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13.彼女の処遇とこれから。
しおりを挟む彼女は魔術師”有明月”として、生活する事を余儀なくされた。すでにシナリオブレイクだね!年齢が近いという事で、俺が”有明月”の教育係に任命されました。これは、人事の方も望んで彼女を魔術師にした訳じゃないからなぁ。俺が立派な魔術師にしろってか?
しかし、彼女には生活魔法が乏しく、保有している魔力量も人よりも少ない為、魔法を使用しただけで、すぐに疲れてしまうのだ。まずは、魔力量の補強かな。仕事には連れていけないや。
・・・と言った傍から、仕事が入りました。しかも、魔法騎士隊第一部隊とです。メンバーには”黒狼”とメイディスも含まれている。王子に対しても、仕事を入れるなんて、国王陛下の考えている事はよく分からない。ちなみに、俺とディネットは魔術師として援護にまわるそうです。公爵令嬢にも仕事をさせるなよ!?まだ、魔術師としてやっていけないレベルよ?
ちなみに、魔力量を向上させる為に、俺が特別に魔力量を上げる服を用意した。ガチャで引いた服を着てね。メイディスは魔法騎士隊の制服を着ており、今日は王子として、ここに来た訳ではない事を象徴している。
しかし、国王陛下の命令は絶対である。・・・今回は、メイディスは魔法騎士隊として、初めての出動らしいです。ついでに、魔術師として、ディネットも、であるが。今回は不安要素が多いよ。今回の任務はやはり、魔物の襲撃事件の原因追究と騒動の鎮静化である。最近は、こういう事なかったのになぁ。
「不安ですね・・・。」
「本当にそうですね・・・。」
ディネットとメイディスは不安で仕方ないようだ。ディネットは転生してから、メイディスにべっとりくっつく事がなくなったので、メイディスも安心して彼女の傍にいる事が出来ているのだ。性格の変化は無視してね。
「あの二人ともそんなに、不安にならないでください。”有明月”さんに関しては、魔力が調整できていないので、不安になると余計な魔力を消費するので、やめてくださいね。」
俺はニッコリと笑う。余程、恐怖に思ったのか、ディネットはメイディスの後ろに隠れる。王子の後ろに隠れるとか、普通なら、不敬罪だからね?そして、メイディスには”黒狼”からの熱い激励?が。
「おい、初めての出動だからって、半端な覚悟でやってたら、死ぬぞ。・・・それに、お前王子だろ。王国の民が危機にさらされているのを黙って見ているのかよ。」
視線が笑っておらず、俺まで気圧されそうだよ。さっさとそれだけ言って去ってしまう。これには、メイディスはやる気を見せる。
「本当に、覚悟決めなければ。」
「その意気ですよ。・・・”有明月”さんに関しては、ちゃんと俺がサポートするので安心してください。誰も前線で戦ってこいだなんて言いませんから。」
「はい・・・。」
ディネットもついに覚悟は決めたようだ。さて、どうなる事やら。
△△△△
現場に向かうと、またもや酷い有様である。王都から離れた場所。どちらかというと、辺境の地に近いところで、魔物の活動が活発である。故に強い魔物が発生しやすいのである。そんな辺境の地での活動。
道中も魔物が何度も襲ってきたよ!しかし、流石の魔法騎士隊。ものともせず、倒していた。こんなところで、やられる訳にいかないしね!
俺達はそれぞれグループに分かれて、聞き込み兼原因追究に努める。しかし、俺と“有明月”はセットで組む事は最初から決まっているからなぁ。魔法騎士隊の中のどんな人達と組まされるやら。と思っていたら、まさかの“黒狼”とメイディスに魔法騎士隊第一部隊、最年少の5歳の少年、ライトと言う人物の3人組と組まされた。魔法騎士隊は基本的に3人一組が一般的らしい。まぁ、俺も魔法騎士隊の一人でもあるから分かる。しかし、このグループやたら平均年齢低くない!?それに、現場に来た事のない新人が3人もいるなんて、頭を抱えるわ!!
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