で輪っかを作る。
「亀頭の括れといい、浮き出た血管といい、マジ最高!
あー、あんなので掘られたい!」
タクの賛辞は止まらない。
これで暫く高木狙いは収まるかと、胸を撫で下ろす。
今日ここへ来た目的は達成出来た。
確かに歓声はリョウマが一番だろう。
チップでビキニは殆ど見えない。
自信満々のパフォーマンスは人気ナンバーワンの裏付けがある事を知り、納得する。
ゴーゴー時代にトップになったはない。
省エネボーイと陰口を叩かれていた自分とは真逆の存在だ。
スポットライトの真ん中にいる男より、元医者により強く惹かれた。
ジムにタクの姿がない。
珍しい事だと、ランニングマシンから表を眺める。
今日も暑くなりそうだと、晴れ渡る青空を見上げた。
プールのゲイアリアだけは人で溢れているだろう。
『なる程、タクは1人でプールに行ったな。』
込み上がる笑いを押し殺す。
「今日は一人か?」
高木がマシンの隣に立つ。
大きめのジャージを着た高木にゲイらしさは微塵もない。
「はい、タクはプールに行ったみたいです。」
姿勢を正して答える。
「大分黄ばんできたな。
今日は来るか?」
「はい、お願いします。」
横柄な態度がコンプレックスの裏返しである事が分かり、更に高木が好ましく思え
た。
「今日は縛ってやる。
いいな?」
「はい!」
ラバーマンに変身した高木に気を付けの姿勢で返事する。
「後でスタッフルームに来い。
ケツワレ一丁で、汚れ具合をチェックしてやる。」
野太い声が耳を擽った。
「ここがワタルの言ってた場所だな。」
タクは身を屈め、生い茂る枝を潜り抜ける。
木々の隙間から、テーブルが一組見えた。
間違いなさそうだ。
「もう、嫌だって、言ってるでしょ!」
突然聞こえた女性の声に動きが止まる。
「嫌だって言いながら、ここへ来たって事は満更でもないんだろ。
素直になれよ。」
聞き覚えのある声だ。
太い幹に身体を寄せ、顔だけ出す。
カタルシスで見た顔が陽射しの中で微笑んでいた。
タクは目を凝らし、隙間を伺う。
競泳用のスーツを着た若い女性と対峙していた。
リョウマの穿くウェアは競泳用と思えない程、小さく薄い。
待ち望んだ巨根を目の当たりにして、唾を飲み込む。
(つづく)
タクの口は開き放しだ。
「きゃー、きゃー!」
隣の女性はしっかりとぺニスを掴んで離さない。
スタッフが現れ、女性を引き離す。
「先輩は入れないっすか?」
リョウマが舌を出し、淫らに踊る。
「なら僕が入れる!」
タクはチップを握った手を股間へ滑り込ませる。
たった一枚なのに中々手を出さない。
先程のスタッフが動くのが見えた。
「じゃ、先輩はまた後で。」
リョウマが動くと、次のブロックから落雷の様な歓声が聞こえてきた。
「リョウマって凄い人気だね。
あのデカマラなら頷ける。
この指が回らなかったんだ。」
タクが親指と人差し指で輪っかを作る。
「亀頭の括れといい、浮き出た血管といい、マジ最高!
あー、あんなので掘られたい!」
タクの賛辞は止まらない。
これで暫く高木狙いは収まるかと、胸を撫で下ろす。
今日ここへ来た目的は達成出来た。
確かに歓声はリョウマが一番だろう。
チップでビキニは殆ど見えない。
自信満々のパフォーマンスは人気ナンバーワンの裏付けがある事を知り、納得する。
ゴーゴー時代にトップになったはない。
省エネボーイと陰口を叩かれていた自分とは真逆の存在だ。
スポットライトの真ん中にいる男より、元医者により強く惹かれた。
ジムにタクの姿がない。
珍しい事だと、ランニングマシンから表を眺める。
今日も暑くなりそうだと、晴れ渡る青空を見上げた。
プールのゲイアリアだけは人で溢れているだろう。
『なる程、タクは1人でプールに行ったな。』
込み上がる笑いを押し殺す。
「今日は一人か?」
高木がマシンの隣に立つ。
大きめのジャージを着た高木にゲイらしさは微塵もない。
「はい、タクはプールに行ったみたいです。」
姿勢を正して答える。
「大分黄ばんできたな。
今日は来るか?」
「はい、お願いします。」
横柄な態度がコンプレックスの裏返しである事が分かり、更に高木が好ましく思え
た。
「今日は縛ってやる。
いいな?」
「はい!」
ラバーマンに変身した高木に気を付けの姿勢で返事する。
「後でスタッフルームに来い。
ケツワレ一丁で、汚れ具合をチェックしてやる。」
野太い声が耳を擽った。
「ここがワタルの言ってた場所だな。」
タクは身を屈め、生い茂る枝を潜り抜ける。
木々の隙間から、テーブルが一組見えた。
間違いなさそうだ。
「もう、嫌だって、言ってるでしょ!」
突然聞こえた女性の声に動きが止まる。
「嫌だって言いながら、ここへ来たって事は満更でもないんだろ。
素直になれよ。」
聞き覚えのある声だ。
太い幹に身体を寄せ、顔だけ出す。
カタルシスで見た顔が陽射しの中で微笑んでいた。
タクは目を凝らし、隙間を伺う。
競泳用のスーツを着た若い女性と対峙していた。
リョウマの穿くウェアは競泳用と思えない程、小さく薄い。
待ち望んだ巨根を目の当たりにして、唾を飲み込む。
(つづく)
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