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第二章
第二十六部分
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一方、華莉奈の攻撃は続いていた。
「このままズタズタに引き裂かれるがよいですわ。倒されたふたりの分も含めて痛みを受けるがいいですわ。ホーホホホッ。」
「誰か助けてくれ~!」
「宇佐鬼大悟さん。あなたの声はどこにも届きませんわ。この生徒会室は秘密を守るため、完全防音加工を施しておりますの。でも痛いなら大騒ぎすることはよくてよ。他の生徒たちに聞こえない限り迷惑をかけることはありませんから。」
「く、くそー。ここまでか。こんなところでオレの人生が終わるのか。こんなことなら、せめてユリが雪ねえなのかどうかだけでもちゃんと確認すべきだった。あのど貧乳が!オレは巨乳党なんだ!」
「なんだか、すごく失礼なことを言われたような気がするわ。」
豊胸グッズを物色していたユリの手が止まった。
(そんなもの、使っても効果がないのは、あたしが証明するわよ。それより生徒会室に急ぎなさいよ。)
「誰なの?なんか人の声がしたような。気のせいかな。」
(違うわよ。ここにいるわよ。)
「ここって、どこ。」
(こんなシチュエーションならひとつしかないでしょ。)
「まさか。頭の中?」
(そうだよ。)
「あんたは、時々あたしの夢に出てきてるよね?」
(そんなことはどうでもいいの。今は緊急事態だから。)
「まあいいわ。あんたの正体は後から聞くとして、どうして生徒会室にいかなきゃいけないの?」
(あなたが気になる人がいるからよ。)
「そ、そんな人いないんだけど。」
(本当にいないの?それならここで時間潰しをしてもらってもいいけど。)
「き、気になる人はいないわよ。注意しなきゃいけないヤツはいるけど、人間じゃないし。」
(それはそうかもね。その非人間が危ないわよ。それもあなたのよく知ってる危険人物に襲撃されてるわ。)
「どうしてそんなことがわかるのよ。」
(あたしが神様だからかな?(笑))
「冗談に聞こえないわ。とにかく、パンツ魔王がピンチなのね?」
(魔王って断定するのもどうかしら。それにすごく大切な役割を持ってるかもよ。)
「そりゃ、ブルマンを生み出す悪の魔王なんだから、当然だわ。」
(本当にそう思ってるのかな?実際魔王ではあるみたいだけど。)
「あんたはいったい誰なのよ?」
(さあ、あなたがよく知ってる人かもよ。ふふふ。)
こうして、動き出したユリ。向かった先は生徒会室である。
「このままズタズタに引き裂かれるがよいですわ。倒されたふたりの分も含めて痛みを受けるがいいですわ。ホーホホホッ。」
「誰か助けてくれ~!」
「宇佐鬼大悟さん。あなたの声はどこにも届きませんわ。この生徒会室は秘密を守るため、完全防音加工を施しておりますの。でも痛いなら大騒ぎすることはよくてよ。他の生徒たちに聞こえない限り迷惑をかけることはありませんから。」
「く、くそー。ここまでか。こんなところでオレの人生が終わるのか。こんなことなら、せめてユリが雪ねえなのかどうかだけでもちゃんと確認すべきだった。あのど貧乳が!オレは巨乳党なんだ!」
「なんだか、すごく失礼なことを言われたような気がするわ。」
豊胸グッズを物色していたユリの手が止まった。
(そんなもの、使っても効果がないのは、あたしが証明するわよ。それより生徒会室に急ぎなさいよ。)
「誰なの?なんか人の声がしたような。気のせいかな。」
(違うわよ。ここにいるわよ。)
「ここって、どこ。」
(こんなシチュエーションならひとつしかないでしょ。)
「まさか。頭の中?」
(そうだよ。)
「あんたは、時々あたしの夢に出てきてるよね?」
(そんなことはどうでもいいの。今は緊急事態だから。)
「まあいいわ。あんたの正体は後から聞くとして、どうして生徒会室にいかなきゃいけないの?」
(あなたが気になる人がいるからよ。)
「そ、そんな人いないんだけど。」
(本当にいないの?それならここで時間潰しをしてもらってもいいけど。)
「き、気になる人はいないわよ。注意しなきゃいけないヤツはいるけど、人間じゃないし。」
(それはそうかもね。その非人間が危ないわよ。それもあなたのよく知ってる危険人物に襲撃されてるわ。)
「どうしてそんなことがわかるのよ。」
(あたしが神様だからかな?(笑))
「冗談に聞こえないわ。とにかく、パンツ魔王がピンチなのね?」
(魔王って断定するのもどうかしら。それにすごく大切な役割を持ってるかもよ。)
「そりゃ、ブルマンを生み出す悪の魔王なんだから、当然だわ。」
(本当にそう思ってるのかな?実際魔王ではあるみたいだけど。)
「あんたはいったい誰なのよ?」
(さあ、あなたがよく知ってる人かもよ。ふふふ。)
こうして、動き出したユリ。向かった先は生徒会室である。
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