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Chapter1(光明編)
Chapter1-⑤【TOKYO DREAM】後編
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先程見たマッスルビートの画像を思い出し、シングレットを手にする。
ガーゼの様に薄い生地だ。
反対側の指紋迄、はっきりと見えた。
股間の卑猥な染みがワタルを唆す。
『着てみろよ。
画像撮って送ってやったら、相手も喜ぶぜ。』
手が勝手に動く。
ベルトを外し、ジーンズを下ろす。
解放されたマラが上を向いた。
シンクの上にある鏡の前に立つ。
薄い生地が伸び、筋肉に張り付く。
丸で何も着てない感覚だ。
直ぐに新たな染みが出来た。
シャンプーをずらし、空間を作る。
そこにタイマーをセットしたスマホを立て掛け、ポーズを取った。
等間隔だったアラームが忙しくなる。
更に染みが広がっていく。
大胸筋を鷲掴みにしたり、シングレットの上からマラを扱く。
瞬く間に下半身はびしょ濡れになる。
それでも繰り返しタイマーをセットしてはポーズを撮った。
呆気なく、射精してしまう。
細かい目から濃厚な雄汁が溢れ出る。
それを画像に収めると、やっと落ち着く。
15年振りの日本での一発目がこれかと、我ながら可笑しくなる。
だが欲情しながらの射精は何年振りだろうか?
事務的な自慰とは全く違う。
その相違が気分を高めてくれた。
ウェアへの中出しは初めての経験だ。
生暖かく、饐えた臭いを発するシングレットが凄く気に入った。
生地の隙間で乾燥していた雄汁が新たな刺激を受け、活性化したらしい。
刺激臭に包まれ、再びムラムラしてくる。
何時までも着ていたい。
だが無断着用ではそうもいかない。
シングレットを脱ぐと、シンクで洗い、またロープに掛けた。
撓るロープには魅惑的なウェアが溢れている。
一日一着、撮影する事を思い付く。
『毎日違うウェアを送ったら、マッスルビートはどんな反応をするだろうか?
着せて欲しいと言うだろうか?
それとも着たままやろうと言うだろうか?』
パソコンに向かい文面を考える。
『俺も久し振りに日本に戻ってきて、やることがないんだ。
取り残された者同士気が合いそうだな。
メールじゃなくて会わないか?
シングレット着たまま酒でも飲もうぜ。』
クリップマークをクリックし、最新のフォルダから画像を選ぶ。
最初に撮ったまだ先走りの少ない画像を選択した。
『絶対に引っ掛かる筈だ。』
送信ボタンを押すと、広げた布団に寝転ぶ。
夜勤明けの男が寝るにしては匂いはない。
ふかふかの布団が心地好い。
高い天井を見ている内に深い眠りに落ちた。
スマホの着信音で目が覚めた。
のろのろと起き上がり、スマホを取る。
9時を少し過ぎていた。
まだ瞼が重く、寝足りない。
「まだ寝てたのか?
もう直ぐ駅に着く。
飯食おうぜ。
昨夜入ったコンビニの隣が定食屋だ。
30分後に来い。」
「ふぁーい。」
欠伸と返事が同時に出る。
「鍵締めて出てこいよ。
それと一つ言い忘れてた。
同居する上で、従ってもらうことがある。
それを守って来い。」
ランマがその条件を告げた。
眠たさが一気にすっ飛ぶ。
提示された条件は凄く刺激的だった。
(つづく)
ガーゼの様に薄い生地だ。
反対側の指紋迄、はっきりと見えた。
股間の卑猥な染みがワタルを唆す。
『着てみろよ。
画像撮って送ってやったら、相手も喜ぶぜ。』
手が勝手に動く。
ベルトを外し、ジーンズを下ろす。
解放されたマラが上を向いた。
シンクの上にある鏡の前に立つ。
薄い生地が伸び、筋肉に張り付く。
丸で何も着てない感覚だ。
直ぐに新たな染みが出来た。
シャンプーをずらし、空間を作る。
そこにタイマーをセットしたスマホを立て掛け、ポーズを取った。
等間隔だったアラームが忙しくなる。
更に染みが広がっていく。
大胸筋を鷲掴みにしたり、シングレットの上からマラを扱く。
瞬く間に下半身はびしょ濡れになる。
それでも繰り返しタイマーをセットしてはポーズを撮った。
呆気なく、射精してしまう。
細かい目から濃厚な雄汁が溢れ出る。
それを画像に収めると、やっと落ち着く。
15年振りの日本での一発目がこれかと、我ながら可笑しくなる。
だが欲情しながらの射精は何年振りだろうか?
事務的な自慰とは全く違う。
その相違が気分を高めてくれた。
ウェアへの中出しは初めての経験だ。
生暖かく、饐えた臭いを発するシングレットが凄く気に入った。
生地の隙間で乾燥していた雄汁が新たな刺激を受け、活性化したらしい。
刺激臭に包まれ、再びムラムラしてくる。
何時までも着ていたい。
だが無断着用ではそうもいかない。
シングレットを脱ぐと、シンクで洗い、またロープに掛けた。
撓るロープには魅惑的なウェアが溢れている。
一日一着、撮影する事を思い付く。
『毎日違うウェアを送ったら、マッスルビートはどんな反応をするだろうか?
着せて欲しいと言うだろうか?
それとも着たままやろうと言うだろうか?』
パソコンに向かい文面を考える。
『俺も久し振りに日本に戻ってきて、やることがないんだ。
取り残された者同士気が合いそうだな。
メールじゃなくて会わないか?
シングレット着たまま酒でも飲もうぜ。』
クリップマークをクリックし、最新のフォルダから画像を選ぶ。
最初に撮ったまだ先走りの少ない画像を選択した。
『絶対に引っ掛かる筈だ。』
送信ボタンを押すと、広げた布団に寝転ぶ。
夜勤明けの男が寝るにしては匂いはない。
ふかふかの布団が心地好い。
高い天井を見ている内に深い眠りに落ちた。
スマホの着信音で目が覚めた。
のろのろと起き上がり、スマホを取る。
9時を少し過ぎていた。
まだ瞼が重く、寝足りない。
「まだ寝てたのか?
もう直ぐ駅に着く。
飯食おうぜ。
昨夜入ったコンビニの隣が定食屋だ。
30分後に来い。」
「ふぁーい。」
欠伸と返事が同時に出る。
「鍵締めて出てこいよ。
それと一つ言い忘れてた。
同居する上で、従ってもらうことがある。
それを守って来い。」
ランマがその条件を告げた。
眠たさが一気にすっ飛ぶ。
提示された条件は凄く刺激的だった。
(つづく)
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