【完結】女性冒険者パーティーの愛玩少年記~ナースのお姉さんたちと一緒の世界に転生したボクは、 病院ごと彼女たちの癒し要員となる~

アンミン

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48・嫉妬

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「あ~……みっちゃん。
 ほら、あ~ん」

「いい加減、機嫌直して欲しいッス」

病院のレストランで―――
なだめるように囲むお姉ちゃんたちに、
ボクはふくれっ面で対応していた。

「む~……

 いくらなんでも~……
 あんな事って」

モニター越しに向こうのお姉さんたちに、
えっちな時の顔は見られちゃったし、

何よりあおいお姉ちゃんだけじゃなく、
他のお姉ちゃんたちも加わったのが、
ショックといえばショックで―――

「確かに、やり過ぎたとは思うのである」

「でも不思議よね~。
 あんなに息ピッタリに、みんなで
 みっちゃんをいじっちゃう、なんて」

理奈お姉ちゃんと詩音お姉ちゃんの
言葉に、ボクも首を傾げる。

「確かに、あの時のお姉ちゃんたち……
 ちょっとおかしかったかも。

 お姉ちゃんたちらしくない、ていうか」

「そうッスねえ。
 いくら勢いとはいえ、私もあんな事が
 出来た事に驚きッス」

ボクの言葉に、加奈お姉ちゃんもうなずく。
すると葵お姉ちゃんが両腕を組んで、
天井を見上げるように、

「う~ん……

 やっぱり、嫉妬もあったのかなあ。
 アタシらに」

「?? 嫉妬?」

ボクが思わず聞き返すと、

「だってさ、成り行きとはいえみっちゃん、
 アタシら以外の女と関係を持つ事に
 なっちゃったし―――

 それで、
 『みっちゃんはアタシらのものだ!!』
 って、あっちの連中に見せつける意味も
 あったんじゃないのかなあ、って」

それを聞いた他のお姉ちゃんたちも、

「あ~……
 それは確かにあるッスかも」

「無いとは言い切れないのである」

加奈お姉ちゃん、理奈お姉ちゃんも
否定せず、

「あぁ、それはまぁ~……

 あの時のわたくし、みっちゃんが
 嫌がるのを無視してまでどうして、
 って思いましたけど~。

 わたくしたちの物、って見せつけるのが
 目的なら、理解出来ますわ~」

最後に詩音お姉ちゃんが、微妙そうな
表情になる。

「理解はしていても、納得はして
 いなかった―――
 ってところか。

 アタシらもこっちの世界で長いけど……
 『一番はアタシたち!!』って、
 どこかでアピールしたかったのかも
 知れない」

葵お姉ちゃんに戻って……
他のお姉ちゃんたちも同意するように
ウンウンとうなずく。

「でもまあ、みっちゃんにとっては
 関係ないッスからねえ」

「すまなかったのである」

と、加奈お姉ちゃんと理奈お姉ちゃんが
謝るのを、ボクはブンブンと頭を左右に
振って、

「う、ううん。
 そういう理由ならボクも怒る事なんて。

 それにボクだって、他のお姉さんたちと
 しちゃって―――
 みんなの事、考えていなかったのかも」

そう言うと、詩音お姉ちゃんが後ろから
抱き着いて来て、

「やっぱりみっちゃんは可愛いですわ~♪
 それに優しいし。

 でも……みっちゃんはどう?
 わたくしたちとシテいる方が、
 一番気持ちいいかしら~?」

大きな胸で圧迫しながら聞かれ、
ボクはどう答えたらいいかわからず、

「えっ、ええとっ。

 他のお姉さんたちシた時も、確かに
 気持ちよかったけど―――

 あっでも!
 お姉ちゃんたち以外の人が気持ちよく
 ないとか、そういうわけじゃなくって」

恥じらいと混乱で、うまく言葉が
出てこない。

そんなボクを見てお姉ちゃんたちは
ニコッ、と笑うと、

「ふむ……
 アタシらが一番!
 と、まだ断言してもらえないか」

「となればぁ~……
 これはもう、一番と言ってもらうため
 頑張るしか無いッスよねえ」

葵お姉ちゃん、加奈お姉ちゃんが席を立ち、

「まだ試していないシチュはたくさん
 あるのである!

 そのためにはやはり―――
 職員寮の復活が不可欠なのである!」

「そうですわね~。
 あそこには、わたくしたちの黒歴史……
 もとい切り札が眠っているはずですわ~。

 というわけでみっちゃん♪
 スキルptポイントが回復次第―――
 お願いするですわ~♪」

次いで理奈お姉ちゃんと詩音お姉ちゃんに
『お願い』され……

ボクはその要求を受け入れた。


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