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天然か、策略か③
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足で蹴って乱暴にドアを開き、彼女をベッドの上にどさりと下ろした。
「......さすがにあんな事言われて忠犬でいられるほど、俺は出来た人間じゃないから」
自分から誘った癖に、戸惑ったように揺れる彼女の大きな瞳。
だから今さら絶対に逃がしてなんかやるものかという意思表示的な意味合いも込めて、彼女の着ていたTシャツの裾から指先を滑り込ませた。
こういった事を彼女にするのは、二度目。
一度目は冗談という事にしてあげたけれど、あの時と今では状況が違う。
「あの......奏くん!
......私だけ脱がされるの、恥ずかしいんだけど。
あと、電気!消して、お願い!」
涙目で俺を見上げ、必死な様子で訴える千尋さん。
滑らかな彼女の肌の感触を楽しみながら、クスリと笑って耳元で意地悪く囁いた。
「俺にも、脱いで欲しいの?
......千尋さんってば、意外と大胆」
勿論そんな意味で言ったのではないと、分かっていたけれど。
ますます赤く染まる、彼女の白い肌。
ブンブンと左右に首を振る仕草は子供みたいなはずなのに、何故か欲を煽られた。
「電気は点いてた方が楽しいから、消してあげない。
でも、分かったよ。脱いであげる。
......これで、いい?」
ニッと笑って見せ付けるみたいにシャツを脱ぎ捨て、自身の首元に手をやった。
だけど彼女はまたしてもぎゅっと目を閉じてしまったから、千尋さんの手を取り腹に直接触れさせた。
それに驚いたようにびくんと大きく震える、小さな体。
動揺した隙を付き、荒々しく口付けて、舌先を口内に侵入させた。
「......さすがにあんな事言われて忠犬でいられるほど、俺は出来た人間じゃないから」
自分から誘った癖に、戸惑ったように揺れる彼女の大きな瞳。
だから今さら絶対に逃がしてなんかやるものかという意思表示的な意味合いも込めて、彼女の着ていたTシャツの裾から指先を滑り込ませた。
こういった事を彼女にするのは、二度目。
一度目は冗談という事にしてあげたけれど、あの時と今では状況が違う。
「あの......奏くん!
......私だけ脱がされるの、恥ずかしいんだけど。
あと、電気!消して、お願い!」
涙目で俺を見上げ、必死な様子で訴える千尋さん。
滑らかな彼女の肌の感触を楽しみながら、クスリと笑って耳元で意地悪く囁いた。
「俺にも、脱いで欲しいの?
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勿論そんな意味で言ったのではないと、分かっていたけれど。
ますます赤く染まる、彼女の白い肌。
ブンブンと左右に首を振る仕草は子供みたいなはずなのに、何故か欲を煽られた。
「電気は点いてた方が楽しいから、消してあげない。
でも、分かったよ。脱いであげる。
......これで、いい?」
ニッと笑って見せ付けるみたいにシャツを脱ぎ捨て、自身の首元に手をやった。
だけど彼女はまたしてもぎゅっと目を閉じてしまったから、千尋さんの手を取り腹に直接触れさせた。
それに驚いたようにびくんと大きく震える、小さな体。
動揺した隙を付き、荒々しく口付けて、舌先を口内に侵入させた。
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