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サキュバス奴隷は突然に

デート中にフェラチオ

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「お兄ちゃんのびんびんおちんぽ・・・すっごくやらしい匂いするよ──」

  ショピングモールの女性トイレの個室で、下半身を露出するという変態的な行為は、予想以上の背徳感をもって、僕の背中を震わせていた。

  加えて、相変わらずツインテールに髪を結わえた、妹感満載のリティアに、その膨張したペニスの匂いを嗅がれている光景も、ますます僕をイケないことをしている感覚に陥らせていく。

「でもそんなにゆっくりしてられないから──お口でじゅっぽじゅっぽしちゃうね・・・?」

「出したくなったら全部お口の中にちょうだい──洋服汚しちゃったら、映画遅れちゃうから──・・・あ・・・むっ・・・──」

  そしてペニスを包み込む、ぬるりとした、熱いリティアの口の中の感触──。

「んっんっ・・・──ん・・・む・・・あぁ・・ん・・──」 

  下の口と同様に、潤沢な唾液を分泌するリティアの口マンコは、くちゅっ・・・!くちゅっ・・・──!と、一定のリズムで卑猥な水音を鳴らし、敏感な肉棒を快楽の沼へと誘っていった。

  シンプルに、ただ、射精に導くためだけのストロークフェラチオ──。

  しかしそれが逆に、変態プレイのリアルさを醸し出し、よりスリリングな興奮を僕に促してしまう。

  ・・・もし誰か入ってきたら──。

「・・・でさー・・・あの店で──」
「マジでー?すごいねー・・・──」

  そう思っていたら、本当に二人組の女性の声がトイレ内に響き渡り、僕は思わず身体をビクつかせてしまった。

  声を出したら一発でバレてしまう。

  そんな状況の中、リティアのストロークはなぜか早さを増していくのである。

  ・・・恐らく、彼女は見つかったらマズイなどという考えがないのだ。

  ただ、主人が欲情したから処理しているだけ──それがまかり通ると思ってフェラチオに励んでいるのである。

  ちゅぽっ・・・!ちゅぽっ・・・──!

  こちらをつぶらな瞳で見つめながら、口をすぼめてフィニッシュへとスパートするリティア。

「なんか変な音しない?」
「・・・気のせいでしょ。」

  気づかれるかどうかの瀬戸際の中、僕は素直で真っ直ぐな快感に耐えかね、声と呼吸を押し殺して、妹に扮する彼女の口に、ザーメンを放出した。

「んむぅっ・・・!!んぷっ・・・っ──!」

  しかしその量はリティアの小さなお口に収まりきらず、口から飛び出してしまったペニスの先から、彼女の世界一可愛い顔をザーメンティッシュ代わりにしてしまう。

「・・・あぁ・・・──は・・・あ・・・──」

  服を汚さないよう、顔で受け止めた格好だ。

「やっぱ変な音するって・・・あとなんかうめき声みたいな──」
「やめてよ怖いって──早く出よ──!」

  なんとか通報もされずに射精しきるミッションをやり通した僕は、白濁液に汚れた愛玩顔にめをやった。

 「しゅ、しゅごすぎだよおにいひゃん──お顔・・・おまんこにしちゃうなんへぇ・・・──」

  まさに性奴隷の本懐ともいえる顔射をキメられたその姿に、僕は沸々と──秘められた欲望の炎を、静かに心に灯したのだった。
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